夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

定年後の私、何かと日常生活で愛用しているタオルの数々は・・。

2011-01-17 20:12:54 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の66歳の身であるが、
私が日頃使うタオルは、国内旅行で宿泊先の観光ホテルで頂いたタオルを愛用している。

観光ホテルで宿泊する際、殆どが浴衣(ゆかた)と袢纏(はんてん)、タオルがセットで置いてあり、
タオルは観光ホテル名が明記されている極く普通のタオルである。

タオルに関し、私は一晩でサヨナラをするのは、
もったいない、と感じて、我家に持ち帰ってくる。

そして私は、朝の洗面時、入浴の時、パジャマ姿の時は首周りなどで、
こよなく使用している。

色合いは、圧倒的に白色が多いが、ときには黄緑色、ピンクなどもある。

私達夫婦の共通趣味のひとつとして、国内旅行の為か、
北海道だけでも層雲峡、網走、知床のウトロ、阿寒湖、帯広、定山渓、
函館等の周辺の観光ホテル名が入ったタオルがある。


先ほど、私は風呂上りにパジャマを着て、
洗面台のタオル専用引き出しの中から、タオルを一枚取りだして<、
首に巻いたりしていた・・。

『XXちゃん・・今宵は阿寒湖なの・・』
と私は家内に云いながら、私達が阿寒湖に訪れた時の思い出を家内に話しかけている。

家内に関しては、日頃からデパートで買い求めた良質のタオルを使用して貰っている。
やはり女性は幾つになっても身だしなみが肝要であるので、
たかがタオルひとつの美麗となすので、私はさりげなく厳命している。


そして、私が観光ホテルのタオルからデパートで調達したタオルに昇格するのは、
我家に知人、友人などのお客様が来宅する場合は、
洗面台の横にある私専用の観光ホテルをはずして、
さりげなくデパートで購入したタオルに変えたりしている。

しかし、平素の場合は、観光ホテルの名前の入っているタオルを愛用し、
年金生活の私にふさわしい、と微笑んだりしている・・。


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『梅三輪 さんりんほどの・・暖かさ・・』、我が家の白梅も、遅ればせながら咲きはじめて・・。

2011-01-17 12:57:47 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の66歳の少し体力の衰えた身である。

私達は子供に恵まれなかったので、家内と2人だけの家庭で、
古惚けた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。

私の日常は定年退職後は買物の担当となり、スーパー、専門店などに買物に行ったり、
散策をしているが、ここ一週間は周辺を歩き廻っていると、白梅の純白の花に魅せられて、
思わず足を止めて、見惚(みと)れることが多い。

昨年の大晦日に川沿いの遊歩道を散策していたら、梅林だった後に7本ぐらい白梅があり、
この中の陽当たりの良いところは、早くも三分咲きとなり、
しばらく眺めたりしていた。

我が家の小庭は、主庭に白梅、そして紅梅があるが、
隣接しているマンションあり、この時節は陽陰の時間帯もあり、固い莟(つぼみ)となっている。
そして、玄関庭は陽当たりに恵まれる中、白梅があり、
『七草粥(がゆ)』の頃は、莟(つぼみ)は大きく膨らんでいた・・。


今朝、8時過ぎに玄関庭の軒下で、冬木立の樹木を眺めてながら煙草を喫っていた時、
白梅の大きく膨らんだ数多くの莟(つぼみ)の中で、
遅れてごめんなさい、といったように恥じらいながら、三輪ばかり咲いていた・・。

私は待ち焦(こ)がれていたので、思わず、
『梅三輪 さんりんほどの・・暖かさ・・』
と心の中で呟(つぶや)いたりし、微笑んだりした。

寒さの中、凛として純白な花を見せ、そしてかすかな匂いを漂(ただよ)わせ、
まぎれなく早春の便(たよ)りを感じさせる冬麗(とうれい)のひとつの情景である。

この後、江戸時代の前期に俳人として、
《 梅一輪いちりんほどの暖かさ 》
と不滅の名句を遺(のこ)された服部嵐雪(はっとり・らんせつ)氏に思いを重ね、
この時節は300年前でも変ることなく、この時代の人たちも、たんたんと過ごされていた、
と教示させられたのである。


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『阪神大震災』から16年、あの時、あなたは・・。

2011-01-17 10:22:06 | 時事【社会】
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の66歳の身であるが、
今朝、NHKのテレビで、
《 阪神大震災から16年、震災の犠牲者を追悼する「1・17のつどい」・・
  6434人が亡くなった阪神大震災から17日、丸16年となり、兵庫県内の被災地は鎮魂の朝を迎え・・》
と報じて、
あれから丸16年の歳月が過ぎた、と私はぼんやりと視聴していた・・。

敗戦後の日本で、大都市の近代都市が初めて神戸市を中核に大震災に襲われた阪神大震災は、
かけがいのない6434人の尊い犠牲を払ってきてから、
本日で丸16年の歳月が過ぎ、被災された各地にお住まいの方達は、
東京の郊外に住む私が予想する以上に、あらゆる面で多くの犠牲を払い、
たゆまぬ努力をされて復興をされたと思っている。


私はあのときの朝、何時ものように都心の渋谷付近にある会社に出勤した。
まもなく神戸市と淡路島などで大地震で被害は甚大となっている、
と私達は業務の合間に話し合っていた。

私はある音楽業界のレコード会社で管理畑に於いて、
この当時はCD、DVDソフト販売店の債権管理をしていた時で、
この一端として全国の各地の販売店の請求、回収業務などもしていた。

昼過ぎになると、営業本部より今月の『請求書』の郵送を留めて欲しい、と依頼を受けたが、
一部は送付済もあったりした。

震災地の各地には、多くの販売店があり、火災に遭われたり、倒壊したり、
或いは店内が大混雑したので営業は出来ない、
と余りにも不幸な報告をたびたび受けたりして、胸が痛んだりした。

被災された販売店の一覧表を営業本部より受領後、私は債権一覧表を作成したりした。

これから数ヶ月、管轄地域の大阪営業所に請求書に送付し、復興のメドを見守ったりした。

震災から3ヶ月を過ぎた頃、大手の販売チェーン店は営業の再開などの連絡を受けたりした。

ある小さな販売店は、さきの大戦の前の時代より、営業された老舗もあったりし、
倒壊の販売店を廃業された、と私達は大阪営業所から聞いた・・。

そして大手の販売チェーン店は再開でき、街中にある小さな販売店は、ほぼ廃業に追い込まれた、
悲しい連絡を受けたりした。


私の会社の社員の中に、人災は免れたが、5名の方達が家屋の被害を受けた。
中には、マンションを購入して一年足らず倒壊し、改めてマンションを買い改めた人もいた。
『何とかマンションを買ってローンを払っていたが、駄目になってしまい・・
改めてもう一軒を購入するとは予想もしなかったよ・・』
と彼は私と会った時に、苦笑しながら話してくれた。

私もサラリーマンで住宅ローンの返済の大変さは解かっていたので、
もう1軒分の住宅ローンが加わったら・・と想像したりした。


人災に遭われ、多くの肉親、知人にある日予告もなく突然に人との別れをされ、
心の傷を受けられた人達の前では、もとより言葉がないが、
あれから16年の歳月・・こうしたお方達にとっては、重く辛い日々を過ごされきた、
と改めて思ったりしている。


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