政府は北朝鮮が核実験を実施した場合、制裁拡大を検討し、その柱として、船舶入港禁止の拡大を検討しています。
「万景峰号」に加えて一般の貨物船の入港を原則として認めない。農産物・水産物を輸出入規制品目に追加するといったものです。(10/5 読売朝刊)
写真は、イージス艦「金剛」
北朝鮮のマツタケは、去年は豊作で、収穫のピークの9月には、「改正船舶油濁損害賠償保険法」の施行で減少していた北朝鮮からの船舶の入港が急増したりしていました。
遊爺雑記帳:北朝鮮船舶の入港が急増
ところが、今年のマツタケ輸入額は、前年比95%減となっているのだそうです。
政府は、「万景峰号」の入港禁止(7月)や、金融制裁を発動(9月)していましたが、「万景峰号」以外の北朝鮮船の入港状況は、7月は49隻(対前年同月比 7隻増)、8月は59隻(同 2隻減)で大きな変化は見られず、金融制裁に基づく預金口座凍結も、15団体 1個人が対象にもかかわらず、1口座しか実施されておらず、かけ声ほどは効果が出ていません。
これに対し、北朝鮮貿易は国民の意識による「北朝鮮産品買い控え」がすすみ、規制を待たずして、自由主義の名の下に効果を上げているのです。
マツタケが、95%減っているのですが、国民の意識を読んだ輸入業者や小売り販売業者が実施しているのですが、残り 5%はどんな業者なのでしょうか?
加工食品業者向けや、外食産業向けが想定され、飲み屋で見かけたときには同僚と何処産だろうかとの話になり、店員さんに尋ねたりしています。
ところが、8月頃の話の様ですが、デパートで仕入れると言っていたところがあるようですが、売れているのでしょうか?
岡山のひとを舐めている(?)地元百貨店です。アサリも取り扱っていそう...。
中国産より日本産の味に近くて、好評とのことではありますが、そういう次元の話では無いのですけど...。
他の商品も、そんな次元で品揃え販売している百貨店なのでしょうか?昔は、大手より厳選された商品を扱う、魅力的な百貨店というイメージを持っていましたが...。
J-CAST ニュース : 北朝鮮産マツタケ 本当に消えたのか
北朝鮮の核実験に対し、中国も止めにかかっていますが、北朝鮮の軍将官らが反発し、「北朝鮮は特に、中国に対して不快感を持っている。北朝鮮は中国の保護を必要としない、との考えからだ」との見方を示し、金正日総書記に対して核実験を前倒し実施するよう提言しているのだそうです。
北朝鮮の軍将官が中国に不快感、核実験の前倒し主張=関係筋|トップニュース|Reuters.co.jp
朝鮮中央通信が 5日深夜、金正日総書記が朝鮮人民軍幹部らによる集会参加者を祝賀したと伝えたそうで、同総書記の動静が報じられたのは 9月15日以来、20日ぶりなのだそうです。(10/7 産経朝刊)
また、同じ産経の記事では、平壌で軍車両の移動が活発化しているとのことで、以下の記事もありました。
安部総理の中国訪問の速報が入り始めていて、安部さんのとにかく中国訪問と首脳会談実績造り優先で、米国の対中国姿勢と日本への要請に応える思惑が、そう甘くはゆかない雲行きも感じられますが、中国に北の核実験を止めさせるよう迫って来て欲しいものです。(幸運にも舞い込んできた攻めのカード)
北のマツタケは、「マツタケ・ロンダリング」があり、中国経由での入荷があるのだそうですが、政府も対応策を講じる様です。
マツタケ輸入手続き厳格化 北朝鮮産の偽装防止へ財務省(朝日新聞) - goo ニュース
マツタケ輸入手続きを厳格化 北朝鮮産の偽装防止へ 日々一会(ひびいちえ)/ウェブリブログ
マツタケの国内生産量(平成15年)は、80トン。輸入量が、2,221トンで、中国が1,119トン(50.4%)、カナダが371トン(16.7%)、北朝鮮が284トン(12.8%)なのだそうですが、中国は後進国と同じ扱いで優遇されているのですね。
平成15年の「まつたけ」の生産や輸入について教えてほしい。
ロンダリングがあるのなら、中国産も食べません。どうせ香り豊かな国産品を食べることは無いのですから、食べて後悔する輸入品は、食べなくてもわたしは平気です。
核実験をやるやらないにかかわらず、アジアだけでなく武器輸出で世界に不安定要因をまき散らしている国、我が国からひとを拉致していった許されない行為をし、未だに解決を使用としないとんでもない国には、政治の手を待たず、国民ひとりひとりの意識が在れば、制裁が出来てくるのが、アサリであり今回のマツタケの輸入量の大幅減少です。
まだ、加工品や業務用が主流の「カニ」が大量に輸入されている様で、舞鶴や境港の加工業者やそこで働く方々には申し訳ないのですが、これも北朝鮮産は食べない様にしていかねばなりません。
繰り返しますが、外交交渉事の規制を待つより、直ぐに実行できて効果の上がる、国民一人一人の不買意識の積み重ねが最も有効です。
↓ よろしかったら、お願いします。
EEZ
「万景峰号」に加えて一般の貨物船の入港を原則として認めない。農産物・水産物を輸出入規制品目に追加するといったものです。(10/5 読売朝刊)
写真は、イージス艦「金剛」
北朝鮮のマツタケは、去年は豊作で、収穫のピークの9月には、「改正船舶油濁損害賠償保険法」の施行で減少していた北朝鮮からの船舶の入港が急増したりしていました。
遊爺雑記帳:北朝鮮船舶の入港が急増
ところが、今年のマツタケ輸入額は、前年比95%減となっているのだそうです。
財務省の貿易統計によると、北朝鮮からの輸入額は 6月の約7億8,930万円から、ミサイル発射をまたいだ 8月には約 5億8,740万円に減少した。日本からの輸出額も 6月の約 5億1,236万円から 8月の約 4億2,984万円に減った。
特に、北朝鮮の高級品であるマツタケの輸入額は、昨年 8月の約 5,000万円から今年の 8月の約 270万円に激減した。
長期的に見ても、北朝鮮の年間対日輸出入総額は2002年の約 459億円から05年の約 214億へと半減した。今年は 8月段階で約109億円と過去最低に落ち込む見通しだ。
特に、北朝鮮の高級品であるマツタケの輸入額は、昨年 8月の約 5,000万円から今年の 8月の約 270万円に激減した。
長期的に見ても、北朝鮮の年間対日輸出入総額は2002年の約 459億円から05年の約 214億へと半減した。今年は 8月段階で約109億円と過去最低に落ち込む見通しだ。
政府は、「万景峰号」の入港禁止(7月)や、金融制裁を発動(9月)していましたが、「万景峰号」以外の北朝鮮船の入港状況は、7月は49隻(対前年同月比 7隻増)、8月は59隻(同 2隻減)で大きな変化は見られず、金融制裁に基づく預金口座凍結も、15団体 1個人が対象にもかかわらず、1口座しか実施されておらず、かけ声ほどは効果が出ていません。
これに対し、北朝鮮貿易は国民の意識による「北朝鮮産品買い控え」がすすみ、規制を待たずして、自由主義の名の下に効果を上げているのです。
マツタケが、95%減っているのですが、国民の意識を読んだ輸入業者や小売り販売業者が実施しているのですが、残り 5%はどんな業者なのでしょうか?
加工食品業者向けや、外食産業向けが想定され、飲み屋で見かけたときには同僚と何処産だろうかとの話になり、店員さんに尋ねたりしています。
ところが、8月頃の話の様ですが、デパートで仕入れると言っていたところがあるようですが、売れているのでしょうか?
岡山のひとを舐めている(?)地元百貨店です。アサリも取り扱っていそう...。
中国産より日本産の味に近くて、好評とのことではありますが、そういう次元の話では無いのですけど...。
他の商品も、そんな次元で品揃え販売している百貨店なのでしょうか?昔は、大手より厳選された商品を扱う、魅力的な百貨店というイメージを持っていましたが...。
J-CAST ニュース : 北朝鮮産マツタケ 本当に消えたのか
北朝鮮の核実験に対し、中国も止めにかかっていますが、北朝鮮の軍将官らが反発し、「北朝鮮は特に、中国に対して不快感を持っている。北朝鮮は中国の保護を必要としない、との考えからだ」との見方を示し、金正日総書記に対して核実験を前倒し実施するよう提言しているのだそうです。
北朝鮮の軍将官が中国に不快感、核実験の前倒し主張=関係筋|トップニュース|Reuters.co.jp
朝鮮中央通信が 5日深夜、金正日総書記が朝鮮人民軍幹部らによる集会参加者を祝賀したと伝えたそうで、同総書記の動静が報じられたのは 9月15日以来、20日ぶりなのだそうです。(10/7 産経朝刊)
また、同じ産経の記事では、平壌で軍車両の移動が活発化しているとのことで、以下の記事もありました。
平壌 軍車両の移動活発化
平壌発のイタル・タス通信によると、北朝鮮の首都平壌市内では6日、軍人を乗せた車両の移動が活発化している。
5日夜伝えられた金正日労働党総書記と朝鮮人民軍大隊長、大隊政治指導員大会参加者の会見について、平壌の外交筋は、核実験計画と関連している可能性も排除できないと指摘したという。
また、イタル・タス通信平壌支局は、モスクワとの電話が通じなくなっている。
7月に北朝鮮がミサイル発射を行った際は、その直前に同支局とモスクワとの電話連絡が取れなくなっていた。(モスクワ 時事)
平壌発のイタル・タス通信によると、北朝鮮の首都平壌市内では6日、軍人を乗せた車両の移動が活発化している。
5日夜伝えられた金正日労働党総書記と朝鮮人民軍大隊長、大隊政治指導員大会参加者の会見について、平壌の外交筋は、核実験計画と関連している可能性も排除できないと指摘したという。
また、イタル・タス通信平壌支局は、モスクワとの電話が通じなくなっている。
7月に北朝鮮がミサイル発射を行った際は、その直前に同支局とモスクワとの電話連絡が取れなくなっていた。(モスクワ 時事)
安部総理の中国訪問の速報が入り始めていて、安部さんのとにかく中国訪問と首脳会談実績造り優先で、米国の対中国姿勢と日本への要請に応える思惑が、そう甘くはゆかない雲行きも感じられますが、中国に北の核実験を止めさせるよう迫って来て欲しいものです。(幸運にも舞い込んできた攻めのカード)
北のマツタケは、「マツタケ・ロンダリング」があり、中国経由での入荷があるのだそうですが、政府も対応策を講じる様です。
マツタケ輸入手続き厳格化 北朝鮮産の偽装防止へ財務省(朝日新聞) - goo ニュース
マツタケ輸入手続きを厳格化 北朝鮮産の偽装防止へ 日々一会(ひびいちえ)/ウェブリブログ
マツタケの国内生産量(平成15年)は、80トン。輸入量が、2,221トンで、中国が1,119トン(50.4%)、カナダが371トン(16.7%)、北朝鮮が284トン(12.8%)なのだそうですが、中国は後進国と同じ扱いで優遇されているのですね。
平成15年の「まつたけ」の生産や輸入について教えてほしい。
ロンダリングがあるのなら、中国産も食べません。どうせ香り豊かな国産品を食べることは無いのですから、食べて後悔する輸入品は、食べなくてもわたしは平気です。
核実験をやるやらないにかかわらず、アジアだけでなく武器輸出で世界に不安定要因をまき散らしている国、我が国からひとを拉致していった許されない行為をし、未だに解決を使用としないとんでもない国には、政治の手を待たず、国民ひとりひとりの意識が在れば、制裁が出来てくるのが、アサリであり今回のマツタケの輸入量の大幅減少です。
まだ、加工品や業務用が主流の「カニ」が大量に輸入されている様で、舞鶴や境港の加工業者やそこで働く方々には申し訳ないのですが、これも北朝鮮産は食べない様にしていかねばなりません。
繰り返しますが、外交交渉事の規制を待つより、直ぐに実行できて効果の上がる、国民一人一人の不買意識の積み重ねが最も有効です。
↓ よろしかったら、お願いします。
EEZ