合意文書を発表できないまま終わった 2回目の米朝首脳会談。
時間の経過に伴い、少しづつ情報が集まってきていますが、トランプ大統領側の勝利、金正恩の負けといった評価が増えている様ですね。
元内閣参事官・嘉悦大教授の高橋洋一氏は、トランプ大統領に軍配を上げ、日米中韓への影響について解説しておられます。
トランプ米大統領の会談決裂後の記者会見とその後の北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相の記者会見を総合すれば、全体が読めるのだと。
米朝双方が持ち出したのは、一部非核化と一部経済制裁解除。これで解決を拒んだのが米国、望んだのが北朝鮮だった。こういう交渉の場合、まとめたいほうが不利になる。今回はトランプ氏の真骨頂が出たと。
北朝鮮は交渉をまとめて一部経済制裁解除を求めている。ということは、経済制裁が機能しているということ。
トランプ氏は、「交渉はいつでも席を蹴る覚悟で行う」ことをモットーとしているのだそうですが、経済制裁が機能しているということで、このままの状態を維持したほうがさらに有利になるとにらんで、席を蹴ったと高橋氏。
米国の外交史でもトップ同士で決裂という例はあり、しかも、冷戦終結のターニングポイントとされている、1986年10月にアイスランドのレイキャビクで行われたレーガン米大統領とソ連のゴルバチョフ書記長の首脳会談で、今、トランプ氏が破棄した、中距離核戦力(INF)全廃条約。
経済が疲弊しており、軍縮を進めたかったのがソ連。
結果として、レイキャビクの決裂で時間がかかることとなって、ソ連の崩壊まで誘発。
今回、制裁の効果に苦しみ、解除を切望する北朝鮮は、選挙を控えスキャンダルに追われるトランブ氏の状況から、強気に出る誤算を犯してしまったのですね。
経済制裁に音を上げて交渉を求めている金正恩。
トランプ氏は、このサインを捉えて、交渉をまとめるのではなく、物別れにすることでの制裁継続の道を選択したのだと高橋氏。
今回のハノイ会談について、「安易な妥協よりいい」と「残念」という2つのタイプの感想があると高橋氏、今後の展開姿勢がうかがえます。
米国は前者、北朝鮮は後者。
韓国は後者だ。米朝の仲介役を自称し、北朝鮮ベッタリだったので、さぞ残念だろうと。
中国も韓国と同様だとも。
そして、日本は前者だ。米国の安易な妥協で、北朝鮮の中距離核が日本にだけ向かうのは最悪だと。
苦戦の全人代に取り組んでいる習近平とは会えることが出来ず深夜に帰国した金正恩。心中はいかばかりかとは、高橋氏だけでなく遊爺も含め多くの方々が感じておられることでしょう。
それだけに、今後の反応が注目されます。
北朝鮮マップから見る 遠い非核化:日本経済新聞
米CNNテレビによると、トランプ氏が交渉の席を立った後、金正恩氏長が部下を介して米側に新たな提案をしていたのだそうですね。
金氏が合意を求めて土壇場で制裁解除要求を弱める譲歩をしたとみられるが、米側は拒否したのだと。
寛一・トランプに縋る、お宮・金正恩。。
拉致問題で、日朝直接対話をする時が来たとする安倍首相。
どの窓口ルートにどの様にアプローチするのか。曲者で外交上手な北朝鮮に対して、トランプ氏のような、定石に拘らない交渉が必要ですが、プーチン氏には翻弄され放題の現状。
是非、しかし時間に囚われず、焦らず成果をあげていただけることを期待します。
# 冒頭の画像は、ボルトン氏も参画した、米朝会談。
この花の名前は、皇帝ダリア
↓よろしかったら、お願いします。
時間の経過に伴い、少しづつ情報が集まってきていますが、トランプ大統領側の勝利、金正恩の負けといった評価が増えている様ですね。
元内閣参事官・嘉悦大教授の高橋洋一氏は、トランプ大統領に軍配を上げ、日米中韓への影響について解説しておられます。
【日本の解き方】米朝会談決裂はトランプ氏の真骨頂 期待裏切られた中韓と北朝鮮…安易な妥協なく日本に好結果 - zakzak 2019.3.7
2回目の米朝首脳会談は、合意文書を発表できないまま終わった。米朝、韓国、日本などにとってどのような影響が生じるのか。
トランプ米大統領の会談決裂後の記者会見とその後の北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相の記者会見を総合すれば、全体が読める。米朝双方が持ち出したのは、一部非核化と一部経済制裁解除。これで解決を拒んだのが米国、望んだのが北朝鮮だった。こういう交渉の場合、まとめたいほうが不利になる。トランプ氏のモットーとして、「交渉はいつでも席を蹴る覚悟で行う」というものがある。今回はトランプ氏の真骨頂が出た。
つまり、北朝鮮は交渉をまとめて一部経済制裁解除を求めている。ということは、経済制裁が機能しているということで、このままの状態を維持したほうがさらに有利になるとにらんで、席を蹴ったのだと、筆者はみている。
外交交渉では、トップ同士が話し合うまでに事務方が協議を詰め、トップ同士は最終確認という形式的なものになることが多い。しかし、米国の外交史でもトップ同士で決裂という例もなくはない。
有名なものでは、1986年10月にアイスランドのレイキャビクで行われたレーガン米大統領とソ連のゴルバチョフ書記長の首脳会談がある。
交渉はほぼ合意していたが、レーガン氏が蹴った。その後、再交渉し、最終的には中距離核戦力(INF)全廃条約として88年6月に発効した。レイキャビク会談は決裂したにもかかわらず、冷戦終結のターニングポイントとされている。安易な妥協をしなかったからだ。
ソ連は当時、経済が疲弊しており、軍縮を進めたかった。結果として、レイキャビクの決裂で時間がかかることとなって、ソ連の崩壊まで誘発した。
今回のハノイ会談では、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が、経済制裁に音を上げて交渉を求めてきた。このサインをトランプ氏は捉えて、交渉をまとめることは可能であったが、まとめずに制裁継続の道を取ったのは、レイキャビク会談が念頭にあったのかもしれない。
なにしろ、レイキャビク会談の成果でもあるINF全廃条約を廃棄したのはトランプ氏なのだ。当然その経緯は分かっているだろう。
今回のハノイ会談について、「安易な妥協よりいい」と「残念」という2つのタイプの感想がある。米国は前者、北朝鮮は後者なので、米朝どちらのスタンスに近いかがわかる。
韓国は後者だ。米朝の仲介役を自称し、北朝鮮ベッタリだったので、さぞ残念だろう。中国も韓国と同様だ。
日本は前者だ。米国の安易な妥協で、北朝鮮の中距離核が日本にだけ向かうのは最悪だ。
それにしても、土産なしで手ぶらで60時間以上かけて陸路で帰国した金正恩氏の心中はいかばかりか。3回目の米朝首脳会談は約束されていないがあるとしても、シンガポールとハノイよりもっと北朝鮮に近くないと行けないのではないか。韓国よりむしろ日本も開催地として適切だろう。(元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)
2回目の米朝首脳会談は、合意文書を発表できないまま終わった。米朝、韓国、日本などにとってどのような影響が生じるのか。
トランプ米大統領の会談決裂後の記者会見とその後の北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相の記者会見を総合すれば、全体が読める。米朝双方が持ち出したのは、一部非核化と一部経済制裁解除。これで解決を拒んだのが米国、望んだのが北朝鮮だった。こういう交渉の場合、まとめたいほうが不利になる。トランプ氏のモットーとして、「交渉はいつでも席を蹴る覚悟で行う」というものがある。今回はトランプ氏の真骨頂が出た。
つまり、北朝鮮は交渉をまとめて一部経済制裁解除を求めている。ということは、経済制裁が機能しているということで、このままの状態を維持したほうがさらに有利になるとにらんで、席を蹴ったのだと、筆者はみている。
外交交渉では、トップ同士が話し合うまでに事務方が協議を詰め、トップ同士は最終確認という形式的なものになることが多い。しかし、米国の外交史でもトップ同士で決裂という例もなくはない。
有名なものでは、1986年10月にアイスランドのレイキャビクで行われたレーガン米大統領とソ連のゴルバチョフ書記長の首脳会談がある。
交渉はほぼ合意していたが、レーガン氏が蹴った。その後、再交渉し、最終的には中距離核戦力(INF)全廃条約として88年6月に発効した。レイキャビク会談は決裂したにもかかわらず、冷戦終結のターニングポイントとされている。安易な妥協をしなかったからだ。
ソ連は当時、経済が疲弊しており、軍縮を進めたかった。結果として、レイキャビクの決裂で時間がかかることとなって、ソ連の崩壊まで誘発した。
今回のハノイ会談では、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が、経済制裁に音を上げて交渉を求めてきた。このサインをトランプ氏は捉えて、交渉をまとめることは可能であったが、まとめずに制裁継続の道を取ったのは、レイキャビク会談が念頭にあったのかもしれない。
なにしろ、レイキャビク会談の成果でもあるINF全廃条約を廃棄したのはトランプ氏なのだ。当然その経緯は分かっているだろう。
今回のハノイ会談について、「安易な妥協よりいい」と「残念」という2つのタイプの感想がある。米国は前者、北朝鮮は後者なので、米朝どちらのスタンスに近いかがわかる。
韓国は後者だ。米朝の仲介役を自称し、北朝鮮ベッタリだったので、さぞ残念だろう。中国も韓国と同様だ。
日本は前者だ。米国の安易な妥協で、北朝鮮の中距離核が日本にだけ向かうのは最悪だ。
それにしても、土産なしで手ぶらで60時間以上かけて陸路で帰国した金正恩氏の心中はいかばかりか。3回目の米朝首脳会談は約束されていないがあるとしても、シンガポールとハノイよりもっと北朝鮮に近くないと行けないのではないか。韓国よりむしろ日本も開催地として適切だろう。(元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)
トランプ米大統領の会談決裂後の記者会見とその後の北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相の記者会見を総合すれば、全体が読めるのだと。
米朝双方が持ち出したのは、一部非核化と一部経済制裁解除。これで解決を拒んだのが米国、望んだのが北朝鮮だった。こういう交渉の場合、まとめたいほうが不利になる。今回はトランプ氏の真骨頂が出たと。
北朝鮮は交渉をまとめて一部経済制裁解除を求めている。ということは、経済制裁が機能しているということ。
トランプ氏は、「交渉はいつでも席を蹴る覚悟で行う」ことをモットーとしているのだそうですが、経済制裁が機能しているということで、このままの状態を維持したほうがさらに有利になるとにらんで、席を蹴ったと高橋氏。
米国の外交史でもトップ同士で決裂という例はあり、しかも、冷戦終結のターニングポイントとされている、1986年10月にアイスランドのレイキャビクで行われたレーガン米大統領とソ連のゴルバチョフ書記長の首脳会談で、今、トランプ氏が破棄した、中距離核戦力(INF)全廃条約。
経済が疲弊しており、軍縮を進めたかったのがソ連。
結果として、レイキャビクの決裂で時間がかかることとなって、ソ連の崩壊まで誘発。
今回、制裁の効果に苦しみ、解除を切望する北朝鮮は、選挙を控えスキャンダルに追われるトランブ氏の状況から、強気に出る誤算を犯してしまったのですね。
経済制裁に音を上げて交渉を求めている金正恩。
トランプ氏は、このサインを捉えて、交渉をまとめるのではなく、物別れにすることでの制裁継続の道を選択したのだと高橋氏。
今回のハノイ会談について、「安易な妥協よりいい」と「残念」という2つのタイプの感想があると高橋氏、今後の展開姿勢がうかがえます。
米国は前者、北朝鮮は後者。
韓国は後者だ。米朝の仲介役を自称し、北朝鮮ベッタリだったので、さぞ残念だろうと。
中国も韓国と同様だとも。
そして、日本は前者だ。米国の安易な妥協で、北朝鮮の中距離核が日本にだけ向かうのは最悪だと。
苦戦の全人代に取り組んでいる習近平とは会えることが出来ず深夜に帰国した金正恩。心中はいかばかりかとは、高橋氏だけでなく遊爺も含め多くの方々が感じておられることでしょう。
それだけに、今後の反応が注目されます。
北朝鮮マップから見る 遠い非核化:日本経済新聞
米CNNテレビによると、トランプ氏が交渉の席を立った後、金正恩氏長が部下を介して米側に新たな提案をしていたのだそうですね。
金正恩氏、最後に譲歩も米拒否 米朝会談 - 産経ニュース 2019.3.7
米CNNテレビは6日、ベトナムで2月末に行われた米朝首脳会談で、トランプ大統領が北朝鮮側の非核化への対応が不十分として交渉の席を立った後、金正恩朝鮮労働党委員長が部下を介して米側に新たな提案をしていたと報じた。金氏が合意を求めて土壇場で制裁解除要求を弱める譲歩をしたとみられるが、米側は拒否したという。米国は4月にも実務協議を再開したい構えだが、北朝鮮側は態度を明らかにしておらず、見通しは立っていない。
首脳会談2日目の2月28日、予定された昼食会が中止となって協議が終了し、トランプ氏が会場となったハノイのホテルを出発する準備をしていたところ、金氏からメッセージを託された崔善姫外務次官が米代表団の元に急いでやって来た。メッセージは、寧辺の核施設を廃棄する見返りに制裁の一部解除を求める内容で、それまでより制裁解除の要求を弱めたとみられる。廃棄する施設の範囲が不明確だと米側が指摘すると、金氏は再び崔氏を介して寧辺の全体を廃棄すると伝えたが、米側は交渉再開に応じなかった。新提案でも、核施設廃棄の見返りとなる制裁解除の範囲やペースを巡る隔たりは埋まらなかったという。(共同)
米CNNテレビは6日、ベトナムで2月末に行われた米朝首脳会談で、トランプ大統領が北朝鮮側の非核化への対応が不十分として交渉の席を立った後、金正恩朝鮮労働党委員長が部下を介して米側に新たな提案をしていたと報じた。金氏が合意を求めて土壇場で制裁解除要求を弱める譲歩をしたとみられるが、米側は拒否したという。米国は4月にも実務協議を再開したい構えだが、北朝鮮側は態度を明らかにしておらず、見通しは立っていない。
首脳会談2日目の2月28日、予定された昼食会が中止となって協議が終了し、トランプ氏が会場となったハノイのホテルを出発する準備をしていたところ、金氏からメッセージを託された崔善姫外務次官が米代表団の元に急いでやって来た。メッセージは、寧辺の核施設を廃棄する見返りに制裁の一部解除を求める内容で、それまでより制裁解除の要求を弱めたとみられる。廃棄する施設の範囲が不明確だと米側が指摘すると、金氏は再び崔氏を介して寧辺の全体を廃棄すると伝えたが、米側は交渉再開に応じなかった。新提案でも、核施設廃棄の見返りとなる制裁解除の範囲やペースを巡る隔たりは埋まらなかったという。(共同)
金氏が合意を求めて土壇場で制裁解除要求を弱める譲歩をしたとみられるが、米側は拒否したのだと。
寛一・トランプに縋る、お宮・金正恩。。
拉致問題で、日朝直接対話をする時が来たとする安倍首相。
どの窓口ルートにどの様にアプローチするのか。曲者で外交上手な北朝鮮に対して、トランプ氏のような、定石に拘らない交渉が必要ですが、プーチン氏には翻弄され放題の現状。
是非、しかし時間に囚われず、焦らず成果をあげていただけることを期待します。
# 冒頭の画像は、ボルトン氏も参画した、米朝会談。
この花の名前は、皇帝ダリア
↓よろしかったら、お願いします。
日航ジャンボ123便ソ連自衛隊核攻撃惨事における たくさんのJAL123便の元気な生存者及び、ご搭乗の昭和天皇が、日本の埼玉県警察の警察官らの襲撃(日本語で おまわりさん?らの手により)により
http://www.marino.ne.jp/~rendaico/ainugakuin/e0011938_16494167[1].jpg
といった惨憺たる虐殺死体と化した
一方、救助に奔走したのは米国のみであった
なお、米国機関で改めて調査を行ったところ、生存者の一部は、伊豆の達磨山の地下にヘリで連れていかれ、少なくとも十数年は生存していたことが新たに判明した。
また、藤岡公民館の日航機石碑は、米軍で救助に入って日本の埼玉県警らに殺害された米兵50名の墓となっていることが新たに判明した