司馬遼太郎 著 新潮文庫
新選組の、超有名な作品。
時代小説の大御所。
土方歳三を中心において・・・・
上下巻。ゆっくりゆっくり読んだ。
前半は割と安心して。
後半はどんどん辛くなりながら。
史実として絶対に曲げられないものがあるわけで、それはどうしようもない。
ページをめくる速度がゆるくなる。
先に進みたいけれど、「結果」ははっきり判っているわけだから。
歳さんの未来は35年で閉じるわけだから。
貫いた信念はひたすらまっすぐで、どんどん加速していったんだろう。
もう、自分を止めることも出来なかったんだろうな。
死に場所を求めて戦い続ける歳さんの気持ちに沿うと、辛すぎた下巻後半。
そんな中で、お雪さんの存在が、すこしだけ明るくしてくれた。
とても、心の強い女性。
まるで、『組!』の山南さんと明里みたいだと、思った。
私の出発点がここだからね。
で、歳さんの姿も正直いうと頭に浮かぶのは「山本土方」でね・・・(^^;)
どこまでが史実でどこからが虚構なのかが判らない。
歴史をきちんと学んだ上で、更にもう一度この本を読んだら、また違うのだろうか。
それでも。
時代小説の大御所のすごみを感じる。
ずっと読まれてきた作品の強さを感じる。
またゆっくりと読み返そう。
新選組の、超有名な作品。
時代小説の大御所。
土方歳三を中心において・・・・
上下巻。ゆっくりゆっくり読んだ。
前半は割と安心して。
後半はどんどん辛くなりながら。
史実として絶対に曲げられないものがあるわけで、それはどうしようもない。
ページをめくる速度がゆるくなる。
先に進みたいけれど、「結果」ははっきり判っているわけだから。
歳さんの未来は35年で閉じるわけだから。
貫いた信念はひたすらまっすぐで、どんどん加速していったんだろう。
もう、自分を止めることも出来なかったんだろうな。
死に場所を求めて戦い続ける歳さんの気持ちに沿うと、辛すぎた下巻後半。
そんな中で、お雪さんの存在が、すこしだけ明るくしてくれた。
とても、心の強い女性。
まるで、『組!』の山南さんと明里みたいだと、思った。
私の出発点がここだからね。
で、歳さんの姿も正直いうと頭に浮かぶのは「山本土方」でね・・・(^^;)
どこまでが史実でどこからが虚構なのかが判らない。
歴史をきちんと学んだ上で、更にもう一度この本を読んだら、また違うのだろうか。
それでも。
時代小説の大御所のすごみを感じる。
ずっと読まれてきた作品の強さを感じる。
またゆっくりと読み返そう。