まずは山形・新潟の方々にお見舞い申し上げます。
今も避難生活を送っている方も多いでしょう。令和になってから毎日のように残酷な事件が起きるんですけど、最初の大地震が来てしまいました。
何でこんなに暗い幕開けなんだろうなあ。また令和が始まって2か月も経たないのに。
平成の最初は紀子ちゃんフィーバーで楽しませてもらったけどね。
さて、「どうして女系天皇がいけないのか」自分で書いてて全然答えになってないよねというのはわかっているんです・・・
系図を書くのが結構面白くて、でもこれに時間を使っていると結論より疑問の方が大きくなっていって、あれれ?何で〇〇と〇〇は結婚したのかなとか頭の中で妄想が。
だから「うん。だから?」って言われても仕方ないですよね。
学者じゃないから自分の説を披露するというわけにはいかないし。教科書に毛がはえた程度の事しか書けない自分が情けないと思います。
舒明天皇・宝皇女同母説について
これはネットで見つけたんです。数年前に。多分どこかの教授さんの論文だと思います。要は宝皇女の出自が怪しいとか。でもそもそも天皇の大后になる女性の出自が様々に取りざたされたり、結婚経験があったりということ自体が異常じゃないかと思うんですよね。
再婚・・・でいえば聖徳太子の母、間人皇后も用明天皇の死後に田目皇子と再婚していますし、大らかな時代というか。役割を終えたらあとは自由みたいな?
でも、宝皇女の場合は、一度高向王と結婚して男子を得て、それから天皇の后ですからね。謎の多い女帝です。
大海人皇子が漢皇子説について
これも知ってますが、そうなると完璧に大海人皇子が皇位を簒奪したことになってしまうわけです。しかも渡来人の血を引いている人ということ。
そういえば天智も天武も額田も新羅や百済系の王族だと主張する本を買っちゃった事もありました。数ページで読むのをやめましたけど。
「女帝」という言葉のせいで、とても大きな存在のように感じるんですけど、推古天皇にしても皇極天皇にしても、男達のしりぬぐいをさせられているというか、ほぼ仕方なく「天皇」になりました・・・という悲哀の方が強いような気がします。
もともと皇女として生まれているし天皇の大后として未亡人として、夫の血統を守らなくてはいけないという使命に燃えているのはわかるんです。じゃあ「蘇我」と「夫である天皇」とどちらの比重が高いのかというと、私は夫の方かなと思います。
平安時代の女御たちのような「お父様のいいなり」系ではないけど、自分で国を牛耳るまでの野心は持たない。
古代における女性天皇は孝謙天皇が即位するまでは「男系を守る為」の天皇であったと思います。
そういう歴史を見ると、愛子内親王が天皇になる意義は全くありません。
なにせ男系男子皇位継承者は愛子内親王と同世代でいえば悠仁親王一人。競争したり蹴落としたりする相手などいないからです。
では天皇の娘として愛子内親王の役目は何かというと、「悠仁親王にきちんと皇位を継承させること」に他なりません。
本当の内親王であれば、従兄弟であり正当な皇位継承者が政治に利用されたり、皇位を簒奪されないように守り、導き、敵対する人をなだめる、あるいは蹴散らす。それが仕事なんです。
なのに、その内親王自体が皇位を要求するということは、裏で「傀儡の天皇」を欲しがっている人がいるということに他ならないのです。
まして2000年以上「男系」を続けて来た天皇家の血筋を変える、それが内親王だなんて言語道断、皇族の風上にもおけないということになります。
今上は「娘の将来の安泰」の為に皇位が欲しいのだと思います。
天皇として祀り上げられればすべてを隠して安穏な生活を送ることが出来ると本気で思っていそうです。
皇后はまさに「天皇の母」になれば今以上に称賛されると思っているんですよね。
二人とも本当に「天皇」とは何のために存在しているのかさっぱりわかっていません。
英語が出来なくても、留学経験なくても天皇になるべき人はなりますし、その価値は日本の為にこそあるもので、外国の為にあるものではありません。
女系天皇=自分の好き勝手にお金を使うことが出来る地位
に天皇が成り下がることです。