米タイム誌が選ぶ、恒例の「今年の人」person of year は、アメリカのシンガーソングライター、テイラー・スウィストさん。Taylor Swift さん。
僕は、表紙の女性を見た時、いったい誰だろうと驚いた。
選考理由は、その年に、世界に影響を与えた、大物の政治家や起業家になることが多いが、2023年はそのような人物はいない。毎年、闇と光があるのだが、今年は闇が覆う部分が多く、多くの制度はうまく機能せず、世界は分断されている。
テイラー・スウィストさんは、障壁を乗り越え、光の源となり、多くの人々に良い影響を与えた・・・等々。1927年から続く person of year で、芸術方面からは、初めて選ばれたそうだ。
僕は、テイラーさんが、アメリカで大変人気のある女性シンガーであることは知っていた。スーパーモデル並みの、身長180センチ、その美貌で、インパクトが強い。だが、パーフォーマンスはよく知らないので、youtubeで観る。
何千、何万人を収容するような大会場が似合う。カントリーミュージックのような部分もあるようにも感じる。ファンの多くは、若い人達のようだが、僕のような、年配の日本人でも、楽しめる。
毎年、誰が選ばれるか楽しみにしている、この特集。
かなり、意外な「今年の人」だが、多くの人に影響をあたえるソフトパワーはあるのだろう。僕自身、今年は厳しい年だったが、気持ちを和らげて、一年を終わらせよう。
2023年12月25日 岩下賢治