映画やドラマは、主役を誰にするかも重要だろうが、無視出来ないのが脇役である。
脇役の方もいろいろだ。人気抜群ひっぱりだこで、あれにも出てる、これにも出てる、と出ずっぱりの方もいる。あまりに露出度が高いと、食べ過ぎの感ありで、食傷気味になるのは仕方がない。反対に露出度は低いが、地味に頑張っている脇役さんも多い。
そのひとりに、樋浦勉がいる。たまに映画やドラマで彼を見かけると、あの”ごんたくれ”も元気に頑張ってるな、とホッとするのだ。
彼の顔を鮮烈に焼き付けた映画がある。大映映画の「ごんたくれ」で、1966年封切りとある。以来、名前は知らなかったが顔は忘れなかった。
そもそも、この映画は雷蔵か勝新映画との併映だったはずで、これを目当てに観に行った記憶は無い。だから宇津井健と吉行和子が主演であることも全く記憶に無いのだ。夜間高校で不良視されていた、はみ出し者の”ごんたくれ”共を熱血教師がまとめあげて無事卒業させる映画なのだが、樋浦勉は、そのリーダー格を演じていた。
あの顔は敵役だから、その後はあっちで斬られ、こっちで殺され。その勉ちゃんも歳とともに、最近ではいい爺さん役で出ていたりして、なぜかホッとするのである。
脇役の方もいろいろだ。人気抜群ひっぱりだこで、あれにも出てる、これにも出てる、と出ずっぱりの方もいる。あまりに露出度が高いと、食べ過ぎの感ありで、食傷気味になるのは仕方がない。反対に露出度は低いが、地味に頑張っている脇役さんも多い。
そのひとりに、樋浦勉がいる。たまに映画やドラマで彼を見かけると、あの”ごんたくれ”も元気に頑張ってるな、とホッとするのだ。
彼の顔を鮮烈に焼き付けた映画がある。大映映画の「ごんたくれ」で、1966年封切りとある。以来、名前は知らなかったが顔は忘れなかった。
そもそも、この映画は雷蔵か勝新映画との併映だったはずで、これを目当てに観に行った記憶は無い。だから宇津井健と吉行和子が主演であることも全く記憶に無いのだ。夜間高校で不良視されていた、はみ出し者の”ごんたくれ”共を熱血教師がまとめあげて無事卒業させる映画なのだが、樋浦勉は、そのリーダー格を演じていた。
あの顔は敵役だから、その後はあっちで斬られ、こっちで殺され。その勉ちゃんも歳とともに、最近ではいい爺さん役で出ていたりして、なぜかホッとするのである。