5月に植えたゴーヤが見事な実を実らせています。
ここは廃校小学校の境界塀。現在、地域住民の広場として、私たちボランティアで管理されているところです。住民地区との境界域は放っとくと草ぼうぼうになるため、こまめに草取りをしたり、木の枝を切ったりと、なれない作業があるものです。そこには金属製の網が張ってあって、いつもはカラス瓜がはびこるのだが、今年は試しにゴーヤを植えてみることになったのです。
肥料も何も入れずに、直に植えました。今年は雨が少なかったので、十分に水やりをしたのですが、なにせ耕作地ではないため、十分には成長しませんでした。しかし、7月8月の猛烈な暑さのためか、ゴーヤも勢いを取り戻し、このように見事な実を実らせました。
2、3日後に、いよいよ収穫です。
と思いきや、今日、見渡してみると、実がついていません。なんということでしょう。農家のように生業として植えた訳でも、食料として植えた訳でもないから、盗まれても実益が損なわれる訳ではありませんが、盗まれてみると釈然としません。小さな楽しみを奪われた哀しみでしょうか。【彬】