遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

内閣支持率 未だ30%台をキープ

2010-04-06 00:48:57 | my notice

 今日(4/5)は、恒例の各社の世論調査結果が発表されています。今回のポイントは、優柔不断な鳩山氏がもたらしたどつぼにはまった普天間移転と、亀井氏の暴走をとめられなかった郵政改革と、与謝野氏の離党がポイントでした。
 結果はこれまでのトレンド通りの内閣支持率低下です。読売1面トップは、「内閣支持率急落」「普天間未決着なら『退陣を』」となっています。
 鳩山内閣支持率が急落33%…読売世論調査 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
 新報道2001 今週の調査より
 内閣不支持53%に上昇 共同通信世論調査 - 47NEWS(よんななニュース)

 ポイントの数値をまとめてみました。【 単位;% ( )は前回 】

            読売    ブジTV   共同
 内閣 支持率   33(41)   31.4    30.3(33.6)
 内閣不支持率   56(50)   61.4    53.3(48.9)

 政党支持率    読売    共同
   民主党     24(31)   30.3(29.0)
   自民党     16(20)   18.0(24.6)
   みんな       4(?)    9.6( 3.9)
        無党派    50(36)   28.2(?)

     参院選で民主が過半数を獲得するほうがよい   獲得しないほうがよい
 読売                     31(33)                                     57(57)

 参院選での投票政党  読売   フジTV   
   民主党         22(25)  18.6(↓)  
   自民党         19(22)  18.6(↑)
   みんな          5(?)   5.0(↓)
   未定等         49(?)  49.0(?)

     普天間が決着しないとき首相は辞任すべき    辞任しなくてもよい
 読売                      49                43
 共同                      47.1               45.3

 郵政改革について(読売)  評価する=24   評価しない=58

 郵政改革・普天間移転での鳩山総理のリーダーシップ(フジTV)
                                                 発揮している= 9.8        発揮していない=86.2

 その他に読売では、「子ども手当て」や「高速無料化」では評価しないが上回り、「高校授業無料化」でも、評価するが 54ですが、評価しないも 41ありました。
 ブジTVでは、民主党マニフェストの野党が主張する仕分けについて、仕分けるべきが、67.6。 すべて実行すべきが、24.8となっています。

 これまで自民党支持率は、内閣支持率の下落ほどには伸びていませんでしたが微増傾向にあったものが、今回は読売でも共同でも減少に転じています。共同では民主党支持率が前月比で上向きに転じているのは異例です。
 参院選での投票政党について、ブジTVでは民主が下落し自民が伸びて両者が同じ数字に並んでいるのも特筆すべきです。読売は民主、自民共に下落していてその差の 3は変わっていません。

 自民では与謝野、舛添両氏やその他の議員から執行部や政策の刷新がもとめられましたが、議員総会で谷垣氏が現行人事を変えないと強く主張し、与謝野氏が退陣しました。
 自民党支持が横ばいから下落に転じたのは、この影響がないとはいえないと考えます。与謝野・平沼新党の評価は低いのですが、変わろうとしない自民党の評価も下がったと考えられます。
 舛添氏を抱き込もうとして断られた執行部は、河野氏を副幹事長に迎えることに成功したとのこと。
 自民、幹事長代理に河野太郎氏 「影の内閣」も設置  - 47NEWS(よんななニュース)

 河野氏、舛添氏(次期総理での支持は堵出したトップとなってきた)が、どこまで自民党を変えられるかに自民党の存続がかかってくることになります。自民の支持率が上がらないことで執行部の責任が問われたのですが、今後も支持率低下が続くようであれば、谷垣氏も決断が必要になります。
 民主党マニフェストの項目への評価も良いとはいえない結果が出ているのですから、きちんと政策を示し、強気を貫く、小沢氏に利する展開だけは避けねばなりません。

 他社の先月後半の調査でも見られる内閣支持率の30%ギリギリまでの下落は、今回の各社の結果でも、未だ30%台を維持しています。が、かつて下落が見られなかった民主党の支持率の下落も進んできて(共同は違います)、無党派が急増し他社の結果でも読売のように政党別ではトップになるケースが出てきています。参院選での投票政党未定の数値の大きさと共に、この層の動きが勝敗を決めることになるほどの、2大政党の下落ぶりです。




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