よし坊のあっちこっち

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たまにゃ外食したいけど

2012年12月14日 | アメリカ通信
マクドナルドのマックリブってやつがこの12月から期間限定で始まったからワイフと一年ぶりで食べに出かけた。たった一ヶ月の限定版で去年も秋頃にあった。このメニューだけは美味い。

先ごろ、日本のマクドナルドの売り上げが落ち続けているとのニュースがあり、加えて日本のファーストフードを含む外食産業が落ち込んでいると報じられていた。このレベルで落ち込んでいるということは景気回復には程遠いということで、それはアメリカも同じだろう。アメリカも消費者レベルでの景気回復の実感が無いから、外食も皆控えめになっている。

さて、このアメリカでの外食だが、世界に冠たる舌の持ち主である日本人の端くれとしては、アメリカに暮らす最大のディメリットがこの外食である。何処へ行っても”不味い”とは言わないが”美味しくない”。

アメリカンは量ばかり多くて大味だから又来て食おうなどとは思わない。唯一例外は、地域ではルイジアナの料理、メニューではBBQ。ルイジアナ料理は確かに美味く、飽きない。BBQは独特のタレで、スペアリブなどは日本ではなかなか味わえない。しかし、これらを除くと残念ながらXである。イタリアンはアメリカ風イタリアンに変貌し、スペイン料理も又然り。今まで「今度は大丈夫だ」と期待しつつ、何度失望したことか。外国料理がその国に合った味付けになるのは当然だが、何故日本の外国料理はあんなに美味しいのだろう。日本人の技は大したものだと感心する。

ジャパレスについて言えば、昔、といっても10年くらい前までは、日本人経営のジャパレスが多く、味もそこそこ。それが次第に経営者が中韓に代わり、味が落ち始める。そうなると、無いよりましか、を通り越して、行く気にならなくなる。

行かなくなればなるほど、少しのチャンスを求めたくなる。かくして、日本に居たら、決して行かないであろうマクドナルドの、ここアメリカの、一年に一度のささやかの美味を求めてマックリブを食べに行くのである。


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