よし坊のあっちこっち

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映画三昧 - Ashley Judd

2012年04月23日 | 映画
アシュレイ・ジャッドは可愛らしい女優である。彼女を初めて観たのが、サミュエル・ジャクソンのTime to Kill。弁護士マッコノヘイの奥さん役でアレっと頭の隅に入り込んだ。本格的に注目し始めたのは、モーガン・フリーマンとの映画 Kiss the Girls。なかなかいい女優だと思い、その後のトミー・リーと共演した「Double Jeopardy」で強い印象を与えてくれた。以来彼女の映画は極力観ることにしていたが、いつの間にかスクリーンでの露出が減っていった。しかし、彼女は今放映のTVドラマ「Missing」で久しぶりに元気な姿を見せてくれた。

その彼女が昨年本を出している。サマリーと彼女のインタビューを観て、露出減の理由の一端が分かったような気がする。もちろん結婚した事も大きいが、本で告白しているように、幼児期にChild Molestationの犠牲者だったことが、彼女の中でのトラウマとなっていた事が影響しているようだ。

アメリカは離婚再婚が多いので、当然女の子は養父からのMolestationを受けやすい。著名なカントリーの歌い手を母に持った華やかさの陰で、多感な時代を孤独な環境で過ごし、その間にMolestationの犠牲となったのだから、その苦難は相当なものだったのだろう。

テレビドラマのMissingも次の回で終わるが、もっと映画に露出を増やして欲しい女優である。