今回の春の帰省の道草先は月ヶ瀬梅渓にした。
いや、これはもう道草とは言えない。
半日しっかりと時間をとって観梅してきた。
今シーズン最後の観梅先となるだろう月ヶ瀬梅林は、奈良県を代表する梅林のひとつで、ダム湖を望む高台にある。
ダム湖が出来る前は渓流沿いに梅林があったので梅渓ともいうようだ。
帰省ルートにも寄るが、すぐ近くを通りつつこれまで来たことがなく、気になっていた所だ。
WEBで見る当地の梅まつりのパンフレットには複数の駐車場のマークがあり、どこに止めるのが便利なのか分からず、梅林をぐるりと巡るつもりだったので、入口にある湖岸の駐車場に止めて歩き出した。
赤い橋を渡ったところにある「梅の資料館」で紙のパンフレットを手に入れ、梅林中心地らしい方に向う。
歩いて分かったが、このパンフレットの地図はデフォルメされ過ぎてて地図としての機能は低いので注意要。
大体この辺、て感じでしか使えない。
代官坂と呼ばれる急な長い遊歩道をまず登る。
この辺りには梅の木はパラパラとしか無く、花もあまり付けていない。
大丈夫なのかと心配していたら、ようやく梅の木が密生しだした。
坂を上りきると、歩いても歩いても梅の木が現れた。
とても広い範囲に見どころがあり、半日では全てを回ることが出来なかった。
すごいとこだ。
多分核心地と思われる場所を撮影して回った。
広いだけでなく、花の眺めも変化に富んでいた。
農業用の栽培地なのか、なだらかな斜面一面に梅の木が拡がっていたり、梅の品種園があったり、茶店が並びそのテラスから花を見降ろしたり、ダム湖を見晴らしたり、お寺の境内の庭に梅の木を見たり。
栽培用の梅の木が多いのだろうけど、枝垂れ梅も各所に見られ観梅客の人気を集めていた。
咲き加減はちょうど見ごろで、散り始めの木とまだつぼみの残る木が少しあり、以外は咲き揃っていた。
もう壮観だった。
これだけ状態の良い梅の花々を見たのは初めてだろう。
梅はつぼみが一番可愛らしいと思っていたが、咲きたての花弁も生き生きとしていてみずみずしい。
先週の暖かさで一気に咲いたようで、ボチボチ開花が進むようなときは咲き始めの古い花が混じるものだがそれがなく、ほぼ全てが開いたばかりというのが新鮮な理由だろう。
水木金とWEBで開花状況をチェックしていて、毎日2分づつ開花が進んでいた。
HPでは湖畔沿いと山手に分けて状況が表示されていたが、水曜に湖畔沿い5分咲き山手3分咲きだったのが、金曜には早くも湖畔沿いが見ごろ、山手7分咲きとなっていた。
土産物屋のご主人もお客さんに、先週の土曜は全然咲いてなかったのが一気に咲いたね、と話していた。
気まぐれな気候と帰省のタイミングが合致してくれた幸運を享受した。
まだ歩けていないエリアが残っているので、また来たいものだ。
しかし今年の早春は梅の花にだいぶ入れ込んでしまった。
おかげでつぼみの幼さから今をときめく花弁の美しさまで、存分に堪能することができた。
こうしてひとつの花を追いかけ続けるのも面白いかもしれない。
いや、これはもう道草とは言えない。
半日しっかりと時間をとって観梅してきた。
今シーズン最後の観梅先となるだろう月ヶ瀬梅林は、奈良県を代表する梅林のひとつで、ダム湖を望む高台にある。
ダム湖が出来る前は渓流沿いに梅林があったので梅渓ともいうようだ。
帰省ルートにも寄るが、すぐ近くを通りつつこれまで来たことがなく、気になっていた所だ。
WEBで見る当地の梅まつりのパンフレットには複数の駐車場のマークがあり、どこに止めるのが便利なのか分からず、梅林をぐるりと巡るつもりだったので、入口にある湖岸の駐車場に止めて歩き出した。
赤い橋を渡ったところにある「梅の資料館」で紙のパンフレットを手に入れ、梅林中心地らしい方に向う。
歩いて分かったが、このパンフレットの地図はデフォルメされ過ぎてて地図としての機能は低いので注意要。
大体この辺、て感じでしか使えない。
代官坂と呼ばれる急な長い遊歩道をまず登る。
この辺りには梅の木はパラパラとしか無く、花もあまり付けていない。
大丈夫なのかと心配していたら、ようやく梅の木が密生しだした。
坂を上りきると、歩いても歩いても梅の木が現れた。
とても広い範囲に見どころがあり、半日では全てを回ることが出来なかった。
すごいとこだ。
多分核心地と思われる場所を撮影して回った。
広いだけでなく、花の眺めも変化に富んでいた。
農業用の栽培地なのか、なだらかな斜面一面に梅の木が拡がっていたり、梅の品種園があったり、茶店が並びそのテラスから花を見降ろしたり、ダム湖を見晴らしたり、お寺の境内の庭に梅の木を見たり。
栽培用の梅の木が多いのだろうけど、枝垂れ梅も各所に見られ観梅客の人気を集めていた。
咲き加減はちょうど見ごろで、散り始めの木とまだつぼみの残る木が少しあり、以外は咲き揃っていた。
もう壮観だった。
これだけ状態の良い梅の花々を見たのは初めてだろう。
梅はつぼみが一番可愛らしいと思っていたが、咲きたての花弁も生き生きとしていてみずみずしい。
先週の暖かさで一気に咲いたようで、ボチボチ開花が進むようなときは咲き始めの古い花が混じるものだがそれがなく、ほぼ全てが開いたばかりというのが新鮮な理由だろう。
水木金とWEBで開花状況をチェックしていて、毎日2分づつ開花が進んでいた。
HPでは湖畔沿いと山手に分けて状況が表示されていたが、水曜に湖畔沿い5分咲き山手3分咲きだったのが、金曜には早くも湖畔沿いが見ごろ、山手7分咲きとなっていた。
土産物屋のご主人もお客さんに、先週の土曜は全然咲いてなかったのが一気に咲いたね、と話していた。
気まぐれな気候と帰省のタイミングが合致してくれた幸運を享受した。
まだ歩けていないエリアが残っているので、また来たいものだ。
しかし今年の早春は梅の花にだいぶ入れ込んでしまった。
おかげでつぼみの幼さから今をときめく花弁の美しさまで、存分に堪能することができた。
こうしてひとつの花を追いかけ続けるのも面白いかもしれない。