ぼくらの日記絵・絵心伝心 

日々の出来事や心境を絵日記風に伝えるジャーナリズム。下手な絵を媒介に、落ち着いて、考え、語ることが目的です。

クラシックカーのミニチュアカー

2021年07月11日 | 日記

 小金井公園に行く途中、住宅街の或るお宅の車庫に、古い車、スバル360が保管されていた。以前、持ち主の方に声をかけた。「すばらしいですね。今でも走っているんですか?」 答えて曰く「ええ走ってますよ。」 僕は「相当価値のあるものですね。大切にされているのですね。」というような会話があった。・・・その後新しい車に置き換わっていたが。また、近くの事務所前に、1960年くらいのベンツのクーペを置いている。先日、ある駐車場に1949年型の米車プリムスが止めてあったのには驚いた。皆さん趣味人だな・・・僕は古い車が好きなのでいつまでも元気な姿を見られるのはうれしい。クルマそのものにはあまり詳しくはないが、その、形、スタイル、そしてそれらが活躍した時代背景などに惹かれる。

 さて、現在の車の世界。性能が向上し、排ガスが少なく、安全性も高い。当然のことながら、車の形、スタイルは、どのメーカーも、ほとんど同じになっていく。昔の車は外見から一目でどのクルマが分かった。形、スタイルに個性があった。

 今の街は、静かで、空気もきれいだ。車の性能向上に負うところ大だろう。安心、安全、で清潔な街では車は静かに風景に溶け込んでいるほうがいいのだろう。

 ずいぶん前、クラシックカーのミニチュアカーを集めていた。古いものは、1910年のT型フォードから、1960年代の日野コンテッサくらいまでかな。また、古い時代を扱ったドラマ、映画を観る時は、車も観る。それぞれの車から、その時代の背景を感じることが出来る。

 ミニチュアカーを通じたクラシックカーの世界は、想像とロマンの世界がある。・・・単なる懐古趣味? このコロナ禍、巣ごもりでオタク族にならないよう要注意。

 絵はよく観る、NHKBSの「名探偵ポワロ」から、時代は1936年くらい。

  2021年7月11日  岩下賢治

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