遊爺雑記帳

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IOCは、2022年2月に中国・北京で開かれる冬季五輪にも、他の五輪と同様に選手団を派遣できるとの見解

2021-08-03 01:23:56 | 中国 全般
 IOCは、2022年 2月に中国・北京で開かれる冬季五輪にも、香港と台湾について他の五輪と同様に選手団を派遣できるとの見解を示したのだそうですね。
 恥ずかしながら、あれだけ一つの中国にこだわるのに、オリンピックには、台湾や香港が独自に選手団を送り込んでいるとは気づきませんでした。
 お詫びに、とりあげさせていただきます。

 
台湾と香港、22年北京冬季五輪への参加可能=IOC | ロイター 2021年8月2日

 [東京 1日 ロイター] - 国際オリンピック委員会(IOC)は1日、香港と台湾について、2022年2月に中国・北京で開かれる冬季五輪にも、他の五輪と同様に選手団を派遣できるとの見解を示した

北京は2015年に22年冬季五輪の開催地に選ばれた。世界で初めて、夏季五輪と冬季五輪の両方を開催することになる。

IOCのクリストフ・デュビ五輪統括部長は、中国は2015年に、オリンピック憲章が尊重されると明確にしていると説明。北京との開催都市契約は「他の五輪と異なる部分は全くなく、誰の参加も歓迎される」と述べた。

2008年夏の北京五輪には香港も台湾も参加した

 2008年夏の北京五輪には香港も台湾も参加していたし、IOCは、他の五輪と同様に選手団を派遣できるとの見解を示したのだそうです。

 香港チームは、フェンシング・男子フルーレ個人で26日、香港の張家朗選手が優勝したのだそうです。
 
香港の選手が初の金メダル、沸く市民 中国国歌に反発も - 東京オリンピック:朝日新聞デジタル 2021年7月27日

 東京五輪のフェンシング・男子フルーレ個人で26日、香港の張家朗選手が優勝した。1997年の中国返還後、香港チームとして初の金メダル獲得。反体制的な動きを取り締まる香港国家安全維持法(国安法)のもとで暮らす香港市民たちが沸いた

 この日、香港のショッピングセンターで試合の模様が中継され、大勢の市民が会場を埋め尽くした。香港のネットメディアで報じられた動画によると、優勝が決まると「オー」という大歓声と拍手とともに、
「We are Hong Kong(私たちは香港)」の声が響いた

 香港メディアのインタビューに答えた男性は、香港で反政府デモが相次ぎ、国安法の制定後に多数の逮捕者が出たことを念頭に、「この1、2年、気持ちが抑えつけられていたが、今日は興奮し、心が解放された気分だ」と答えた。

 しかし
表彰式で香港の旗が揚げられる際、中国国歌が演奏されると、歓声は一転してブーイングに。再び「私たちは香港」のかけ声が何度も上がり、国歌はかき消された。英国植民地時代の香港の旗を掲げる市民もいた。香港では昨年、国歌にブーイングするなどの侮辱行為を禁止し、刑事罰を科すことができる国歌条例が成立している。

 香港は中国とは別の単独チームで五輪に参加しており、
香港チームとして金メダルの獲得は史上2度目。香港政府は5月、東京五輪のテレビ放映権を買い取り、五つの民放放送局に無料で配布し、香港選手のプレーを中心に放映する態勢を取っていた。(香港=奥寺淳)

 香港チームとして金メダルの獲得は史上2度目。1997年の中国返還後、香港チームとして初の金メダル獲得。反体制的な動きを取り締まる香港国家安全維持法(国安法)のもとで暮らす香港市民たちが沸いたのだそうです。
 しかし表彰式で香港の旗が揚げられる際、中国国歌が演奏されると、歓声は一転してブーイングに。再び「私たちは香港」のかけ声が何度も上がり、国歌はかき消されたと。
 香港のメダル獲得数は、8/1現在で金が1、銀が2の計3個。
 香港 オリンピック - Google 検索
 
 チームが異なれば、対戦が生じる。
 バドミントン男子ダブルスで7月31日、台湾の李洋、王斉麟組が中国ペアを下して金メダルを獲得したのだそうです。
 
“宿敵”中国下した台湾、世界に存在感 バドミントン男子ダブルス「金」 蔡英文総統が歴史的勝利に祝福電話 - zakzak:夕刊フジ公式サイト 2021.8.2

 東京五輪で台湾選手が大活躍しているバドミントン男子ダブルスで7月31日、李洋、王斉麟組が中国ペアを下して金メダルを獲得したうえ、同女子シングルスで1日、戴資穎が銀メダルに輝いた男子ゴルフでも同日、日本の松山英樹らとのプレーオフに勝ち、潘政琮が銅メダルに食い込んだ。中国の軍事的挑発が続くなか、台湾が世界に存在感を示している

 「たった今、東京に電話をかけました。台湾中があなたたちの試合を見ました。みんな熱狂しました 李洋さん、王斉麟さん、ありがとう!」

 台湾の蔡英文総統は1日、自身のフェイスブックでこう発信した。

 日本も好調な東京五輪だが、
台湾も過去の五輪で最高の獲得メダル数(1日時点で、金2、銀4、銅4の計10個)となっており、台湾メディアは連日快挙を報じているという。

 そもそも、
今大会の開会式で、台湾選手団は国際オリンピック委員会(IOC)の表記の「チャイニーズ・タイペイ」の「ち」ではなく、「た」の順番で入場行進し、テレビでも、NHKの女性アナウンサーが「台湾です!」と紹介した。感激し、涙した台湾人もいたという

 ただ、
李洋、王斉麟組らが金メダル獲得時に一番高く掲揚されたのは、台湾の旗「青天白日満地紅旗」ではなく、台湾五輪委員会の旗だった演奏されたのも一般の台湾人がなじめない「国旗歌」という曲だった。

 中国が国際社会で影響力を拡大した1970年代以降、台湾は国際大会に「中華民国」で参加できなくなったというが、世界情勢は確実に変わりつつある。

 蔡英文総統は 1日、自身のフェイスブックで
 「たった今、東京に電話をかけました。台湾中があなたたちの試合を見ました。みんな熱狂しました 李洋さん、王斉麟さん、ありがとう!」
 と、発信されたのだそうです。

 台湾は、過去の五輪で最高の獲得メダル数( 1日時点で、金2、銀4、銅4の計10個)となっており、台湾メディアは連日快挙を報じているのだと。

 更に、今回の開会式の入場は、「あいうえお順」で行われ、台湾はIOCの表記の「チャイニーズ・タイペイ」の「ち」ではなく、「た」の順番で入場行進し、テレビでも、NHKの女性アナウンサーが「台湾です!」と紹介。感激し、涙した台湾人もいたと。

 ただし、李洋、王斉麟組らが金メダル獲得時に掲揚されたのは、台湾の旗「青天白日満地紅旗」ではなく、台湾五輪委員会の旗。演奏されたのも一般の台湾人がなじめない「国旗歌」という曲だったのだそうです。

 中国が国際社会で影響力を拡大した1970年代以降、台湾は国際大会に「中華民国」で参加できなくなったというが、世界情勢は確実に変わりつつあると夕刊フジ。
 頑張ってメダルを獲得した選手の皆さんに、拍手です。



 # 冒頭の画像は、バトミントン男子ダブルスで金メダルを獲得した台湾ペア(右)と、銀メダルの中国ペア(左)




 この花の名前は、ツリガネニンジン


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写真素材のピクスタ


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暴かれた中国の極秘戦略―2012年台湾乗っ取り、そして日本は…?



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