よし坊のあっちこっち

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"SEXT"が認知される日

2011年11月07日 | アメリカ通信
記事に”SEXT”と言う単語が踊り始めている。"SEX"という単語には敏感だから、つい、何だこれは?と目に付く言葉とあいなる。

辞書を調べてもらえばいいのだが、数字の6に纏わる言葉で、身近なところではSextet。ジャズが好きだから、3重奏団のトリオ、4重奏団のカルテット、そして6重奏団のセクテットである。また、Sextupletというのもある。三つ子のトリプレット、6つ子となればSextuplet、即ちセクストゥプレットとなる。気になる意味合いは無い。

一つだけSEXTにINGが付いたSextingと言う単語がある。これが今、アメリカでも問題になっている。インターネットの普及でTextingとか、Text messageが普通になり、派生的にSextingが生まれた。意味は、本来自分のプライベート写真、特に猥雑なものを他人に送信して困らせて楽しむのだが、写真だけでなく、猥雑な文章も含んでいる。特にティーンエイジャーの間で、携帯やパソコンを使い、弱い者イジメに使われていることから、社会問題になりつつある。

特にターゲットとなりやすいのが、ホモセクシュアルや、自分がヘテロセクシュアルかホモセクシュアルか自覚出来ていない層らしい。更に問題なのが、ターゲットにされた彼らの間で鬱現象が増加している事のようだ。医学的な因果関係の解明は未だ先の事らしいが、間違いなく影響されていると考えていいのではないだろうか。日本でもこの問題は深刻なはずであるが、どうなのであろうか。

まだ、"sext" messageというように、マーク付きでSEXTが使われているが、このマークが外れる日は、この言葉が正式に名詞と動詞に認可される日であり、その時は、問題が社会で一層深刻化していることを意味する。このマークが外れない事を祈るばかりである。


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