遊爺雑記帳

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河野担当相 「ポスト岸田」候補に浮上できるか

2022-12-03 01:23:56 | my notice
 河野太郎デジタル大臣兼消費者問題担当相が再び脚光を浴びつつあると、産経・永井氏。
 今年 8月に再入閣すると旧統一教会問題にいち早く取り組み、存在感を高めた。
 国会でも救済新法に関し岸田文雄首相に代わって答弁に立つなど積極姿勢を示す。党内には主張の強い河野氏を敬遠する向きもあるが、「ポスト岸田」候補に浮上できるかが今後の焦点となると!
 
河野担当相、旧統一教会問題で再び脚光 「ポスト岸田」への浮上が焦点 - 産経ニュース 2022/12/1 永井 大輔

 1日に閣議決定された世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題を巡る被害者救済に向けた新法を所管する河野太郎消費者問題担当相が再び脚光を浴びつつある。昨年の自民党総裁選に敗れ、政治生命の危機とも言われたが、今年8月に再入閣すると旧統一教会問題にいち早く取り組み、存在感を高めた。国会でも救済新法に関し岸田文雄首相に代わって答弁に立つなど積極姿勢を示す。党内には主張の強い河野氏を敬遠する向きもあるが、「ポスト岸田」候補に浮上できるかが今後の焦点となる。

■裏方から表舞台に戻るきっかけ
 「(救済新法で)寄付の場合に『困惑をさせる』とはどういう場合なのかを分かりやすく解説することはしっかり検討したい」

 河野氏は1日の参院予算委員会で、不当な勧誘による寄付の意思表示を取り消すことができる要件となる「困惑」の定義を詳しく説明する考えを強調した。11月25日から始まった衆参の予算委では首相に立憲民主党などの野党から質問が集中する中、河野氏が答弁を引き受け、新法の制度設計を説明する場面も目立った。首相周辺には政権の命運を握る新法の早期成立のため、河野氏の発信力を期待する向きもある。

 昨年の総裁選後、党広報本部長という裏方に回った河野氏が表舞台に戻るきっかけとなったのが旧統一教会問題への対応だ。河野氏は8月10日に担当相に就任すると、12日には消費者庁に霊感商法に関する有識者検討会を設置すると表明。この検討会が取りまとめた報告書が宗教法人法で規定されている「質問権」を行使した旧統一教会への調査や救済新法の前提となった。河野氏は周囲に「初動の速さは俺だからだ」と手応えを語る。岸田内閣の支持率が続落する中、河野氏の矢継ぎ早の動きは次の総裁選に向けた布石にも映る。

■スピード早いが調整不足
 持ち前の発信力に加え、菅義偉前首相らの後押しも期待できる河野氏の最大の課題は党内の支持基盤の強化だ。前回総裁選では4人の候補者の中で党員・党友票は最多を獲得したものの、国会議員票では3位に沈んだ。所属する麻生派(志公会、53人)を率いる麻生太郎副総裁は、河野氏に「もう少し成長してほしい」と仲間づくりの重要性を説き、最近は麻生派の中堅・若手議員らと積極的に会食するようになったとされる。しかし、総裁選で河野氏を支援した無派閥議員は「河野さんは全部『俺が俺が』だ。応援する気にはなれない」と打ち明ける。

 河野氏が所管するデジタル庁が中国IT大手の動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」を広報活動に利用し、情報漏洩を懸念する自民党内の顰蹙を買ったことも記憶に新しい。「スピードは早いが調整不足」と揶揄される悪癖を改善し、党内の支持基盤を拡大できるかが、宰相の座をつかみ取る絶対条件となる。


 岸田内閣の弱点ともいえる難題のデジタル庁と、旧統一教会絡みの消費者問題担当相を担う河野氏。
 「けんとうし」と呼ばれる、聞く耳だけで具体策の立案・実行力がピント外れだったり、無かったりで、その実力が露呈し始め、誕生当時の謎の高支持率が最低を更新し始めている昨今、河野氏の行動力が目立ち始めていますね。

 8月に再入閣すると旧統一教会問題にいち早く取り組み、存在感を高めた。国会でも救済新法に関し岸田文雄首相に代わって答弁に立つなど積極姿勢を示していると、永井氏。
 河野氏が表舞台に戻るきっかけとなったのが旧統一教会問題への対応。河野氏は 8月26日に担当相に就任すると、12日には消費者庁に霊感商法に関する有識者検討会を設置すると表明。
 この検討会が取りまとめた報告書が宗教法人法で規定されている「質問権」を行使した旧統一教会への調査や救済新法の前提となった。
 岸田内閣の支持率が続落する中、河野氏の矢継ぎ早の動きは次の総裁選に向けた布石にも映ると永井氏。

 支持率低迷の岸田内閣で実行されている数少ない政策のひとつで、支えとなっていますね。
 河野氏ご本人は、周囲に「初動の速さは俺だからだ」と手応えを語っておられるのだとか。
 この軽薄な発言が出るところが、総裁選で党員票が伸びを欠き、議員票で逆転された由縁??

 持ち前の発信力に加え、菅義偉前首相らの後押しも期待できる河野氏の最大の課題は党内の支持基盤の強化だ。前回総裁選では4人の候補者の中で党員・党友票は最多を獲得したものの、国会議員票では3位に沈んだ。
 麻生副総裁は、河野氏に「もう少し成長してほしい」と仲間づくりの重要性を説き、最近は麻生派の中堅・若手議員らと積極的に会食するようになったとされると、永井氏。

 デジタル庁が中国IT大手の動画投稿アプリ「Tik Tok(ティックトック)」を広報活動に利用し、情報漏洩を懸念する自民党内の顰蹙を買ったことがあったのだそうです。
 
 「スピードは早いが調整不足」と揶揄される悪癖を改善し、党内の支持基盤を拡大できるかが、宰相の座をつかみ取る絶対条件となると、永井氏。

 河野氏の総裁選敗因の一つは、その「スピードは早いが調整不足」と揶揄される悪癖。
 年金改革問題は、致命傷のひとつとなりましたね。
 緊急寄稿!大丈夫か、河野太郎!素人論に過ぎる年金改革案 | Human Capital Online(祖即な姑息なヒューマンキャピタル・オンライン)

 永井氏が指摘される悪癖の改善点に、良いブレーンチームの形成が加われば、麻生氏の重石とともに、悪癖の暴走減になるのではと考えます。
 安倍政権の柱となった「アベノミクス」の創案チーム。その構成メンバーのおひとりだった、高橋洋一氏を推奨します。
 菅内閣でも、官房参与として登用されていましたが、新型コロナのさざ波発言で世間の批判を浴び辞任されましたが、とかく政権の足かせとなる財務省と堂々と渡り合える逸材です。
 経産省マターの安倍政権では活躍され、民主党政権が、「製造業の6重苦」で日本を沈没させかけたところから、長期経済成長への転換に貢献されました。

 岸田氏がG7で国際約束した、防衛費の増強を財源で姑息な手法を使い見せかけの数値にしようと岸田氏を操る財務省。
 その操りに対抗できる人材を、ポスト岸田の新首相が確保されることを願います。



 # 冒頭の画像は、参院予算委で答弁する河野大臣




  紅葉と池


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