事前に決めた撮影テーマ「春の道」を念頭に撮った。
なかなか難しかった。
テーマ設定時、今後引き続き取り組むテーマとしても考えたので、山に行った時に登山「道」を撮るのが好きなこともあり、「道」を主題にしてみた。
登山道は幅は狭く起伏があって周りに植物がたくさん生えているので、変化があり構図がとりやすい。
いいテーマだと思ったが、今週末の行先は山では無かった。
幅広い、舗装された味気ない道に、如何にして春を盛り込むか。
難しくはあったが、面白くもあった。
制限を設けなければ目に付いた好きな被写体を主役として、いつもと同じような構図で撮るだけだが、被写体に必ず道を絡めなければいけなく、それ故構図や脇役がこれまでと変わった気がする。
「道」と同じフレームに入る主役の被写体も探さねばならず、観察力アップに繋がりそうだ。
水の通り道だから川も「道」の一つだろうと水路を撮ったり、人が歩けば広場も「道」だろうと都合よく考える柔軟性(なのか?)もいい方向に作用しないだろうか。
テーマ設定の意義が少し分かった気がする。