ワインの話と言っても、よし坊はワイン通でもなんでもない。だからワインにうんちくを傾けるような話はさらさら出来ない。ワインをどんな時に飲むかというと、一番多いのが焼肉をした時だ。安い赤ワインを買ってくる。アメリカのワインは値段もピンキリで、よし坊はいつもピンの方を買ってくる。それで十分なのである。
つい先日も日本でニュースになっていたけれど、毎年繰り返される「ボージョレーヌーボー」とやらのあの騒ぎは一体なんなんだろう。ワインの歴史が浅い国民だから、ワインの講釈をたれても仕方が無い、それならいっそ絞りたてのワインならば飛びつくに違いない、とばかり、どこぞの商売上手が仕掛けたものに相違あるまい。新し好きの日本人にはもってこいの仕掛けであろう。日本の輸入量は他の国の追随を許さないほど度の外れた量で、しかもアノ程度のワインに高値を出すとくれば、生産元はとんでもない乗客を掴んだものだとあきれ顔のウラでニンマリ笑っているわけだ。よし坊は後にも先にも一回しか飲んだ事がない。数年前、知人にもらったので飲んだが、どうということはない。5ドル6ドルの、水代わりである。これに2000円3000円だすのだから、祭りの好きな、文字通り”お目出度い”国民であるのは間違いない。
よし坊はアルコールが好きだから、ワインも嫌いではない。が、どこそこのワインが美味しい、などと、産地や銘柄や年代にうんちくを傾けるレベルでは全く無い。世の中にはワインが好きで、味の分かる御仁がゴマンといるのだろうが、よく、俺はワインにはうるさい、とワイン通ぶる輩も結構いる。
昔、テレビの番組で、食通、ワイン通の芸能人を集めて、決して不味くはない1000円ワインと、レストランに供す有名なワインを目隠しで当てさせる試みをやったことがあった。日頃、ワインはお任せ、と豪語していたワイン通の連中が軒並み赤っ恥を掻いていた。通ぶる人間ほどいい加減なものはない格好のサンプルだろう。
食べて美味けりゃそれでよし。飲んで気にいりゃそれでよし。”うんちく”なぞ要らないのだ。
つい先日も日本でニュースになっていたけれど、毎年繰り返される「ボージョレーヌーボー」とやらのあの騒ぎは一体なんなんだろう。ワインの歴史が浅い国民だから、ワインの講釈をたれても仕方が無い、それならいっそ絞りたてのワインならば飛びつくに違いない、とばかり、どこぞの商売上手が仕掛けたものに相違あるまい。新し好きの日本人にはもってこいの仕掛けであろう。日本の輸入量は他の国の追随を許さないほど度の外れた量で、しかもアノ程度のワインに高値を出すとくれば、生産元はとんでもない乗客を掴んだものだとあきれ顔のウラでニンマリ笑っているわけだ。よし坊は後にも先にも一回しか飲んだ事がない。数年前、知人にもらったので飲んだが、どうということはない。5ドル6ドルの、水代わりである。これに2000円3000円だすのだから、祭りの好きな、文字通り”お目出度い”国民であるのは間違いない。
よし坊はアルコールが好きだから、ワインも嫌いではない。が、どこそこのワインが美味しい、などと、産地や銘柄や年代にうんちくを傾けるレベルでは全く無い。世の中にはワインが好きで、味の分かる御仁がゴマンといるのだろうが、よく、俺はワインにはうるさい、とワイン通ぶる輩も結構いる。
昔、テレビの番組で、食通、ワイン通の芸能人を集めて、決して不味くはない1000円ワインと、レストランに供す有名なワインを目隠しで当てさせる試みをやったことがあった。日頃、ワインはお任せ、と豪語していたワイン通の連中が軒並み赤っ恥を掻いていた。通ぶる人間ほどいい加減なものはない格好のサンプルだろう。
食べて美味けりゃそれでよし。飲んで気にいりゃそれでよし。”うんちく”なぞ要らないのだ。