私は東京郊外の調布市に住む年金生活の70歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。
私より5歳若い家内も、お互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごしている。
今朝のひととき、私の机の横にある小さな本棚を整理していた時、
雑誌の『プレジデント』が8冊ばかりあった。
この雑誌は特集記事に関心を抱いた時に購読している雑誌のひとつであるが、
中には古い2012.1.16号があったので、
どうして捨てなかったの、と思いながらパラパラと見たりした。
そして特集記事として、《 金持ち老後、貧乏老後 》と記載され、
やはり年金生活で、高齢者の我が家としては気になったので、買い求めたのかしら、
と苦笑したりした。
この雑誌の中に、私が栞(しおり)が挿入していたので、
この31ページを開いたら、『高齢夫婦無職世帯一カ月の平均収支は?』と題して、
各表と具体的な金額が明記されていた・・。
無断ながら一部を引用させて頂く。
《・・
◎高齢夫婦無職世帯一カ月の平均収支
収 入・・・22万3757円
公的年金など・・・20万8080円
その他・・・・・・・1万5677円
支 出・・・26万4948円
税金など・・・・・・3万 393円
食 費・・・・・・・5万7935円
住 居・・・・・・・1万4921円
光熱費・・・・・・・1万9220円
教養娯楽・・・・・・2万9315円
保険・医療・・・・・1万4959円
その他・・・・・・・9万8205円(注・算出)
赤 字・・・ 4万1191円
出所・・総務省「家計調査報告」(平成22年)をもとに作成
◎平均的な老後のためにいくら必要か
60歳~65歳 無年金期間の生活費
26.5万円x12カ月x5年=1590万円
65歳~90歳 年金では足りない金額
4.1万円x12カ月x25年=1230万円
計=2820万円
+もしもの介護や病気に備えるお金
200万~300万円
総計・・約3000万円
・・》
このように表示されて、この下段には、
◎ゆとりある生活費は月平均36万6000円
◎ゆとりある老後のためにいくら必要か
表示されているが、省略する。
今回、再読して何かと経済にも疎(うと)い私が、
過ぎし年に信愛している経済ジャーナリストの荻原博子さんなどの寄稿文を読んだ中、
デフレ経済の蔓延している中、公的年金を受け取りながら堅実に年金生活をし、
預貯金が3000万円あれば、少しづつ取り崩して生活すれば、少しはゆとりのある年金生活ができるかしら、
と学んだりしてきたので、こような根拠だったかしら、と微苦笑したりした。
私は東京郊外の世田谷区と狛江市に隣接した調布市(当時は北多摩郡神代村)の片隅の地域で、
1944年(昭和19年)秋に農家の三男坊として生を受けた。
そして私は小・中学生の頃は劣等生のひとりであったが、
小学4年生の頃から独りで映画館に通った映画少年のひとりで、
やがて高校生に突然に読書の底知れぬ魔力に取りつかれてたりした。
、
そして大学を中退し、映画・文学青年の真似事をして、4年ばかり奮戦したが、無念ながら敗退した。
その後、やむなく民間会社に中途入社する為に、コンピュータの専門学校に1年学んだ後、
何とか民間会社に中途入社でき、遅れた社会人となったのは25歳の時であった。
そして35年近く勤めて、2004年〈平成16年〉の秋に定年退職した身である。
しかしながら最後の5年間はリストラ烈風の中、30年間奮戦してきた本社から放り出されて、
出向となり、つたない私なりに失墜感にさいなまわれ、
まもなく自分の敵は自分だ、と自身を叱咤激励して奮闘し、出向先で定年を迎えた。
もとより一流大学を卒業され、大企業、中央官庁などに38年勤め栄進されたエリートとは、
遥かに遠い拙(つたな)い男である。
、
たまたま中小業の音楽業界のあるレコード会社の管理、情報畑などに35年近く勤めてきたが、
中流家庭の多くの方たちが、大学卒業後に程ほど民間会社に入社し、
38年勤めて定年退職を迎えるケースの人たちに、
遅ればせながら年収も含めて何とか追いつきたい、と私なりに秘かな願望があり、奮闘した。
こうしたことが根底があったので、年金生活に入る前には、
『厚生労働省のモデル世帯の年金額』などを強く意識させられたりした・・。
このように私の半生は、何かと卑屈と劣等感にさいなまれ、悪戦苦闘の多い中で、
敗残者のような状況だったので、
せめて残された人生は、多少なりとも自在に過ごしたく、その直後から年金生活を始めた。
こうした中で私たち夫婦は、子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
長き結婚生活の中に於いて、最大の誤算となっている。
こうした影響の為か、私は何かとおしゃべりなので、家内と結婚前に交際していた時から、
私は家内に対して、XXちゃん付けで呼んだりしている。
そして私たち夫婦は語り合うことが多く、旅先の宿泊の食事処で、会話のないご夫婦を見かけると、
私は幾たびか驚いたりしてきた。
そして世の中の多く人たちから、人生の3大支出は教育資金、住宅資金、老後資金と言われたりしているが、
たまたま我が家は子供の「教育資金」は不要となったので、
定年した直後から年金生活を開始できたことも事実である。
私の日常は定年後から自主的に平素の買物担当となり、
毎日のようにスーパー、専門店に行ったりし、ときおり本屋に寄ったりしている。
その後は、自宅の周辺にある遊歩道、小公園などを散策して、季節のうつろいを享受している。
ときおり、庭の手入れをしたり、友人と居酒屋など逢ったり、
家内との共通趣味の国内旅行をしたりしている。
日常の大半は、随筆、ノンフィクション、現代史、総合月刊雑誌などの読書が多く、
或いは居間にある映画棚から、20世紀の私の愛してやまい映画を自宅で鑑賞したり、
ときには音楽棚から、聴きたい曲を取りだして聴くこともある。
このような年金生活を過ごしているが、何かと身過ぎ世過ぎの日常であるので、
日々に感じたこと、思考したことなどあふれる思いを
心の発露の表現手段として、ブログの投稿文を綴ったりしている。
我が家の生計は原則として、私たち夫婦はお互いに厚生年金とわずかな企業年金を頂いた範囲で、
通常の生活費するのが原則としている。
そして耐久品の購入、共通の趣味のひとつである国内旅行、或いは冠婚葬祭などの思いがけない出費などに関し、
程々の貯金を取り崩して、ここ10年を過ごしてきた・・。
そして、毎年年始が過ぎた頃に、新年度の月別の概算表を作る際、
家内の要望などを織り込んで作成し、予算としている。
従って、年金生活の身であるから、今年も赤字が120万円前後かしら、とお互いに確認し合っている。
このように私たち夫婦は、経済的に贅沢な生活は出来ないが、
働らなくても何とか生活ができるので助かるわ、と家内がときおり、
呟(つぶや)くように私に言ったりするので、私は苦笑しながら聞いたりしているのが、
我が家の実態である。
もとより《ゆとりある》生活などは際限はなく、
高齢者は確かな《いきがい》と《健康》そして《気力》を持ち、日々を過ごしているか、
何よりも重要だょ、と敗残者だった私は微苦笑している。
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私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。
私より5歳若い家内も、お互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごしている。
今朝のひととき、私の机の横にある小さな本棚を整理していた時、
雑誌の『プレジデント』が8冊ばかりあった。
この雑誌は特集記事に関心を抱いた時に購読している雑誌のひとつであるが、
中には古い2012.1.16号があったので、
どうして捨てなかったの、と思いながらパラパラと見たりした。
そして特集記事として、《 金持ち老後、貧乏老後 》と記載され、
やはり年金生活で、高齢者の我が家としては気になったので、買い求めたのかしら、
と苦笑したりした。
この雑誌の中に、私が栞(しおり)が挿入していたので、
この31ページを開いたら、『高齢夫婦無職世帯一カ月の平均収支は?』と題して、
各表と具体的な金額が明記されていた・・。
無断ながら一部を引用させて頂く。
《・・
◎高齢夫婦無職世帯一カ月の平均収支
収 入・・・22万3757円
公的年金など・・・20万8080円
その他・・・・・・・1万5677円
支 出・・・26万4948円
税金など・・・・・・3万 393円
食 費・・・・・・・5万7935円
住 居・・・・・・・1万4921円
光熱費・・・・・・・1万9220円
教養娯楽・・・・・・2万9315円
保険・医療・・・・・1万4959円
その他・・・・・・・9万8205円(注・算出)
赤 字・・・ 4万1191円
出所・・総務省「家計調査報告」(平成22年)をもとに作成
◎平均的な老後のためにいくら必要か
60歳~65歳 無年金期間の生活費
26.5万円x12カ月x5年=1590万円
65歳~90歳 年金では足りない金額
4.1万円x12カ月x25年=1230万円
計=2820万円
+もしもの介護や病気に備えるお金
200万~300万円
総計・・約3000万円
・・》
このように表示されて、この下段には、
◎ゆとりある生活費は月平均36万6000円
◎ゆとりある老後のためにいくら必要か
表示されているが、省略する。
今回、再読して何かと経済にも疎(うと)い私が、
過ぎし年に信愛している経済ジャーナリストの荻原博子さんなどの寄稿文を読んだ中、
デフレ経済の蔓延している中、公的年金を受け取りながら堅実に年金生活をし、
預貯金が3000万円あれば、少しづつ取り崩して生活すれば、少しはゆとりのある年金生活ができるかしら、
と学んだりしてきたので、こような根拠だったかしら、と微苦笑したりした。
私は東京郊外の世田谷区と狛江市に隣接した調布市(当時は北多摩郡神代村)の片隅の地域で、
1944年(昭和19年)秋に農家の三男坊として生を受けた。
そして私は小・中学生の頃は劣等生のひとりであったが、
小学4年生の頃から独りで映画館に通った映画少年のひとりで、
やがて高校生に突然に読書の底知れぬ魔力に取りつかれてたりした。
、
そして大学を中退し、映画・文学青年の真似事をして、4年ばかり奮戦したが、無念ながら敗退した。
その後、やむなく民間会社に中途入社する為に、コンピュータの専門学校に1年学んだ後、
何とか民間会社に中途入社でき、遅れた社会人となったのは25歳の時であった。
そして35年近く勤めて、2004年〈平成16年〉の秋に定年退職した身である。
しかしながら最後の5年間はリストラ烈風の中、30年間奮戦してきた本社から放り出されて、
出向となり、つたない私なりに失墜感にさいなまわれ、
まもなく自分の敵は自分だ、と自身を叱咤激励して奮闘し、出向先で定年を迎えた。
もとより一流大学を卒業され、大企業、中央官庁などに38年勤め栄進されたエリートとは、
遥かに遠い拙(つたな)い男である。
、
たまたま中小業の音楽業界のあるレコード会社の管理、情報畑などに35年近く勤めてきたが、
中流家庭の多くの方たちが、大学卒業後に程ほど民間会社に入社し、
38年勤めて定年退職を迎えるケースの人たちに、
遅ればせながら年収も含めて何とか追いつきたい、と私なりに秘かな願望があり、奮闘した。
こうしたことが根底があったので、年金生活に入る前には、
『厚生労働省のモデル世帯の年金額』などを強く意識させられたりした・・。
このように私の半生は、何かと卑屈と劣等感にさいなまれ、悪戦苦闘の多い中で、
敗残者のような状況だったので、
せめて残された人生は、多少なりとも自在に過ごしたく、その直後から年金生活を始めた。
こうした中で私たち夫婦は、子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
長き結婚生活の中に於いて、最大の誤算となっている。
こうした影響の為か、私は何かとおしゃべりなので、家内と結婚前に交際していた時から、
私は家内に対して、XXちゃん付けで呼んだりしている。
そして私たち夫婦は語り合うことが多く、旅先の宿泊の食事処で、会話のないご夫婦を見かけると、
私は幾たびか驚いたりしてきた。
そして世の中の多く人たちから、人生の3大支出は教育資金、住宅資金、老後資金と言われたりしているが、
たまたま我が家は子供の「教育資金」は不要となったので、
定年した直後から年金生活を開始できたことも事実である。
私の日常は定年後から自主的に平素の買物担当となり、
毎日のようにスーパー、専門店に行ったりし、ときおり本屋に寄ったりしている。
その後は、自宅の周辺にある遊歩道、小公園などを散策して、季節のうつろいを享受している。
ときおり、庭の手入れをしたり、友人と居酒屋など逢ったり、
家内との共通趣味の国内旅行をしたりしている。
日常の大半は、随筆、ノンフィクション、現代史、総合月刊雑誌などの読書が多く、
或いは居間にある映画棚から、20世紀の私の愛してやまい映画を自宅で鑑賞したり、
ときには音楽棚から、聴きたい曲を取りだして聴くこともある。
このような年金生活を過ごしているが、何かと身過ぎ世過ぎの日常であるので、
日々に感じたこと、思考したことなどあふれる思いを
心の発露の表現手段として、ブログの投稿文を綴ったりしている。
我が家の生計は原則として、私たち夫婦はお互いに厚生年金とわずかな企業年金を頂いた範囲で、
通常の生活費するのが原則としている。
そして耐久品の購入、共通の趣味のひとつである国内旅行、或いは冠婚葬祭などの思いがけない出費などに関し、
程々の貯金を取り崩して、ここ10年を過ごしてきた・・。
そして、毎年年始が過ぎた頃に、新年度の月別の概算表を作る際、
家内の要望などを織り込んで作成し、予算としている。
従って、年金生活の身であるから、今年も赤字が120万円前後かしら、とお互いに確認し合っている。
このように私たち夫婦は、経済的に贅沢な生活は出来ないが、
働らなくても何とか生活ができるので助かるわ、と家内がときおり、
呟(つぶや)くように私に言ったりするので、私は苦笑しながら聞いたりしているのが、
我が家の実態である。
もとより《ゆとりある》生活などは際限はなく、
高齢者は確かな《いきがい》と《健康》そして《気力》を持ち、日々を過ごしているか、
何よりも重要だょ、と敗残者だった私は微苦笑している。
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