「夏祭り」この言葉には何故か郷愁を誘うものがあります。
夏休みを取り帰郷をする。そして故郷の夏の祭りで懐かしい知人、友達に再会したりする。などというドラマのシーンにでてきそうな、多くの方が共感する、そんな場面を大切にしていきたいもの。
僕は、東京生まれですが、仕事の都合で昨年まで茨城県の某市に13年間住んでいました。当地では夏祭りが沢山あり、よく出かけていました。豊かな自然、澄んだ空気、水、そんな中の祭りに夏の楽しさを味わってきました。東京に戻って暮らす今、夏のその時期になると思い出されるものです。
さて、この7月24日(日)僕の住む小金井市で開催された、「小金井阿波おどり」を見物してきました。今回で38回目と歴史のある祭りです。以前から知ってはいたのですが、見る機会もなく過ごしてきました。今年の夏、なにか物足りなく、祭りが恋しく足を運んだ次第。全体として、おしゃれで、よく整備された都会的なイベントですが、おそらく、これから僕の「夏祭り」になっていく予感がします。
2016年7月25日 岩下賢治