夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

『ツイッター』は、まぎれなく日本人の古来から愛された『短歌』、『俳句』、『川柳』に最適と思い・・。

2011-01-25 15:39:17 | 時事【社会】
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の高齢者の66歳の身であるが、
定年退職の2004(平成16)年の後、まもなく『ブログ』の世界を知り、
殆ど毎日、ブログの投稿文をしている。

そして確か2007(平成19)年の頃から、
急激に普及した『ツイッター』に関しては、私は発信できないでいる。

『ツイッター』は短い綴りで、つぶやくような文章と私は解釈しているので、
短い言葉で私の今の心情を発露するようなことは、無念ながら私には筆力がないので、
利用したことがないのである。

しかしながら、ある程度の長い文章の綴りであるならば、
つたない私なりに『ブログ』の投稿文として、
日常の思い、或いは思索したいることなどを心の発露として綴ったりし、
ここ6年ばかり投稿している。

昨今の日本の社会に於いて、『ツイッター』の利用される方の一部で、
少し心の礼節を失くした方の発信文が問題となっている、と風の噂で聞いたりしている。

昨夕、読売新聞の夕刊(2011年1月24日)に於いても、この問題の記事が掲載されている。
《・・
ツイッターに詳しい武田徹・恵泉女学園大学園教授(メディア論)は、
「ブログに比べて、ツイッターは公私の差があいまい」
と指摘する。

つぶやきは通常、自分の書き込みをチェックしている人(フォロワー)に向けられているため、
友人や家族に話す感覚に近くなる。

実際には自分のフォロワーの先には、さらにフォロワーがいて、
大きな波及力があることが忘れられがちだ。

ツイッターを使いやすくするスマートフォン用ソフトも出ており、
見たことをその場で書き込んでしまうことも、軽率なつぶやきを生みやすい。

武田教授は、
「書き込んだ本人が特定されれば、損害賠償を求められる可能性もある」
と注意する。
・・》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。


私はこの記事から、『ツイッター』の世界を多々学び、
『フォロワー』という言葉も初めて教示され、スマートフォンも使えないひとりであり、
この社会の流れに困ったなぁ、とため息を重ねたりした。


日中のひととき、いつものように、近くに流れる野川の川沿いの遊歩道を散策した。
陽だまりの良い処で、白梅の純白の花が七分咲きとなり、
私は立ち止まり、見惚(みと)れたりしている。

こうした時、脳裏から『ツイッター』こそは、
まぎれなく日本人の古来から愛された『短歌』、『俳句』、『川柳』などに最適だ、
と思ったりしたのである・・。

短歌は、もとより五・七・五・七・七の三十一〔みそひと〕文字の世界であり、
万葉の時代から日本の人々に愛されてきた叙情詩であり、
この内容も恋の歌・日常生活の描写・社会問題・子供の成長・物語や幻想まで、
どんなテーマでも自在である、と受け継がれている。

俳句は、五・七・五の三句十七音から成る定型詩であり、
「季語」さえ含めば、内容も自在であり、江戸時代から多くの方に愛されてきている。

そして川柳は、五・七・五の十七音の定型で、
ユーモアに富んだ言葉使い、或いは世の中を風刺した作風で、
江戸時代に発生し、明治時代の頃から、多くの方たち慕われてきた。


このように私は思いながら、『ツイッター』を利用される方たちは、
短歌や俳句の一句を詠まれたり、或いは川柳の一句でも吐くことをされれば、
この上なく日本文化は隆盛し、何よりも当人は更に心が豊かになる、と確信を深めたりした。

尚、私は無念ながら短歌や俳句を詠む素養はなく、
『ブログ』の世界で散文のようなつたない綴りを殆ど毎日投稿をしている。


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『年金受給者 最多5988万人、支える側は4年連続減』、私は支える人は耐え切れず、やがて・・。

2011-01-25 10:08:56 | 時事【社会】
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の高齢者の66歳の身であるが、
いつものように読売新聞を読んで、ひとつのニュースに、長らくため息をした・・。

2面にある【総合】面のひとつの記事として、

《 年金受給者 最多5988万人
           支える側は4年連続減 》

見出しされ、《公的年金の加入者数と受給者数》の表が、
2005年より2009年までの実態数が掲げられていたのである・・。

この記事と同一記事が、読売新聞の基幹ネットの【YOMIURI ONLINE】で掲載されて折、
無断であるが、転載させて頂く。

《・・
        公的年金受給者数が最多…加入者は4年連続減少

厚生労働省が24日に発表した「2009年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、
公的年金の受給者数は09年度末でのべ5988万人となり、過去最多を記録した。

逆に、年金制度を支える側の加入者数は6874万人と4年連続の減少となった。

受給者数は、09年度は前年度比245万人(4・3%)の増加だったが、
加入者数は同62万人(0・9%)減少した。

公的年金の総額は、09年度末現在で50兆3000億円で、前年度比で1兆4000億円(2・8%)増加した。

厚労省は「少子高齢化の進行で、受給者が増え、加入者が減る傾向は今後も続く」と分析しており、
安定的な年金制度の基盤が揺らいでいることが改めて浮き彫りになった。

(2011年1月24日20時00分 読売新聞)
・・》
注)記事の原文にあえて改行を多くした。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110124-OYT1T00905.htm
☆【YOMIURI ONLINE】 公的年金受給者数が最多…加入者は4年連続減少 ☆


私は長らくため息をした心情は、つたない無力な高齢者2年生の身ながら、
ささやかながら真摯な思いがある。

このことは、昨年の2010(平成22)年9月20日に於いて、
【 『敬老の日』、高齢者には、敬愛と老害の複雑な・・。 】
と題して、このサイトに投稿しているが、今回あえて再掲載をする。


【・・
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の65歳の身であるが、
昨夜、ぼんやりとネットでニュースを見ようと、
時事通信社の基幹ネットの【時事ドットコム】を開き、

《 65歳以上、2944万人で過去最高=男性も2割超が高齢者に  》

と見出しされた記事を見て、私は高齢者の身ながら、益々日本は超高齢化の社会になっている、
とため息しながらクリックした・・。

無断であるが、この記事を転載させて頂く。

《・・
   65歳以上、2944万人で過去最高=男性も2割超が高齢者に-総務省推計

「敬老の日」(20日)を前に総務省が、
19日発表した高齢者推計人口(9月15日現在)によると、
65歳以上の人口は前年より46万人多い2944万人、
総人口に占める割合は0.4ポイント増の23.1%と、いずれも過去最高を更新した。

このうち、男性は1258万人で、男性人口に占める割合は0.4ポイント増の20.3%と初めて2割を超え、
5人に1人が高齢者となった。

女性は1685万人で、女性人口に占める割合は0.4ポイント増の25.8%と、
前年に続き25%を超えている。

年齢層別では、70歳以上が2121万人(総人口の16.7%)、
75歳以上が1422万人(同11.2%)、
80歳以上が826万人(同6.5%)だった。

長寿になるほど女性の割合が上昇し、
80歳以上では男性の282万人に対して女性は545万人とほぼ2倍になっている。

(2010/09/19-17:22)
・・》
注)記事の原文にあえて改行を多くした。


もとより専門家の定義によれば、
高齢化率を主軸をすることが多く、65歳以上の人口が総人口に占める割合とされ、
『高齢化社会』は、高齢化率7% ~14%、
『高齢社会』は、高齢化率14%~21%、
『超高齢社会』は、高齢化率21%以上、とされているが、
日本は1970年(昭和45年)に高齢化社会に、
1994年(平成6年)に高齢社会になり、
2007年(平成19年)には超高齢社会となっている現実がある。

そして今回の総務省推計によれば、
男性は1258万人で、男性人口に占める割合は20.3%と初めて2割を超え、
5人に1人が高齢者。

女性は1685万人で、女性人口に占める割合は25.8%で、
4人に1人が高齢者。

このような実態に、私は今年の誕生日を迎えると、66歳の高齢者となり、
家内も61歳となり、
私達夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家はたった2人だけの家庭である。


今朝、カレンダを見ると、『敬老の日』と朱字されており、
《・・
敬老の日は、長い間社会の為に尽くしてきた高齢者を敬い、長寿を祝う日です。
また、それとともに高齢者の福祉について関心を深め、
高齢者の生活向上に努めるよう若い世代に促すという気持ちが込められています。
・・》
と定義されている。

しかしながら、
《高齢者の生活向上に努めるよう若い世代に促すという気持ちが込められています》
と読めば、
高齢者の方たちは、働いて下さる若い世代の人たちから、敬愛とまなざしか、
或いは老害と感じるか、複雑な思いでいる。

もとより私より10歳以上齢上の人たちは、
敗戦後の荒廃した日本を、少なくとも世界の中でも有数な経済大国の礎(いしずえ)を努力と英知で築かれた人々であり、
日本に住む私達がこうして世界の人々の中、稀(まれ)な生活を享受しているので、
私は尊敬の念を抱(いだ)いている。

そして後続する私たちの世代、そして団塊の世代と称される世代が60歳以上となり、
上記のように、まぎれなく超高齢社会となっている。


昨今、政治の昏迷、経済の低迷、社会の劣化の今日、
社会保障制度の年金、医療、介護の基盤は、現状のままあると、
少なくとも毎年一兆円の国の負担が増している、と伝えられている。

もとより高齢者が使う費用を、その時の現役世代が保険料や税で負担する財政方式(賦課方式)を取って折、
働いて下さる現役世代がその時の高齢者を支えているのである。

この上、上記のように高齢者の有権者層が急増している今日、
政治家の諸兄諸姉の多くは、高齢者を重視した政策を掲げることが多くなり、
現役世代の若い30、40代の人たちがのささやかな念願よりも、
私のように定年退職し年金受給者の高齢者を優遇せざるを得ない、
危険な政治状況と憂いているひとりである。

このような現状の制度のままで放置すれば、
現役世代の若い30、40代の人たちは、何かと過重負担となり、
耐え切れず反乱されても致しがたいであろう、と思ったりしている。

そして、若い働いて下さる方たちは、高齢者の人たちを負担させるばかり人たちと思い、
邪魔な存在と感じながら、粗末にする風潮のなる世界が想像できる。


このような思いになると、たとえば福祉などは、
高齢者の方たちは、国が何をしてくれるのは甘えであり、
少なくとも、私は自分が払ってきた厚生年金などを支給を受ければ、
これ以上は、国、都道府県、区市町村に過剰に頼るな、と思っている。

ささいなことであるが、『敬老の日』で長寿者の祝いを私の住む調布市でも行われているが、
この経費は、これからの日本を背負う人たちの再雇用の経費などに廻すべき、
と確信している。

日頃このようなことを私は思ったりしていると、世代の格差を解消するひとつとして、
あえて、消費税5%を撤廃し、社会保障税を少なくとも10数%(専門家の諮問委員会で試案させる)を設定し、
社会保障制度の年金、医療、介護の専用の財源とし、国からの負担の助成とする。
そしてそれぞれの世代の人々が、社会保障税として程々に負担するのが望まく、
社会保障制度を万全とした上で、誰でも安心できる社会を期待している。


そして高齢者は身体は弱っているが、心は健(すこ)やかなであり、何より知恵がある。

若い世代の人は、こうした人生の知恵を学べは良い、と思ったりしている。

私は若い人に期待するのは、言葉づかいと動作の粗雑であることにつきる。
そして、死語となったシルバー・シートの復権を期待するぐらいあり、
心に余裕ある方は、ご年配者に学び取り、わずかに尊敬の念を感じてくれれば、
これ以上は期待もしていない。

私は買物などで狭い歩道を歩いたり、街中で私よりご高齢者とすれ違う時、
たとえ両手に重い荷物を持とうが、道を開ける。
公園などでポッンとベンチに座っている方を見かけると、
最低限として挨拶程度の言葉をかけるのである。

私がご高齢者で困惑するのは、
公共の場で恥知らずな言動をするグループを見かけると、確かに老害と思っている。
特にご婦人の方に多く、女性にいつまでも憧憬(どうけい)している私としては、
はなはだ残念と思ったりしているのである。

そして、私はあなた方の持っていた羞恥心という美徳はどうされたのですか、
人前でご迷惑を感じていないのですか、
そして、お孫さんに恥ずかしくないのですか、と私は憂(うれ)い時もある。


とりとめなく綴ってきたが、私たち高齢者は潔き言動こそが敬愛となり、
粗雑な言動はまぎれなく老害となるので、遅ればせながら私は自戒している。
・・】

このように平素の私は思ったりしているので、
今回のニュースに、改めてため息をしていたのである。


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