のんびりぽつぽつ

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12月の読書 

2015年01月11日 22時39分44秒 | ★★★毎月の読書まとめ
2015年が明けて。

あれよあれよという間に鏡開きになってしまいました。
本を読んだりお料理したりお菓子を作ったり(←家事、とも言う)
そんな何でもない日々を送れたらそれで嬉しいな、と思いながらのんびりとこの場所も続けていこうと思っています。
よろしかったらまたのんびりと、お付き合いくださいませ

今年もどうぞよろしくお願いいたします。



ということで、この先を暗示させるような初投稿…
12月の読書のまとめです。
が、この頃から一段とペースダウン。
読むものも軽いものが主流…かなあ
「かもめのジョナサン」は完全版のお話をラジオで聞いて、ようやく図書館で読めました。
タイトルは有名で知っていたけれど内容をきちんと読んだのはこれが初めて。
こういう作品がまだまだ沢山あるなあ。
手の届く範囲でこれからも、こういう世界にも触れていかれたらいいなと思っています。




2014年12月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:2398ページ
ナイス数:996ナイス

ブタカン!: 〜池谷美咲の演劇部日誌〜 (新潮文庫)ブタカン!: 〜池谷美咲の演劇部日誌〜 (新潮文庫)感想
高校生の熱血部活物語@演劇部。親友に突然代役で舞台監督を頼まれた主人公と、個性豊か(過ぎる/笑)部員の面々による文化祭までの騒動記なのだけれど。そして、そちらもとても楽しくて演劇を作り上げるドキドキ感や一体感がよく伝わってくる青春小説。でも私が一番気になってしかたないのは、その、役目を譲った親友のこと。ナナコちゃん。目を覚ますよね?きっとこの後の舞台を観てくれるよね?今はこの先の物語を知りたくてたまらない。渚シリーズとはまた違う、とても楽しく読みやすい作品でした。(だから続きを早く~)←かなり切望です。
読了日:12月22日 著者:青柳碧人
ぐりとぐらのおきゃくさま [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集 (1))ぐりとぐらのおきゃくさま [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集 (1))感想
再読回数不明本)何回も何回も。この時期になると必ず手にする定番の絵本。なんだろうなぁ。読むととてもほっとするんです。サンタクロースが作ってくれた大きなケーキ。にぎやかにあたたかく今年もみんなで過ごせたね(^^)
読了日:12月22日 著者:なかがわりえこ
ぶたぶたと秘密のアップルパイ (光文社文庫)ぶたぶたと秘密のアップルパイ (光文社文庫)感想
「おかわり」からの再読)会員制の喫茶で働いているぶたぶたさん。そこに訪れるふた組の人たちの色々を描いた1冊。このぶたぶたさんはもしかして家族が出来る前なのか、な?と思っていたけど、、それは勘違いだったってことを「おかわり」で分かった私です(笑)オーナーが面白すぎる。そしてぶたぶたさんは今回特に脇役に徹してますね。役柄(?)も聞き役だし。脇役だけど主役。この不思議な位置関係がまた、とても居心地がいいのかもしれないなぁ。
読了日:12月19日 著者:矢崎存美
ぶたぶたカフェ (光文社文庫)ぶたぶたカフェ (光文社文庫)感想
「おかわり」からの再読)やっぱり「こむぎ」で朝食が食べたいなぁ~。こんなカフェが近くにあったら本当に幸せですよね。主婦がおそらく一番人に頼れないのが朝ご飯じゃないかな?と、思うんです。そして人の作ってくれたご飯を一番食べられないのもこの時間。そこにこんなぶたぶたさんのカフェがあったら…あ、なんだか2度と朝ご飯作りたくなくなるか、も?(笑)とにもかくにも3度目もまた、大変満足させていただきました。
読了日:12月18日 著者:矢崎存美
ぶたぶたのおかわり! (光文社文庫)ぶたぶたのおかわり! (光文社文庫)感想
あああー!「おかわり」ってそういう意味ですか!短編4作のこの一冊。けれど読むと間違いなくあの本とこの本ともう一つ!再読したくなりますよ!美味しい食べ物を作り出す彼はまた、疲れた心をほっとさせてくれる彼でもあり。幸せをたっぷりといただいて、もっとあたたかさが欲しくなりました。おかわりを何度でも。ゆっくりと味わいながら、噛みしめながら、ですね。
読了日:12月16日 著者:矢崎存美
すべてがFになる (講談社文庫)すべてがFになる (講談社文庫)感想
初作家さん)きっかけはドラマの7.8話だけ見て気になって。理系ミステリーとのことだが、文系人間にもしっかり面白い。のにかなり手こずったのはおそらく主人公の学生のその行動やもう一人の主役の教授への想いに馴染めなかったせい。なんだかそういう場面が出てくると、どうもチグハグで違和感が拭えなくて集中力が切れてしまった。そこを除けば(^^;)この先にも非常に興味がある。これは、シリーズ全部読むべき、かな。グロ部分も何とか文字の中で消化できてよかった。やはり映像より活字、かな。
読了日:12月15日 著者:森博嗣
かもめのジョナサン完成版かもめのジョナサン完成版感想
図書館)ただひたすらに「空を飛ぶ」と言うことを求めて追求しそこから内面を導き出す。けれどそれは彼にとっては重要なことではなく、つまるところどうして飛ぶのか、どうやって飛ぶか、その一点なんですね。本人は。それが周りか関わり時が重なり次第に変化して行ってしまうと…。パート4はでも私にとってはすっきりできる章でした。分かりやすい言葉なのに全体は難解で読人それぞれで感じ方が全く違いそう。作者のまえがきと五木氏のあとがきが理解の手助けだった気がします。といっても、ほとんど何も判っていないとも。うーん。難しい。
読了日:12月9日 著者:リチャードバック,ラッセルマンソン
伊集院大介の冒険 (講談社ノベルス)伊集院大介の冒険 (講談社ノベルス)感想
再読回数不明本)様々な形の犯罪を試しているような1冊。伊集院大介と山科警部と森カオル。本当に起こったことなのか、それとも大介に担がれたのか?そんな風に疑ってしまえるような物まであって面白い。巧み、です。栗原作品。
読了日:12月8日 著者:栗本薫
御子柴くんの甘味と捜査 (中公文庫)御子柴くんの甘味と捜査 (中公文庫)感想
初作家さん)図書館)さらりと書かれた作品をさらりと読む。そんな感じだった。この前に読んだ世界(@栗本薫ワールド)とのあまりの違いに逆に戸惑ってしまってなかなか入り込めず、その辺りは失敗。。でもとても気楽に読むミステリー(でもないか、刑事もの?)としてはお薦めかもしれない。いや、むしろ好み、かも。私はがっつり刑事ものってのが苦手だから。そして作者さんがすっかり忘れていたという、この物語を作るきっかけ、小林警部補が御子柴くんよりもとっても気になりました。ので、「プレゼント」という前作も読みたいと思います。
読了日:12月5日 著者:若竹七海
猫目石―伊集院大介VS栗本薫 (下) (講談社ノベルス)猫目石―伊集院大介VS栗本薫 (下) (講談社ノベルス)感想
再読回数不明本)あれ?こんなラストだったっけ?忘れてました。基本伊集院大介シリーズを主に追いかけていることが多いので、薫くんはちょっと記憶が曖昧なんですね。にしてもむごいお話です。悲しいお話です。こういうの書いたら天下一品でもあります。だから困る(笑)罪は罪としてきちんと償って5年後でも10年後でもこの2人が青空の下を歩む姿が見たかったな、ともどこかで思っている(願っていた)自分も自覚。
読了日:12月2日 著者:栗本薫

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