よし坊のあっちこっち

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私の恩師 (1)23年振りの声

2018年05月18日 | いろいろ
私には人生の恩師がいる。いや、勝手に私が恩師だと思っているだけだが、私にとっては紛れもない恩師なのである。私はこの恩師からいろいろなことを学ばせていただいた。とりわけ、その不屈の精神と分け隔てない異人種に対する平等感。言葉(外国語)は出来なくても真の国際人とはこういう人の事を指すのだな、と実感したものである。よく、外国語が出来ることによりグローバル・ビジネスマンなどと言うが、本質はそれではない。

昨年、所用で日本へ帰国し、20数年ぶりで昔の会社仲間5人と会食した折、1994年に当時の職場を去って以来ご無沙汰している恩師が私の消息を知りたがっているとの話を聞いた。アメリカに戻る直前に教えてもらった電話番号をダイヤルし、電話の向こうに懐かしい恩師の声を聞くことが出来た。齢90、まだまだお元気のご様子であった。

私のサラリーマン人生28年の内、23年間を恩師と同じ会社に在籍し、近くでそのお姿を密かに拝見、生き方の参考にさせていただいた。来年の秋に日本へ行く予定なので、是非とも広島のお宅に伺おうと思っている。

恩師、Kさんの事を書いてみたい。