島根県の竹島で行われていたアシカ猟の様子を描いた絵本「メチのいた島」の英語版を出版する動きが進んでいるのだそうです。
当ブログでは毎年、「竹島の日」が近ずくと、YouTube 「杉原由美子氏による絵本「メチのいた島」読み聞かせ」のリンクを貼って紹介させていただいていました。
英語版は、一般販売はせず、各国の大使館やインターナショナルスクールなどに配布されるのだそうです。
産経新聞で報道されていて知り、早速寄付させていただきました。
今月末が締め切りとのこと。よろしかったら、ご参加ください。
竹島絵本の英語版を出版して、竹島と共に生きていた時代の暮らしを世界に伝えたい! - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)
杉原由美子氏による絵本「メチのいた島」読み聞かせ - YouTube
1953年6月、島根県が竹島に建てた日本の領土であることを示す標柱
元小学校教諭の杉原さんは、久見地区で生まれ育ち、平成23年12月、久見地区の漁業関係者から竹島での漁業について話を聞き、漁の再開を願う地元の人たちの思いを知り、25年に史実を物語にした「メチのいた島」を自費出版されていました。
評判になった絵本を紙芝居にして全国の小学校で読み聞かせを重ね、その数は80回を超えたのだそうです。その様子が、上に貼ったYouTubeのリンク。
英語版の出版は、読み聞かせを始めたころ、東京の小学校で女児から勧められたのがきっかけなのだそうです。
その後、CFの存在を知り「これなら若い人に関心を持ってもらえる」とネットで資金を集めることにしたのだと。
竹島は、戦後のどさくさ期に、李承晩ラインによって韓国が不法占拠したことは諸兄がご承知の通りです。
竹島の領土権の早期確立を目指した運動を推進し、竹島問題についての国民世論の啓発を図るため、島根県が条例で2005年に「竹島の日」を定めました。
「北方領土の日」は国が主催する式典が行われていますが、「竹島の日」は、大臣のの出席が見送られている状況です。
自民党が政権復帰を果たした選挙の時、国の主催にすると言っていて、小泉新次郎議員も記念式典に出席した時期もありましたが、いまだに県の活動とされたままです。
「李承晩ライン」の不法性や、日本が平和的手段の国際法廷での裁定を求めていることは、諸兄がご承知のことで、ここでは触れません。以下のリンクよりご参照ください。
李承晩ライン - Wikipedia
国際司法裁判所への提訴の提案|外務省
丸山知事は「海外にも関心をもってもらえる英語版の出版は大変ありがたい」と歓迎されているとのこと。
「北方領土の日」と「竹島の日」を差別する国の意図は不明ですが、島根県や県民・隠岐の島の方々の活動にはただただ頭が下がるばかりです。
韓国のグローバルな宣伝活動に対し、不活発な日本の世界世論戦。
立ち上がった民間の活動に拍手と、わずかですが寄付を贈らせていただきました。
# 冒頭の画像は、絵本「メチのいた島」の英語版のサンプル
寒桜
↓よろしかったら、お願いします。
当ブログでは毎年、「竹島の日」が近ずくと、YouTube 「杉原由美子氏による絵本「メチのいた島」読み聞かせ」のリンクを貼って紹介させていただいていました。
英語版は、一般販売はせず、各国の大使館やインターナショナルスクールなどに配布されるのだそうです。
産経新聞で報道されていて知り、早速寄付させていただきました。
今月末が締め切りとのこと。よろしかったら、ご参加ください。
「海外も竹島知って」絵本の英語版作製、各国大使館へ - 産経ニュース 2020.3.23
島根県の竹島で行われていたアシカ猟の様子を描いた絵本「メチのいた島」の英語版を出版する動きが進んでいる。作者の杉原由美子さん(76)=同県隠岐の島町=が2月25日に、インターネット上で資金を集めるクラウドファンディング(CF、「メチのいた島 クラウドファンディング」で検索)を開始したところ、2週間で目標額(250万円)を突破した。杉原さんは「反響の大きさに驚いている。英語版を各国の大使館などに届け、海外の人にも竹島について知ってもらいたい」と意気込む。
史実もとに自費出版
隠岐の島町の人たちはニホンアシカを「メチ」と呼んでいた。絵本「メチのいた島」には、竹島での漁の拠点だった同町久見地区と竹島の関係や、アシカ猟について描かれている。
「波の向こうで日本の竹島が今日も私たちを待っています」
絵本の最後のページに記されたメッセージは、杉原さんの思いにそのまま重なる。
元小学校教諭の杉原さんは、久見地区で生まれ育った。昭和24年に亡くなった祖父・八幡長四郎さんは竹島でアシカ猟を行った竹島漁猟合資会社の代表だった。
絵本の制作は杉原さんが平成23年12月、久見地区の漁業関係者から竹島での漁業について話を聞いたのがきっかけだった。漁の再開を願う地元の人たちの思いを知り、25年に史実を物語にした「メチのいた島」を自費出版。竹島が題材の絵本は珍しいと評判になった。絵本を紙芝居にして全国の小学校で読み聞かせを重ね、その数は80回を超えた。
英語版の出版は、読み聞かせを始めたころ、東京の小学校で女児から「英語版と韓国版も出したらどうですか」といわれ、目標にしてきた。英訳は杉原さんの思いを知った大分県の通訳案内士が引き受けた。
その後、CFの存在を知り「これなら若い人に関心を持ってもらえる」とネットで資金を集めることにした。
世界の人に「ずっと日本領」
「応援しています! 頑張ってください!」。杉原さんのプロジェクトを紹介するCFの「GoodMorning」のサイトには応援メッセージが並ぶ。
「国家として竹島問題を積極的に広報しなければならないのにもどかしい思いをしていた」
「英語版を通して、世界の人に竹島はずっと日本領であること、その自然が破壊されていることを知ってもらいたい」
「自国内の離島を訪れて自然を楽しむ、そんな当たり前のことが当たり前になる日が来るように」
こんなコメントも寄せられている。
CFは、初日の2月25日だけで37万5千円が集まり、3月10日に目標額の250万円を突破。18日午後5時時点では194人から316万円1千円が集まった。1人で約100万円を寄付した人や、「パソコンを使えないから」と直接杉原さんに寄付した高齢者もいたという。
隠岐の島町の有志らも応援プロジェクトを立ち上げ、2月22日に松江市で開かれた「竹島の日」記念式典の会場で募金箱を手に協力を呼び掛けた。
杉原さんのCFを手伝っている同町役場布施支所地域おこし協力隊の五十嵐杏美さん(30)は「開始前から町内でも関心を持っている人がいると知り、CF成功への期待はあった」と話す。
子供が「竹島に行きたい」
杉原さんは3月13日、島根県庁を訪問し、丸山達也知事にこの取り組みを報告した。
杉原さんは、絵本の読み聞かせに行った小学校で子供たちから「竹島に行ってみたい」「メチに会いたい」といわれることを紹介。「竹島に漁に行くことで久見地区は豊かになり、子供に夢を与えていた。絵本を通じ、海外の人に竹島が隠岐にとっていかに大切かを伝えたい」と涙ぐみながら話した。
丸山知事は「海外にも関心をもってもらえる英語版の出版は大変ありがたい」と話した。
英語版の「メチのいた島」は6月ごろに800部を作製する予定。一般販売はせず、各国の大使館やインターナショナルスクールなどに配布するほか、CFの返礼品として設定。返礼品は金額に応じ、絵本のほか、地元企業が提供した物産品や杉原さんの「読み語る会」を主催する権利などを用意した。
サイトは「メチのいた島 クラウドファンディング」で検索。目標を400万円に引き上げ、3月末まで支援を募る。
島根県の竹島で行われていたアシカ猟の様子を描いた絵本「メチのいた島」の英語版を出版する動きが進んでいる。作者の杉原由美子さん(76)=同県隠岐の島町=が2月25日に、インターネット上で資金を集めるクラウドファンディング(CF、「メチのいた島 クラウドファンディング」で検索)を開始したところ、2週間で目標額(250万円)を突破した。杉原さんは「反響の大きさに驚いている。英語版を各国の大使館などに届け、海外の人にも竹島について知ってもらいたい」と意気込む。
史実もとに自費出版
隠岐の島町の人たちはニホンアシカを「メチ」と呼んでいた。絵本「メチのいた島」には、竹島での漁の拠点だった同町久見地区と竹島の関係や、アシカ猟について描かれている。
「波の向こうで日本の竹島が今日も私たちを待っています」
絵本の最後のページに記されたメッセージは、杉原さんの思いにそのまま重なる。
元小学校教諭の杉原さんは、久見地区で生まれ育った。昭和24年に亡くなった祖父・八幡長四郎さんは竹島でアシカ猟を行った竹島漁猟合資会社の代表だった。
絵本の制作は杉原さんが平成23年12月、久見地区の漁業関係者から竹島での漁業について話を聞いたのがきっかけだった。漁の再開を願う地元の人たちの思いを知り、25年に史実を物語にした「メチのいた島」を自費出版。竹島が題材の絵本は珍しいと評判になった。絵本を紙芝居にして全国の小学校で読み聞かせを重ね、その数は80回を超えた。
英語版の出版は、読み聞かせを始めたころ、東京の小学校で女児から「英語版と韓国版も出したらどうですか」といわれ、目標にしてきた。英訳は杉原さんの思いを知った大分県の通訳案内士が引き受けた。
その後、CFの存在を知り「これなら若い人に関心を持ってもらえる」とネットで資金を集めることにした。
世界の人に「ずっと日本領」
「応援しています! 頑張ってください!」。杉原さんのプロジェクトを紹介するCFの「GoodMorning」のサイトには応援メッセージが並ぶ。
「国家として竹島問題を積極的に広報しなければならないのにもどかしい思いをしていた」
「英語版を通して、世界の人に竹島はずっと日本領であること、その自然が破壊されていることを知ってもらいたい」
「自国内の離島を訪れて自然を楽しむ、そんな当たり前のことが当たり前になる日が来るように」
こんなコメントも寄せられている。
CFは、初日の2月25日だけで37万5千円が集まり、3月10日に目標額の250万円を突破。18日午後5時時点では194人から316万円1千円が集まった。1人で約100万円を寄付した人や、「パソコンを使えないから」と直接杉原さんに寄付した高齢者もいたという。
隠岐の島町の有志らも応援プロジェクトを立ち上げ、2月22日に松江市で開かれた「竹島の日」記念式典の会場で募金箱を手に協力を呼び掛けた。
杉原さんのCFを手伝っている同町役場布施支所地域おこし協力隊の五十嵐杏美さん(30)は「開始前から町内でも関心を持っている人がいると知り、CF成功への期待はあった」と話す。
子供が「竹島に行きたい」
杉原さんは3月13日、島根県庁を訪問し、丸山達也知事にこの取り組みを報告した。
杉原さんは、絵本の読み聞かせに行った小学校で子供たちから「竹島に行ってみたい」「メチに会いたい」といわれることを紹介。「竹島に漁に行くことで久見地区は豊かになり、子供に夢を与えていた。絵本を通じ、海外の人に竹島が隠岐にとっていかに大切かを伝えたい」と涙ぐみながら話した。
丸山知事は「海外にも関心をもってもらえる英語版の出版は大変ありがたい」と話した。
英語版の「メチのいた島」は6月ごろに800部を作製する予定。一般販売はせず、各国の大使館やインターナショナルスクールなどに配布するほか、CFの返礼品として設定。返礼品は金額に応じ、絵本のほか、地元企業が提供した物産品や杉原さんの「読み語る会」を主催する権利などを用意した。
サイトは「メチのいた島 クラウドファンディング」で検索。目標を400万円に引き上げ、3月末まで支援を募る。
竹島絵本の英語版を出版して、竹島と共に生きていた時代の暮らしを世界に伝えたい! - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)
杉原由美子氏による絵本「メチのいた島」読み聞かせ - YouTube
1953年6月、島根県が竹島に建てた日本の領土であることを示す標柱
元小学校教諭の杉原さんは、久見地区で生まれ育ち、平成23年12月、久見地区の漁業関係者から竹島での漁業について話を聞き、漁の再開を願う地元の人たちの思いを知り、25年に史実を物語にした「メチのいた島」を自費出版されていました。
評判になった絵本を紙芝居にして全国の小学校で読み聞かせを重ね、その数は80回を超えたのだそうです。その様子が、上に貼ったYouTubeのリンク。
英語版の出版は、読み聞かせを始めたころ、東京の小学校で女児から勧められたのがきっかけなのだそうです。
その後、CFの存在を知り「これなら若い人に関心を持ってもらえる」とネットで資金を集めることにしたのだと。
竹島は、戦後のどさくさ期に、李承晩ラインによって韓国が不法占拠したことは諸兄がご承知の通りです。
竹島の領土権の早期確立を目指した運動を推進し、竹島問題についての国民世論の啓発を図るため、島根県が条例で2005年に「竹島の日」を定めました。
「北方領土の日」は国が主催する式典が行われていますが、「竹島の日」は、大臣のの出席が見送られている状況です。
自民党が政権復帰を果たした選挙の時、国の主催にすると言っていて、小泉新次郎議員も記念式典に出席した時期もありましたが、いまだに県の活動とされたままです。
「李承晩ライン」の不法性や、日本が平和的手段の国際法廷での裁定を求めていることは、諸兄がご承知のことで、ここでは触れません。以下のリンクよりご参照ください。
李承晩ライン - Wikipedia
国際司法裁判所への提訴の提案|外務省
丸山知事は「海外にも関心をもってもらえる英語版の出版は大変ありがたい」と歓迎されているとのこと。
「北方領土の日」と「竹島の日」を差別する国の意図は不明ですが、島根県や県民・隠岐の島の方々の活動にはただただ頭が下がるばかりです。
韓国のグローバルな宣伝活動に対し、不活発な日本の世界世論戦。
立ち上がった民間の活動に拍手と、わずかですが寄付を贈らせていただきました。
# 冒頭の画像は、絵本「メチのいた島」の英語版のサンプル
寒桜
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YouTube の英語版も発信していただけると、より広まり易いでしょうね。