夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

買物メール老ボーイの私は、これからの時節は何かと多忙となり・・。

2014-12-22 16:42:03 | ささやかな古稀からの思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の70歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。
そして雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。

家内は私より5歳若く、お互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごしている。

こうした中で、私は2004年(平成16年)の秋に定年後の年金生活を始めて以来、
平素の買物は自主的に専任者となった私は、
家内の依頼された品物を買い求めに、殆ど毎日スーパー、専門店に買い物に行ったりしている・・。

我が家は世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅の地域に住み、
最寄駅としては、京王線の場合は、『つつじが丘』、『仙川』の両駅は徒歩15分である。

或いは小田急線の場合は、『喜多見』、『狛江』の両駅は徒歩20分となり、
或いは私が長年通勤で利用した『成城学園前』駅は徒歩30分となっているが、
何かしら京王線と小田急線にサンドイッチされたかのような辺鄙(へんぴ)な地域に住んでいる。

いずれも路線バスの利便性は良いが、年金生活を始めてから原則として散歩も兼ねて、
路線バスを利用することなく、ひたすら歩いたりして、季節のうつろいを享受している。
       

そして殆ど朝食後の一時間を過ぎた頃、
家内は新聞の折込みに入っていた最寄りのスーパーにチラシを取りだして、
家内が赤のサインペンで丸印を付けたりする。

やがて、この赤丸が我が家の本日の必須の購入品とし、
あとは私が店頭の商品で魅了された品を買い求めてくるのが、我が家の鉄則となっている。

この後、家内からスーパーのチラシを私は手渡し、
『本日は・・これだけお願い・・』
と家内は私に言ったりしたている。

私は現役サラリーマン時代の緊張感から10年近く解放されて、
体力の衰えも感じている中、せめてボケてはいけないと思い、
『はい! 了解致しました!』
と私は若き自衛官の諸兄に負けないように、明るく返事をしている。

このような我が家の平素の買物パターンで、私は独りで指定された駅前のスーパー、専門店に行ったり、
或いは最寄のスーパーに行くこともある。
       

今朝、ぼんやりと私はカレンダーを見ると、『冬至』と明記され、微笑んだりした。
もとより一年で最も夜である時間が長いことで、これからの日は朝の日の出が日増しに早くなるので、
私は微笑んだのした。

そしてこれからの年末に向かう時節は、平素より買物の出陣する回数が多くなるよなぁ、
と微苦笑したりした・・。


我が家の年末年始は、独り住まいになっている家内の母を我が家に来てもらい、
私たち夫婦と共に年末年始を共に過ごすのが、ここ10年の恒例行事のようになっている。
          

こうした中で、我が家の御節(おせち)料理は、私の母の生前の時よりも簡略化して、
私たち3人がそれぞれの好みの御節料理の単品の伊達巻、かまぼこ、栗きんとん、黒豆、田作り、
昆布巻など駅前、最寄りのスーパーで買い求めたり、
やつがしら、里芋、くわい、蓮(ハス)、ごぼうなどの農作物は、家内は相変わらず料理をしている。

このようなことはクリスマスの少し前の頃から、家内が孤軍奮闘して、
大掃除、家内の母を迎える準備、そして買物だけは家内のお供、荷物持ちで私も参戦している。

そして私は小庭の手入れをした後、掃き清めるだけて、ときおり家内の緊急依頼で、
買物のメールボーイとなっている。

このような出来事も我が家の年末の恒例となっている。
       

本日、家内の依頼により、御節(おせち)料理用にやつがしら、里芋、くわい、蓮(ハス)、
ごぼうなどの店内で良いと思ったら、買ってきてください、と私は依頼された・・。

そして私は買物を兼ねて、下見と称して今年の農作物の出来具合を確認するために、
京王線の『つつじが丘』の駅の近くのスーパー、
その後『仙川』の駅の近くのスーパー、最後に我が家の最寄りのスーパーを歩き廻ったりした・・。


買物専任者となった当初の頃、私は良い品と感じて買い求めて帰宅した後、
確かに良い品ですが、お値段が高すぎるわ、
と私は家内から怒られたりした。

そしてまもなく、《程ほどの良い品を廉(やす)く》買い求めるのが、
普通のサラリーマンの専業主婦の買物なのよ、
まして我が家は年金生活をしているだから・・と私は家内から言われたりした。

この当時、家内は25年以上に及び専業主婦をしてきたので、
買物専任者の新入生の私は、そうなの、と思いながら、奮起一番これ以来、
私は幼年期に農家の児として育てられた体験を思い馳せるように、農作物の出来具合を見たりし、
買い求めたりしてきた。

しかし余りにも廉(やす)いと、農家の労苦を少しばかり知っている私は、
農家の方は生活が大丈夫なのかしら、と無力な私でも心配したりした。


平素は、《程ほどの良い品を廉(やす)く》モットーとしてきた我が家は、
せめて年末年始ぐらいは家内の母と共に過ごすので、少し背伸びして《良き品を程ほど値段》で、
食べ物を選定しょう、と毎年この時節には買い求めてきた。

このような事情で良い品に数店のスーパーを回ることもあり、
年末の買物の時節を迎える昨今、買い物の時間も何かと予定時間より多くなってきている。

そして私は平素のように読書をしたり、のんびりと遊歩道、公園を散策したいのであるが、
私はこの時節は叶わないことが多い。
そして愚図でノロマの私でも、何かと慌ただしいのである。

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