北朝鮮は年明けから弾道ミサイルを何発も発射。その費用は少なくはない筈だが、人民の暮らしはどうなっているのかが気になる所です。
夕刊フジで、日本海沿岸に漂着するごみを観察して分析した記事がありました。
廃棄ゴミから、人民の暮らしを追求する試みは、コロナの感染状況を生活排水から試みる手段と共通していますね。試みておられるのは、フリーライターの金正太郎氏。
資源不足の北朝鮮では、日本のような使い捨てのポリ袋ではなく、漁網で固く縛るかたちで回収するようだと。
そこそこまとまった数量なので、家庭単位ではなく、集積所の数値と思われますが、家庭や、事業者等から集積所まではどのようにして運ばれているのか、資源ごみ等との選別はどの工程で行われているのかは分析に必要条件ですが、このリポートでは不明。
直径約70センチ、厚さ約40センチの楕円(だえん)形になった網をほどくと、104本ものペットボトルが入っていて、金正恩肝いりの「5・1健康飲料総合工場」(平壌市)のヨーグルトやイチゴ牛乳といった乳飲料のボトルが最多の27本を占めたと。
マレーシアで生産された「カルピス」(2020年 6月18日の刻印あり) 1本も混じっていたと。こちらには言及はなく読者の想像に委ねられていますが、旧いものなのでいろいろな憶測は出来ます。
昨年4月(の調査)には、ペットボトル117本が入ったレポート済で、当時は、ビールや焼酎といった酒のボトルが20本ほどあったが、今回確認できたアルコール類は焼酎 1本だけ。嗜好(しこう)品である酒の生産が滞っているのだろうかと、金氏。
軍事境界線近くにある韓国の離島で、北朝鮮からの漂着物を収集・分析している東亜大学校の姜東完(カン・ドンワン)教授は、今回のゴミでは乳飲料のボトルが多いことについて、正恩氏が昨年 6月の党中央委員会総会で、「乳製品を子供たちに供給するように」と指示した点に注目。正恩氏の「鶴の一声」で乳飲料が増産され、ゴミの数にまで反映している可能性があるのだと。
そのうえで、姜教授は「(資源不足から)北朝鮮からのゴミの量は減っている。特にペットボトルはかなり減っている」「北朝鮮は今、『資源の国産化』と『リサイクル』という2つの方法で危機を乗り越えようとしている」と。
ペットボトルの減少は、ゴミの量の減少の他に、リサイクルの影響もあるということ?
北朝鮮は先月、中国との鉄道での貿易を再開させたが、今も人民の生活は楽ではなさそうだと。
北朝鮮は年明けから弾道ミサイル発射が復活し、何発も発射。そこで憂慮されるのは、2年も続く鎖国環境のなかのひとびとの暮らしへの答えは、今も楽ではなさそうだと。
父や祖父に比べれば、貧困への謝罪を口にした金正恩は、暴動を抑えるためかとは思いますが、少しは人民寄りを演出。
でも、人民の生活が楽ではないことは変わらない。ひとびとは、いつまで耐えられるのでしょうか。
どこかの国では、「欲しがりません勝つまでは」と、敗戦迄国民に我慢を強いていましたが。
繰り返しますが、年明けから弾道ミサイル発射が復活し、何発も発射。
そこで憂慮されるのは、2年も続く鎖国環境のなかで、先軍政治下のひとびとの暮らし。
# 冒頭の画像は、日本海沿岸に漂着した漁網に入った資源ゴミ
この花の名前は、寒桜
2月22日は、竹島の日
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夕刊フジで、日本海沿岸に漂着するごみを観察して分析した記事がありました。
北朝鮮のゴミ袋にみる困窮の現実 日本海沿岸に漂流 嗜好品のアルコールが減り乳飲料が増 - zakzak:夕刊フジ公式サイト 2022.2/18
北朝鮮は年明けから弾道ミサイルを何発も発射する一方、新型コロナウイルス対策で事実上の鎖国が2年も続き、人民の暮らしは窮乏を極めている。2月上旬、日本海沿岸に流れ着いた〝北朝鮮のゴミ袋〟には、極度の物不足を示唆する品々や、意外な日本製品が含まれていた。徹底分析したフリーライターの金正太郎氏がリポートする。
冬の日本海沿岸は、北から風が吹き波も大きく、朝鮮半島や中国大陸からさまざまな物が漂着する。今年も北朝鮮からの資源ゴミを発見した。
資源不足の北朝鮮では、日本のような使い捨てのポリ袋ではなく、漁網で固く縛るかたちで回収するようだ。直径約70センチ、厚さ約40センチの楕円(だえん)形になった網をほどくと、104本ものペットボトルが入っていた。
確認すると、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記が感謝状を贈るなど、肝いりの「5・1健康飲料総合工場」(平壌市)のヨーグルトやイチゴ牛乳といった乳飲料のボトルが最多の27本を占めた。マレーシアで生産された「カルピス」(2020年6月18日の刻印あり)1本も混じっていた。
昨年4月にも、ペットボトル117本が入った北朝鮮ゴミについて、夕刊フジでリポートした。当時は、ビールや焼酎といった酒のボトルが20本ほどあったが、今回確認できたアルコール類は焼酎1本だけ。嗜好(しこう)品である酒の生産が滞っているのだろうか。
南北関係に詳しい韓国・釜山の東亜大学校の姜東完(カン・ドンワン)教授は、自身も軍事境界線近くにある韓国の離島で、北朝鮮からの漂着物を収集・分析している。
姜教授はまず、今回のゴミでは乳飲料のボトルが多いことについて、正恩氏が昨年6月の党中央委員会総会で、「乳製品を子供たちに供給するように」と指示した点に注目する。正恩氏の「鶴の一声」で乳飲料が増産され、ゴミの数にまで反映している可能性があるというのだ。
そのうえで、姜教授は「(資源不足から)北朝鮮からのゴミの量は減っている。特にペットボトルはかなり減っている」「北朝鮮は今、『資源の国産化』と『リサイクル』という2つの方法で危機を乗り越えようとしている」と語った。
北朝鮮は先月、中国との鉄道での貿易を再開させたが、今も「自力更生」を喧伝しており、人民の生活は楽ではなさそうだ。
北朝鮮は年明けから弾道ミサイルを何発も発射する一方、新型コロナウイルス対策で事実上の鎖国が2年も続き、人民の暮らしは窮乏を極めている。2月上旬、日本海沿岸に流れ着いた〝北朝鮮のゴミ袋〟には、極度の物不足を示唆する品々や、意外な日本製品が含まれていた。徹底分析したフリーライターの金正太郎氏がリポートする。
冬の日本海沿岸は、北から風が吹き波も大きく、朝鮮半島や中国大陸からさまざまな物が漂着する。今年も北朝鮮からの資源ゴミを発見した。
資源不足の北朝鮮では、日本のような使い捨てのポリ袋ではなく、漁網で固く縛るかたちで回収するようだ。直径約70センチ、厚さ約40センチの楕円(だえん)形になった網をほどくと、104本ものペットボトルが入っていた。
確認すると、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記が感謝状を贈るなど、肝いりの「5・1健康飲料総合工場」(平壌市)のヨーグルトやイチゴ牛乳といった乳飲料のボトルが最多の27本を占めた。マレーシアで生産された「カルピス」(2020年6月18日の刻印あり)1本も混じっていた。
昨年4月にも、ペットボトル117本が入った北朝鮮ゴミについて、夕刊フジでリポートした。当時は、ビールや焼酎といった酒のボトルが20本ほどあったが、今回確認できたアルコール類は焼酎1本だけ。嗜好(しこう)品である酒の生産が滞っているのだろうか。
南北関係に詳しい韓国・釜山の東亜大学校の姜東完(カン・ドンワン)教授は、自身も軍事境界線近くにある韓国の離島で、北朝鮮からの漂着物を収集・分析している。
姜教授はまず、今回のゴミでは乳飲料のボトルが多いことについて、正恩氏が昨年6月の党中央委員会総会で、「乳製品を子供たちに供給するように」と指示した点に注目する。正恩氏の「鶴の一声」で乳飲料が増産され、ゴミの数にまで反映している可能性があるというのだ。
そのうえで、姜教授は「(資源不足から)北朝鮮からのゴミの量は減っている。特にペットボトルはかなり減っている」「北朝鮮は今、『資源の国産化』と『リサイクル』という2つの方法で危機を乗り越えようとしている」と語った。
北朝鮮は先月、中国との鉄道での貿易を再開させたが、今も「自力更生」を喧伝しており、人民の生活は楽ではなさそうだ。
廃棄ゴミから、人民の暮らしを追求する試みは、コロナの感染状況を生活排水から試みる手段と共通していますね。試みておられるのは、フリーライターの金正太郎氏。
資源不足の北朝鮮では、日本のような使い捨てのポリ袋ではなく、漁網で固く縛るかたちで回収するようだと。
そこそこまとまった数量なので、家庭単位ではなく、集積所の数値と思われますが、家庭や、事業者等から集積所まではどのようにして運ばれているのか、資源ごみ等との選別はどの工程で行われているのかは分析に必要条件ですが、このリポートでは不明。
直径約70センチ、厚さ約40センチの楕円(だえん)形になった網をほどくと、104本ものペットボトルが入っていて、金正恩肝いりの「5・1健康飲料総合工場」(平壌市)のヨーグルトやイチゴ牛乳といった乳飲料のボトルが最多の27本を占めたと。
マレーシアで生産された「カルピス」(2020年 6月18日の刻印あり) 1本も混じっていたと。こちらには言及はなく読者の想像に委ねられていますが、旧いものなのでいろいろな憶測は出来ます。
昨年4月(の調査)には、ペットボトル117本が入ったレポート済で、当時は、ビールや焼酎といった酒のボトルが20本ほどあったが、今回確認できたアルコール類は焼酎 1本だけ。嗜好(しこう)品である酒の生産が滞っているのだろうかと、金氏。
軍事境界線近くにある韓国の離島で、北朝鮮からの漂着物を収集・分析している東亜大学校の姜東完(カン・ドンワン)教授は、今回のゴミでは乳飲料のボトルが多いことについて、正恩氏が昨年 6月の党中央委員会総会で、「乳製品を子供たちに供給するように」と指示した点に注目。正恩氏の「鶴の一声」で乳飲料が増産され、ゴミの数にまで反映している可能性があるのだと。
そのうえで、姜教授は「(資源不足から)北朝鮮からのゴミの量は減っている。特にペットボトルはかなり減っている」「北朝鮮は今、『資源の国産化』と『リサイクル』という2つの方法で危機を乗り越えようとしている」と。
ペットボトルの減少は、ゴミの量の減少の他に、リサイクルの影響もあるということ?
北朝鮮は先月、中国との鉄道での貿易を再開させたが、今も人民の生活は楽ではなさそうだと。
北朝鮮は年明けから弾道ミサイル発射が復活し、何発も発射。そこで憂慮されるのは、2年も続く鎖国環境のなかのひとびとの暮らしへの答えは、今も楽ではなさそうだと。
父や祖父に比べれば、貧困への謝罪を口にした金正恩は、暴動を抑えるためかとは思いますが、少しは人民寄りを演出。
でも、人民の生活が楽ではないことは変わらない。ひとびとは、いつまで耐えられるのでしょうか。
どこかの国では、「欲しがりません勝つまでは」と、敗戦迄国民に我慢を強いていましたが。
繰り返しますが、年明けから弾道ミサイル発射が復活し、何発も発射。
そこで憂慮されるのは、2年も続く鎖国環境のなかで、先軍政治下のひとびとの暮らし。
# 冒頭の画像は、日本海沿岸に漂着した漁網に入った資源ゴミ
この花の名前は、寒桜
2月22日は、竹島の日
竹島に関する動画 / 政府広報 - YouTube
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