夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

高齢者74歳の男性の私の手習いは、遅ればせながら洗濯、料理かしら、と微笑んで・・。

2019-06-15 13:04:27 | ささやかな古稀からの思い

私は東京郊外の調布市に住む年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で築後40年が過ぎた古ぼけた一軒屋に住んでいる。

そして私より5歳若い家内も、お互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごして、早や15年となっている。

過ぎし年の2004年(平成16年)の秋、民間会社に35年近く勤めた私は定年退職時となり、
多々の理由で私たち夫婦は始めたりした・・。

まもなく私、平素の買物専任者を自主宣言し、家内から依頼された品を求めて、
殆ど毎日のようにスーパー、専門店に、路線バスは頻繁に走行しているが、
歩くことが健康の源(みなもと)と思い、徒歩15分前後を歩いている。

そして私は母の遺伝を素直に受け継いだらしく、恥ずかしながら男の癖におしゃべりで、
家内はもとより、ご近所の御主人、奥様と談笑したりしている。

そして朝食、夕食は家内が料理してくれて、
私はキッチンから居間の食卓に、お運びする程度となっているが、
昼食だけは、お互いに制約することなく、自由な時間で、  お互いに殆ど我が家で、きままに食べたりしている。

こうした中、家内は料理、洗濯、掃除などを積極果敢にする専業主婦の優等生であり、
せめて私としては、家内が煎茶、コーヒーを飲みたい時を、
私は素早く察知して、日に6回ぐらい茶坊主の真似事もしている。

            

こうした中で、ときおり家内が我が家より遠方に独り住まいの家内の母に介護で行く時は、
私は我が家で『おひとりさま』になるが、15年近く体験してきている。

こうした時の朝、目覚めた後は、やがて台所にある調布市から配布されたカレンダーを見て、
『燃えるゴミ』、『ベットボトル』、『古紙・新聞』、『燃えないゴミ』などの指定日を確認して、
これに対応して、調布市から指定された道路に面した門扉に置いたりしている。


しかしながら、家内が4泊以上になる時は、家内が準備してくれた料理は品切れとなり、
こうした中、キャベツ、ニンジンの千切りぐらいはしているが、
煮たり、焼いたりする料理ができない私は、
スーパーのお惣菜(総菜と同意語)売場で買い求めた品を並べて、
食べているのが実態となっている。

洗濯に関しては、洗濯から乾燥できるまでの洗濯機に頼り、
せめて下着、タオル、パジャマぐらいはしょう、と当初は私は思ったした・・。

しかしながら家内より、着替えはたくさんあるでしょう、私が帰ってからします、 と強い口調で私は言われてしまい、
助かるよぅ・・と私は即答したりしてしまった・・。
このような洗濯機の機能も知らずに、軟弱な私となっている。

掃除に関しては、多少の埃(ほこり)がたまっても・・とグウダラな心情で、
二日に一回・・電気掃除機を曳くか、或いはコードレスの掃除機で、掃除したくらいである。

このように私は家事に関しても、落第生であるが、
何とか『おひとりさま』の生活を戸惑いながらも、 過ごしてきた・・。

            

やがて今年の3月になると、家内が体調を崩して内科を検診した後、
まもなく胃の後ろ側にある臓器の膵臓(すいぞう)に異変があることが推定された。

そして精密なCTスキャンを専門病院で検査した後、 私の住む地域の大きな総合医療センターで、
3回ばかり通院して、 私たち夫婦は専門医師のアドバイスされる中、
初期の膵臓(すいぞう)がんです、と診断されたりした。

やがて家内は2泊3日で検査入院して、 精密な状況を把握した後、
5月12日より月末まで、家内は結婚以来、初めての入院生活となり、
私たち夫婦として病状の緊迫感もあるが、
家内は、3食昼寝付きょ・・、私に対して、微苦笑しながら言ったりしてきた。

この入院するまでの期間、家内なりに身辺整理をしたり、
こうした中で、和服の大半は家内の妹の家族に贈呈する為、運送業者で送付したりしてきた。

そして私が家事全般として、料理以外に出来ていない事は、洗濯であり、
入院する一週間前に、私は家内の指導の下で、特訓を受けたりした。

            

やがて『洗い』、『すすぎ』、『脱水』、『乾燥』の基本順序を認識した上で、
これまでは『乾燥』の過程で、布ほこりでネット詰まり、停止警報が鳴った後、
ときおり家内と選手交代で、 布ほこりを取り除いた後、再稼働させたぐらいであった。

こうした中、恥ずかしながら洗剤と柔軟剤の投入場所を、初めて知ったりした。
まもなく青空を眺めたりすると、洗濯が出来るよなぁ・・、私は心の中で呟(つぶや)く時もあるが、
私が家内の入院している病院先であったり、或いは平素の買物先のスーパーに行く途中であったりし、 独り微苦笑したりしてきた。

やむなく朝食前に洗濯を終わられるか、或いは家内の入院している病院より帰宅後、
洗濯していることが殆どとなっている。

そして私は、青空の中、陽射しを受けている我が家の洗濯干し場で、
洗い終わった私のパジャマ、下着、タオルなど干す作業をするのが、理想であるが、
私は外出前に実行できて、幸せを感じ深めたりした。

このように家内が退院後も、若葉マークと称せられる初心者の私は、
74歳で、遅ればせながら洗濯の見習い老ボーイとなっている。

            

料理に関しては、特に夕食の時は何かと牛肉、ラム肉、ブタ肉、鶏肉が私は大好きなので、
ビーマン、モヤシ、ニンジンなどの野菜と共に、家内が料理してくれて来た・・。

家内が退院後、痛みと食欲が覚束ない家内の指導の下で、
私はキッチンで特訓を受けたりした。

たとえばラム肉が主食の場合は、事前にフライパンでピーマン、そしてモヤシを炒(いた)めた後、
この後は、別のフライパンでラム肉を炒(いた)める。

この炒(いた)める微妙な状態がわからず、今日まで敬遠してきたが、
家内の叱咤激励で何とかできたりした。

この事前として、私はキャベツを多めに千切りしていたので、
炒(いた)めたラム肉と共にビーマン、モヤシをニンニク醤油で食べたり、
大皿に盛った千切りにしたキャベツを食べたりして、野菜不足じゃないょ、
と私は微笑んだりした。

この私なりの成功体験を得て、この後は牛肉、ときにはブタ肉を炒(いた)めたりした。

そして私は、フライパンを活用した料理・・初心者なりに手習いをして、
微笑んだりした。

こうした中、家内は退院後、痛みと食欲が覚束ないので、食べられそうな食品を私は聞いて、
私はスーパー、コンビニで買い求めているのが実態となっている。

               

こうした結果、家事の三冠王の掃除、そして今回の洗濯、料理・・ 遅ればせながら74歳にして、
覚束ない初心者であるが、何とか出来るよなぁ・・と微笑んだりしている。 

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熟年夫婦のストレス緩和策、高齢者の私は学び、やがて我が家と違うよなぁ、と微苦笑して・・。

2019-06-14 16:49:15 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読している公式サイトの【 NEWポストセブン 】を見ている中、
『 熟年夫婦のストレス緩和策 朝ドラ視聴、週末農作業など 』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京郊外の調布市に住む年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で築後40年が過ぎた古ぼけた一軒屋に住んでいる。

そして私より5歳若い家内も、お互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごして、早や15年となっている。

このような我が家でも、《・・熟年夫婦・・》っても照れ臭いが、
《・・夫婦のストレス緩和策・・》って、朝ドラ視聴、週末農作業もしないが、
どのようなことなのょ・・と好奇心に負けて記事を読んでしまった。

               

この記事の原文は、『週刊ポスト』の2019年6月21日号に掲載された記事のひとつであり、
関連の公式サイトの【 NEWポストセブン 】に6月13日に配信され、無断であるが転載させて頂く。

《・・熟年夫婦のストレス緩和策 朝ドラ視聴、週末農作業など 

長年連れ添った夫婦でも、時として息苦しさを伴うことがある。
熟年夫婦のストレスを緩和するためには、「絶妙な距離感」と「生活の工夫」が必要だ。

夫婦で寝室を別にする「夫婦別寝」の効果が高いことは、すでに広く知られている。
いびき、歯ぎしり、寝相の悪さ・・・などといったパートナーによるストレスから距離を置くことができる。

夫婦問題研究家の岡野あつこ氏がいう。
「老後の生活は、思った以上に長い。
熟年夫婦にとって、適度な距離感を持ってパートナーと接することは、
夫婦関係を良好に保つうえで何より重要です。

とはいえ“お互いの自由を尊重しよう”と、何もかもを別々にしていては、
かえって夫婦仲を冷え込ませてしまうことになりかねません。
お互いが心地良く過ごせる境界線を見つけ出す必要があります」

               


◆共通の話題で盛り上がれる「朝ドラ視聴」

最近はテレビも1人1台が当たり前。
元公務員のAさん(67歳)も、普段は1人でプロ野球やゴルフ中継を楽しんでいるが、
NHKの朝ドラだけは、夫婦で一緒に観るように心がけている。

「この歳になると、妻との話題といえば、老親の介護やらこの先のお金の心配やら、現実的で暗い話ばかり。
ニュースをつけても、老人の暴走運転やらでいたたまれなくなる。

その点『なつぞら』のような明るい朝ドラなら、他愛もない話で夫婦で盛り上がれる。
家族についての考え方や昔の思い出を語り合うきっかけにもなる。
毎日のたった15分が、私たち夫婦にとっては大事な時間です」


◆収穫が夫婦の楽しみになる「週末農作業」

経済評論家の森永卓郎氏は、群馬県内に畑を借りており、週末ごとに農作業に汗を流すことも多い。

「妻はしょっちゅう『なんでわざわざ遠いところに行って、農作業しなきゃいけないの』
と文句を言っていました。
まあ、最初は無理矢理付き合わせた感じもありますね。

ただ、収穫の時期が近づくと、夫婦揃って楽しみで仕方がない。
畑のおかげで夫婦の会話が増えました」


◆雑念なく作業ができる「1人1台」のパソコン

仕事をしていたときは、会社ではパソコンは1人1台。
だが、自宅では夫婦共用だったため、元旅行代理店勤務のMさん(66歳)は、
定年後、自分専用のパソコンを購入した。

「定年前は、共有のパソコンをいじることは、ほとんどなかったんです。
調べ物をしようとパソコンをいじっていたら、
デスクトップに妻が友人と旅行に行ったときの写真ファイルが乱雑に保存されているのが
どうしても気になってしまって、集中できないんです。

別に妻に見られちゃいけないものがあったり、浮気しているわけではありませんよ。
パソコンにロックもかけてません。
でも、自分専用のパソコンがあるのは落ち着くんです」

一緒にいるからできることもたくさんあるが、
夫婦で別々だからこそ、かえって心地よさが際立つこともある。・・》

注)記事の原文をあえて改行を多くした。         

                 

私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、2人だけで第二人生の歳月を過ごすので、
結果としては定年後の長い人生は、お互いの趣味を尊重して、堅実な生活を過ごせば、
年金生活でも何とかなると、定年後に多々の理由で年金生活を始めたりした・・。

そして定年前のサラリーマン時代の私は、数多くの人たちと同様に多忙で、
家内は我が家の専守防衛長官のような専業主婦であり、日常の洗濯、買い物、料理、掃除などで、
家内なりの日常ペースがあり、この合間に趣味などのささやかな時間で過ごしてきた。

そして定年後の年金生活を始めた私としては、このペースを崩すのは天敵と確信し、
平素の買物専任者を自主宣言したりした。

或いは昼食だけは、お互いに制約することなく、自由な時間で、
お互いに殆ど我が家で、きままに食べたりしている。

そして午後から夜の大半は、私は随筆、ノンフィクション、現代史、総合月刊雑誌などの読書、
ときおり20世紀の私の愛してやまい映画を自宅で鑑賞したり、 或いは音楽も聴いたりしている。

こうした中で、家内は料理、掃除、洗濯などを従来通りしてくれるので、
せめて家内が煎茶、コーヒーを飲みたい時を、私は素早く察知して、日に6回ぐらい茶坊主の真似事もしている。

そして人だれしも長所、短所はあるが、 私は短所の方が多いので、
家内の短所には目をつぶり、長所を伸ばそうと心がけてきた・・。

              

家内は料理、洗濯、掃除などを積極果敢にする専業主婦の優等生であるが、 血液型A型となっている。
そして我が家では一年に数回、私はB型、家内はA型の為か、 ボタンの掛け違いのように差異が発生し、
険悪になることもある。

やがて私は、映画、文學、音楽に関しての粗雑なコメント以外は、
私たちの人生に大勢に影響がないと判断して、
いつまでも心のわだかまりを残すことは、夫婦としてよくないと思い、
15分以内に妥協して、
『ボクが悪かった・・XXちゃんのおしゃる通りです!!』 と家内の前で、
私は床に伏して詫びたりしている。


このように我が家は家内安全となり、離婚などは無縁である、と私は微苦笑したりしている。             

こうした中、私たち夫婦の年金生活を、ご近所の方の奥様たちが見かけて、
あなたたちは仲良し恋しねぇ、と社交辞令のお世辞を頂くこともある。

しかしながら日常生活の実情は、私は家内のことを、婚約する前の頃から、『XXちゃん・・』と呼んでいるが
家内は日頃の多くは、私のことを『あなた・・』と呼ぶことが多いが、
ときには、たわむれで、『XXクン・・』と苗字で呼ぶこともある。

過ぎし
2004年(平成16年)の秋、年金生活を始めてまもない頃、
私は家内から依頼された買物の購入品などで間違えたりすると、
『ボケチィンねぇ・・』 と家内は笑いながら、私に言ったりした。

この日以降、私が何かで日常生活で失敗した時、
『ボケチィンねぇ・・』とか、 ある時は『ダメオ(駄目夫)クンねぇ・・』
と家内は微苦笑しながら、私に言ったりしている。

               

私たち夫婦は年金生活を過ごして、早や15年目になっているが、
40数年寝食を共にしてきた結婚生活の中で、幾重かの人生の荒波を乗り越えてきたが、
ここ14年過ぎた年金生活は、定年退職するまで何かと悪銭苦闘が多かった為か、
予測した以上に安楽の日々を過ごしている。

尚、私はテレビの連続ドラマは、時間が拘束されるので殆ど視聴しないので、
NHKの朝ドラは、殆ど家内が居間で視聴してきたが、私は付近で主題歌だけ聴いたりしている。
 

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「老後資金は2000万円必要」は、30年前の頃から常識、私は学びながら多々教示させられ・・。

2019-06-13 15:57:44 | ささやかな古稀からの思い

本日の朝食後、何かと愛読している公式サイトの【 ダイヤモンド・オンライン 】を見ている中、
『 「年金だけで死ぬまで遊んで暮らせる」と日本人をミスリードをしたのは誰か 』、
と題された見出しを見たりした・・。

私は東京郊外の調布市に住む年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で築後40年が過ぎた古ぼけた一軒屋に住んでいる。

そして私より5歳若い家内も、お互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごして、早や15年となっている。

私は民間会社のある会社に35年近く勤めて、2004年(平成16年)の秋に定年退職し、
この間、幾たびのリストラの中、何とか障害レースを乗り越えたりしたが、
最後の5年半はリストラ烈風が加速され、あえなく出向となった。

こうした中で遠い勤務地に勤め、この期間も私なりに奮闘した結果、
身も心も疲れ果てて、疲労困憊となり、定年後はやむなく年金生活を始めたひとりである。

そして年金生活は、サラリーマン航路は、何かと悪戦苦闘が多かった為か、
つたない半生を歩んだ私でも、予測した以上に安楽な生活を享受している。

                 

私が現役サラリーマン時代、私たちの少し上の世代は、会社員が定年まで勤め上げれば、
退職金と年金で、まずまずの老後をすごすことができ、
そのことが働き手にとっての意欲向上や目標達成のための刺激策と称せられるインセンティブになっていた、
と私たち世代は学んできた・・。

こうした中、私が40代の時に、家内の両親を温泉旅行に誘い、
わずか1泊2日の旅路をした中で、定年退職された家内の父より、やはり程々の貯金を取り崩しながら、
公的年金を基盤に年金生活をしている実態を打ち明けられたした。

やがて私は定年退職の前に、出向時の中で、経済にも疎(うと)い私は、
経済ジャーナリストの荻原博子さんなどの数多く著名人の書物を読んだりした。

そしてデフレ経済の蔓延している中、定年時に持家(マンションか戸建て)のローンは返済完了となり、
預貯金が3000万円あれば、公的年金を受け取りながら、少しづつ取り崩して堅実に生活すれば、
少しだけゆとりのある年金生活ができる、と学んだりした。 

こうした中、
私たち年代、少し下の団塊世代の御方の多くは、 民間会社に長年勤めて、
たとえ50代にリストラに遭遇しても、殆どの御方は定年退職時を迎え、
やがて年金満額時まで第二の職場で働き、待望の年金生活を始められた御方が大半と思われる。

               

ここ一週間前の頃から、金融庁の審議会の報告書の中のひとつ「老後資金は2000万円必要」が
新聞、テレビ、雑誌で大きな話題になってきた・・。

私は専門知識はないが、公的年金は生活費の基盤であるが、やはり貯金を取り崩して生活しているので、
何で今更・・あたり前なことを・・公言するのかしら、不思議に思ったりしてきた。

大手のマスメデイア、国会議員の諸兄諸姉・・日本は難題が山積しているのに、
あたりまえなことを議論か話題にするのは、時間の浪費であり、
国会議員であったならば、給与泥棒かしら、と思い、憂いたりしてきた。

このような深情を秘めてきた私は、
『「年金だけで死ぬまで遊んで暮らせる」と日本人をミスリードをしたのは誰か』、
どのようなことですか、と思いながら真摯に精読した。

この記事は、ノンフィクションライターの窪田順生(くぼた・まさき)さんの寄稿文であり、
公式サイトの【 ダイヤモンド・オンライン 】に2019年6月13日に配信され、
無断であるが、転載させて頂く。

《・・「年金だけで死ぬまで遊んで暮らせる」と日本人をミスリードをしたのは誰か

               

老後に「公的年金以外に2000万円以上が必要」と書かれた金融庁の報告書が大炎上している。

しかし、そもそも「年金だけで老後は安泰ではない」ことは、30年以上も前から常識だったはず。
一体いつの間に、「年金だけで死ぬまで安心」と信じる日本人が増えたのか?
過去をたどると、小泉政権時代の「年金100年安心プラン」に行きつく。



●「年金だけで死ぬまで安心」と 思っていた日本人は一定数いる

   財布のヒモが堅い日本人をちょっぴりビビらせて、
   「つみたてNISA」などにカネをつぎ込ませたかっただけなのに、
   なぜ「選挙の争点」だとか「国家的詐欺」なんて感じで大騒ぎになってしまうのか、
   と金融庁も頭を抱えているかもしれない。


   連日のようにマスコミと野党が、うれしそうに取り上げている、「老後2000万不足」問題のことだ。

 
   既に多くの専門家が指摘しているように、
   これは、貯蓄・退職金ゼロで、定年退職からの30年を年金オンリーで遊んで暮らそう、
   というかなりポジティブシンキングなご夫婦をモデルケースした「恣意的な試算」である。

 
   要するに、金融業界関係者が多く名を連ねる有識者会議「市場ワーキング・グループ」の皆さんが、
   「とにかく日本人は、タンス預金じゃなくて、投資にカネを回せ」
   という熱い思いを強く出しすぎてしまったせいで、世論をミスリードしてしまったのだ。

 
   その一方で、今回の問題は、もうひとつ別の「ミスリード」も浮かび上がらせたという点においては、
   極めて大きな意味があったと思っている。
   それは、「年金だけで、死ぬまで遊んで暮らせる」というミスリードだ。

 
   「老後2000万不足」報告書を受け、「聞いていないよォ!」とダチョウ倶楽部のように怒っている方たちや、
   「びっくりした」、「100年安心詐欺だ」、「選挙の争点にする」とキレている立憲民主党の辻元清美さんなどを
   ご覧になればわかるように、世の中には、「年金だけあれば、貯蓄ゼロでも死ぬまで安心」
   と思い込んでいた方が一定数いらっしゃる。

 
   もちろん、現実は、そんなに甘くない。
   ネットの経済ニュースを見れば、ファイナンシャルプランナーの方たちが、
   「65歳以上は持ち家でも、3500万は必要」、「ゆとりある生活を送るなら、4500万はいる」などと、
   さも「常識」のように語っているし、
   三菱UFJ信託銀行のホームページにも特にもったいぶった形でなく、しれっとこう書かれている。

 
   「一般的には老後資金の目安は、3000万円だといわれることもありますが、
   これは年金以外の収入がなくなった際に、年金だけでは、まかないきれない分を指しています」

               

●「貯蓄も必要」は30年前から 常識だったはずである


   このような情報には一切耳を塞ぎ、
   「年金だけ払ってれば、チャラヘッチャラ」と余裕をかましている人がいるということは、
   彼らをそう信じさせるだけの何か強烈な「ミスリード」があったということなのだ。

 
   という話をすると、「年金以外にそんな大金がいるという話の方が、安倍政権のミスリードだろ」と、
   怒りでどうにかなってしまう方もおられるだろうが、
   「年金だけでは、生活ができない」というのは、
   安倍政権の年金運用破綻が引き起こした「不都合な真実」でもなんでもなく、
   かれこれ30年以上前から当たり前のように言われ続けてきた「常識」なのだ。


   例えば、1984年、郵政省が出した資料の試算によると、
   当時の60歳以上の預金目標額は2050万円だが、実際の60歳以上の平均預金は884万だった。

   そして、当時の平均余命から60歳以上が亡くなるまでの約19年で必要とするのが、5885万円と試算し、
   その19年間の厚生年金支給額が概算で3265万円なので、
   不足額が2619万円だとそろばんを弾いている。

   これを受けて、当時の参議院の委員会で、
   自民党から日本新党、新進党、民主党へと渡り歩いた松岡満寿男議員は、
   労働省(当時)の官僚に以下のように質問している。

 
   「60歳以上の方で2000万ぐらい要するに預金をしておきたいと。
   しかし、実際800万だという。
   その2000万がたまたま不足額に、大体19年間生きるとしてなってきて、おるんですね。

   そうすると、やはり年金だけでやっていくというのは、非常に難しい。
   そのために預金をしておるという現実があるのか、どうなのかよくわかりませんけれども、
   少なくともそういうデータが出ているようなんですが、
   我が国の年金のレベルというものが一体どうなんだろうか」
   (国民生活・経済に関する調査特別委員会高齢化社会検討小会委員会 1984年04月25日)


   熱湯風呂の前で「聞いてないよォ」とゴネるダチョウ倶楽部が、
   実は番組スタッフと綿密に段取りを打ち合わせしているのとまったく同じで、
   「年金だけで生活できないなんて、聞いてないよォ」
   と驚く野党の皆さんも、実は国会での論戦や、官僚から耳にタコができるほど聞かされた話なのだ。


   では、30年前は当たり前だった「年金以外にも、貯蓄が必要」が、
   なぜいつの間にか「年金だけで、死ぬまで安泰」になったのか。


   いろいろな意見があるだろうが、筆者は小泉政権時代に政府が年金改革で掲げた「100年安心」という
   キャッチフレーズが招いたミスリードだと思っている。


               


●小泉政権時代の「100年安心」は なぜミスリードされたのか?

   この政策のベースになったのは、
   自民党と連立政権を組んだ公明党の「年金100年安心プラン」だ。
   その概要について、同党の池添義春議員のホームページでは、このように説明している。

   1.保険料は18.3%を上限に2017年まで段階的に引き上げ、それ以上保険料が上らないようにした
   2.もらえる年金は、モデル世帯で現役世代の手取り収入の50%を確保

 
   どこにも「年金だけで、死ぬまで生活できますよ」、などとは書かれていないのだ。

   しかし、この「100年」という言葉が、
   世の中に「年金だけもらっていれば、100年生きていける」かのような誤解を与えてしまうのだ。


   その象徴的なやりとりが、2004年の参議院の議事録に残っている。
   今回の「老後2000万不足」でも安倍首相を厳しく追及する共産党の小池晃議員が、
   小泉純一郎首相(当時)にも、公的年金だけでは生きていけない、と詰め寄ったところ、小泉氏はこのように述べた。

 
   「公的年金だけで、全部生活費をみるということとは、違うと思うんですね。
   大きな柱の一つになってきているというのは事実でありますが、
   そのほかに、日ごろの備えをしていかなきゃならないという点もあるでしょう」(参議院決算委員会 平成16年05月31日)

 
   もちろん、これを小池氏は厳しく批判するのだが、そこで興味深いことをおっしゃっている。

   「公的年金だけで生きていけないというのであれば、
   百年安心の年金制度などという看板は、でたらめじゃないですか」(同上)


   さらに、この小池氏の反論を受けて、小泉氏はこう述べている。

   「公的年金で、すべて生活できる人も一部にはいるでしょう。
   しかし、公的年金以外に自分の蓄えているものも、あるでしょう。
   そして、なおかつ生活保護制度というのもあります。いろいろな組み合わせです」(同上)


   お分かりだろうか。
   小泉氏は、公的年金が老後資金の柱の一つになってきていることが「百年安心」という認識だが、
   小池氏は、公的年金だけで生活ができることが「百年安心」だと考えているので、
   まったく話が噛み合っていないのだ。

               


●ミスリードに踊らされず 自分の頭で考えよ


   当時、このようなズレた議論が、連日のように繰り返され、マスコミも大きく取り上げていた。
   その中で、「100年安心」というキャッチーな響きが、ひとり歩きをして、
   「年金だけで、死ぬまで遊んで暮らせる」というミスリードを招いた可能性が高いのだ。


   というと、共産党や小池氏を批判しているように聞こえるかもしれないが、そういうつもりは毛頭ない。

   
   政権側の「言葉」の揚げ足取りをするのは、野党の仕事だ。
   むしろ、「100年安心」なんてツッコミどころ満載のネーミングをした政権側の脇の甘さが問題だ。


   しかも共産党は、企業や富裕層にガッツリ課税して、防衛費も減らして、
   年金だけで本気で100年暮らせる、いわば共産主義的社会を目指している政党である。

   そういう政策の人たちだから、「年金だけで、死ぬまで遊んで暮らせる」
   という社会像を国民に吹聴するのは当然だし、それが実現できていない政権に噛み付くのも、
   しごく当たり前のアクションだ。


   そこに共感する人は、共産党を応援して、一票を投じればいいだけの話である。

   ただ、そういうイデオロギーなしに、
   「年金以外に金がかかるなんて安倍政権にダマされた!」、「消えた年金問題の再来だ!」というのは、
   ちょっと違う気がする。


   安倍首相もかねてから、「基礎年金だけで、老後に必要なものを全て賄うことはできない」、
   「蓄えも含め、また、万全な老後が可能となるよう政府としても努力もしていきたい」(予算委員会 30年2月5日)と述べているからだ。


   金融庁の報告書
もかなり恣意的なミスリードだが、
   一部野党やマスコミの「国家的詐欺」、「安倍政権の年金運用ミス」という攻撃も、
   それに負けず劣らず恣意的なミスリードなのだ。


   参院選を控えて今は、与党も野党も「争点」を探している状況である。
   そこで活躍するのが、演技上手の政治家だ。
   彼らは馴染みのマスコミを利用して、「こんなひどい話は聞いたことがない」、
   「国民を愚弄するな」なんてアカデミー賞ものの演技で、国民の怒りや不安を煽る。


   果たして、本当にその問題提起は、日本のためになるのか。
   選挙演説で、あいつが悪い、こいつの息の根を止めないと日本はおしまいだ、
   と攻撃をするための「テーマ設定」ではないのか。

 
   マスコミの「現在、問題となっている」というナレーションに踊らされぬよう、
   自分自身の頭で考えて判断するリテラシーが、これまで以上に求められているのかもしれない。・・》    

注)記事の原文をあえて改行を多くした。         

                 

今回、ノンフィクションライターの窪田順生(くぼた・まさき)さんの寄稿文より、
多々学び、深みのある作品で、わたしなりに多々教示させられた。

そして大手メディアのテレビのニュース、ワイド・ショウ、新聞、雑誌を含めて、
私が視聴、読んだ限り、この記事は優れていると感じている。

そしてノンフィクションライターの窪田順生(くぼた・まさき)さんの明言、
《・・ ミスリードに踊らされず 自分の頭で考えよ ・・》、
私も二十歳以来、 大手メディアの新聞、そしてテレビのニュースも、それぞれの思惑があり、
7割を学びながら、3割は私なりに考察・・習性としている。

まして国会議員の諸兄諸姉の発言は、政治は妥協の芸術と学んできた私は、
時としてその時勢の発言も多く、私はその国会議員の思惑を戸惑いながら、思案させられる時もある。

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「ふるさと納税」、恥ずかしながら高齢者の私は、こっそりと学び、やがて微笑んで・・。

2019-06-12 16:14:49 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読している公式サイトの【 ファイナンシャルフィールド 】を見ている中、
『 今さら聞けない? 「ふるさと納税」について、ポイントをおさらい! 』
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市の片隅みに住む年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、築後40年を過ぎた古ぼけた一軒屋に住み、ささやかに過ごしている。

しかしながら私は何かと無知なことが多く、今回の『ふるさと納税』も知らず、
ご近所の御方と談笑する中、『ふるさと納税』は何かとお得感がありますょ、と私は教えられてきた。

今回、遅ればせながら『ふるさと納税』に関して学びたく、こっそりと記事を精読してしまった。

この記事は、ファイナンシャルプランナー2級の大林麗子(おおばやし・れいこ)さんの寄稿文であり、
公式サイトの【 ファイナンシャルフィールド 】に2019年1月10日に配信され、
無断であるが転載させて頂く。

               
 


《・・ CMが流れることもあり、「ふるさと納税」を知らない人は、
    もうほとんどいないのではないでしょうか。  

   返礼品が豪華でお得らしい、各地のおいしいものが食べられる・・など、噂は色々聞きますが、
   まだやったことがないという人も、いらっしゃるのではないでしょうか?  

   そんな方のために、ふるさと納税の基本をご説明します。

☆ふるさと納税って何?

ふるさと納税が始まったきっかけは、労働者離れにより、地方での納税額が減ってしまっているからです。
ふるさと納税は、自分たちで自由に自治体を選び、その自治体へ納税します。

そうすることで、各自治体は収入を得ることができるようになり、地域の活性化につながります。
しかも、ふるさと納税をした方は、所得税・住民税の控除を受けることができるようになります。

納税をした側、された側にそれぞれメリットがあるのはいいですね。  


☆ふるさと納税はどうやってするの?

ふるさと納税を行う方法として、自治体に直接申請する方法と、
納税サイトを利用して、申請する方法があります。

役所へ直接行くことも可能ですが、公式サイトでの申し込みもありますので、
一度ご覧ください。
 
また、インターネットで「ふるさと納税」と検索すると、
いくつかの納税サイトがでてきます。

自治体によっては、納税サイトを通して、申請をするところもありますので、
各自治体のサイトや役所へ問い合わせをしてみてください。

どこの自治体に寄付をするか決まっていない方は、
納税サイトで、返礼品・寄付の使い道を示したものが載っていますので、
ぜひ参考にしながら、自治体選びをしてください。  

             

☆所得税・住民税の控除を受けるには?

控除のやり方ですが、確定申告、ワンストップ特例の2通りの方法があります。
手続きが簡単なのは、ワンストップ特例になります。

ワンストップ特例を利用する場合は、申請書に必要事項を記入して、自治体に送付するだけで、
他に何もしなくても控除を受けることができます。

しかし、ワンステップ特例を利用するには、いくつかの条件があります。
条件として、「ふるさと納税以外に確定申告をしない方」、「寄付先が5つ以内であること」。

この2つの条件を満たしていれば、ワンストップ特例を利用することができますが、
申し込み期限があり、寄付年の翌年「1月10日必着」になりますので、
期限に十分気をつけて利用して下さい。  

確定申告を利用する場合は、毎年指定される確定申告期間に申請する必要があります。
基本的には、2月16日から3月15日までが期限となっているので、確認してみましょう。

もし確定申告の期限が過ぎてしまっても、
「還付申告」で払いすぎた税金を戻してもらうことが可能です。

確定申告をしていれば、還付申告もすんでしまうので、
確定申告をした人は、還付申告をする必要はありません。

還付申告は、申告年の翌年から5年間申告することができ、
いつでも申請に行くことが可能です。

確定申告と同様に税務署で手続きができます。
確定申告を忘れてしまった方でも、間に合うかもしれないので確認してみて下さいね。  

             

☆実質負担は2000円で寄付ができる?

ふるさと納税が可能な金額は、個人の収入と他の控除で変わります。

納税サイトで税控除の目安額を調べることができるので、活用してみてください。  
住民税・所得税の控除を受けることにより、
実質負担を2000円で各自治体に寄付をすることができるのです。

ワンステップ特例で控除の申請をした方は、
所得税からは控除されず、すべて住民税から控除をするようになります。  

また、確定申告で申請した方は、確定申告後に所得税は指定した口座に還付されるようになりますが、
住民税は、翌年の6月以降に減額されるようになります。
住民税に関して、還付がありませんので気をつけてください。
 
限度額を超えてふるさと納税した場合、罰則や追加の手続きはありません。
納税をすること自体は可能ですが、ふるさと納税のメリットは
「限度額内であれば、自己負担実質2000円で返礼品がもらえる」という点です。 

上限を超えた分には、税金控除が適用されませんので、
限度額以上の納税は自己負担金が増えるだけでメリットがありません。  

みなさん、ふるさと納税について理解していただけましたでしょうか。
簡単に寄付することができるので、納税サイトをご覧になってみてください。

返礼品は、食品だけではなく宿泊券・美容・家電など幅広く用意されています。
今まで知ることができなかった地方の現状について知るいい機会でもあるので、
いろんな自治体をチェックしてみてください。・・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。

                            

記事を読み終わった後、何かとお得感が理解でき、
この後、公式サイトの『認知度・利用意向No.1ふるさと納税サイト』さとふる、等など
私は開き、長らく見惚(みと)れたりした。

そして寄付金額、たとえば一万円すれば、このような美味しそうな果物を頂き、
その上に、住民税・所得税の控除を受けることにより、 実質負担を2000円で各自治体に寄付ができる、
と学び、微笑んだりした。

このように私は齢ばかり重ねた時代遅れの身であり、
確か5日前、通販サイトとして有名な『アマゾン』に初めて注文して、
商品を2日後に自宅に配達され、利便性に驚いたりした。

今回、74歳の手習い・・『ふるさと納税』・・遅ればせながら活用しょうかしら、
と微笑んだりしている。

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「人生100年時代」の実像は、男性では100人に1~2人、女性で10人に1人弱、74歳の私は学び、微苦笑して・・。

2019-06-11 16:52:10 | ささやかな古稀からの思い

私は東京郊外の調布市に住む年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で築後40年が過ぎた古ぼけた一軒屋に住んでいる。

そして私より5歳若い家内も、お互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごして、早や15年となっている。

私は民間会社のある会社に35年近く勤めて、2004年(平成16年)の秋に定年退職し、
この間、幾たびのリストラの中、何とか障害レースを乗り越えたりしたが、
最後の5年半はリストラ烈風が加速され、あえなく出向となった。

こうした中で遠い勤務地に勤め、この期間も私なりに奮闘した結果、
身も心も疲れ果てて、疲労困憊となり、定年後はやむなく年金生活を始めたひとりである。

そして年金生活は、サラリーマン航路は、何かと悪戦苦闘が多かった為か、
つたない半生を歩んだ私でも、予測した以上に安楽な生活を享受している。

               
               
私が現役サラリーマン時代、私たちの少し上の世代は、会社員が定年まで勤め上げれば、
退職金と年金で、まずまずの老後をすごすことができ、
そのことが働き手にとっての意欲向上や目標達成のための刺激策と称せられるインセンティブになっていた、
と私たち世代は学んできた・・。

そして私たち年代、少し下の団塊世代の御方の多くは、
民間会社に長年勤めて、たとえ50代にリストラに遭遇しても、殆どの御方は定年退職時を迎え、
やがて年金満額時まで第二の職場で働き、待望の年金生活を始められた御方が大半と思われる。

私は定年退職の前に、出向時の中で、経済にも疎(うと)い私は、
経済ジャーナリストの荻原博子さんなどの数多く著名人の書物を読んだりした。

そしてデフレ経済の蔓延している中、定年時に持家(マンションか戸建て)のローンは返済完了となり、
預貯金が3000万円あれば、公的年金を受け取りながら、少しづつ取り崩して堅実に生活すれば、
少しだけゆとりのある年金生活ができる、と学んだりした。

そして私はサラリーマン生活を卒業した後の年金生活の資金の指針として、
ささやかに過ごしてきた。


ここ数年、
経済誌などを読んだりすると、
政府は2018年10月、「70歳までの就業確保」を企業に求める方向で検討を始めた、 と学んだりしてきた・・。

こうした根底には、
今は法律で「65歳まで」が企業に義務付けられているが、
健康な人にはもっと長く働いてもらい、年金を受け取らずに制度を支えてほしい、 という明確な目的も教示させられてきた。

こうしたこともあり、人生100年、と声高に叫ばれてきたのかしら、 と私は微苦笑したりしてきた。

               

私は年金に関しては、少子高齢化が加速される中、
働いて下さる方が減少して、 受給者の私たち高齢者は増加するので、
やむなく年金額は、やがて10%前後は減少すると思われるが、
年金制度は崩壊しない、 と書物から学んできた。

こうした中、平均寿命に関しては、「人生100年時代」は、
男性では100人に1~2人、女性で10人に1人弱、 実像である、 と私は昨年の11月上旬で学んできた・・。

これに関しては沢田 浩さんの寄稿文が【 現代ビジネス 】に配信され、この一部を転載させて頂く。

《・・(略)・・安倍内閣の「人生100年時代」も、鵜呑みにはできない。
100歳以上の人生を生きる人たちが、今後増えることはよくわかった。

そのうえで肝は、「どのくらいの確率で、私たちが100年を生きられるか」ということである。
厚労省や、総務省の公表資料からひも解くと、
今年2018年に100歳を迎える人は、 3万2241人(男性4453人、女性2万7788人)。

いずれも、1918年生まれの人たちだが、その年の出生数179万1992人から導くと、
実際に100年を生きる人の確率は、実に1.8%。 うち、男性は0.49%。
つまり、1000人に4~5人しか、100年を生きられないということだ。

3万人近くが100歳を迎えた女性の場合でも、3.167%。 多いといっても、100人に3人ほどである。

現在の日本の総人口1億2600万人に対する構成比では、100歳以上はわずかに0.1%である。
日本の将来人口推計では、この比率が2040年には、0.3%と3倍となる。

その推移からすると、2040年に人生100年を迎えるであろう人も、現在の3倍くらいにはなるだろう。

男性では100人に1~2人、女性で10人に1人弱。
これが「人生100年時代」の本当の実像のようである。・・》

こうしたことを私は学び、 現代の平均寿命は、男性約81.1歳、女性約87.3歳(2017年)であるが、
やがて10数年後の2030年の前後の頃は、プラス5歳前後が、
平均寿命の実態になるかしら、と私は思案させられてきた。

                            

このようなことを学んできた私は、「人生100年時代」には、戸惑いながらも微苦笑させられた。

いずれにしても、私としては、15年前の年金生活を始めた頃は、
80歳ぐらいで、 漠然としながらも、この世とサヨナラすると思ったりしてきたので、
永らえば永らえるほどに、老後資金を再修正する必要があり、苦笑したりしている・・。

そして私は何よりも、心身共に自立し健康的に生活できる健康寿命を意識して、
確かな『生きがい』と『健康』、そして『気力』を持続できるように、 ときおり願いながら歩いたりしている。

もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら、困窮するので、私は独りで外出して、
自宅から3キロ以内の周辺にある遊歩道、小公園などを散策して、季節のうつろいを享受している。

                 

何かと単細胞の私は、ここ数年、私が意識的に深めていることは、
日本は長寿国であり、 介護などの必要がなく、 日常生活を支障なく過ごせる期間を示す「健康寿命」をみると、
男性が72.14歳、女性が74.79歳(厚生労働省、2016年の推計値)で、
平均寿命とは男性で8.84年、女性は12.35年の差が実態となっていることである。

こうした中で、約10年もの間、何らかの介護支援が必要となる、 と改めて教示されて、
動顛をしたり、溜息を重ねたりしてきた・・。

いずれにしても、それぞれ多くの御方が自助努力をされ、
何とか人に頼よる介護・要の期間をできる限りないように願い、
平均寿命=健康寿命を目標に、日々を過ごされている御方が多いと思われる。

その上、高齢者自身の意欲と医療の更なる向上で、平均寿命が数年伸びる中、
多くの御方が心身溌溂とした晩年期を願い、私自身も念願したりしている。

このように心情を重ねていると、「人生100年時代」・・、テレビ、新聞、雑誌などで、
盛んに明言されているが、ほんの一部の幸運な御方だけ100歳の御誕生日を迎えられる・・
と私は微苦笑している。

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外食やコンビニ食で「栄養バランス」を整える方法、こっそりと高齢者の私は学び、やがて微笑んで・・。

2019-06-10 17:03:48 | ささやかな古稀からの思い

先程、昨今に愛読始めた公式サイトの【マイナビニュース】を見ている中、

『 外食やコンビニ食で「栄養バランス」を整える方法 』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市の片隅みに住む年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。

そして 雑木の多い小庭の中で、築後40年を過ぎた古ぼけた一軒屋に住み、
ささやかに過ごしている。

こうした中、
私たち夫婦の両親は、今や家内の母だけとなり、遠方の地に一戸建てに住んでいる。
ここ6年前の頃から、家内が家内の母宅に宿泊数が多くなってきたことは、
私にとっては、まさかの出来事のひとつとなっている。                           

やがて家内の母が『要介護2』となり、長女の家内と家内の妹は交互に、
大半は家内の母宅に5泊6日前後で宿泊して、 家内の母の食事、洗濯、掃除、或いは通院の付き添いなどしているので、
この間、我が家は私が『おひとりさま』の生活となり、これも人生だよねぇ、と私は独り微苦笑したりしている。

               
    

こうした中、私は殆ど食事内容が変わらなく過ごしたりしているが、
夕食の時だけは、料理ができない私は、大幅に変貌している・・。

家内は3泊ぐらいまでは料理を用意してくれるが、4泊以上になれば、
私は買い物に出かけたりしている。              


我が家の近くに『セブン・イレブン』と『ファミリーマート』があるが、
私は少し歩いた先のスーパー、或いは15分ばかり歩いた食品スーパーに行くことが多い。


もとより働いて下さる方は多忙で、身近なコンビニ活用は理解できるが、
私は年金生活の身であるので、時間は自由となり、少し遠いスーパーでも苦にならず、歩いたりしている。


こうした中、平素の我が家の買物は、家内から依頼された品をスーパー、専門店で求め、
買物メール老ボーイとなっている私でも、
お惣菜(総菜と同意語)売場の創意工夫ある食物に、 齢を重ねるたびに、感心させられてきた・・。


※煮物・・・煮しめ、甘露煮、湯煮、うま煮、煮豆等
※焼物・・・いため物、串焼、網焼、ホイル焼、かば焼等
※揚物・・・空揚、天ぷら、フライ等
※蒸し物・・・しゅうまい、茶わん蒸し等
※和え物・・・胡麻あえ、サラダ等 ※酢の物・・・酢れんこん、たこの酢の物等


こうした食品を私は見ながら、『おひとりさま』になった時は、
数品を買い求めて、今宵の夕食の友としている。

                           

このような状況であり、今回の《・・外食やコンビニ食で「栄養バランス」を整える方法・・》、
遅ればせながら学ぼうと思い、こっそりと読んでしまった。

この記事は、木村悦子さんが
食と栄養のプロである武蔵野栄養専門学校の管理栄養士の板垣 裕(いたがき・ゆたか)さんに取材されて、
纏められた記事であり、公式サイトの【マイナビニュース】に2019年6月10日に配信され、
無断ながら記事の大半を転載させて頂く。

《・・外食やコンビニ食で「栄養バランス」を整える方法

自炊の腕は徐々に磨いていくとして、自分へのごほうびとしての外食や、手を抜きたい日のコンビニ食も、
手軽でたまの楽しみとして栄養は大丈夫でしょうか?


【写真】コンビニで買える「たんぱく質」を補給できる食べ物


ちょっとした知識があれば、手抜き食も立派な栄養食に早変わりするとか。

              

☆コンビニ食でたんぱく質補給

体を維持するのに必要なのが、たんぱく質です。

おにぎりや麺などの主食=炭水化物が安く手に入るのに比べて、
肉や魚などの食材の価格はやや高い印象ですが、
近年、たんぱく質の豊富なお総菜や食材がコンビニでも数多く充実してきています。


まず、ブームとなっている、身近な暮らしに定着してきたサラダチキン。
スモーク味やタンドリーチキン味など、さまざまな味のものが発売されています。

鶏むね肉などの高たんぱく・低脂肪肉であり、腹持ちがよく、
色々な料理に組み合わせやすいというメリットは見逃せません。


また、同じく手軽なフライドチキンや唐揚げなどのホットスナックも挙げられますが、
高脂肪で高カロリー、塩分も高いものも多く、1日に何度も食べることはお勧めできません!
1日の栄養バランスを考え、適度に取り入れるのは有効です。


ツナやハムなどの加工肉・魚類は、「小分けパック」で売られているものにも注目。
食べ切りサイズと手頃な価格なのも、うれしいところ。

これらの材料が使われているホットドッグやサンドイッチなどでも良いでしょう。
そこに、チーズなどが入っていれば、更にベターです。
チーズも栄養価が高く、たんぱく質補給にぴったりです。


それから、忘れてはならないのが卵。
ゆで卵や温泉卵、目玉焼きなど、卵は応用度が高く、あらゆる料理に乗せたり混ぜたりできます。
栄養素も多く入っており、1日1個は摂りたいものです。


たとえば、焼きそばやうどんなどを食べるとき、卵のトッピングをするだけで良いのです。
そのほか、サンドイッチやおでんなどにも、手軽にトッピングできますね!

それ以外の食品としては、安くて手軽なカニカマやかまぼこ、ちくわなど練り物も、
そのままでも食べられる食卓の優秀選手です。

              

☆ラーメン&チャーハンセットだけでは不十分


若い人は、安くてボリューム感のあるものに走りがち。
その代表がラーメンや中華料理です。
ラーメンにチャーハンをプラスしたセットは、満足感を得ることができる魅惑的な一品です。


ラーメンにはチャーシュー1枚、チャーハンにも卵と少量の野菜などが入っているものが多いと思いますが、
これだけでは、たんぱく質や野菜は不足している場合が多くあります。


「昼はラーメン&チャーハンのセットだけで済ませてしまった」というときは、
野菜サラダ、おひたし、豆腐などを組み合わせた料理を1品プラスすると良いでしょう。


              
☆添加物より安全性を重視すべし


外食やコンビニ食において、気にかかるのが食品添加物。
保存料、香料、着色料など、成分表記を見て不安に思ったことはありませんか?


この点について板垣氏に聞くと、
「添加物は体に悪いイメージがあり、出来るだけ摂らないことが望ましいともいえますが、
どのような栄養素もサプリメントなどで摂り過ぎれば、過剰症となることがあります。

また無添加のため、保存方法によっては雑菌の繁殖や腐敗につながり、
食品によっては、添加物を使ったものが安全な場合もあります」とのこと。


添加物のリスクを意識することは重要ですが、
その結果十分な栄養を摂取できないのでは、本末転倒。

食事は安全で、鮮度の良いものを食品を組み合わせること大切。
外食でもコンビニ食でも、ちょっとした心がけが日々の活力になります。

食は、日々の生活と健康の基本ですから!・・》

注)記事の原文をあえて改行を多くした。         

                 

今回の《・・外食やコンビニ食で「栄養バランス」を整える方法・・》、
遅ればせながら多々教示されて、ときおり『おひとりさま』になる私は、
これだったら何かと・・と微笑んだりした。

いずれにしても、素材から料理をする幾く種類か学び、多岐の料理を習得しなければ・・
と思いながら今日に至っているが・・。

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私のブログの投稿時は、昨今は家事の合間に変貌して、独り微苦笑を重ねて・・。

2019-06-09 17:57:09 | ささやかな古稀からの思い

私は東京の調布市に住む年金生活の74歳の身であるが、
過ぎし年の2004年(平成16年)の秋に、民間会社のある会社に定年退職したが、
最後の5年半はリストラ烈風が加速され、あえなく出向となった。

こうした中で遠い勤務地に勤め、この期間も私なりに奮闘した結果、

身も心も疲れ果てて、疲労困憊となり、定年後はやむなく年金生活を始めたひとりである。

そして年金生活は、サラリーマン航路は、何かと悪戦苦闘が多かった為か、
つたない半生を歩んだ私でも、予測した以上に安楽な生活を享受して、早や15年生となっている。

             

そして年金生活を始めてまもない時、偶然に本屋の店頭で一冊の本にめぐり逢え、
私は初めて『ブログ』の世界を知った・・。

この本は『はじめよう! みんなのブログ』(インプレス)と題された、
別冊インターネット・マガジンであった。

何かしらブログの世界は、多くは匿名制度であり、ある程度の良識を根底に於けば、
それぞれの御方が自由に、多彩な分野まで投稿ができ、 私は自在に私の生活のことから、
政治、経済、社会、文化などに専門知識がない私でも、 私なりの思いを発露でき、ブログに加入しょうと決意した。

そして2004年(平成16年)11月12日にある大手のブログサービスに加入した後、
2つばかりの10万人ぐらい加入していた小さな簡易ブログサービスに彷徨(さまよ)った後は、
この【gooblog(旧・gooブログ)】に翌年の2005年(平成17年)1月19日に加入し、
この日から5254日が過ぎている。

この間、まもなく他のブログサービスに加入して熱中して、2度ばかり中断したが、
やがて2008年(平成20年)の5月以来は、この【gooblog(旧・gooブログ)】に継続し、 今日に至っている。

このような軌跡で、ブログの世界を知って丸14年半が過ぎている。
結果的には、パソコンの故障、国内旅行、或いは入院などしない限り、日に少なくとも一通は投稿してきた。

                                                             

こうした私の根底には、私の幼少時代から年金生活している現在までの生きてきた心の軌跡を発露して、
自己表現のひとつとして、心の証(あかし)の残したいからであった。

そして年金生活を過ごしている今、日々に感じたこと、思考したことなどあふれる思いを
心の発露の表現手段として、ブログの投稿文を綴ったりしている。

私の投稿文の殆どの内容は、幼年期からサラリーマン退職時まで、
そして年金生活の日々の心情を脚色もないありのままの思い、
真情を投稿文に認(したた)めたく、 あますことのないように綴ってきた。

私は綴る際は、自身のその時の心に素直に綴るようにし、
あとで振り返った時、あの時はこのような思いで過ごしていたのか、
何より自身に対して、その時の思いの心情を大切にしているひとりである。

恥ずかしながら数多くの駄文を綴ってきたが、ひとえに自身の為の心の軌跡の発露、と言っても差し支えない。

こうした中で、60代の投稿文の内容は、やはり幼年期~現役サラリーマン時代の想いでが多く、
或いは年金生活を過ごす実情を脚色もせず、数多くの綴ってきたりした。

そして70代になると、自身の体力の衰えを実感して、健康、介護、葬儀、家計などを学んだことに
私の思いを前後に加味した投稿文に変貌した内容となり、
まるで餡子(あんこ)の入った『お饅頭(まんじゅう)』のような投稿文となり、独り微苦笑する時もある。

                                                                  

こうした中で、私は投稿文の時に、多くの方に読んで頂きたい自己顕示欲もあり、
投稿文の中では、改行を多くし読みやすいようにしている。

或いは7年半近く前の頃から、何とか写真を添付することが出来たので、
乏しい筆力を補(おぎ)いながら、カット代わりに写真を掲載したりしている。

私はブログを投稿する際、ひとつのテーマを決めて、真摯に、ときには楽しく綴ることもあるが、
不勉強の為に筆力が乏しいながら、最後までお読み頂けるように試行錯誤をしたりしている。

しかしながら私の投稿文の内容は、あふれた思いを伝わるように熱意ばかりで、
一気呵成に書き上げてしまい、ときには長き投稿文になったり、
投稿文を送信した後、或いは読み返したする時、つたない綴りが多いので反省する時もある。

ここ7年、このサイトに綴ることが生きがいのひとつになっているので、
数多くのお方にお読み頂き、私がブログが継続できたこともあり、偏(ひとえ)に感謝の一言です。
                                                       
                                   

こうした中で、数多くの諸兄諸姉の投稿文を読ませて頂くと、
ここ8年ぐらい殆どの方が、心ある写真を添付されたりしてきた。

そして私は、いつまでも言霊(ことだま)を信愛し、散文のような文章だけでの表現は、
時流に残されてしまうかしら、と私なりに憂慮してきた。

特に旅行関係の投稿文に関しては、散文を綴りながら危惧してきたのが本音でもある。

過ぎし2012年(平成24年)の『文化の日』の数日前、
ある麗(うるわ)しき御婦人の御方様より、アドバイスを頂き、
私は遅ればせながら写真添付を始めて、投稿文を重ねているが、
昨今、写真を添付しないと、何かしら寂しい心情となり、我ながら独り微苦笑したりしている。

こうした中、私は特に数多くの50代以上の御方の投稿文を読ませて頂きながら、
いつも感じられることは、日記として綴られている場合は、
その人なりの思いをその方ご自身の言葉で、淡々と綴られているのに、 圧倒的に感動を覚(おぼ)えたりしてきた。

そして日々の日常生活の過ごした方、或いは人生の思いを学び、
こうしたお考えで、この人生を過ごされているのか、と教示されることが圧倒的に多く、
お住まいの地域、これまで綴られた人生航路の軌跡に思い馳せながら、
何よりも生きた人生の教科書、と確信を深めたりしている。

こうして読ませて頂きながら、つたない私は秘かに励ましを感じたり、微笑んだりして、
確かな人生の底知れぬ哀歓を学びながら、年金生活を過ごしたりしている。

                            

こうした数多く投稿文を読ませて頂く中、たとえたった一行の綴りでも、
私は瞬時に心の中の琴線(きんせん)が静かに奏(かな)でり始めて、
やがてその御方のブログに魅了されて、愛読者のひとりになってきた・・。

或いはコメントを頂いたり、或いは私は数多くの方の投稿文を読ませて頂き、
感きわまってコメントをしたりしている。

何よりもこの広い空の下で、お逢いしたこともない御方に投稿文の上で、
めぐり逢えたことに秘かに感謝を深めたりしている。

             


こうした深情のある中、私のブログの投稿時間は、昨今は家事の合間に、
慌(あわ)ただしく投稿文を認(したた)めて、この後に投稿している。

私は東京の調布市の片隅みに住む年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、
我が家は家内とたった2人だけの家庭である。

こうした中、
私たち夫婦は、年金生活14年の
昨年まで、
お互いに幸運にも大病に遭遇せずに、 過ごしてきた・・。

しかしながら私は、今年の新年そうそうの1月3日の夜10時過ぎ、
心臓の左胸が圧迫され、強く痛みを感じて、 やむなく救急車で循環器専門の『榊原記念病院』に搬送されて、
10数名の医療スタッフの中で、 私は中央診察台で心電図、造影剤を入れてカテーテル、
そしてCTスキャンなどの精密検査、 或いはレントゲン終えたのは、1月4日の早朝3時半すぎであった・・。

やがて『胸膜炎』(急性冠症候群)と病状とされ、 しばらく経過観察したく・・ と入院が余儀なくされて、
結果的に8泊9日の入院となったりした。                      

更に3月の初めの頃、私は突然に左眼だけが酷い白内障になったように視力が激変し、
結果的には4
月2日より、眼科医院に6泊7日して左眼の 硝子体手術を受けたりした・・。 
                
この間、私が3月は左眼の検査で忙しくしている時、 家内が体調を崩して内科を検診した後、
まもなく胃の後ろ側にある 長さ20センチ前後の左右に細長い臓器の膵臓(すいぞう)に 異変があることが推定された。

やがて私の住む地域の大きな総合医療センターで、 3回ばかり通院して、
専門医師のアドバイスされる中、初期の膵臓(すいぞう)がんです、と診断されたりした。

そして家内は結婚以来、初めての入院生活を過ごすこととなり、
4月17日より2泊3日で、家内は検査入院した後、 5月12日より摘出する手術で入院をし、
やがて回復状況も医師より順調と診断され、5月31日に退院して、現在は自宅で回復に向かっている。

しかしながら時折、家内は痛みで表情をゆがめ、やむなく薬でやわらげたり、
食欲も半減し、やむなく食べられる食品を私は聞いたりして、
平素の買物メール老ボーイの私でも、忙しくなっている。

そして家事は家内の指示棒の元で、のろまの私でも私なりに奮闘しているので、
ブログの投稿時は、家事の合間に変貌して、昼過ぎ、夕方・・さまざまとなり、
我ながら独り微苦笑を重ねている・・。

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梅雨どきの熱中症対策は、夏本番時の“常識”が通用しない、高齢者の私は学び、多々教示させられて・・。

2019-06-08 14:30:36 | ささやかな古稀からの思い

例えば、「雨音が気になる」と窓を閉め切る人が多いが、
これは熱中症を招く原因のひとつとなる。

環境生理学に詳しい横浜国立大学教授の田中英登氏が解説する。
「風があると洗濯物が乾きやすいように、空気が循環したほうが、水分は蒸発しやすい。
室内の通気性が悪いと、汗の蒸発が促進されず、体を冷やせないのです。

梅雨どきこそ、エアコンや扇風機、サーキュレーター(空気循環装置)などを活用し、
室内に空気の流れを作りましょう。

その際、直接体に強い風を当てると、体調を崩しやすいので、壁に向けて弱い風を送る。
それだけで熱中症になる危険度が低下します」

節電、節約意識の高まりから、エアコンなどの使用を避けようとする人もいるが、適切に活用したい。

             

◆肌寒い夜こそ水分補給

日中が暑くても、夜間にグッと気温が下がることも珍しくない。
だが、翌朝の日の出とともに、気温がぐんぐん上昇し、寝ている間に脱水状態に陥るケースがある。

快眠セラピストの三橋美穂氏はこうアドバイスする。

「脱水を防ぐ意味でも、就寝前にコップ1杯の水を飲むことを勧めます。
ただし、冷たい水を飲むと、内臓が冷えてしまいます。

すると、体は体温を上げようと働いてしまい、深部体温が下がりにくく、眠りに支障が出てしまいます。
寝る前の1杯は、常温の水か、白湯がいいでしょう」

 

◆カッパ、防水ジャケットが熱中症を招く

防水加工が施されたレインウェアが役立つ季節だが、その機能が危険を呼び込むこともある。

埼玉県在住の男性(67歳)が話す。
「去年の梅雨の時期に、庭いじりをしていたら、ひどい頭痛に襲われ、倒れこんでしまった。
夢中で数時間ほど、土を掘り返していたところでした。
雲行きが怪しいからと、念のためカッパを着ていたのが良くなかったようです」

前出の横浜国立大学教授の田中英登氏がいう。
「レインコートやカッパなど防水性の高い衣服を着ていると、
汗が気化しにくく、熱がこもりやすいんです。
作業に集中してしまうと、本人も気づかない」

適切に着脱するほか、袖や裾から時折風を送り込んで、こもった熱を外に出すなどして対応したい。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。

              

今回の《・・梅雨どきの熱中症対策は、夏本番時の“常識”が通用しない・・》、
多々教示させられたりした・・。

特に《・・脱水を防ぐ意味でも、就寝前にコップ1杯の水を飲むことを勧めます。
ただし、冷たい水を飲むと、内臓が冷えてしまいます。

すると、体は体温を上げようと働いてしまい、深部体温が下がりにくく、眠りに支障が出てしまいます。
寝る前の1杯は、常温の水か、白湯がいいでしょう・・》学んだりした。

昨今の私は、冷やした煎茶を飲んでいたので、遅ればせながら今回学び、
こっそりと微笑みながら、梅雨の時節を乗り切って、
スイカ、かき氷が美味しく食べられる夏を迎えよう・・と心の中で呟(つぶや)いたりしている。

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それぞれの御方の定年退職後の状況、心構えなど、遅ればせながら私は学び、多々教示させられて・・。

2019-06-07 16:09:30 | ささやかな古稀からの思い

先程、パソコンを立ち上げて、ヤフー・ジャパンのライフ記事を見ている中、
『 定年退職後に向けやっておくべきこととは 』
と題された見出しを見たりした。

私は年金生活15年生の身であるが、どういうことなの・・と思いながら、
遅ればせながら記事を読んだりした。

この記事は、作家・書評家の印南敦史(いんなみ・あつし)さんが、ここ10数年に於いて、
定年退職後の状況、心構えなど多彩に出販されている各本を選書した寄稿文であり、
初めて知る公式サイトの【 マイナビニュース】に2019年6月7日に配信され、
無断ながら記事の大半を転載させて頂く。

              

《・・定年退職後に向けやっておくべきこととは 
   
(略)

☆定年後を心豊かに暮らすために必要な能力とは?


定年後の状況として望ましいのは、
健康体で、することがあり、そこそこのお金を保有し、
妻と良い関係を保ち、信頼できる友人がいて、身辺に困りごとがないこと。


『始めよう!「定年塾」―老後を充実して生きるためにやっておくこと』(河上多恵子 著、学研新書)の著者は、
そんなステージに行くためには、現状を正確に把握することが重要だと考え、
「定年力」という物差しを想定したのだそうです。


いうまでもなくそれは、定年後を心豊かに暮らすために必要な能力のことで、
5つのフィールドで構成されているのだといいます。


「つながり力」は、趣味、地域での暮らし方や友人の問題、
「経済力」は、仕事や年金、家計の問題、
「健康力」は、自分自身や家族の健康問題、
「始末力」は、相続や身辺整理の問題、
「夫婦・家庭力」は、夫婦の関係や子供の自立の問題。

言い換えれば、定年時とその後のすべての不安はこの5分野に集約されます。(「はじめに」より)


これら「定年力」があってこそ、定年後の生活を安心して送ることができるというわけです。
そこで本書の序章では、「定年力」のチェックにかなりのページ数を割いています。

まずは自身の現状を把握し、そこから本編に進めるようになっているのです。


そして本編に入ると、上記5分野それぞれについて、詳細な解説がなされます。
とはいえ、決して難解なものではありません。
実際の体験談も豊富に紹介されているため、自身の状況に当てはめて考えてみることができるはず。

              
              

なお参考までに、終章「定年の鉄則7か条」の項目をご紹介しておきましょう。


第1条:家にとじこもるな、外に出よう

第2条:明日することを今夜決めておく

第3条:家事を引き受ける

第4条:弱みを隠さない

第5条:昔の肩書きを言わない

第6条:ほめ言葉を惜しまず発する

第7条:他人と比べない

(192ページより)

日ごろからこれらを意識しておくだけでも、定年後にどう生きるべきかの準備にはなりそうです。


              

☆“定年先輩”の「気づき」から老後を学ぶ


自分の定年の日のことなど遥か彼方にかすんでいて、
考えてもいなかった日常のドアがコンコンとノックされ「突然ですが『定年』です!」。

「エッそれオレのことか?」。
これは“定年先輩”から、しばしば聞いた最初の「気づき」の話でした。

“定年先輩”とは、ひと足さきに定年を迎えて、3~5年が過ぎた元サラリーマンのことです。
この本はこの人たちが語ってくれた定年体験をベースにしています。(「はじめに」より)


『定年後を楽しむ人・楽しめない人』(金田義明 著、洋泉社)の内容については、
著者はこのように説明しています。
実年社員を対象にした、「定年準備教育」に長く関わってきたという人物。


その学習課題に、「先輩者の実体験」を加えるべきだとの強い思い入れがあったのだとか。
そこで多くの対象者を探し、さまざまな体験を根掘り葉掘り聞き集めて
学習への提供を続けてきたのだといいます。


そして、その訪問調査が20年で80件となったため、本書にまとめたということ。
つまり、多くの方々の実体験がベースになっているのです。


“「気づき」のすすめ”という中心テーマを軸として、
現役時代には、無関心でも通用していた社会生活のノウハウが網羅されています。


たとえば社会保障制度との関わり方、行政サービスと暮らしとのつながり、町内での人づきあい、
生きがいになるような趣味の育て方など広範囲にわたり、
“定年先輩”の「気づき」が紹介されているわけです。


「定年ってのは、線路の果ての『終着駅』みたいに思ってましたが、
いざ、そばに来てみると終着駅じゃなくて『乗り換え駅』なんですね。

ここで列車を乗り換えて、まだ先に20年って言うんでしょう。
20年っていえばオギャアと生まれてから成人式までの長さであり、
人生80年というのなら4分の1に当たるわけです。

“ついで”や“おまけ”でどうなるものではないですな」(「はじめに」より)


これも著者が実際に話を聞いた“定年先輩”のことば。
「人生80年」どころか、いまでは「人生100年時代」と言われているのですから、
なおさら“ついで”や“おまけ”で、どうなるものではないということになるのでしょう。


初版が2009年2月なので、相応の年月は経ているものの、いま読んでも十分参考になる一冊です。

              

 ☆定年後に第二の人生を切り拓いた先輩たち

幸福な定年後』(足立紀尚 著、晶文社)は、定年後に第2の人生を切り拓いた47人に話を聞いたインタビュー集。
そういう意味では『定年後を楽しむ人・楽しめない人』と共通していますが、
「あとがき」を除けば、全510ページすべてが話し言葉で埋められているため、なかなかのボリューム感。


しかも「新しい『仕事』に挑戦する」、「好きなことに熱中する」、「職人の技をきわめる」、
「商売をはじめる」、「終のすみかをさだめる」、「高齢社会に生きる」、「日本を飛び出す」、「仲間と過ごす」、
「家族のかたち」自分流の隠居を楽しむ」という10テーマに分けられているため、
興味のあるパートから読んでみることも可能です。


カナダのヴィクリトリアに別宅があって、カナダと日本との間を半年ごとに行き来しています。
別宅といってもアパートメント・コンドミニアム、日本風に言えばマンションです。
1999年の秋に購入したものです。

夏の間はあちらで過ごします。
肌寒くなってくると静岡県伊東市の自宅に戻って冬を越すというパターンで、一年を過ごしています。
(中略)こうやって話をしていると、なんと贅沢な生活を送っているのかと思われることでしょう。

でも、これらはぜんぶ自分で働いて稼いだお金を使ってやっていることです。
いくらお金があっても、あの世までは持って行けません。
しかも、使えるのは元気なうちだけです。(260~269ページより)

これは部品メーカーに勤務していたという静岡県の男性(当時68歳)の話。

ここからも、定年後の生き方にも、いろいろなパターンがあるのだなということが
実感できるのではないでしょうか?


年を取ることだけは経験できない、という言い方がされることがある。
定年も同じかもしれない。
いくら話を聞いたり計画を立ててみたところで、けっきょくその時になってみないとわからない。

つまり定年はすべての人にとってフロンティアなわけである。
定年という未知の世界に対して挑戦していく“開拓者”こそが、
個性的でユニークな定年後を実現させているということだろうか。(「あとがき」より)


著者はこう記していますが、そういう意味でも、定年は新たなスタートラインなのかもしれません。
これらの書籍を通じて“定年先輩”のことばや考え方に触れ、
自身の定年後、ひいては老後をイメージしていきたいものです。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。

 
           

私は東京の調布市の片隅みに住む年金生活の74歳の身であるが、
今回、作家・書評家の印南敦史(いんなみ・あつし)さんの寄稿文に於いて、
ここ10数年に於いて、 定年退職後の状況、心構えなど多彩に出販されている各本を書評を読み、
御方の深情を発露された思いを学び、共感させられたり、或いは圧倒されたり、魅了されたり、
遅ればせながら学んだりした。

私の定年後の年金生活の状況、心情は、このサイトで数多く発露してきたので、
今回は省略するが、定年退職するまでは何かと悪戦苦闘が多かった為か、
予測した以上に年金生活は安楽に享受して、早や15年生となっている。

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定年後の健康状態の良好の秘訣は、“外出と会話”、74歳の私は学び、やがて微笑み返し・・。

2019-06-06 12:36:17 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読している公式サイトの【 ファイナンシャルフィールド 】を見ている中、
『「定年後は何をしたい?」 定年後の居場所探しのポイント 』
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市の片隅みに住む年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。

そして 雑木の多い小庭の中で、築後40年を過ぎた古ぼけた一軒屋に住み、
自動車もない稀(まれ)な家となっている。
        

              

私は民間会社のある会社に35年近く勤めて、2004年(平成16年)の秋に定年退職し、
この間、幾たびのリストラの中、何とか障害レースを乗り越えたりしたが、
最後の5年半はリストラ烈風が加速され、あえなく出向となった。

やがて定年退職時になると、この当時は大企業も盛んにリストラが実施されている中、
たとえ私が定年後に新たな職場を探しても、これといった突出した技術もない私は、
何よりも遠い勤務先の出向先で、私なりに奮闘して体力も気力も使い果たしてしまった。

このような拙(つたな)いサラリーマン航路である上、 そして定年退職するまで半生期は、
何かと卑屈と劣等感にさいなまれながら、 ときおり敗残者のように感じることも多く、
悪戦苦闘の多かった歩みだったので、 せめて残された人生は、多少なりとも自在に過ごしたと思い、年金生活を始めて、
早や15年生となっている・・。
 
                         

私が年金生活の当初から、我が家の平素の買物は、 私は自主的に買物専任者として宣言し、
家内から依頼された品を求めて、 独りで殆ど毎日、スーパー、専門店など歩いて行き、
買物メール老ボーイとなっている。

この後は、やはり自宅から3キロ以内の遊歩道、小公園などをひたすら歩き廻ったりして、
季節の移ろいを享受している。
このような午前中の過ごし方を定例事項のように過ごしてきた・・。

例外として、家内のボディガード、お供そして荷物持ちで、3週間に一度ぐらい駅前で買物、
或いは年に3回ぐらい都心の新宿にある伊勢丹、小田急、京王などのデパートに買物、
そして庭の手入れ、国内旅行、懇親会、冠婚葬祭などで小用がない限り、定年後の丸14年を過ごしてきた。

こうした散策することは、
もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら、困窮するので、
ひたすら歩き、ときおり大股で歩いたり、或いは足早に歩くことが多くなっている。

そして
私は定年後に年金生活の始めた直後、独りで近所の遊歩道を散策したりすると、
こんなに自由に散歩できるなんて、許されても良いのかしら、
と定年直前までの多忙期を思い重ねたりし、戸惑いながら甘受したりした。

そして午後から夜の大半は、私は随筆、ノンフィクション、現代史、総合月刊雑誌などの読書、
ときおり20世紀の私の愛してやまい映画を自宅で鑑賞したり、 或いは音楽も聴いたりしている。  

このような年金生活をしている私は、
今回の《・・「定年後は何をしたい?」定年後の居場所探しのポイント ・・》、
定年後の定年迷子のような御方の羅針盤の記事かしら・・と思いながら記事を精読してしまった。

この記事は、ファイナンシャルプランナーCFP(R)認定の宮﨑真紀子(みやざき・まきこ)さんの寄稿文であり、
公式サイトの【 ファイナンシャルフィールド 】に2019年6月5日に配信され、
無断であるが記事を転載させて頂く。

《・・「定年後は何をしたい?」 定年後の居場所探しのポイント

 

「定年後は何をしたいですか?」の質問に、返ってくる答えの代表は「旅行」です。
しかし、一通り旅行を楽しんだら、その後は?自分の居場所を作ることは、
シニアの生活にとって重要課題です。

一例を見ながら考えてみましょう。

               


☆地域密着型の居場所は必要

63歳の会社員Tさんが、会社OBの先輩達に会うと、度々受けるアドバイスがあるそうです。
それは「出来るだけ長く働いた方が良いよ」だそう。

これは経済的な理由もありますが、
むしろ“暇をもてあそんで、退屈している”という先輩諸氏の本音があるようです。

もうすぐ65歳を迎えるSさんは、2年ほど前から定年の準備を始めました。
準備内容は2つです。

 (1)資格の取得:これまでの経験を活かせる仕事を模索する中で、資格取得の必要性を感じたそうです。
     また系統立てて勉強することで、これまでバラバラに思えた知識の整理が出来て良かったとのこと。
    これらを自分の強みとして活かしていく方法を、さらに探っている最中です。

 (2)地域のネットワーク作り:彼は仕事一筋の会社人間でしたので地域活動に縁がなかったのですが、消防団に入ることにしました。
     命に関わることですので、講習会や装備を付けての訓練など戸惑いもあったようですが、
    “初めての経験”を語るSさんは雄弁でした。

   地元に知人が増えたことは、災害時の安心に繋がります。
   ご近所の懇親会に参加する機会を得たことで、交流の枠が広がっているようです。  

              

☆公共施設で情報収集

消防団は無理でも、何か地域の活動に参加することで、ネットワークを広げることは出来ると思います。
身近な事例として、シルバー人材センターやボランティア活動をするのも一案です。

著者は実家の庭木の剪定を、シルバー人材センターにお願いしています。
依頼する側も、担当者が近隣の方という安心感があります。

地域によって提供しているサービスは違いますが、
庭木の剪定・大工工事・裁縫・翻訳・パソコンなど特殊技術や専門技能を要するもの以外に、
簡単な作業もあります。

これまでに培った経験を活かす機会が見つかると思います。
先日、大田区社会福祉協議会の方と話す機会がありました。
今年度、組織改正が行われボランティアセンターがスタートしたそうです。

ボランティアは主に、高齢者施設などで活動するのですが、募集の内容は多岐に亘っています。
楽器の演奏・歌の披露・踊りの披露・話し相手、これらの募集が多いことに少し驚きました。

他に囲碁や麻雀のお相手や、絵画・書道を指導できる人も求められています。
趣味を披露することで喜んでもらえる、これはボランティアする側も楽しいのではないでしょうか。
 
図書館や公民館などの公共施設に置かれているチラシには、地域の耳寄りな情報が盛りだくさんです。
もちろん、ネットで検索も出来ます。
参加したくなるイベントが見つかるかもしれません。  

              

☆健康状態良好の秘訣は“外出と会話”

内閣府「高齢者の健康に関する調査(平成29年度)」によると、
社会的な活動への参加の有無を健康状態別にみると、
健康状態が「良い」、「まあ良い」、「ふつう」とする人では、3割以上が社会的な活動に参加していたのに対し、
「あまり良くない」では20.3%、「良くない」では11.5%と低くなっています。

ここでの「社会的な活動」は、自治会や町内会の活動、地域安全や子育て支援、
その他のボランティアや社会奉仕活動、お祭りなどが選択肢となっています。

 団塊の世代が退職して数年たちます。
リタイアメント後の過ごし方が、話題になることも増えました。
寿命が延び、還暦世代はライフプランの見直しが必須となっています。 

「現役を退いて“余生”を過ごしています」、
「年金生活なので細々暮らしています」なんて、とんでもありません。

活動範囲を狭めると、健康的ではありません。
有償・無償を問わず、活動的な毎日を過ごすことが、健康に繋がります。
これは医療費の節約になります。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。

記事を読みながら、私は微笑んだりした・・。

私は我が家の買物の責務を終えて帰宅した後は、
やはり独りで自宅周辺の3キロ範囲を歩くことが多くなっている。

           

こうした中、付近に流れている野川の両岸にある遊歩道を歩いたり、
或いは小公園、小学時代に通学した旧市道を歩いたりしている。

ときには最寄駅の商店街に立ち寄り、知人と談笑したり、
都立の神代植物園に遠征したりすると、中学時代の同級生に逢う時もある。

こうした時、偶然だよねぇ・・、とお互いに再会を喜びながら、
過ぎし中学時代のそれぞれの同級生のことを話したりすると、長話になったりする時もある。            

そして私は、亡き母の遺伝を純粋に受け継いだ為か、恥ずかしながら男の癖におしゃべりが好きで、
何かと家内と談笑したり、ご近所の奥様、ご主人など明るく微笑みながら談笑したりしている。

そして私は、遊歩道、公園などを散策していると、
見知らぬ男性、 女性グループの御方たちと、話しかけられたり、或いは話しかけたりして、談笑し、
殆ど毎日過ごしている。

或いは、知人とか友人と時折お逢いする時は、しばらく、と私は笑いながら逢ったりして、
明るい日中だとコーヒーを飲んだり、 夕暮れすぎの場合はビール、水割りのウィスキーを呑みながら、
談笑をしたりしている。

           

或いは私が勤めていたあるレコード会社のOB会と称せられる懇親会に出席したりすると、
上司だった御方たち、或いは同世代の数多くの人と談笑したりしている中、
数人から、XXさんは感性もお若いですょ、と私は社交辞令のお世辞を頂くこともある。

或いは女性グループの中で談笑している中、たまたま音楽の話題となり、
他社の『いきものがかり』を定年後に偶然に聴き、
何かと吉岡聖恵(よしおか・きよえ)ちゃんの歌声に、励まされていますょ、
特に『YELL(エール)』は、高齢者の私でも心身のビタミン剤ですょ、と私は言ったりした。

こうした中で、好奇心をなくしたらこの世は終わりだ、と信条している私は、
体力の衰えを感じている私でも、その時に応じて溌剌とふるまったりしている。

ときには遊歩道、公園などを歩いたりしていると、見慣れた情景でも、
樹木、草花など、 初めて気づかされて、こんなに美麗な花だったの・・新たなめぐり逢いに感謝をしたりしている。

           

このように私は年金生活を過ごしているが、
今回の《・・定年後の健康状態の良好の秘訣は、“外出と会話”・・》と私は学び、
確かに、そうですよねぇ・・と微笑み返しをしてしまった・・。  

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かき氷の売れ行き 最高気温より○○が重要、こっそりと高齢者の私は学び、やがて微笑みを重ねて・・。

2019-06-05 17:12:30 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読している天気予報を進化させる気象サイトの【ウェザーニュース】を見ている中で、
『 かき氷の売れ行き 最高気温より○○が重要 』
と題された見出しを見たりした。

たまたま私は、昼下がりのひととき生活総合情報サイト【All About(オールアバウト)】に於いて、
暑気払いのひとつとして『夏の風物詩・かき氷でクールダウン』を暮らしの歳時記ガイドの三浦 康子さんより、
『かき氷』について、多々教示されて、微笑んだりしてきた。

《・・・・
冷たいものといえば、かき氷。

清少納言の『枕草子』に出てくるほど歴史は古く、
平安貴族が暑気払いに食べていたことがわかります。

しかし、冷蔵庫のなかった時代、夏に氷を口にするには、
冬に氷を切り出し、氷室に蓄えておかないといけません。

6月1日を氷室の節供(氷の節供)といい、氷を献上していたほど貴重なものでしたから、
氷で暑気払いをするなんて庶民には夢の話でした。

庶民には手の届かない氷に見立てて作られたのが「水無月」という和菓子で、
三角形の葛の上に邪気払いの小豆をのせ、6月30日の夏越しの祓の行事食にもなりました。

いずれも旧暦の6月ですから、今の暦では7月~8月の暑い最中です。
今では誰でも簡単に食べられますが、夏ならではの風物詩を大切にしたいものですね。・・》

           

           ☆【All About(オールアバウト)】より、お借り致しました☆
           
このようなことを学んだ私は、標題の《・・かき氷の売れ行き 最高気温より○○が重要・・》、
何なのかしら、と思いながら記事を精読してしまった・・。

この記事は、気象サイトの【ウェザーニュース】に2019年6月5日に配信され、
無断であるが記事を転載させて頂く。

《・・かき氷の売れ行き 最高気温より○○が重要

かき氷を食べたくなる季節がやってきました。

ゴールデンウィークを過ぎると、「かき氷あります」の看板を見かけるようになりますね。
 
「飲み物に使う氷やかき氷の売れ行きと、天気や気温には不思議な関連があります」
と東京上野の老舗氷卸問屋、四代目大野屋氷室の大野勇さんは言います。

    

☆気温が高くても、曇ると売り上げが伸びない

2018年度のかき氷の出荷量の推移をみてみましょう。
関東甲信で統計開始史上、最も早い梅雨明けとなった6月、氷の出荷量も一気に右肩上がりとなりました。

7月3日から8日にかけて、西日本豪雨が西日本から東海地方の広範囲を襲いましたが、
関東も戻り梅雨となり、出荷量はガクッと落ちています。

その後、記録的な猛暑となった7月中旬~下旬にかけてピークを迎え、
その後は台風などによる荒天時に出荷量が落ちています。

 
「うちでは、飲み物などに使う氷の卸とかき氷をやっているのですが、
飲みものに使う氷は、5月の初め頃から動き始め、6月に入るとかき氷が売れ出します。

面白いことに、かき氷の売れ行きは、雲に左右されるのです。
晴れたり曇ったりする日の場合、晴れている時間帯は店に入ってかき氷を注文する人が増えますが、
曇ると店を素通りする人が増えるのです」(大野さん)


提供:ウェザーニュース       


☆最高気温より“最低気温”が売れ行きを左右

かき氷屋さんにとって、曇ると客足が落ちるのですね。
気温についてはどうでしょうか。

 
「30℃ぐらいの日が3日ぐらい続かないと、かき氷は売れ行きが伸びません。
1日だけ暑くても爆発的に売れることはなく、3日続くと3日目の売れ行きが良くなるのです。

しかし、ポイントは最高気温より最低気温で、
最低気温が20℃を超えると売れ行きが良くなるので、
うちは最低気温の動きを見ながらかき氷店で使う氷の準備をしています」(大野さん)


かき氷の売れ行きは、天気や気温に大きく左右されます。
これから夏に向けて、かき氷がおいしい季節。

行列に並ばずに人気店のかき氷を食べるなら、
思うほど売れ行きが伸びない曇りの日を狙うのが、よいかもしれませんね。・・》
 
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。            

           

私は『かき氷』に関しても、今回の記事で多々教示させられたした・・。

私は東京の世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅みに住む年金生活の74歳の身であるが、
過ぎし小学生の4年生の時、多摩川で川遊びをした帰路、
駅前の食事処で、『氷』と表示された旗に誘惑されて、いちごの『かき氷』を初めて食べたりした・・。

これ以来、60数年、熱い時節の中で、冷たい食感に魅了されて多彩な『かき氷』を頂いたことを、
思い馳せて、微笑んでしまった・・。

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100円均一「買っていいモノ損するモノ」、高齢者の私は学び、多々教示させられ微笑み・・。

2019-06-04 16:15:34 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読している公式ネットの【 プレジデントオンライン 】を見ている中で、
『 100円均一「買っていいモノ損するモノ」 』
と題された見出しを見たりした・・。

私は東京の調布市の片隅みに住む年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
ささやかに年金生活を過ごして、早や15年目となっている。


私は家内のホディガード兼お供で、ときおり駅前に買物に行くが、
こうした時、家内は殆ど100円ショップに立ち寄ってきたので、
74歳の男性の私でも、知的好奇心に負けてしまい、精読してしまった。

この記事の原文は、プレジデントの編集部が、
消費経済ジャーナリストの松崎のり子さんに取材されて纏められた記事であり、
公式ネットの【 プレジデントオンライン 】に2019年6月4日に配信されていたが、 無断であるが転載させて頂く。

《・・100円均一「買っていいモノ損するモノ」 

                 


100円均一ショップでは、何を買うのが「おトク」なのか。

消費経済ジャーナリストの松崎のり子氏は
「季節商品やお試し買いにはいいが、食品や飲料には要注意。
『100円=安い』というイメージで、本当に安いのかを考えなくなる」という――。



■季節イベント用のグッズは得意分野


われわれの暮らしになくてはならない「100円ショップ」。
ダイソーセリア、キャンドウの上位3社を合わせた店舗数は、フランチャイズを含め約5800店舗にのぼる。

今や食品・日用品から衣類まで備える100円ショップだが、
昨今はより安いディスカウントストアも増えてきた。

ここでは100円ショップで買うべきオトク商品、買ってはいけないNG商品について紹介したい。

 
「100円ショップで買ってもいいものとは? 」と聞かれた際に、筆者はこう答えることが多い。

①季節商品
②お試し商品 
③緊急避難的な買い物

 
100円ショップに入ってまず目立つ場所にあるのは、まさに今必要な「季節商品」だ。
この時期ならアウトドアやBBQグッズ、子供用の水泳ゴーグルや昆虫採集用品、女性のUVグッズなどもそうだ。

一年のうちで季節商品の出番は限られている。
毎年使うくらい頻度が高い家ならともかく、年に一度使う程度なら100円ショップで調達し、
ワンシーズンで使い切るほうが合理的だ。

 
夏が終わるころには、ハロウィーングッズが並ぶだろう。
ハロウィーンが終われば、クリスマス、
クリスマスが終われば正月と、こうした季節イベント用グッズも100円ショップの得意とするところ。

年に一度しか使わないのだから、お金をかける必要はない。

               

■趣味のグッズや調味料、緊急時の買い物に便利

 
また、気軽に試してみたいものを100円ショップで調達するのもよいだろう。
例えば趣味に使う道具などだ。家庭菜園に挑戦したいなら、
100円ショップでは、植木鉢から培養土・肥料、もちろん種まで手に入る。

手芸用品や、子供用の将棋セットなんかもある。
和風の趣味でいえば、百人一首や、般若心経の写経セットにまで遭遇したことも。


本格的に趣味を始めようとして、立派な道具をそろえるのも悪くはない。
しかし、お金をかけて三日坊主ではもったいない。
まずは100円ショップの商品を使って、ローコストで始めた方が、飽きたときの傷が浅いだろう。

 
100円ショップ定番の便利グッズも、お試し商品のカテゴリーに入る。
電子レンジで一人分のご飯が炊ける、即席ラーメンが作れる、
手巻きずしが作れるなんてグッズは、試してみたくなるものだ。

100円なら出しても、財布はさほど傷まない。


料理好きな人なら、調味料を買うのもいい。
少量だけで十分なハーブやスパイス、エスニック系の調味料も、100円ショップに並んでいる。
売っているサイズは小さめなので、お試しにはぴったりだろう。

 
緊急避難的な買い物というのは、例えば出張先や旅先などで困った時のことだ。
急に必要になったものがあれば、100円ショップに駆け込めば何とかなる。

今どきの100円ショップには、男性ものの下着から靴下、ネクタイまでそろっている。
ばんそうこうや冷却シート、スマホの充電コードも買える。
雨具もタオルある。緊急時には、100円ショップは実にありがたい存在なのだ。


               

■食品や飲料を「買ってはいけない」本当の理由

 
では100円ショップで買ってはいけないものは、なにか。
その代表は、調味料を除く、食品や飲料だ。

クオリティーの話ではなく、ズバリ価格面である。
かつてはスーパーやコンビニよりも安く買えたため、100円ショップのオトク度ナンバーワンは
食品やペットボトル飲料だった。

だが、平成後半にかけて、事情が変わった。

安さを求める客にアピールするため、スーパーやコンビニエンスストアのPBブランド食品には
100円を切るものが並び、ドラッグストアも客寄せのために、食品を激安で並べ始めた。

ドラッグストアなら菓子類が88~98円、ペットボトル飲料や缶コーヒーも78~88円程度で買える。
100円ショップの優位性は薄い。

 
しかも、100円ショップは、アプリやポイント制度に積極的ではないため、
日常的に使う食品は、PB商品やドラッグストアの商品を買い、
その店でポイントを貯めたほうがトクだと言える。


               

■「よりどり2つで100円」は狙い目

 
100円ショップの最大の弱点は、その売りでもある100円という価格だ。
すべて100円なら、いちいち値札をつける手間がいらないから、
均一ショップが生まれたという逸話があるように、
原則的には100円以下に値下げできない(店舗によっては見かけることはあるが)。

そのため、割引が容易なスーパーやドラッグストア、ディスカウントストアに価格で
負ける商品も出てきてしまうわけだ。

PB商品の中には、わざと98円と2円下げ、100円ショップに対抗しているのではと感じるものも多い。

 
しかし、そこは100円ショップ側も考えている。
最近は「よりどり2つで100円」という表示が登場している。

100円という価格は崩さず、数で勝負というわけだ。
ペットボトル2本で100円、菓子が3つで100円は、当たり前に見かけるようになった。
この手の100円なら買ってもいいだろう。

 
なお、地方の大型店に行くと、大型のインテリアやエクステリア用品も扱っている。
連結して使うコルクマットや組み立て式スチール家具のパーツが、
一点100円で売られているのもよく見かける。

一つで事足りるものならいいのだが、組み合わせるべきパーツがいくつも必要な場合は、
割高になりかねない。

ホームセンターやネットショップで購入した方が安くつかないか、
冷静にカウントした方がいいだろう。


               

■「すべて100円」と言われると安く感じる


100円ショップの商法は、価格が均一であることにつきる。
つまり、100円で売って儲かる商品も、儲けが少ない商品も混じっているはずだが、
それが客側には見えなくなっているのがこのビジネスだ。


われわれ消費者も、商品ごとにもし価格が違えば
「この値段は安いのか?  他の店はもっと安いのではないか? 」
と考え、いちいち吟味するのだが、すべて100円ですと言われると、それをやめてしまう。

「100円=安い」という印象が強いため、他で買った方が安いはずの商品があったとしても、
そう感じなくなる。

「まあいいか」と深く考えなくさせられるのが、100円という数字のマジックだ。

 
そのせいで「あれもこれもついでに」と手が伸びる。
100~200円の買い物のつもりで店に入ったはずが、
会計をしてみたら軽く1000円をオーバーしていたという覚えのある人は多いのではないか。

              
               
■「100円なら買っておくか」が一番の落とし穴

 
100円ショップで最も買ってはいけないもの、
それは「とくに買うつもりじゃなかったけれど、100円なら買っておくか」
と、つい手に取ってしまった商品である。

レジに並ぶ前に、カゴの中を改めて確認し、入っている数をカウントすることをお勧めしたい。

 
最後に余談だが、10月の消費増税により、100円ショップが「110円ショップ」になったら
どうしようかとひそかに気をもんでいる。

 
税率8%までは、だましだまし100円の看板のままで来たものの、
消費税が10%になり「+10円」となると、さすがにキツイのではないか。

各社もきっとネーミングに困っていることだろう。
さらに、食品は軽減税率対象で108円のままだから、価格帯にもバラツキが出る。

 
すでに店頭で200円や300円といった100円以上の価格を展開する店も増えている。
今後、「100円均一」というスタンスは維持できるのか。
100円ショップを愛する者としては、その意味でも増税の行方から目が離せない。・・》

注)記事の原文をあえて改行を多くした。         

                

私は世界広しといえども100円ショップを創業された御方は、
過ぎし年にダイソーの矢野博丈さん、と初めて学んだ。

そして“世界でいちばん厳しいお客様は、日本人だ”と明確に分析されて、
商品の品揃えは大事ですが、何より重視するのは品質・・こうした企業哲学に基づき、
殆どの国民に愛用されてきた、と私は学んだりした。

ここ10数年、100円ショップは世界の主要国に出店され、
各国の御方にも、驚きながらも愛用している御方も多いと知り、
私は日本の文化品のひとつ、と讃えながら、微笑んだりしている。

               

こうした中、私は100円均一ショップで買い求めた品、日頃愛用している。

過ぎし私が年金生活を始めた当時の2004年(平成16年)の秋、
100円均一ショップは風の噂で知っていたが、
店頭販売価格は100円で買い求めることができる品は、
製造元の原価を推定すると、たいした物はないだろう、と思ったりしていた。

やがて多彩な数多く品を知り、よくぞ製造元の方達は、創意工夫、企業努力で開発されて、
そして100円均一ショップに納品しているなぁ、と私は驚いたりしてきた・・。

我が家は100円ショップで購入してきた品は、
収納用品(ケース・ボックス)として小物トレー、
ポリ袋、ハンガー、S字のフックなど、
生活雑貨としては家具脚カバー、家具脚滑り止めなど、

キッチン収納としては吸盤小物ホルダー、マグネットスポンジホルダーなど、
或いは掃除用品としては洗濯ばさみ、ほうき(ミニ)などを家内は買い求めてきた。

私は100円ショップを知って、まもなくクリアケースとクリアファイルがあることを知り、
廉(やす)くて驚きながら、書類整理に積極的に買い求めたりしている。

そして数年過ぎた頃、文房具屋さんで少し高価なカレンダーを長年購入してきたが、
100円ショップでメモ書き欄のあるカレンダーを見つけて、これ以来、私は毎年買い求めている。

或いは私は旅行などをする時、表紙が堅牢なA4サイズのノートを文房具屋さんより買い求めて持参してきたが、
100円ショップでA4サイズのレポート用紙を見つけて、
これ以来、A4サイズのクリアファイルの中に、レポート用紙を入れて活用している。

このように私たち夫婦が買物に行ったりすると、
家内は殆ど100円ショップに立ち寄ったりして、
早や14年半が過ぎている。

そして今回、私は消費経済ジャーナリストの松崎のり子さんの《・・100円均一「買っていいモノ損するモノ」・・》を学び、
買い求めるお得な商品を多々学びながら、買い求める時の選択・・と微笑んだりしている。

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誰でも分かりやすい「熱中症の疑いがあるとき、何をすべきか?」、高齢者の私は学び、多々教示させられて・・。

2019-06-03 16:07:36 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読している公式サイトの【 FNN PRIME 】を見ている中、
『「熱中症の疑いがあるとき、何をすべきか?」
         環境省が公開する“応急処置”が分かりやすいと話題 』
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市の片隅みに住む年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。

そして 雑木の多い小庭の中で、築後40年を過ぎた古ぼけた一軒屋に住み、
ささやかに年金生活を過ごして、早や15年目となっている。


過ぎし年、私は民間会社で35年近く奮戦し、2004年(平成16年)の秋、定年退職となり、
多々の理由で年金生活を始めたが、せめて平素の買物ぐらいと思い立ち、
私は自主的に買物の担当となったりした。


そして家内から依頼された品を求めて、私は独りで歩いて7分前後にある最寄のスーパー2店か、
或いは最寄駅まで15分前後歩いて、数多くスーパー、専門店で買い求めたりしている。

最寄駅までは、利便性ある路線バスは頻繁に走行しているが、季節のうつろう情景を眺めたり、
歩くことは何よりの健康の源(みなもと)と信愛している私は、
原則として路線バスに頼らず、
ひたすら歩いて往還している買物メール老ボーイとなっている。

こうした中、確か私が65歳になった頃、 男性の多くは、70代となれば体力の衰えを実感して、
75歳まではこれまでどおりの自立した生活ができるが、 80歳が見えてくる頃には、介護を必要とするようになり、
やがて80代後半では何らかの介護付き施設に入居する可能性が高くなる、と学んだりしてきた。

こうしたことを学んで以来、
私は買物メール老ボーイの責務を終えた後、
帰宅後も私は独りで外出して、
自宅から3キロ以内の周辺にある住宅街、遊歩道、小公園などを 本格的に意識して、
歩き廻り、季節のうつろいを享受している。

こうした根底として、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら、困窮するので、
ひたすら歩き、ときおり大股で歩いたり、或いは足早に歩くことが多くなっている。

              

昨年の
6月29日に、私の住む地域に於いては、気象庁より梅雨開けが宣言されて、
何かと熱さに苦手な私は、 いよいよ熱い夏の日々が続くのかょ、微苦笑をしたりした・・。

そして私は夏模様として、容姿は制服のようになった半袖のスポーツシャツ、或いはアロハシャツ、
長ズボン、そして夏の帽子を深くかぶり、サングラスを掛け、ウォーキング・シューズで足元を固め、
そして紳士バックを園児のように斜め掛けにして、颯爽と歩いたりしている。

しかしながら陽射しが燦燦と照らす青空の中、歩いたりすると汗ばみ、
ハンドタオルで顔をふいたりし、ときおり扇子を取りだして扇(あお)いだりしているが、
汗がひたたり落り、微苦笑したりしている。

やむなくハンドタオルで顔などを拭いながら、できる限り樹の下にある歩道を歩いているが、
炎天下の道もあるので、高齢者の私でも、人生は気合いだ、と自身を叱咤激励をしたり、
或いは冬の寒さを思い浮かべて、 足早に歩いているのが実情である。

              

こうした時、ときおり
 ♪しあわせは 歩いてこない  だから歩いて ゆくんだね・・

【『三百六十五歩のマーチ』 作詞・星野哲郎、作曲・米山正夫、唄・水前寺清子 】
と何かと単細胞の私は、1968年(昭和43年)の頃に流行(はや)った歌を心の中で唄い、歩く時もある。                           

このように私は、水前寺清子さんの『三百六十五歩のマーチ』の歌に、ときおり叱咤激励されて、
何とか健康寿命の範囲にいられるので、作詞された星野哲郎さんに感謝をしながら、
私にとっては心身のビタミン剤だ、と思いを深める時もある。
           

やがて休憩ねぇ、と思いながら、小公園に寄り、幾重か大きな樹の下にあるベンチに座り、
コンビニで買い求めたペットボドルの煎茶を飲み、水分補給をしたりしている。

             

こうした根底には、高齢者は、脱水を起こしやすい要素をいくつも持っていて、
放置すると、寝たきりや認知症を招く結果になりかねない、と学んだりしてきた。

そして脱水にならないことは、やはり喉の渇きを感じる前に、
こまめに水分補給は大切だ、 と思いながら実施してきた

そして私は、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
32度前後を超えた熱い時の場合は、やむなく利便性の良い路線バスに乗り、
バスの車内の冷気に甘えて、帰宅することもある。

もとより高齢者の私が、熱中症で倒れて救急車で搬送されて、
気が付いたら病院のベットの上だったことは、 私も困苦するし、
世の中の多く御方にご迷惑するので、私なりに自己防衛策としている。

              

こうした中で、猛暑が続く中は、私は自宅の近くを15分前後を歩くことが多くなっている。



このような猛暑に対して熱中症の対策をしている私は、改めて真摯に学びたく、
記事を精読してしまった。
この記事は、公式サイトの【 FNN PRIME 】に2019年6月3日に配信され、
記事の大半を転載させて頂く。

《・・環境省の「熱中症の応急処置」がTwitterで話題

5月下旬は、5月とは思えない厳しい暑さが続いた。
総務省消防庁のまとめによると、5月20日から26日までの1週間に、
熱中症の疑いで、病院に搬送された人は2053人。

前の週の約4倍に増えた。
65歳以上が、全体のおよそ4割を占めている。 

死者は4人で、3週間以上の入院が必要な重症は28人に上った。

今年の夏も危険な暑さとなるのか心配される中、
あるツイートが7100以上リツイートされ、話題になっている。

このツイートをしたのは、気象庁気象研究所の研究官で雲研究者の荒木健太郎さん。
環境省の「熱中症予防情報サイト」のリンクを貼ったうえで、
「熱中症の応急処置を知っておいてください。適切に対策すれば防げます」と呼びかけている。

状況別に「応急処置の方法」を示していて分かりやすい

荒木さんがリンクを貼ったのは、
環境省の「熱中症予防情報サイト」で公開されている「熱中症の応急処置」を示した表。

環境省「熱中症環境保健マニュアル2018」

熱中症を疑う症状があり、
呼びかけに応える場合は「涼しい場所に避難し、服をゆるめ体を冷やす」。


呼びかけに応えない場合は「救急車を呼び」、
さらに「涼しい場所に避難し、服をゆるめ体を冷やす」。


水分を自力で摂取できる場合は、すぐに「水分・塩分を補給」し、
症状がよくなったら、「そのまま安静にして十分に休息をとり、回復したら帰宅する」。


このように、状況別に「応急処置の方法」をこと細かに示し、
「落ち着いて、状況を確かめて対処しましょう。最初の処置が肝心です」と注意喚起している。


チャート式でわかりやすいとネット上では話題になっているが、
まだ説明が不足している点があれば、この際知っておきたいと思い、環境省の担当者に話を聞いた。

              

☆「熱中症を疑う症状」はまだある

――この表で説明が不足していると感じる部分はある?
  「熱中症を疑うときの症状」です。


具体的には、「頭痛」、「めまい」、「吐き気」、「立ちくらみ」、「だるさ」。
この他にも、「手足のしびれ」、「こむら返り」、「大量の発汗」、「暑い場所にいるのに全く汗をかかない」、
「皮膚に触ると非常に熱い」、「呼びかけに反応しない」、「応答がおかしい」なども熱中症を疑う症状です。


――応急処置に関して、あまり知られていないと感じている点は?

「体を冷やす」とき、首、脇の下、足の付け根など、
大きい血管が通っているところを集中的に冷やすこと。
そして、水分や塩分をとれないような状況では、すぐに救急車を呼ぶこと。


これらはあまり知られていないように感じます。

これから夏本番にかけて、さらに熱中症のリスクは高まるが、
対応を間違えれば、命を落としかねない。

環境省の担当者は「熱中症は、早く気づき、早く対処することで、重症化を防ぐことができます。
暑い環境での体調不良には十分、注意しましょう」と話していた。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 

               

今回、環境省の「熱中症の応急処置」に基づいて、
誰でも分かりやすいチャート式で「応急処置の方法」を学び、
「熱中症は、早く対処することで重症化を防ぐことができる」ことも学んだりした。

このように私は学び、体力の衰えを実感している私でも、今年も熱中症の対策を意識し、
さわやかな初秋の風を全身に受けるまで、せめて元気一番で過ごそうかなぁ・・と微笑んだりしている。

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エアコンを久しぶりに稼働させる時は要注意、こっそりと高齢者の私は、遅ればせながら学び・・。

2019-06-02 15:56:50 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読している公式サイトの【マネーポストWEB】を見ていたら、
『 エアコンを久しぶりに稼働させる時は要注意 健康面への影響も 』
と題された見出を見たりした・・。

私は東京の調布市の片隅みに住む年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。

そして 雑木の多い小庭の中で、築後40年を過ぎた古ぼけた一軒屋に住み、
ささやかに年金生活を過ごして、早や15年目となっている。

こうした中で、我が家はエアコンに関しては、1階の居間、そして2階の和室の寝室にあるが、
いずれも10年ぐらいで買い改めている。

そして毎年、エアコンを稼働開始する前は家内が掃除をしてきたので、
恥ずかしながら私は無知であり、今回《・・久しぶりに稼働させる時は要注意・・》、
遅ればせながら学ぼうと思い、こっそりと読んでしまった・・。

              

 

 温度

エアコンのしくみ。熱交換器と送風ファンの掃除は専門家に任せるのが無難

エアコンのしくみ。熱交換器と送風ファンの掃除は専門家に任せるのが無難


温度も湿度も上がり始める梅雨時期に本格的に活躍するのが、エアコン。
ただ、シーズン初めに久しぶりにエアコンをつける時には、注意が必要だ。
健康面・金銭面の両面で影響が出かねない。

「久々にエアコンをつけて臭かったら、カビが原因。
ホコリ1gの中にはダニ約2000匹・カビ約3万個・細菌約800万個が含まれています。

これを放置したまま使い始めるのは不衛生。
エアコンクリーニングは、家庭でできることも少なくないんです」
と言うのは、ダスキン広報の古屋洋さん。

そのポイントは、エアコンの機能や構造とともに
私たちが触っていい部分とダメな部分(イラスト参照)を理解し、
本格稼働前とシーズン中にやるべきことを習慣づけることだ。

「本体やフィルターの掃除は、中性洗剤を使えば、変色しません。
熱交換器には触らず、無理にルーバー(エアコンの風向きを調整する吹き出し部の羽根状の板)や
カバーを外さないのも故障を避けるコツ。

また、エアコン上部にある吸入口は高所にあるので、伸縮式のハンディーモップで、
掃除するのが安全です。

こまめな掃除で、エアコン内部にホコリをためないことが、
アレルギー発症の原因・アレルゲンの拡散予防につながります」

エアコンは、室内機と室外機がセットで働き、室内に冷気を出す。
私たちが掃除できるのは、室内機の本体のカバー、上部、送風口、ルーバー、フィルターの5か所。
熱交換器や送風ファンの掃除は、専門家に任せるのが無難だ。

エアコン掃除のメリットは、健康対策だけではない。

資源エネルギー庁のHPによると、フィルターが目詰まりしているエアコン(2.2kW)と
フィルターを清掃した場合の比較では、年間で31.95kWhの省エネとなる計算だ。
月に約1~2度のフィルター掃除が、年約700円の節約になる点も見逃せないだろう。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。                 

                

ここ10数年の我が家のエアコンは、日中など使用した後に停止させると、
自動的にクリーニング装置が稼働しているが、
余り汚れている場合は『清掃』装置があり、ときおり稼働させている。

そして毎年5月頃、家内よりエアコンの『フィルター』と指示されて、
私は家電量販店で買い改めてきた。

このような実態であったが、過日の5月の下旬、都心の郊外として30度を越す真夏日が4日連続あり、
家内は病院に入院中なので、我が家のゴールキーパーの私は、
やむなくエアコンの『清掃』装置を6時間ぐらい稼働させた後、冷風を享受してきた。

今回、エアコンの基礎の手入れを遅ればせながら学び、74歳の手習いかしら、と微笑んだりしている。

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血液型診断! 実はA型×B型カップル(夫婦)の相性は悪くない、私は学び、やがて微笑みを重ねて・・。

2019-06-01 14:16:05 | ささやかな古稀からの思い

先程ときおり愛読している生活総合情報サイト【All About(オールアバウト)】に於いて、
『 血液型診断! 実はA型×B型カップル(夫婦)の相性は悪くない   』と題された見出しを見た。 

私は9月下旬の誕生日を迎えると、後期高齢者入門の75歳となり、
家内も12月下旬の誕生日を迎えると、古希と称される70歳となる。

こうした中で、私は血液型はB型で、家内はA型で、風変わりなカップル・・、
と私は悪友から、言われたりしてきた。

今回、偶然に《・・ 実はA型×B型カップル(夫婦)の相性は悪くない・・》と読み、
本当かしら・・と思いながら、こっそりと好奇心に負けて精読してしまった・・。

この記事は、Kidoさんと初めて知る御方の寄稿文であり
【All
About(オールアバウト)】に
2015年9月8日に配信され、
古い記事であるが、もとより血液型は、一生の中で変わらないと伝えられているので、
無断であるが記事の主旨を転載させて頂く。

《・・血液型診断! 実はA型×B型カップル(夫婦)の相性は悪くない  

                   

・・(略)・・巷によく言われる相性の悪い組み合わせに、A型とB型の組み合わせが言われます。
この組み合わせのカップルや夫婦は、長続きしない・・・。
そんな噂です。

でも、周りを見回してみると、結構いません? 
この組み合わせ。

そこで、血液型がA型とB型の相性について考えてみたいと思います。

■どうして相性が悪いと言われる? それにしてもなぜ、A型とB型の相性は悪いと言われるのでしょうか?

それは、A型の血液型は、マジメで几帳面、細かい所が気になるタイプである一方、
B型はおおらかで、マイペース、自己中心的な性格と言われており、
B型の自由奔放な性格に、A型が辟易するからというイメージによるものでは、ないでしょうか?

想像されがちなシチュエーションとしては、
A型が彼氏の場合、B型彼女の「デートの約束に遅れる。モノが片付けられない。そんな奔放ぶりに我慢できない!」
というものです。

この想像が一人歩きをした結果、「絶対に別れちゃうから、この組み合わせはダメ!」なんて話になるのです。

しかし、筆者の見るところ、血液型には、負の一面と陽の一面があるようです。

例えば、A型の負の側面としては、几帳面である一方、
「細かいことは気になるけど、片付けたり、直したりするのは面倒」
という性格の持ち主であったりします。

つまり、気になるけど、行動は苦手・・・。

一方のB型は、「好きなことには、トコトンこだわるけど、嫌いなことには、目を向けない」。
案外、気に入ったことに行動的な純粋な心の持ち主です。(略)

              

 ■ぴったり合えばベストカップルになれる

彼氏さんがA型で、彼女さんがB型のカップルの場合、
例えば、B型の彼女が、好きなことに猪突猛進してしまった時、
細かい所に目を配るA型の彼氏が、上手に状況を判断しながら、
彼女の目になってあげることもできます。

逆に彼氏がB型で、彼女がA型の場合は、
行動派の彼が、グイグイとリード。
ただし、持ち前のマイペースとえり好みで、上手に出来ない部分をサポートしてあげることで、
ガッチリとパートナーシップを組むことができるのです。

つまり、A型とB型の組み合わせは、
お互いに不足している部分を、補いあえる関係性と言っても
過言ではないのではないでしょうか?・・(略)・・ 

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。              
              

           
私は記事を微苦笑しながら読み、やがて終えた後は微笑み返しをしてしまった・・。
 

私は東京の世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅みに住む年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。

そして 雑木の多い小庭の中で、築後40年を過ぎた古ぼけた一軒屋に住み、
自動車もない稀(まれ)な家となっている。

私たち夫婦の両親は、今や家内の母だけとなり、遠方の地に一戸建てに住んでいる。
ここ6年前の頃から、家内が家内の母宅に宿泊数が多くなってきたことは、
私にとっては、まさかの出来事のひとつとなっている。                           

やがて家内の母が『要介護2』となり、長女の家内と家内の妹は交互に、
大半は家内の母宅に5泊6日前後で宿泊して、 家内の母の食事、洗濯、掃除、或いは通院の付き添いなどしているので、
この間、我が家は私が『おひとりさま』の生活となり、これも人生だよねぇ、と私は独り微苦笑したりしている。

              

私は民間会社のある会社に35年近く勤めて、2004年(平成16年)の秋に定年退職し、
この間、幾たびのリストラの中、何とか障害レースを乗り越えたりしたが、
最後の5年半はリストラ烈風が加速され、あえなく出向となった。

そして、私は出向身分であったので、リストラ烈風が更に加速なる中、
会社の首脳部が社員を自主退職させる希望退職優遇制度などの免れたのも事実であり、
定年前の退社を余儀なくされた同僚、後輩に少し後ろめたく、退職後の年金生活に入った理由のひとつとなった。

しかしながら根底の実情は、この当時は大企業も盛んにリストラが実施されている中、
たとえ私が定年後に新たな職場を探しても、これといった突出した技術もない私は、
何よりも遠い勤務先の出向先で、私なりに奮闘して体力も気力も使い果たしてしまった。

このような拙(つたな)いサラリーマン航路である上、
そして定年退職するまで半生期は、何かと卑屈と劣等感にさいなまれながら、
ときおり敗残者のように感じることも多く、悪戦苦闘の多かった歩みだったので、
せめて残された人生は、多少なりとも自在に過ごしたと思い、年金生活を始めた・・。
 

                         

私が年金生活の当初から、我が家の平素の買物は、 私は自主的に買物専任者として宣言し、
家内から依頼された品を求めて、 独りで殆ど毎日、スーパー、専門店など歩いて行き、
買物メール老ボーイとなっている。

この後は、やはり自宅から3キロ以内の遊歩道、小公園などをひたすら歩き廻ったりして、 季節の移ろいを享受している。
このような午前中の過ごし方を定例事項のように過ごしてきた・・。

例外として、家内のボディガード、お供そして荷物持ちで、3週間に一度ぐらい駅前で買物、
或いは年に3回ぐらい都心の新宿にある伊勢丹、小田急、京王などのデパートに買物、
そして庭の手入れ、国内旅行、懇親会、冠婚葬祭などで小用がない限り、定年後の丸14年を過ごしてきた。

そして散策する時には、殆どコンバクト・デジカメをネクタイのように首回りから下げて、颯爽と歩き、
歩いている中で瞬時に魅了された情景を、一期一会ねぇ、と思いながら撮ったりしている。

こうした根底として、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら、困窮するので、
ひたすら歩き、ときおり大股で歩いたり、或いは足早に歩くことが多くなっている。             

私は定年後に年金生活の始めた直後、独りで近所の遊歩道を散策したりすると、
こんなに自由に散歩できるなんて、許されても良いのかしら、
と定年直前までの多忙期を思い重ねたりし、戸惑いながら甘受したりした。 

或いは雑木の多い小庭に古ぼけた我が家に住みながら、
何よりも朝の陽射し、昼下りのひととき、そして夕暮れ時に、 ゆっくりと時を過ごし、
苦楽の激しかった現役時代を思いながら、微苦笑を重ねたりしていた。

              

私は2004年(平成16年)の秋に定年退職した後、
年金生活を始め、やがて62歳の時、現役時代の一時時期に交遊した友も、無念ながら病死したりした。

まもなく、知人のひとりの奥様が病死されて、 この知人は『おひとりさま』となり、
私たちの多くは哀悼をしながらも、動顛してしまった。


こうした根底には、私たち世代の周囲の男性の多くは、
60代で妻が夫より先に亡くなることは、
考えたこともなく、
こうしたことがあるんだぁ、とこの人生の怜悧な遭遇に深く学んだりした。
                                                                     

ここ数年は会社時代の少し先輩、或いは後輩の68歳が、いずれも大病で入退院を繰り返した後、
この世を去ったり、
ご近所の私と同世代の知人が、突然に脳梗塞で死去されて、数か月の先は誰しも解らない、
冷厳なこの世の実態に、
私は震撼させられたりしてきた・・。 

もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
歩くことが何より健康体の源(みなもと)と思い、そして適度な熟睡する睡眠、或いは程ほどの食事が、
セカンドライフ健康体と信愛し、年金生活を過ごしている。

              

私たち夫婦は、昨年までの年金生活14年間は、幸運にも大病に遭遇せずにきたが、
本年は予告もなく私は、新年そうそうの1月3日の夜10時過ぎ、 心臓の左胸が圧迫され、強く痛みを感じて、
やむなく救急車で循環器専門の『榊原記念病院』に搬送されたりした。

やがて『胸膜炎』(急性冠症候群)と病状とされ、 しばらく経過観察したく・・ と入院が余儀なくされて、
結果的に8泊9日の入院となったりした。

更に3月の初めの頃、私は突然に左眼だけが酷い白内障になったように視力が激変し、
結果的には4
月2日より、眼科医院に6泊7日して左眼の 硝子体手術を受けたりした・・。 

              
この間、私が3月は左眼の検査で忙しくしている時、 家内が体調を崩して内科を検診した後、
まもなく胃の後ろ側にある 長さ20センチ前後の左右に細長い臓器の膵臓(すいぞう)に
異変があることが推定された。

やがて私の住む地域の大きな総合医療センターで、 3回ばかり通院して、
専門医師のアドバイスされる中、初期の膵臓(すいぞう)がんです、と診断されたりした。

そして4月17日より2泊3日で、家内は検査入院した後、
5月12日より摘出する手術で入院をして、この後の経過状況、
やがて回復状況も医師より順調と診断され、19泊20日間を得て昨日に退院となり、
我が家に生還してきた。                     

もとより、この間の私たち夫婦は、最悪の場合を想定することもあったりして、
揺れ動いたりしたことは事実であった。

このように私は新年早々から、入院生活を2回も体験し、 家内は結婚以来、初めての入院生活を過ごすこととなり、
お互いに病院に通う日々が多くなり、微苦笑を重ねあったりした。

              
   

ここ5年ぐらい幾たびか私たち夫婦は、一日を大切に過ごそう、とお互いに言い交したりしている。             

私は友達、知人は自身が選ぶことができ、こうした中で悪感情の末、疎遠になったり、解消できるが、
家族の親子、兄妹は、たとえ愛憎、確執があっても、一生つきまとい、手を切ることができない間柄となっている。

しかしながら血は、水より濃いと称されるように肉親、夫婦、親子、兄妹だけが
知りえる
互いの喜びがあり、互いに共有してるのが家族である。
このように家族に対しては、私はブラス思考となっているひとりである。

こうした考えをぼんやりと思い馳せると、
モーリス・メーテルリンクさんの童話『青い鳥』のように、
幸せな『青い鳥』は、人誰しもそれぞれのお住まいの身近な所にいる、と私は確信を深めたりしている・・。

              

私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、2人だけで第二人生の歳月を過ごすので、
結果としては定年後の長い人生は、お互いの趣味を尊重して、堅実な生活を過ごせば、
年金生活でも何とかなると、定年後に年金生活を始めたりした・・。

そして定年前のサラリーマン時代の私は、数多くの人たちと同様に多忙で、
家内は我が家の専守防衛長官のような専業主婦であり、日常の洗濯、買い物、料理、掃除などで、
家内なりの日常ペースがあり、この合間に趣味などのささやかな時間で過ごしてきた。

そして定年後の年金生活を始めた私としては、このペースを崩すのは天敵と確信し、
平素の買物専任者を自主宣言したりした。

或いは昼食だけは、お互いに制約することなく、自由な時間で、
お互いに殆ど我が家で、きままに食べたりしている。

そして午後から夜の大半は、私は随筆、ノンフィクション、現代史、総合月刊雑誌などの読書、
ときおり20世紀の私の愛してやまい映画を自宅で鑑賞したり、 或いは音楽も聴いたりしている。

こうした中で、家内は料理、掃除、洗濯などを従来通りしてくれるので、

せめて家内が煎茶、コーヒーを飲みたい時を、私は素早く察知して、日に6回ぐらい茶坊主の真似事もしている。             

そして人だれしも長所、短所はあるが、
私は短所の方が多いので、
家内の短所には目をつぶり、長所を伸ばそうと心がけてきた・・。

              

家内は料理、洗濯、掃除などを積極果敢にする専業主婦の優等生であるが、
血液型A型となっている。
そして我が家では一年に数回、私はB型、家内はA型の為か、
ボタンの掛け違いのように差異が発生し、
険悪になることもある。

やがて私は、映画、文學、音楽に関しての粗雑なコメント以外は、
私たちの人生に大勢に影響がないと判断して、
いつまでも心のわだかまりを残すことは、夫婦としてよくないと思い、15分以内に妥協して、
『ボクが悪かった・・XXちゃんのおしゃる通りです!!』
と家内の前で、私は床に伏して詫びたりしている。

このように我が家は家内安全となり、離婚などは無縁である、と私は微苦笑したりしている。
            

こうした中、私たち夫婦の年金生活を、ご近所の方の奥様たちが見かけて、
あなたたちは仲良し恋しねぇ、と社交辞令のお世辞を頂くこともある。

しかしながら日常生活の実情は、私は家内のことを、婚約する前の頃から、『XXちゃん・・』と呼んでいるが
家内は日頃の多くは、私のことを『あなた・・』と呼ぶことが多いが、
ときには、たわむれで、『XXクン・・』と苗字で呼ぶこともある。

やがて2004年(平成16年)の秋、年金生活を始めてまもない頃、
私は家内から依頼された買物の購入品などで間違えたりすると、
『ボケチィンねぇ・・』 と家内は笑いながら、私に言ったりした。

この日以降、私が何かで日常生活で失敗した時、
『ボケチィンねぇ・・』とか、
ある時は『ダメオ(駄目夫)クンねぇ・・』
と家内は微苦笑しながら、私に言ったりしている。

              
                    
私たち夫婦は年金生活を過ごして、早や15年目になっているが、
40数年寝食を共にしてきた結婚生活の中で、幾重かの人生の荒波を乗り越えてきたが、
ここ14年過ぎた年金生活は、定年退職するまで何かと悪銭苦闘が多かった為か、
予測した以上に安楽の日々を過ごしてきた。


世の中は少年時期から青年時期を過ごした後、やがて後年になって、
ボクの青春時代はあの時期だった、
と回想する走馬灯ように、
その時の出来事を思い馳せたりすることがある。


このようなことも人生に於いてあるので、
いつの日にか現在の生活を思い馳せた時、 今こうして過ごしている私たち夫婦は最良の日々かしら、
と私は感じたりしている。
                  

これからの日々は、体力の衰えを増すことを実感しながら、

やがていつの日にか、どちらかが不運にも大病になったり、 最悪の場合は死別して、おひとりさまとなったりする。

こうしたことは自助努力も必要であるが、 こればかりは神様か仏様か解らないが、
天上の采配に寄ること思ったりしている。

このように思案している私は、こうして過ごしている昨今こそが、 いつまで続くか解らないが、
私たち夫婦にとっては最良の日々、と私は感じ深めている。

コメント (4)
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