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先日ロータリー除雪車の信頼に気付き駅のホームに出て見た。
新型の「投排型」と呼ばれる除雪車のようだ。
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「投排型」とは、投雪つまり雪を投げる機能と、排雪つまりラッセル型除雪機能の双方と言うことだろう。
ウイング、とか翼(よく)とか呼ばれる部分を閉じてラッセル型にしたり、全部オープンにしてロータリーとして使う。
でも、色々な機能を詰め込んで、都合良くその機能全てを発揮することは少ない。
事実、この新型も乗務するオペレーターには、力が無いと評判が悪いようだ。
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これは少し前の「DD14」と呼ばれた1,500馬力のロータリー除雪車です。
雪の絶対量も違うけれども、迫力が全く違いますね。
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このように大量の雪を吹き飛ばす、投げ飛ばす力が有り、一時期主力でした。
機能よりも、運転、オペレーターの構成が全く違うようになっています。
昔日のDD14は運転区所属の運転担当運転士と除雪機械操作の保線乗務員との組み合わせ。
今は、保線担当者だけで、運転と操縦をしているらしい。
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かって一世を風靡したモンスターロータリーの「DD53」は3,000馬力と言う力の持ち主。
その持ち備えた強大な牙があだとなり滅びた恐竜と同じ運命をたどり、強大過ぎる力ゆえに仕事を失った。
旧国鉄て三台生産され札幌、長岡、直江津と配属されていた。いや、札幌では無くて秋田だったかな。
これは昭和40年代の終わりころだと思う。
右手の斜面上には災害派遣された自衛隊員の姿が見えます。
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実はスベルべはその除雪車の操縦を生業としていた時期が有った。
DD53の掻き寄せ回転翼の前に立つ、茶色のウインドブレーカー姿が有りし日のスベルべ。
粋がって、支級品の制服では無くて私服の薄手のウインドブレーカーをまとっていたのでしょう。
掻き寄せ回転翼の真上の少し他よりも出たところが正操縦者の定位置。
この狭い操縦席の中に潜り込み、運転士、副操縦者を指揮して強大な力をコントロールしていたのです。
スベルべは20歳代でこれらの大きな除雪車の正操縦者を務めていました。
親子ほども年齢の違う、運転士、操縦者を叱咤激励して冬の線路を守っていたのです。
現役、OB含めてスベルべがもっともこれらの常務経験が多いと思います。
それは、何時までも平社員でいて、現場にいることが多かった不良社員だったからかな(笑)。
毎年、冬になるとアップするロータリー除雪車ですが昔話と思って見て下さい。
なお、DD14で検索すると、昔の作業風景が動画で見られますから驚きです。