ミャンマーは民主化後、経済開放に着手してきていて、このほど初めて6カ国の外国銀行9行に営業免許を交付したのだそうですね。日本からも、韓国からも、夫々3行が申請をしていたのですが、日本の3行は免許を取得出来ましたが、韓国は全滅したのだそうです。
韓国最大手の国民銀行の日本での不祥事の影響とのことですが、麻生さんは「官民一体のトップセールスが功を奏した」と胸をはっているのだとか。
ミャンマーと国境を接する中国やタイからは1行ずつだとのことですが、日本は1/3を占めたのです。
英・フィナンシャルタイムスは、「銀行免許が交付された銀行9行のうち3行が日本のメガバンクだった」とし、ミャンマーの銀行免許の取得において日本が最大の勝ち組になったと伝えたのだそうですね。
脱中国依存に転じたミャンマーですが、中国経済の影響を大きく受けていて、インド洋にも覇権拡大を進める中国に対し、真珠の首飾り作戦を展開してもいます。
中国依存が残るミャンマーが、中国には 1行だけと言うのも、驚きです。中国への依存度を無くそうとする意欲の顕れなのでしょうか?
「日本が最大の勝ち組」と英紙 ミャンマーの「外資銀行免許交付」で=中国メディア 2014/10/08(水) 06:30:32 [サーチナ]
リスクはあるとされるミャンマーへの投資ですが、官と銀行、企業の連合でリスク低減を図り、キャンマーの期待に応え、雲行きの良くないアベノミクスの助けとなっていただける様、期待しています。
この花の名前は、一輪草
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韓国最大手の国民銀行の日本での不祥事の影響とのことですが、麻生さんは「官民一体のトップセールスが功を奏した」と胸をはっているのだとか。
ミャンマーへの銀行進出の舞台裏は (10/28 産経)
■完勝日本、官民でトップセールス
■全敗韓国、直前の不正発覚が影響?
2011年の民主化後初めて6カ国の外国銀行9行に営業免許を交付したミャンマー。申請した12カ国・地域の25行のうち、日本は三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクがそろって免許を取得した。一方、韓国、インド、台湾などは選に漏れ、とくに3行が申請した韓国は“全敗”の憂き目をみた。邦銀関係者は「在日支店で不正が次々と発覚した韓国の銀行は敬遠された」とみる。
「選考基準を点数化した結果、9行の中に3行が入っていた。日本だから選んだわけではない」
10月1日、首都ネピドーでの記者会見でミャンマー中央銀行副総裁はこう強調したが、首をかしげる記者もみられた。
日本の他に複数行が免許を得た国は、2行のシンガポールのみ。日本に対する厚遇ぶりが際立ったからだ。これに対し、韓国は申請した韓国産業、国民、新韓の3行がことごとく“落選”した。
担保の水増しによる過剰融資、融資先からのリベート…。日本の金融庁は8月末、韓国最大手の国民銀行東京、大阪両支店で多数の不正が見つかったとして、両支店に一部業務停止命令を出した。これを受けて日銀も過去の考査(立ち入り調査)結果を改めて点検したところ、国民銀が実態と異なる資料を提出するなどの違反行為があったと10月3日に発表した。
ミャンマーは民主化後、経済開放に着手。政府は銀行部門を外資に開放する方針を固め、国際通貨基金(IMF)や欧州コンサル会社などと外資参入のスキームを練ってきた。
IMFはミャンマーの金融システムの健全な発展を重視。営業免許を申請した外銀各行のコンプライアンス(法令順守)もチェックしたとみられ、邦銀幹部は「在日支店で不正が発覚した韓国大手銀への免許を見送った可能性がある」と打ち明ける。
一方、他国とのバランスを考慮すると、邦銀への認可は1~2行とみられていたが、結果はすべて“合格”。
3行の免許取得が決まった後、麻生太郎財務相は「(日本の)企業は、それぞれのメーンバンクが出ないと、(融資を受けにくく)進出しにくいという事情を先方に伝えたのが大きかった」と舞台裏の“秘策”を明かした。
日本政府は、「アジアのラストフロンティア(最後の未開拓地)」とされるミャンマーとの関係を築こうと、延滞債務の解消や多額の円借款供与の方針を表明している。
最大都市ヤンゴン近郊では、官民で工業団地も造成。安倍晋三首相も親書を送った。邦銀にはこうした追い風があった。
3メガの首脳も繰り返しミャンマーを訪問。「官民一体のトップセールスが功を奏した」。麻生財務相はこう胸を張った。
■完勝日本、官民でトップセールス
■全敗韓国、直前の不正発覚が影響?
2011年の民主化後初めて6カ国の外国銀行9行に営業免許を交付したミャンマー。申請した12カ国・地域の25行のうち、日本は三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクがそろって免許を取得した。一方、韓国、インド、台湾などは選に漏れ、とくに3行が申請した韓国は“全敗”の憂き目をみた。邦銀関係者は「在日支店で不正が次々と発覚した韓国の銀行は敬遠された」とみる。
「選考基準を点数化した結果、9行の中に3行が入っていた。日本だから選んだわけではない」
10月1日、首都ネピドーでの記者会見でミャンマー中央銀行副総裁はこう強調したが、首をかしげる記者もみられた。
日本の他に複数行が免許を得た国は、2行のシンガポールのみ。日本に対する厚遇ぶりが際立ったからだ。これに対し、韓国は申請した韓国産業、国民、新韓の3行がことごとく“落選”した。
担保の水増しによる過剰融資、融資先からのリベート…。日本の金融庁は8月末、韓国最大手の国民銀行東京、大阪両支店で多数の不正が見つかったとして、両支店に一部業務停止命令を出した。これを受けて日銀も過去の考査(立ち入り調査)結果を改めて点検したところ、国民銀が実態と異なる資料を提出するなどの違反行為があったと10月3日に発表した。
ミャンマーは民主化後、経済開放に着手。政府は銀行部門を外資に開放する方針を固め、国際通貨基金(IMF)や欧州コンサル会社などと外資参入のスキームを練ってきた。
IMFはミャンマーの金融システムの健全な発展を重視。営業免許を申請した外銀各行のコンプライアンス(法令順守)もチェックしたとみられ、邦銀幹部は「在日支店で不正が発覚した韓国大手銀への免許を見送った可能性がある」と打ち明ける。
一方、他国とのバランスを考慮すると、邦銀への認可は1~2行とみられていたが、結果はすべて“合格”。
3行の免許取得が決まった後、麻生太郎財務相は「(日本の)企業は、それぞれのメーンバンクが出ないと、(融資を受けにくく)進出しにくいという事情を先方に伝えたのが大きかった」と舞台裏の“秘策”を明かした。
日本政府は、「アジアのラストフロンティア(最後の未開拓地)」とされるミャンマーとの関係を築こうと、延滞債務の解消や多額の円借款供与の方針を表明している。
最大都市ヤンゴン近郊では、官民で工業団地も造成。安倍晋三首相も親書を送った。邦銀にはこうした追い風があった。
3メガの首脳も繰り返しミャンマーを訪問。「官民一体のトップセールスが功を奏した」。麻生財務相はこう胸を張った。
ミャンマーと国境を接する中国やタイからは1行ずつだとのことですが、日本は1/3を占めたのです。
英・フィナンシャルタイムスは、「銀行免許が交付された銀行9行のうち3行が日本のメガバンクだった」とし、ミャンマーの銀行免許の取得において日本が最大の勝ち組になったと伝えたのだそうですね。
脱中国依存に転じたミャンマーですが、中国経済の影響を大きく受けていて、インド洋にも覇権拡大を進める中国に対し、真珠の首飾り作戦を展開してもいます。
中国依存が残るミャンマーが、中国には 1行だけと言うのも、驚きです。中国への依存度を無くそうとする意欲の顕れなのでしょうか?
「日本が最大の勝ち組」と英紙 ミャンマーの「外資銀行免許交付」で=中国メディア 2014/10/08(水) 06:30:32 [サーチナ]
リスクはあるとされるミャンマーへの投資ですが、官と銀行、企業の連合でリスク低減を図り、キャンマーの期待に応え、雲行きの良くないアベノミクスの助けとなっていただける様、期待しています。
この花の名前は、一輪草
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