香港のデモは続いています。梁振英行政長官は、「今や誰もこの運動を制御できない状態だ」と言っているのだそうです。デモ隊側が要求する選挙制度の改革には応じないとする香港政府の態度は、中国政府の意向もあり変わることはない様ですから、着地点は見えていません。
政府側は、大々的な強制排除も逆効果となり、天安門事件の再現を恐れて出来なくなっています。対話の話も、相互不信がありますから、出ては消えで成立しません。
小刻みなバリケード撤去、対話の試み、親中派の市民や、経済活動に支障をきたしデモに批判的な市民とデモ隊との衝突など、いろいろな策を弄している政府により、徐々に輪が狭められている印象ですが、寄せては引く波の様に、デモ隊のじり貧一途でもない様子ですね。
政府の対策の一つに、デモ隊を反逆分子と定義付け支持をなくす作戦があります。一時、台湾のひまわり革命との連携を唱えたことがありましたが、デモ隊側が否定しました。今度は具体的な国名は伏せつつ、外国勢力の関与を唱えています。と同時に「今や誰もこの運動を制御できない状態だ」と弱気発言も。 . . . 本文を読む
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