ふぶきの部屋

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夏八木勲氏 死去

2013-05-12 12:39:21 | ドラマ・ワイドショー

 夏八木勲氏 死去 

 俳優の夏八木勲氏が11日に死去。死因はすい臓がん。

 享年73歳

 「ゴーイングマイホーム」に出た時に、本当に病気なんじゃないかと思いましたがやっぱり・・・

  残念でなりません。

 多分、すぐに記憶によみがえるのは「鳩子の海」とか「戦国自衛隊」とかなのかなあ。

   個人的には「白虎隊」の近藤さんの役が印象に残っています。

   また「富豪刑事」の素敵なおじいさまの役も。

 いつも背筋がぴんと伸びていた・・・りんとした俳優さんでした。

   歳をとられてからは相手役の方々を見る目が優しくて、癒されました。

   こういう俳優さんは貴重ですよね。

   ご冥福をお祈りいたします。

コメント (4)
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マイ・フェア・レディ

2013-05-12 09:54:56 | ヅカOG その他舞台

 霧矢大夢、退団後の初舞台を見てきました。

 

 マイ・フェア・レディ 

この作品と言えば映画のオードリー・ヘップバーンだよねーーといいつつ。

若い頃に映画を見て。ラストシーンに納得できなかったんですけど

大地真央の舞台も一度見ました。

何ていうか・・・何をやっても真央ちゃんだなあと当時は思ったものですが。

私は大地さんのわざとらしいしゃべり方があまり好きじゃなくて、しかも見たのは最後の時だったので

フレディ役の方との年齢差がすごくて、「そろそろ・・・お譲りになった方が」なんて思ってましたっけ。

で、今回ですが。

 

翻訳・訳詩・演出が今をときめくG2。

というわけで、大地さんがやって時に比べると、セリフが随分現代的に変わっており、

さらにスピード感があって、とにかく面白くて笑ってばかりの舞台でした。

でも2幕目は長くてちょっと退屈だったかも。

総じて面白かったし、いい作品だったし、成功だったといえるけど違和感が。

これってミュージカルだよね?ブロードウェイミュージカル。

ミュージカルと言えば圧倒的な歌唱とダンス、華やかなイメージがあるんだけど、

今回の「マイ・フェア・レディ」は・・・ミュージカルというより、音楽が多い大衆芝居のようで。

理由は

 テレビ俳優ばかり使っている

 誰一人歌える人がいなかった

 圧倒的なスター性を持つ人がいなかった

という事になるんじゃないでしょうか?

霧矢・平方、寿以外、主要キャストでミュージカル俳優と呼べる人が出てないっ

どんなに頑張ってボイストレーニングして、まっとうに歌えるようになっても、ミュージカルの歌って

本当は難しいんだなあと実感しちゃったくらいですよ

つまり、歌えりゃいいというものじゃなかったという事で。

アンサンブルの方がずっと上手っていうのも皮肉な話でね。

そもそもミュージカルに向かない人が頑張ってやってたら、それはもう「もどき」でしかないんじゃないかと。

その中で霧矢大夢だけが宝塚っぽい演技をしているので、回りとの調和が。

そういうわけで、非常に笑ったし、面白かったけどミュージカルを見たという印象がない舞台でした。

 

 出演者について

 

霧矢大夢・・・イライザ。演技も所作も完璧。もともとは似合っていた役でした。退団後の1作目としては、ファンのイメージを

        そこなうことなく成功。キュートでお茶目で可愛らしいイライザでした。

        大地真央の圧倒的な圧迫感はないけど、ヒロインとしては成功。

        でも、高音が苦しすぎる 歌になると途端に存在感がなくなるなんて意外すぎて・・・・

        1音くらい下げて歌うべきだったのではないでしょうか? 本来、霧矢は歌の人だし迫力ある声を期待して

        いただけに残念。

寺脇康文・・・ヒギンズ教授。演技がテレビ、歌ってもドラマ。まるっきり存在感がなかった。ヒギンズって重要な役なのに

         二番手代役が演じているような感じで延々と違和感がありました。

田山涼成・・・演技は間違いないし、ムードもよかったけど、ピッカリングに見えないっていうか、そこらへんのおじさま程度。

         舞台だと滑舌が悪く感じました。

松尾貴史・・・あの若さで頑張ったなあとは思うけど、歌が・・・・声はいいけど存在感がなし。所詮ミュージカルには向かない人。

江波杏子・・・出番は少ないけど、おいしいとこどりしていった方ですね。

寿ひづる・・・おいしい役どころではあるし、霧矢をフォローしまくっていましたが、もっと歌が聞きたかった。

平方元基・・・この人が歌いだすと、ああ、ミュージカルだって思うんですが、フレディという役柄自体あまり意味がないと

        いうか、しどころのない部分が残念でした。二枚目としても中途半端でしたしね。

麻生かお里・・・そこに立ってるだけでどしっとした存在感がありました。

 

アンサンブルでは七瀬りりこがもったいない使い方をされちました。太いからしょうがないのかもしれないけど

あれだけの歌唱力を持っていながらアンサンブルってどういうわけ?

一体、日本の舞台芸術って何なの?寿に歌わせず、七瀬にソロをやらない。こんなんじゃレベルが下がるばかりでは

ないですか 

テレビと舞台は違う。そこらへんのすみわけをちゃんとして欲しいと思いました。

 

お友達が真飛版を見たそうで。

真飛は非常に女性らしく演じており、2幕目も涙を流していたそう。(霧矢は泣きそうな顔するだけ)

霧矢と比べるとテンポがゆっくりだったとか。

ああ・・・真飛版がみたいっ

 

コメント (5)
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