ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

ふぶきの宝塚旅行記 3

2018-12-04 08:00:00 | つれづれ日記

11月30日。目を開けてテレビをつけた時から「秋篠宮がーー」って辛坊氏の解説がはじまっておりまして。

あれ?眞子さまのことじゃない。大嘗祭が云々って何の話?って感じだったのですが。

山本長官の「聞く耳持っているんだけどなあ」がやたら印象的で

部屋の前に置いてあった新聞も「大嘗祭」のことがメインでしたし。

でもそんなことはおいておいて。だって今は、夢の世界にいるんですから。

本当はこの日は宝塚の殿堂へ行ってまったりお茶してお買い物して・・・の予定だったんですけど、朝、キャトルが開く前に劇場の方へいったら「立ち見はこちらです」っておじさんが・・ああ、立ち見かあ。

まさか、ママ、立ち見に並ぶの?」という姫の不審な顔に私は「立ち見でも見れたらラッキーじゃない?並んでみようよ」という事で並ぶことに。

結果は立見席を取ることが出来たけど2列目で、手すりに摑まることが出来ないのね。それでもど真ん中ですから遮るものがなければかなりいい視界。東京の立ち見は2階席の一番後ろであることを思えばこちらがどれ程幸せかわかりましたので。

でもその前にお食事。

 

ソラレスでの公演ランチ。これから始まる立ち見のすさまじさに英気を養わねば。

そしていよいよ立ち見。人生初。その為の装備はなにもなし。(つまりみなさん、立ち見用の楽な靴を履いていたり敷物を持っていたり。でも私達はブーツを履いていましたし勿論敷物もなく。これで耐えられるかな?

そしていよいよ二度目の「ファントム」が始まったのでした。

結果は「立ち見してよかったーー」疲れ切ってしまったけど。姫ちゃんは特に細いヒールを履いていたために足が痛くなってしまったようです。

でも今回の「ファントム」はそんな事も忘れてしまう程でした。

ただちょこっと残念だった彩風咲奈のキャリエール。私には棒読みにしか見えず。だってずーーっと横向いて喋ってるから感情が見えないしね。ただラスト、エリックとせり下がっていくのは正解だと思いましたよ。

朝美絢のシャンドン伯爵は実業家風。アラン・ショレは若いなりに頑張ってた風。彩凪翔のシャンドン伯爵は大人だけど作りとしては朝美とそんないかわらず。

でもアラン・ショレの方は断然舞咲りんと息があっていて面白かったです。

公演カクテル。

こういうの、東京にないから!!ついつい写真を撮りたくなるの。

この日は宝塚ホテルからワシントンホテルへ。

皆さんご存知のようにここには大浴場があります。温泉ですから。

で、そこへ行く時、白いスリッパではみわけがつかないのでブーツで行ったんです。そしたら、入浴後、姫ちゃんのブーツがなくなっていて・・・・・・まさにおみくじで「凶」を引いてしまったがゆえか。

慌てて私がフロントへいき、「娘がお風呂から出ようとしたらブーツがなくなっていて、誰かが間違えて履いていったようです。どうしたらいいですか」と聞いたんですけど、その時の答えが

えっと、今、この時間ではもう靴屋は閉まっていて・・・・」

はあ?この人、コミュニケーション障害なのか?と思い、もう一度

娘がお風呂場から出ようとしているのですが自分の靴がないので出られません。どうしたらいいですか」といってやっとスリッパを持ってくるという・・・

で「これからどうしたらいいですか?」と聞いて初めて「えっと・・・まず間違えて残っているブーツを引き取ります」といってブーツを持って行き、フロントに置いて「間違えた人はいませんか?」の張り紙。

でも残っているブーツと姫のブーツは色も違うし姫のにはチャームがついているので一目で他人のものとわかる筈。足のサイズも22センチとかなり小さい。これは本当に間違えただけなのか?

部屋に戻って来た姫はショックでヒステリックになってしまい、「もう戻って来たとしても絶対に履かない」だの「せっかく宝塚行きの為に頑張って買った靴なのに」と嘆くは叫ぶわ。私が「人生にはそういう事もあるから、一々大騒ぎするんじゃありません」って言ったら「だってママは靴を取られていないじゃない」と反論。

まあね。私が履いてた靴と姫の靴では値段が・・姫の方が高いもの。ただ、実際問題、これでは東京に帰れないのです(本当は予備のパンプスを持っていたけど、それはしまっておきなさいと指示)

あまりの姫の言い方に思わずジュニアにLINEで愚痴ってしまったら電話が来ましたよ。珍しい。ちゃんと答えてくれるようになったんだなあと。

翌朝、スリッパのままレストランで朝食。支配人が来て「靴を間違えた人が特定出来たのでこれから部屋に連絡してみます。もう少し待ってください」と言われてやっと落ち着き、結果的には戻って来たんですけどね。

こういう場合、間違えて履いた人から直接の謝罪というのはないものなんですね。ホテル側が「あちらも申し訳なかったと言っているので・・・よろしいですか」なんて言うんだもの。穏やかな日本人でよかったね。

今でも「あれは本当に間違えただけなの?」という疑問符はつきますけど。それでも八坂神社の「末吉」が助けてくれたと思いましょう。

 

とにかくキャトル寄ってレビューショップ寄って、殿堂見てと忙しく歩き回りながらやっと新幹線で東京に帰って来たのでした。

東京ではクリスマスのイルミネーションが美しく、旦那とヨンジュナも一緒に丸の内のツリーを見たり、結構楽しかったです。

 

コメント (13)
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ふぶきの宝塚旅行記  2

2018-12-04 07:15:00 | つれづれ日記

 まず宝塚初日と2日目は宝塚ホテルに宿泊。この宝塚ホテルというのも姫の憧れの一つで。宝塚関係では色々使う場所ですし。

チェックインして階段を上った時、あんと紫苑ゆうさんとすれ違ってしまい。風景に溶け込みつつもスターオーラのすごさに圧倒されてしまいました。

とにかく疲れ切っちゃって。毎日頑張ったスキンケアもぜーーんぶ水の泡でした。

29日は主目的である「ファントム」観劇へ。

でもその前にやっぱりちょっと

キャトル・レーヴへ。とりあえず見るだけーーのつもりが、雪組関係の写真が飛ぶように売れているのを見てしまった姫と私は、ついつい「写真は買わないとね」とかいいつつ、財布からヒラヒラお札が飛んで行くのを見ているしかなく。

それにしてもだいもん考案のファントムのシートマスクが売り切れなんてっ!チャームも売り切れ!一体何を買えと?

いやいや、買い物は一晩考えてから・・・・考えてから・・・・・・

といいつつ「ファントム」観劇。

 

まず、今回の「ファントム」は今までの「ファントム」は一体何だったんだ?と思う程に強烈で質が高く、演出もセットも何もかもが素晴らしかったです。

通常、宝塚では初演を超えることはなかなか出来ないんですね。初演と別物を作りだすしかないのですが、大抵それには失敗する。「エリザベート」も初演を超えた・・というか、初演とは別物の個性を発揮したのは星組と雪組だけで、あとは上演するごとに劣化しています。

「ロミオとジュリエット」も結局初演の星組に帰結し、雪と月は論外でした。

「ベルばら」もしかりです。

でもこの「ファントム」は4度目の再演なのにまるで初演のような特別感があったのです。その理由は演出です。

初演の中村一徳は正直、「ファントム」をあまりきちんと理解していなかったんじゃないかなと思いました。これは何度もDVDを見るうちに感じて来たことですが、通り一遍の振付というか、エリックとクリスティーヌの出会いの場面の二人の心情がよくわからなかったり、2幕目も恋愛に主眼を置いているのか親子物語なのかわからなかったり。ちょこっとすっきりしない面もあったんです。

だから宙組の後、花組で再演と言われた時は正直、びっくりしました。春野寿美礼は歌えるとしても桜乃彩音はどうなのか?下級生がキャリエールを演じることはどうなのか・・・とか色々考えたんです。

で、結果的に個人的に春野エリックはさっぱりわからなかったけど、彩吹キャリエールの包容力と愛情に大いに泣かされたのですが。望海風斗はこの時は従者の一人でしたね。

今回は、演出の一つ一つが細かくてそれぞれの感情がよく伝わってきます。またセットががらりと変わったことでよりオペラ座の地上と地下がはっきりしました。

何と言っても圧巻はオープニングで、私達は映像の中でオペラ座の地下へいざなわれるのです。

今回はトップ二人が歌えるという奇跡が起きたものですから、感動しないわけがない。見慣れたシーンなのに号泣につぐ号泣。2幕目後半はみんなすすり泣いている状態。姫ちゃんはクリスティーヌがパリの歌で成功するシーンからもう泣いていました。今までように「歌える!」って感じじゃなくて「私、こんなに声が出るの?」って顔をするからよけいに「よかったねーー」って言えるんですよね。

2幕目の仮面を取るシーンでも、いや・・あのエリックの・・・嘆き方に観客は全員感情移入ですよ。そして死ぬシーンのまた泣けることと言ったら!

舞台が終わってロビーに出てもあらたに泣いている人がいて、その気持ち、わかるわかる・・・私もまた泣けちゃうみたいな?本当に宝塚まで来てよかったです。望海風斗万歳です。真彩希帆万歳です。

そして今回は舞咲りんに乾杯。こんなにコミカルでコケティッシュでド迫力のカルロッタは今まで見たことがありません。彼女のおかげで「ファントム」が10倍、面白くなりました。

それからエリックの従者6人が、月エリザの黒天使に匹敵するものすごいダンスを見せてくれました。沙月愛奈万歳です。

その後、私達は前年に引き続き、ステージスタジオへ行きました。

そう、全てはこの日の為に必死に肌を整えてきたのです。前回の写真をジュゴンさんに見せたら「フェイスラインが」と言われて、そっか、そこが問題か。でもどうしたらいいかわからなくて・・・で、安物のローラーで我慢してゴリゴリやってたのですが。少しでもシミが消えますようにと祈りつつ美白ケアに励み。でもなあ。

今回は去年より大変でした。

まず、衣装はマリーアントワネットとオスカルにしたのですが、

これははっきりいってエリザベートの衣装より大変です。でも私達の前に杖をついたおばあさまが頑張っていましたので、私だって出来ると思いつつお化粧をして頂いたのですが。

いやーーまるで池田理代子の漫画と同じ目を描くんだなあーーと感心することしきり。アントワネットの衣装の何が大変って、下半身が引っ張られる程に重い。かつらが重い。持ってる仮面が重い。

「顎引いて、肩を下げて肘を張り、少し前かがみで笑う」って簡単には出来ません。今回は姫が真っ赤なアントワネットで私が濃い赤の方を着たのですが、まるで初演と再演みたいな差が・・・

「どなたのオスカル様が好きですか」と聞かれてつい「安奈淳さんです」って答えてから(あーーだってそれしか思い浮かばないもん。歳ばればれ)

オスカルは私が赤い方で姫が純白を着たのですが、これまた初演と再演のような。

剣を持つのもマントを持つのもとにかく大変。ホテルに帰ってから初めて腕がしびれました。立ちっぱなしで腰が痛くて腕がしびれて・・それでも一仕事が終わった感じでビールがおいしかったんですけど。

コメント (2)
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ふぶきの宝塚旅行記 1

2018-12-04 07:00:00 | つれづれ日記

 3泊4日の旅行は結構疲れました。そりゃ、この日の為に5か月前から500円貯金に励み()歩くだろうからスクワットして、フェイスラインを整える為にローラーを買い、毎日スキンケアに励み、ジュゴン様も真っ青の美女に・・・は無理でしたけど

自分としては頑張ったつもりなんですよっ しかし悲しいかな体型はそんなに変わらないし、ちょっとした疲れですぐに目元にくまが・・・ピンクのほっぺた姫と並んで写真を撮るのはとーーーっても残酷っ

しかし、このピンクのほっぺた姫を産んだのは私だし「♪似ている目元をじっとみつめて♪」なわけだし私だって姫くらいの頃はとぐじぐじいいつつも早朝7時の新幹線に乗り込んだのでありました。

私は窓側に坐ったのですが、いきなり姫に「ちょっと寝る時の向きに気をつけなさいよ」っていうので何で?って聞いたら「男の人がママの顔を見るからよ」って・・はあ?私が連れて来たのは姫じゃなくて旦那じゃないのか?と思ったんですが

「だって前回の宝塚の時は新幹線でママをじーーっと見る男の人がいたんだもの。私はダディの代わりにママを守らないといけないの。わかった?」

はい・・・

実は、私、キャリーバッグというのを使った事がなく今回の旅の為に買ったんですが荷物の詰め方がよくわからず姫に叱られながら詰め、ゴロゴロ引き方が悪いと叱られ、何でいつもこうなの?といじけつつ着いたのは宝塚・・・ではなく京都

実は姫は今回、どうしても京都に寄りたかったんですって。その理由は後述するとして、とにかく京都に着いて歩き出したらどういうわけか近鉄口に出ちゃって、またそこから伊勢丹側へ行くというとんでもなくながーい道のりを歩き、やっとタクシーに乗りました。

目的地は清水寺で、バスで行ったらかなり歩くので「ママの為に」タクシーにしたと自慢気の姫ちゃん。でもとにかくすごく真っ赤な紅葉に新鮮な感動を覚えたのでした。

高校の修学旅行で京都へ来た時も真っ赤な色にひどく感動したのですが、今回もまた。まさに「燃える秋」という古いキャッチフレーズがぴったりです。

東北の紅葉だって京都以上に綺麗なんですけど、やっぱり赤が違うんです。どういう風に表現したらいいのかわかりませんけど、京都ならではの「赤」があるんですよね。それに感動してふらふらしたら姫に叱られて。

それというのも人が多くて。それも中韓ばっかっ!何でああもうるさいんだい?

静かに歩けないのかい?韓国語でぎゃあぎゃあ言うと意味がわかっちゃってうんざりです。それにいいの?着物レンタルして着ちゃって。反日国家へ帰るのに、それはそれ、これはこれなのか?

そういえば姫ちゃんは初夏にも京都に来ており、だからすたすた歩けるんです。

で、今回、私は財布の紐をぎゅっと絞ってなるべく買わないように・・って思っていたのにしょっぱなからお土産屋さんにひっかかって舞子さんのクリームだの練り香水などを買ってしまい 

それでも気を取り直して清水寺へ行きました。

これ、多分ぜーんぶ外国人かなあ。「ネーミングバラエティ日本人のお名前」で清水寺の勉強をしから来たので、より深く大昔のテーマパークである清水寺を堪能できました。

本当は音羽の滝で清めたかったのに・・そこに並んでいるのは中国人ばかりというすごさ。

清水寺で私達はおみくじを引いたのですが、姫ちゃんは人生初の「凶」を引いてしまってちょっと落ち込み。どうしようどうしようというのを「ママなんか何度もあるよ」と慰めて清水寺を後にしたのですが。

とにかく中国人だらけの集団を追い越し、追い越されながら小さな茶屋で「あめ湯」を飲んだのですがこれがおいしくて。しょうがでクエン酸たっぷり。疲れが取れるし何より日本人しかいないし癒されるわーーって感じでした。

ここで姫ちゃんの京都に来た目的の一つ「おうすの里」へ。

梅干し屋さんですが、ここの梅のりのファンなんです。どうしてもここで買いたいとわざわざそれを目的に清水寺に来たんでした。

で、ここでも梅干しを次から次へと試食させてもらい、梅こぶ茶に梅ジュースとまさにクエン酸たっぷり。疲れふっとぶ?みたいな?

そこで気が大きくなっちゃったのか、つい郡山宮へ結構高いセットを送ったり自分の家にも結構送ったり?ご親切なお店の方は一筆箋まで用意して下さり、「お手紙をどうぞ」というので、姫ちゃんの名前で郡山宮夫妻へおてがみを書きました。

おじいさまおばあさま」と書き出して吹き出しそうになったんですが、そこはやんごとなきムードを出さなくちゃと「近々お会いできることを楽しみに。お元気で 姫」なんて(笑)

そんなこんなでゆっくりしすぎて、気が付くと12時!

大慌てで高台寺を横目に到着したのは・・・・姫の第二の目的地の長楽館です。

長楽館の正門です。ここはホテルでレストランでカフェーで・・・って。

姫がここに来たかった理由は、スカイステージでやってた美弥るりかの「Brilliant Dreams」でロケした場所だったからです。(朝美絢と蓮つかさとの3人で写真を撮ると言う回)

それを見てからというもの、姫は「長楽館に行きたい」とそればかり。でもここってめちゃくちゃ値段が高くて、私のような庶民には向かない・・か?と思いつつも姫の為に予約しました。

クリスマス仕様の長楽館は可愛いです。

これがアフタヌーンティーセット。食前酒にシャンパンを飲んで、食後は農園別の紅茶を選ぶ・・・ダージリンとアッサムくらいはわかっても農園を選んで・・って言われてもね。(私の頭の中には川原泉の「笑う大天使」で柚子さんが担任で理事長のイギリス人の先生の家に行って、「ミルクはジャージー産ですか?」とか質問されているシーンが浮かびました。あの時の柚子さんも「牛の産地なんてどうでも」って言ってましたよね)

服装規定が厳しいかもと思い、二人ともしっかりおしゃれしてきたけど、わりと気軽に来ている人が多くて。でも12時半から14時くらいまで客の出入りがなくゆったりと食事を楽しめたのは素晴らしい経験だったと思います。

この階段の上で撮影していたんですよね。

そうそう、座る時は必ず椅子を引いてくれるのも、何だかとっても特別な感じがして「赤毛のアン」のアンの気持ちになり想像力を働かせて一生懸命に貴婦人になりきったつもり・・・・です。

姫ちゃんは念願がかなって上機嫌。

八坂神社にも寄り、おみくじをひいて「末吉」になったので「コムちゃん、ありがとう」って喜んでいました。(何でコムちゃん?「スサノオ」だからなのよ。

それからバスに乗って京都駅に向かったのですが、3台立て続けにバスが来てもまだ満員で乗れない状況にぞぞっとしました。

雨が降ると言われていたのですがお天気に恵まれ、本当に雨が降ったのは宝塚に着いてからでした。

 

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