夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

昨今、ネット記事で私が最も精読したのは、『知らないと損する!医療費の裏ワザと落とし穴』・・。

2011-01-23 17:53:35 | 定年後の思い
私は年金生活の高齢者2年生の66歳の身であるが、
読売新聞を読んだり、テレビのニュースを視聴したり、ネットで数多くの記事を見たりしている。

先ほど、ぼんやりと、ここ一ヶ月で最も精読した記事は、
と思い馳せていたが、やはり『健康保険』に関する記事かしら、と思ったりした・・。

ビジネス情報誌として名高いダイヤモンド社のネット【DIAMOND online】に於いて、
『ライフ』の中で、『健康』のコーナーがあり、
たまたま読んだのは、
フリーライターの早川幸子さんの綴られた【 知らないと損する!医療費の裏ワザと落とし穴 】
シリーズの【第1回】で、 2011年1月6日号に掲載されている。

私は何気なしに読んでいたのであるが、

《 医療費が100万円でも、最終的な自己負担は9万円程度 》

と明記されていたので、私は最初のページに戻り、改めて読み返したのである・・。

http://diamond.jp/articles/-/10653
☆【DIAMOND online】==>『ライフ』==>、『健康』==>
 早川幸子 [フリーライター]・著の【 知らないと損する!医療費の裏ワザと落とし穴 】
【第1回】「公的医療保険はあてにならない」の嘘! 使わないと大損する健康保険の裏ワザ ☆


私は民間会社に35年ばかり勤めて定年退職した高齢者2年生の身であり、
家内も国民年金の支払いを卒業した61歳となり、
私達夫婦は共に年金受給者である。

私達は子供に恵まれなかったので、たったふたりだけの家族であり、
古惚けた一軒屋に住んでいる。

平素の生活費は、原則として年金受給額でやりくりして、
私達共通の趣味の国内旅行費、冠婚葬祭費などは、程ほどの貯金を崩して、
年金生活をしてきている。

加入している国民健康保険については、定年前に少しばかり学んだことであるが、
この当時は企業の保険グループに属していたので、国民健康保険に関しては漠然とした状態であった。

その後、新聞、総合月刊雑誌などで読んだりしたが、
圧倒的に解かりやすい記事は、
今回のフリーライターの早川幸子さんの綴られた【 知らないと損する!医療費の裏ワザと落とし穴 】シリーズである。

私が一番知りたかったのは、高度の手術、医療を私が要した場合、
もとより多額な医療費となると思われるが、
私の実質の負担額は、どのくらいの額になるのかしら、
と真摯な疑問であった。

私はこの記事を読み終わった時、

《 医療費が100万円でも、最終的な自己負担は9万円程度 》

と改めて安堵させられたのである。


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森山直太郎の『さくら(独唱)』、高齢者の私は、この時節でも、ときおり遊歩道を歩きながら唄い・・。

2011-01-23 11:31:57 | 定年後の思い
私は年金生活の高齢者2年生の66歳の身であるが、
東京郊外の調布市の片隅で、世田谷区と狛江市に隣接している処に住んでいる。

日中のひととき、殆ど毎日、近くに流れる野川の遊歩道を散策することが多い。

昨年の12月中旬より冬晴れに恵まれているが、
雨が降らず乾ききった陽射しにつつまれる中、歩いたりしている。


ここ数週間、白梅の純白の花が陽だまりの良い処は咲いたりし、
私は立ち止まり、見惚(みと)れたりしている。

川の水辺の近くには、鷺(サギ)、鴨(カモ)が数多く観られ、
そして鶺鴒(セキレイ)、椋鳥(ムクドリ)も飛来してきているが、
私は小鳥には興味がなく、陽射しを受けた川面、清冽な水の流れを見つめたり、
川辺の薄(すすき)などの冬枯れの情景に魅せられたりしている。

そして遊歩道を上流に向かい10分ばかり歩くと、
小公園となり30本前後の落葉樹は冬木立の景観を見せている。
この地域に古くからあるクヌギ、コナラの樹木が中核となっている・・。

ハクウンボク、ヒメシャラ、イヌシデ、ヤマボウシ、コブシなどの冬木立となして、
昼下がりの暖かな陽射しを受ける情景を見たりすると、
私は幼年期に農家の児として育てられたためか、心身和(なご)むのである。

私は足を止めて、木のベンチに座り、煙草を喫ながらしばらく見つめたりすることが多い・・。

そして付近の垣根の傍で赤い実の南天が陽射しを受け、
その脇に千両の赤い実も見られ、地表から福寿草の黄色の花がひっそりと咲いている。


この後、上流に向えば、桜並木のように数多くの桜の樹が観られ、
この時節は、冬木立となり、主木、数多い枝は、陽射しをゆったりと受け、
光がきらめく蒼空を眺めたりし、冬麗(とうれい)の情景となっている・・。

このような中、平日の閑散とした人影の少ない時、私は脳裏からひとつの歌を唄ったりしている・・。


♪僕らはきっと待っている 君とまた会える日々を
 さくら並木の道の上で 手を振り叫ぶよ

【 『さくら(独唱)』 作詞・森山直太郎、御徒町凧、作曲・森山直太郎、唄・森山直太郎 】

そして、この冬晴れの時節なのに、どうしてなの、と私は微苦笑したりしている・・。


私の民間会社のサラリーマンの現役時代の最期は、
ほど遠い物流情報会社に出向となり、この中の物流センターに勤めたのである。

そしてCD、DVD等の音楽商品を管理する部署であったので、
私は主要曲の出荷量を予測したりし、契約社員10名前後、そして女性パート100名前後の中で、
効率よく限られた時間内で出荷できるような業務もしていた。

私は2003年3月の初め発売された森山直太郎の『さくら(独唱)』は、
発売日の初回枚数がわずかであったので、数多い発売曲の中で余り注視することがなかった。

そして桜の花が本州を北上するように、
この曲のCDが次第に上昇し、私は明日は3千枚ぐらいかしら、と予測して、
若手の男性契約社員に、商品を揃えるように依頼したのである。

しかし大半が私の当日出荷枚数を超えて、
私はCD5000枚のパレットを保管倉庫から出荷しやすい場所に移動させたり、
そして私が予測した以上の曲の数々の商品に於いても、商品を効率よく出荷できるように現場を駆けずり廻っていた。


この頃の私は、通勤時にCDウォークマンで数々の曲を聴き、
音楽専門雑誌を読みながら、それぞれの曲の出荷を予測の基礎としていたが、
30年間レコード会社に体験した身でも需要予測は難しいのである。

特に数多い音楽商品の場合は、書籍と同様に、
人々の好みを予測し、この中の一部の方が購入して下さる、
まぎれなく生きた心の商品であるからである。

結果として、森山直太郎の『さくら(独唱)』は
東北の北部に桜の咲く時期まで、活発に動き、
5月の初めの連休の頃、ミリオン・セラーと称している百万枚を超えたのである・・。


私が50代の半ばに、音楽業界はCDの売上げのピークが下降し、
私の勤めていた会社もリストラ旋風となり、
早期退職優遇制度の名目で先輩、同僚、後輩たちが退職されたり、組織の統廃合により人事異動、
そして私のように出向となったりし、烈風の社内状況となった。

私は出向の辞令を受けた後、30年近く本社に勤めていたので、
半年ぐらいは、まぎれなく都落ちの心情で、
もとより出向は戦力外と同一であり、私なりに失墜感を感じて、気落ちしていた。
その後は馴染み、定年退職の前の年にこの曲が、
私の予測を遥かに超え、思いで深い曲のひとつとなったのである。


♪どんなに苦しい時も 君は笑っているから
 挫けそうになりかけても 頑張れる気がしたよ

【 『さくら(独唱)』 作詞・森山直太郎、御徒町凧、作曲・森山直太郎、唄・森山直太郎 】

私は人影のいないことを確かめながら、小声で唄いだしたのである。


帰宅後、あの当時の私を重ねながら、ラジカセCDで聴いている・・。

http://www.youtube.com/watch?v=qQeigIshyiI&feature=related
☆【 『さくら(独唱)』 作詞・森山直太郎、御徒町凧、作曲・森山直太郎、唄・森山直太郎 】☆


余談であるが、この当時のCDシングルは、何曲も収録されているのが、流行だった。

この曲も『さくら(独唱)』、『さくら(合唱)』、『さくら(伴奏)』、
そして別の曲の『手紙』が入っていた。

私は『さくら』を3回ばかり聴いた後、『さくら(合唱)』が最も好きな曲となった・・。
何よりも女子高等学校の音楽部の方達が合唱に加わり、
より一層、哀切、惜別が醸(かも)し出されいる、と公言したりした・・。



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