キリシタン洞窟

2019-05-24 06:24:29 |  五島列島と長崎
翌日は上五島から福江島へ船で移動しつつ、途中の奈留島、久賀島にある教会堂を見学するクルージングツアーに参加する。
その名も「五島列島キリシタン物語〜縦断クルーズ編〜」。
参加者は中通島の有川で集合して、タクシーに乗り合わせ若松島の若松港へ向かう。

<集合場所>


そこから海上タクシーというのか、40人乗りくらいの船で奈留島へ。
奈留島では江上天主堂を見学し、また船にのり久賀島へ渡り旧五輪教会堂を見学。
そして福江島で解散するというもの。
福江島は今回の五島列島観光の二つ目の目的地。
単に福江島へ移動するだけでなく途中の島の遺産も見学できるという、一石二鳥なツアーである。

<船内>


さて、集合場所にはタクシー会社のマイクロバスが2台やってきた。
名前を確認され、指定の車に分乗し移動開始。
前日、若松島から若松大橋を渡り、有川港を越え頭ヶ島にレンタカーで走った道をそのまま戻った。
若松港で船に乗り換え出港。
最初の見学地は若松島にあるキリシタン洞窟。
明治の始め、最後のキリシタン弾圧があったころ、島の海岸にある洞窟に信者が隠れ住んだ所。
海から洞窟の入口は見えず、格好の隠れ家だったが、炊事の煙を見つけられて捕まり、拷問を受けたそう。
陸側から見に行ける道はないため、こうして海上から見学するしかないところ。

<像の下に入口があるそうだ>