ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
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モンティ・パイソンのスパマロット

2012-01-16 16:24:00 | ヅカOG その他舞台

 本当に無知ですみません。「モンティ・パイソン」を知らなかったのです。

 

 モンティ・パイソンのスパマロット 

 

 出演者・・・・アーサー王 → ユースケ・サンタマリア

           ランスロット → 池田成志

           ロビン → 戸次重幸

           デニズ・ガラハット → 賀来賢人

            マルチ → ムロツヨシ

           バッツィー → マギー

           ベデヴィア → 皆川猿時

           湖の貴婦人 → 彩吹真央

 

 外国のジョークはわかりにくいの一言

モンティ・パイソンっていうのはそもそもイギリスのコメディ集団で、アメリカにも

進出し、日本でも深夜にテレビ放送されていたらしい。

で、そのジョークたるやかなり辛らつを通り越して「きつい」の一言。

賛否両論あったのかしら?でもまあ、『モンティ・パイソン以前」と「以後」では

コメディの世界が大きく変わったといわれているそうです。

で、今回の「スパマロット」はブロードウエイミュージカルで、トニー賞をとった作品。

アーサー王伝説を下地にどたばた喜劇が繰り広げられているのです

がっ なんていうか・・とてもわかりにくいのね。

一言で言うと「こきおろし」劇です。それも相手が王族だったり国だったり。

思わず「大丈夫か?」と・・・・

 

 1幕はブリテンVSフランス

1幕はアーサー王がブリテンの王になって仲間を集めていく過程が描かれています。

そしてフランス軍の前では必死に友好を結ぼうとするのですが、相手が悪口をいい

こっちも応酬し・・・の繰り返し

見ている日本人は唖然呆然・・これを日本VS韓国に置き換えたらありえないギャグの

連発でよくこれが世界を旅して上演されているわねーーと感心したくらい。

コメディだからとはいっても、その容赦ないブラックジョークは時々ズキリとしました。

 

 2幕はジパングの中のコリアン

1幕はおおよそ原作どおり。でも2幕目は日本オリジナルのストーリーになって

いました

なんと、アーサー王がジパングへ行ってアイドルスターになり紅白歌合戦に出て

赤坂ACTでミュージカルを上演しろというお告げが

しかし、そのジパングでは今、コリアンスターブームで、日本でスターになるには

マッチョでハングル習って踊れるコリアン風スターにならないといけないと。

このあたりの皮肉は「さすが」と思いつつも、その現実にぞぞっとしたんですが

 

 うちの彩吹真央は・・・・

彼女の役は「湖の貴婦人」・・・原作にはない役柄だそうです。

しょっぱな「オペラ座の怪人」よろしく船にのってクリスティーヌ風に登場し

アーサー王にお告げを出し、手助けをする。ラストはなぜか「人間」になって

アーサーと結婚してしまう・・・というはちゃめちゃな役。

しかも相対的に出番が少ない。特に2幕目は。

なんせ本人自ら2幕目で「出番が少ない。ヒロインなのに。楽屋でお菓子を食べてる」

って歌うんだもん。

とにかく、彼女が出てくる場面は「歌」一色。

ものすごい声量と歌唱力で場をさらって退場を繰り返すわけ

アンサンブルが露出度高い衣装を着ている中で、彩吹だけは裾の長いドレス。

そこらへんはぎりぎり下品にならないようにしてたけど、一着だけ、上から下まで

うすもも色(今は肌色って言わないのね)に綺麗なビーズが縫いこんである

全身タイツのようなのがあって、それを見た瞬間、あまりのスタイルのよさに

悩殺されてしまいました

ヅカ的に言うと・・・「魅惑Ⅱ」で物議をかもした金色のロケットの衣装。

あれのうすもも色版だと思って頂ければ・・・・・

体型が本当によくないと似合わないし、変に凹凸があるといやらしくなるし・・・

絶妙でした。おみ足の美しさも健在です。

それだけにラストでユースケ・サンタマリアとのラブシーンには辟易しました

 

そもそも何でこの作品に女性を入れようと思ったのか?

それが何で彩吹真央だったのか?

何で彼女はこの仕事を請けたのか?様々な疑問が出てはくるけど、相対的に

嫌な事を忘れて笑って時間を過ごせたからそれでいいかなあって

ミュージカルである以上、歌える人が必要だったんだろうし。

(なんせ主役が一番何も出来ない人でしたから)

 

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平清盛 2回目

2012-01-16 15:57:07 | ドラマ・ワイドショー

 平清盛 2回目 

画面が美しくないのはもうしょうがないとして

韓国史劇風なのはどうにかならないのかしら?と思います。

今回は思春期真っ盛りの清盛が「俺は何者だ?」と悩むシーンの連続です。

平氏としても「血のつながりのない子に継がせるのは納得できない」みたいな話があり。

清盛君としては、かつて育ての母にぶたれて「平次に何かあったら許さぬ」と

言われた事を根に持ってて「どうせ俺は血が繋がらない子なんだ」といじけている模様

せっかく自分を立てようとしてくれてる父上にさえタメ口で、しかも白河法皇には

父ではない」とまで言っちゃう

「血筋」に拘りすぎるという事が韓国風なんですね。

公家と違って武家の場合は血より名前です。ゆえに「名」を告ぐ者が重要視されている

ので、「血が繋がっていない」事がそこまでコンプレックスになるのかどうか。

(なんせ実の兄弟でも殺しあう時代ですし)

まして育ての父を「父ではない」とは言わないんじゃないか

とにかくかの国では、一度も会った事のない「実の親」を懐かしむ話が多くて。

それが金持ちだったり身分が高かったりすると、その子の人生が180度変わるから

貧乏な育ての親よりは財産も権力もある「実の親」の方が価値があるんでしょう

そういう意味でいうと清盛の場合は皇族の血を引いているわけですから

本来なら平家なんて目じゃない筈なんだけど・・・・

 

それと・・漁師を救う為に法皇に意見をしにいき、うまくいかなかったために

謝るシーン・・・これも韓国史劇にはよくあるシーン。

つまり「民の為を考える君主こそが理想」という図式なんですが、あの時代のどの

ドラマを見ても日本では平氏や源氏が名もない民の為に戦うとか人肌脱ぐとか

そういう話は聞いた事がありません

何でって自分達と「民」との間にそんなに違いはなかったからじゃないかと。

平家が繁栄する事=国の栄えなわけで。それは源氏も同じでしょう?

「王家」という言葉と一緒に出てくる「民」という言葉がうざいですね。

 

さらに「舞」のシーン。

清盛のへんてこな化粧にも参りましたが、剣が飛んできてそれを持って

威嚇し、下手すれば切りかからんとするシーン・・これはいくらなんでもやりすぎ?

っていうかありえないでしょう

1話目の舞子が死ぬシーンとよく似てて、ひっかけているんでしょうけどやっぱり

無茶しすぎ。

 

全体的に清盛のうつけ振りが織田信長そっくり。白河法皇の「生類憐れみの令」

どこかで見たようなシーンが随所にあるというのも気になりますね。

唯一、鳥羽上皇の苦しみだけが納得できるっていうか。

玉木宏は7歳の設定だったんですか?うっそーー

 

頑張って来週も見るべきですね。

コメント (4)
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13歳のハローワーク・理想の息子・早海さんと呼ばれる日

2012-01-16 15:55:59 | ドラマ・ワイドショー

 13歳のハローワーク 

主人公の鉄平君は高卒の警察官 捜査1課に入りたかったのに青少年の保護

の方に回されてうんざり。

で、転職しようかなーーってハローワークに行ってもとりあってもらえず、

自分の誕生日に彼女にふられてカラオケで一晩過ごしたら・・・・1990年になってた。

そこで会ったのは22年前の自分

何とかこの「自分」を大学に入れて捜査1課に配属させようと決心。

という話

かなり面白いです 誰の心の中にも「もう一度人生をやり直せたら」という思いが

あると思うんですが、そういう気持ちをくすぐるっていうのが何とも。

1回目は、鉄平の同級生の本屋を地上げ屋からちょこっと救ってあげる話。

アッシー君」「地上げ」「株」そういう言葉が飛び交っていた時代ではありました。

携帯はまだ普及してなくてポケベルの時代。

ゲロゲロ」って言葉も流行ったよねーー

でもっ バブル時代の服装はあんなにセンス悪くないですよっ

色が派手でボディコンで肩が怒っていればバブルファッション?

前髪上げてソバージュにすればバブルヘア?・・・確かにそうなんだけど

なんで今の人がやるとそぐわないのかなあ

バブル真っ盛りのドラマ「ホテル」に出てくる女性はみーんなソバージュで

肩が怒ってるバブルファッションだけど全然おかしくないのに。

そして、あの時代の人が今の日本を想像できたかというと・・・確かに無理かも。

とりあえず継続視聴決定。

 

 理想の息子 

 

結婚経験も子育て経験もない鈴木京香が母で山田涼介が息子としう時点で

リアリティがないと思ってたけど、なかなkどうして。

シングルマザーの「母性本能はないけど、この子を育ててこの子から回収させる」

という考え方に思わず頷いてしまいました・・・

そういう母の気持ちを知りつつも息子も母を翻弄しまくるっていう図式もいいよね。

「母ちゃんの写真は踏めない」ときっぱり言い切る息子にときめく母・・わかるわあ。

俺はマザコンじゃない。母ちゃんが好きなだけだ」

そんな事、言われてみたいわーー

息子が母の男関係を追及するあたりは、夫婦の会話みたいで笑えたし?

とりあえずこれも継続視聴決定?

 

 早海さんと呼ばれる日 

まず・・・早海さんちの事情。

 「純喫茶 ガテマラ」経営

 父はワンマン

 長男・・・高卒の正社員だけどぱっとしない。でも自宅にお金を入れてる。

  次男・・・契約社員

  三男・・・ニート

  4男・・・学生

この長男が結婚したのを機に母は家を出てしまい、嫁が一切をとりしきるハメに。

その嫁というのがお金持ちのお嬢様育ち。

先が見えてるドラマではあるけど、ちょっと疑問。

一応喫茶店経営しているし、2男までは働いているしそんなにお金に困っている

わけじゃないのに長男が全部背負っているのはなぜ?

父はただ単にKYというだけじゃなくて他にもっと欠点が?

男所帯になった途端に家事を誰もやらないなんて今時あり?みたいな?

要するにこれって「古きよき時代の良妻賢母」の話なのかしら?

 

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