キキ便り

アメリカ便り、教員・研究者生活、シンプルライフ、自閉症児子育てなど

娘の引っ越し

2020-06-27 04:41:36 | 子どもの近況など

2週間の隔離を終え、娘の仕事が始まりました。

ホテルをチェックアウトするその朝は、千葉で地震。

日本の地震を経験したことのない娘は、びっくりして電話をかけてきました。

朝の4時45分くらいだったかと思います。

これが余震なのか、本震なのかわからないのは不安でしたが

携帯電話、充電器、ペットボトルの水を近くにおいて寝なさい、とアドバイス。

 

朝は、成田線や総武線が止まっているかもしれないというニュースを見て

びっくりして千葉に住んでいる妹に電話をして、調べてもらいました。

幸い、千葉から東京は普通通り運転しているようで、

娘は、1本早い電車で、東京駅に行きました。

 

東京駅についてから、一生懸命新幹線の入口を探したそうで

中に入ってしまった時点で、お弁当を購入するのを忘れてしまったことに気づき、

「何も食べ物が売ってない~」と、Lineでメッセージ。

「車内販売や売店があるんじゃないの?」と伝えましたが

どうにか朝食用にサンドイッチを買えたそうです。

 

その後、「今North Gateにいるけど、どのホームにいったら良いか分からない」とまたLineでメッセージ。

その時点で新幹線の出発まで10分を切っており、

私の方があせってしまいましたが

「ともかく恥ずかしくてもいいから、駅員さんか誰かに聞きなさい」と伝えました。

どうにかホームが見つかり、新幹線にも乗れたそうです。

 

その日は、娘は職場に挨拶、新しいアパートに入居、そして9時まで仕事。

引っ越しの日から仕事なんて、なかなか厳しい職場です。

娘が2週間隔離していたことが関係していたのかもしれません。

 

日本での社会人生活、うまくいくように祈るばかりです。

それにしてもテクノロジーのおかげで、便利な反面、子どもの自立を妨げているのかもしれません。

私はどうしても子どもに干渉してしまう性格ですが(息子が自閉症だということもあるからなのかもしれません)、なるべく外から見守るように心がけていきたいと思います。

 

写真は、先日作ったビビンバ。石焼鍋はAmazonでゲット。

カリカリで香ばしいゴハンが美味しいです。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パンデミックの中、ミニマリストの娘の卒業式

2020-05-12 06:15:01 | 子どもの近況など

先週の金曜日は、娘の卒業式。

大学の電光掲示板に、卒業者の名前と学位が次々に流れるといったものでしたが

一応、Youtubeで中継されました。

娘の大学は、学生数ではアメリカで1,2位を争う大きな大学なので、一日がかりでした。

パソコンからでしたが、やはり娘の名前を見た時は、じーんときました。

 

さて式はなかったものの、私たちも、娘のお祝いにかけつけました。

土曜日の午前は、娘の卒業写真撮り。

カメラに熟知している娘の友達が、大学の植物園を背景に写真をたくさん撮ってくださいました。

おかしな話ですが、ミニマリストの娘は、なるべくお金を使わないようにしてきたので、衣装も全て借り物ばかり。

  • 卒業式のガウンと帽子 おにいちゃんのお下がり
  • 大学のロゴ入りのストール ルームメートのボーイフレンドが、去年卒業式後落ちていたのを拾って取っておいたのを貸してくれたらしい。
  • ドレス 私のものを借りる
  • 靴 ルームメートのものを借りる

ちなみに美容院も開いていないので、自分で髪を切ったそう。

 

土曜日の昼は、娘のルームメートと一緒にアパートでささやかなお祝い会。

タイ料理のレストランのテイクアウトを頼みました。

6人になりましたが、一応大丈夫な人数なのではないかと思います。

 

娘は将来は大学院に進む予定ですが、その前に2年間ギャップイヤーをとり、日本での仕事が内定しています。

また詳しいことは、6月のブログに書きますね。

今年卒業する人たちは、内定取り消しなどで、大変な経験をしている人が多いのではないかと思います。

仕事が与えられたことは、本当に感謝です。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コロナ感染、娘の卒業など

2020-04-25 04:57:37 | 子どもの近況など

私たちの町の感染者数

昨日の時点では、480名、死者40名です。

感染ペースはスローですが、コロナ検査ができる場所がさらに2か所増えました。

新しいニュースと言えば、地元のスーパーで感染が認められたようです。

仕方がないことかもしれませんが、

リスクの高い人は、お届けなどで買い物するのではないかと思います。

 

自宅待機生活が続いていますが

私自身は、そんなにストレスもなく、毎日過ごしています。

メールやチャット、時にはZoomで人と交流しているからなのかもしれません。

そして自宅にペット(猫)がいたり、鳥たちが遊びにきてくれるのも、癒しになっています。

アパートの敷地を散歩して、鳥の声を聞いたり、散歩する犬などを見かけるのも

ほっとします。

 

私の大学も、来週が最後の授業となり、5月初めにはオンラインで卒業式が行われる予定です。

来月卒業する娘の大学は、まだどうなるか決まっていないそう。

あっけない卒業です。

でも、大学の留学生オフィスでアドバイザーとして働きながら、研究室でボランティアをし、大学のキリスト教団体の学生リーダーとして忙しく動きまわっていた娘。ハードなスケジュールにもかかわらず、3年間で大学を卒業する娘は、よく頑張ったと思っています。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

息子の近況、入場制限のTrader Joe's、テキサスのワイルドフラワー

2020-04-21 09:17:10 | 子どもの近況など

久しぶりに、息子の様子を見に行ってきました。

外出自粛になり、仕事は1日以外はテレワーク。

レストランなどで外食することもなくなり、

ほぼ全食、自炊の生活だそうです。

そのためか、体重が、10ポンド程減ってしまったようですが、

Youtubeを見ながら、一日10分ほど筋トレし、たまには散歩をしているようです。

 

息子のアパート訪問の帰りに立ち寄ったTrader Joe's

人数制限していたため、ものすごい長い列で、

しかも待っている途中、雨になり、雹までふってきてもう大変!

私たちの前で待っている人が、傘を持っていなかったので、私たちは相合傘にし、貸してあげたのですが、

雨に濡れ、雹にあたり、もう大変でした~。

お店の方も、待っている人がケガをしたら大変だと思ったのか、全員入れてくれることにしたのですが

ずぶぬれで、冷房の効いたお店で買い物をし、風邪をひきそうでした。

この雹で、車の上の部分にかなり凸凹ができてしまい、

目立たないのですが、修理が必要かもしれません。

帰りにみたテキサスのワイルドフラワー。

春が来たっていう感じで、嬉しいです。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2月に入りました

2020-02-02 12:48:31 | 子どもの近況など

2週間ぶりです。

時々訪問してくださった方、本当にありがとうございました。

今週は、娘の日本のパスポートの更新、医大でのダイバーシティーや異文化研究をテーマにしたミニ講義などで忙しく、移動は全て車だったので、合計20時間近く高速を走りました。都会や慣れない場所の運転って、ホントに疲れますね。

木曜日から息子のアパートに滞在し、息子の部屋の掃除や料理。ネコの世話。

今日は、Hmart, Daiso, Kinokuniya, 99 Ranch Mart, 85C Bakeryなどで食品を買い込み、最近また日本語の勉強を始めた夫のために、漢字を1000字覚えるテキスト本もゲット。

そうそう、息子の近所にカラオケボックスができたので、さっそく予約を入れて行ってきました。

日本の歌も豊富。部屋も大きく、携帯電話から歌を選択できるのも、今風。

料金は良心的ですが、15分ごとに注文を聞きに来るので、結局アピタイザーやドリンクなどを注文するとお金を使いすぎてしまうのがネック。それで儲けているんでしょうが、たえずドアをノックされると、なんとなく落ち着きません。

 

ところで最近ニュースになっているコロナウィルス。

10日前くらいでしたか、娘の大学にも疑わしい学生がいるということで、大ニュースになり(全国ニュース)、学生たちはパニック。大学から、親の方にもEメールで通達があり、町からはマスクが売り切れ、どうなるかと思いましたが、結局そうではないということがわかり、一安心でした。

娘を迎えに行く予定があった私の方は、もしその学生が陽性だったら、大学町はパニックになっているんじゃないかと、その方が気がかりでした。娘のアドバイスで、インフルエンザの注射をし(コロナウィルスには効かないが、それでもしないよりはした方がよいらしい)、日本から持ってきたマスクをスーツケースに入れて行きました。

もしその学生が陽性だった場合、日本人の私はスーパーやレストランなどで避けられるのではないかという思いが一瞬よぎり、娘に聞いてみたところ、娘も同感。娘のルームメートは皆中国人なので、人によっては差別してくるような人もいるようです。医大でxenophobia(外国人を嫌う、恐れる)についても取り上げたのですが、まさに今ニュースなどでも話題になっていますね。当事者やその周りで治療にあたっている人たち、またその影響を受けている多くの人たちの大変さを覚えると、早期に収まることを祈るばかりです。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

娘、リサーチアシスタントとして採用してもらうことに

2019-04-02 16:40:02 | 子どもの近況など

久々に嬉しいニュース。

大学2年生の娘、次年度(3年生)から社会心理学の教授にリサーチアシスタントとして採用してもらうことになった。

インタビュー(面接)の数時間前、大慌てで履歴書(お兄ちゃんの履歴書をテンプレートに使って)を作ったくらい、準備ができてない娘だったが、採用の条件に適ったらしい。

面接では気まずい空気が流れたようで、絶対自分は採用してもらえない、と思っていただけに、娘にとってはとっても嬉しいニュースだったらしい。

これまでの研究の経験と言えば、私のデータ入力を手伝ったくらい。しかし、被検者から研究の承諾を得たり、説明したり、そういったことのお手伝いをするらしい。

普通アメリカでもリサーチアシスタントはほとんど大学院生。大学生のリサーチアシスタントの枠は限られている。大学に入って、賞やスカラシップなどと縁がなかった娘にとっては、自信になったようで声は明るかった。

来年は卒業(大学を3年間で卒業予定)なので、大学院に行くかどうか迷っている娘。研究の経験を積むことで、道が多様に開かれるようにと期待している。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アメリカ生まれの娘が作ったちらし寿司

2018-08-27 15:35:44 | 子どもの近況など

娘が週末に下級生をアパートに招待して作ったお料理だそうです。

ちなみにこの夏より娘は大学2年生。

サーモンは大学生には高級で買えないし、もちろんお刺身も娘の大学町にはありません。

作り方について簡単に電話で説明しましたが、それなりにクリエイティブに仕上がったようです!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子離れできないアメリカの大学の親ー子どもへの期末試験応援プレゼント

2018-03-09 13:35:13 | 子どもの近況など

子どもを実際に大学の送り出し、アメリカの大学の親が「ヘリコプターペアレント」(子どもの上空をヘリコプターのように飛び回って様子を伺い、必要があれば急下降して干渉・介入する)と感じることが頻繁にあるのですが、極めつけなのが、この「期末試験応援プレゼント・セット」です。

先学期もそうなのですが、学期半ばに娘の所属する大学の学寮協会から送られてくる手紙には、期末試験に備えて子どもにプレゼントするお菓子の注文用紙が入っていてびっくり。

「サポートのバスケット」「エネルギーを供給するキット」などのセットが売られ、お菓子類が20種類くらい含まれています。オレオクッキー、アニマルクッキー、プレッツェル、ロリーポップなど、いわゆるジャンクフードですね。こういうのを食べすぎると、かえって脳の働きが鈍くなってしまうような気がするのですが、感覚が違うのでしょう。

お菓子だけじゃなくて、「ストレス打倒セット」というのもあり、シャボン玉、パドルボールなどのおもちゃのセットも含まれています~(幼児対象のおもちゃです。)

子ども宛てのメッセージ・カードも含まれているのですが、親の愛情が伝わる反面、子どもに対する至れり尽くせりのケアとその質の低年齢化が心配されます。

この続きはまた次に。

(写真ではちょっとわかりにくいのですが、こんな感じです)

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

娘の大学生活

2017-10-11 15:40:47 | 子どもの近況など

8月終わりに始まった大学生活も2か月目。

この大学のオリエンテーションに参加した時(息子と娘のアメリカの大学は両方とも、親のオリエンテーション参加が義務づけられていた。他の大学の事情はよくわからない)、基本理念として、勉学だけでなくボランティアやクラブ活動に積極的に参加し、人格を磨くように努めることが強調されていたが、娘の場合、まさしくそれを絵に描いたような学生生活が始まった。

Honors Classを含めて15単位を受講しているが、それだけでなく、教会のボランティア活動(地元の貧困層の子どもたちの宿題を見てあげたり、放課後一緒に過ごすなど)やInterVersityというクリスチャン団体のアジア人学生のグループに入り、週末はフットボールスタジアムでボランティアをしたり、一緒に勉強したりして過ごしているらしい。実家では、寝てばかり、Netflixで映画やテレビ番組を見ながらのんびり過ごしていた娘からは想像できない。

これだけ学業とボランティアやクラブ活動が両立できるのは、娘にとって難関過ぎず、ちょうどいい大学に入ったことも関係しているのかもしれない。高校の時にインターナショナルバカロレアプログラムに在籍していたことも、スムースな移行につながっているかと思う。

娘の場合、私たちが学費を支払い、生活費は自分で出すことを条件に外の大学に出したので、娘のバイト探しも始まった。幸い娘の第一希望だった留学生オフィスのアシスタントとして採用されたので、これからは学業+ボランティア+部活+ハーフタイム(週20時間)の仕事生活になる。父親(私の夫)が留学生オフィスやインターナショナルセンターのディレクター職を長年勤めてきたので、その影響もあるらしい。電話の応対などだけでなく、留学生のビザ(査証)のアドバイスなどもするようなトレーニングを受けるそうなので、娘にとっては非常にいい経験になる。多忙生活になるので健康が心配だが、たくましくやり遂げてくれることを期待している。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大学恒例のゾンビと人間対決鬼ごっこ

2015-10-20 12:05:38 | 子どもの近況など

今年大学1年生になったばかりの息子。

父親の話によると(私はついこの前まで、調査研究で日本に住んでいたので、息子の大学生活の様子を知らない)、毎日遅くまで、週日も週末も勉強しているらしい。完璧症の性格のため、大学でも完璧に近い点数を取らないと済まないらしく、大学に入ってからも羽目を外していないらしい。

もう少し大学生らしいことをやってみてもいいのではないかと思っていたが、今回初めて自主的に参加した大学のイベントが、恒例の鬼ごっこで、ゾンビと人間の対決。

ゾンビに扮する人たちと、それと戦う人間がいるらしく、人間はシューティングのおもちゃのナーフ(nerf gun)を使って、ゾンビにやっつけられないように抵抗するらしい。ゾンビにやられた人間は、ゾンビに変身してしまうという、いわゆるTVとか映画に出てくるような筋書きだが、大学のキャンパス全部を使ってやるのは、なかなか怖そうな感じ。

このナーフはアメリカではポピュラーで、うちでも何回か買ってあげたことがある。人に当たったら痛いのだろうか。一応けがはしないような発泡スチロールのような素材。

http://www.takaratomy.co.jp/products/nerf/movie/index.html

息子が持っていたナーフは私がもう使わないと思って捨てたので、息子は夜、友達の家に借りに行く。出かけて行ったのも夜中。そして帰ってきて家の中でナーフで襲撃する練習をして、私たちは音で起こされ、なかなか眠れない。

次の日、ナーフを持って学校に行き、普通の様子で帰ってくる。「どうだったの?」と聞いても反応はあまりなく、もしかして盛り上がりに欠けたイベントだったのかもしれない。息子は、話してくれない時は何も話さないので、無理やり聞かないことにする。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

こういう鬼ごっこにシューティングのおもちゃを使うということも、次々起こるキャンパスでの襲撃事件で、複雑な思いを抱いている人もいるのかもしれない。

私の近所の友人も、副学部長の教授だったが、クラスに銃を持ち込むことに反対したため、大学とうまくいかなくなりこの夏、管理職を退くことになった。

正確にニュースをフォローしているわけではないので、間違っていたら申し訳ないが、フェイスブックの彼女の書きぶりによると、テキサス州の大学ではキャンパスに銃を持ち込むことは〈大っぴらにしなければ)、自己防衛として認めているらしい。

私は政治的な立場では保守派に近いが、この銃のことだけは、日本という文化性もあるからか、反対の立場に属する。

この友人がフェイスブックで、もしクラスに来た学生が銃を持っていることが分かったら、みんなだったらどう反応しますか?というようなことを聞いていたが、私だったら怖くて授業を続けられないと思う。一応隠しておくことになっているだろうが、もしちらりと見えたりしたら、どうしたらよいのだろうか。

最近よく話題になる大学生のメンタルヘルスの低下など考えると(うつ病の学生が多い)、自己責任として個人の自由に任せることができないのではないかと思う。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする