上五島へ

2019-05-16 06:34:49 |  五島列島と長崎
さて、翌日は五島列島へ移動。
長崎港からジェットフォイルという高速船で中通島の奈良尾港へ。
そこでレンタカーを借りてこの後の足にする。
奈良尾は田舎の港町なんだけど、寂れてる風は全然ない。
元気に感じた。
でも街を離れるとさすがに道路を走る車はほとんどいなくなる。
空き空きの道が快適。
GWにこんな景色の良い道を渋滞なしで走れるという贅沢。
渋滞どころか他に走ってる車を見るのが珍しいくらいなんだから。

<ジェットフォイル:長崎港>


景色がまた独特。
島は山がちで、海からすぐに斜面が立ち上がり、入江は深く湖に見えなくもない。
水辺は茶色い地肌が見えるのだが、そのすぐ上は木々の緑が一面を覆う。
海の水が無茶苦茶きれいで光の加減か周りの色のせいか、透き通った青や緑の海面が穏やかである。
お天気は晴れて山の新緑が気持ちいい。
大阪の辺りと植生が違うのか、新緑の若葉の色が違う。
黄緑色がとても黄色いのだ。
異様に黄色の強い木々がまだらに山を覆い、山の緑と海の青が鮮烈である。

<龍観山から>


最初の目的地はすぐお隣の若松島。
若松島へは大きな橋で結ばれ、車で行く事ができる。
龍観山展望台から若松瀬戸という中通島と若松島の間の海峡を眺める。
入り組んだ入江と若松大橋の眺めが絶景だった。
若松瀬戸は海流の流れが速く、漂着物が止まらないので海岸がきれいに保たれるのだそうである。
丸い生簀はマグロを養殖しているのだとか。
展望台を後にし、若松大橋横に車を止め、遊歩道を降りてみる。
小さな入江があり、海面近くから若松大橋を見上げてみた。

<若松大橋>


若松島から中通島へ戻り、さあいよいよ潜伏キリシタンの教会堂巡りである。