よし坊のあっちこっち

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フロアマット事故、今更言いたくはないが

2010年02月17日 | アメリカ通信
我が家の車はトヨタ。熱烈に好きだったわけでもないが、日本で初めて乗ったのが、カローラ。結婚した時、嫁はんが、ご祝儀で持ってきてくれた。次にグレードアップしてカムリに代えたところで、アメリカに来てしまった。当然カムリとなり、今は4ランナーだ。最初のトヨタがそのまま続いている。

今回のリコール騒動で、またまた対応のマズサを指摘されたニッポンメーカーだが、事の起こりがアクセルがフロアマットに引っ掛かるという現象。それが、今では単に引っ掛かるのではない構造的欠陥があるのではないか、との疑念がもたれているという。

実は、95年モデルのカムリにずっと乗っていたのだが、たまにアクセルが引っ掛かることがあった。オカシイなとは思っていたが、気に留めるほどではないと思っていた。しかし、今回の事故を考えると、そもそも、この欠陥は以前からあったが、事故にもならず、発生件数も極めて少なかったから、表面化するまでには至らなかったと考えてもおかしくない。要するに、英語で言う、Marginalな所でギリギリセーフだったのだと思う。それが、品質管理が落ちたのか(間違いなく落ちてきていると見るが)、検証システムに奢りが出てきたのか、Marginal lineを超える数が多くなったという事ではないだろうか。ひょっとしたら、今まで、そのような苦情なり問い合わせが届いていた可能性もあるが、無視されたか、闇に葬られたかのどちらかしかない。会社勤めをした経験があれば、闇に葬る事の簡単な事ぐらい想像はつく。