遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

財務省決裁文書書き換えはあった 自殺職員の遺書に明記か

2018-03-10 23:58:58 | つぶやき
 朝日新聞が報道した、「森友学園」への国有地売却に関する決裁文書が書き換えられたとされる疑惑で、財務省は書き換えを認める方針を固めたのだそうです。
 12日に国会に書き換えがあったことを報告する方針。ただ書き換えに関与した職員の規模などについては不明な点も多いため、引き続き調査するのだと。
 ここで気になっていたのは、近畿財務局の籠池氏との交渉担当の部下職員の自殺の遺書。東スポの報道なので確信はさておいて、そこには上司からの指示であったことと、当時の理財局長である佐川氏の名前も書かれていたのだとか。
 

森友文書:財務省、書き換え認める方針 - 毎日新聞 3月10日 22時18分

 学校法人「森友学園」への国有地売却に関する決裁文書が書き換えられたとされる疑惑で、財務省は10日、書き換えを認める方針を固めた。財務省の調査で、国会議員らに開示された決裁文書のなかの複数の記述で、書き換えられた部分が見つかった。書き換えが事実だったことで、安倍晋三首相や麻生太郎財務相の責任を問う声が高まりそうだ


 書き換えがあったのは、2016年6月に森友側と国有地の売却契約を結ぶ際に作成された決裁文書など。財務省の調査で、当時の文書にあった「特殊性」などの記述が、昨年、国会に提出した決裁文書からは削除されるなどしていたことが判明した。
 問題が発覚した昨年2月当時に理財局長だった佐川宣寿前国税庁長官は9日、「国会対応に丁寧さを欠き、審議に混乱を招いた」などとして、同長官を辞任。財務省は「国有財産行政への信頼を損なった」として懲戒処分を決めた。
麻生氏は9日夜の記者会見で、佐川氏に対しては辞職後でも、調査や大阪地検の捜査次第でさらに重い懲戒処分を下す方針を示した


 財務省は12日に国会に書き換えがあったことを報告する方針。ただ書き換えに関与した職員の規模などについては不明な点も多いため、引き続き調査する。
 決裁文書の書き換え疑惑を巡っては、朝日新聞が疑惑を報道した今月2日以降、野党が財務省に対し調査を要求。財務省側が「大阪地検が捜査中」として書き換え前の文書が存在するかどうかを明らかにしなかったため、真相解明を求める声が高まっていた。

 安倍首相は10日、「財務省において(大阪地検の)捜査に全面的に協力をする一方、文書の有無を明らかにするために全力を挙げなければならない」と述べた。そのうえで「来週早々には(調査)結果について示せるよう全力で取り組んでもらいたい」と財務省に早急な対応を求めた。視察先の福島県葛尾村で記者団の質問に答えた。 【工藤昭久、遠藤修平】


 朝日の報道が正しければ財務省解体。誤報なら安倍政権打倒を社是とする朝日新聞が崩壊と注目された、決裁文書書き換え疑惑。検察が所有する原本は、いずれそう遅くない内に明らかにされ、事実は明らかになることでしたが、朝日の勝利が判明しました。と、同時に決裁文書を書き直して公開するという前代未聞の浅はかで、行政の信頼にかかわる重大な罪を犯した財務省。官僚のかなでもトップエリートの集団と目されていますが、大粛清と、大改革が必要です。
 上記毎日の記事に限らず、主要各紙は、書き換えに関与した職員の規模などについては不明な点も多いため、引き続き調査するといった論調ですが、東スポは、自殺した職員の遺書の内容を報じています。
 

財務省「文書書き換え疑惑」急展開 森友担当職員自殺遺書の中身 2018年03月10日 17時00分

 学校法人「森友学園」の国有地取引をめぐる“決裁文書書き換え疑惑”が波紋を広げるなか、近畿財務局で当時国有地売却を担当していた男性職員Aさんが自殺していたことが9日、判明し、衝撃が広がった。その後、事態は急展開。同日夕には一連の疑惑のキーマンとされる佐川宣寿国税庁長官(60)が辞任を表明し、麻生太郎財務相(77)も緊急会見を行った。あれほど逃げ回っていた2人が一斉に動いた背景には、Aさんが残した遺書の存在があった
といわれている。その衝撃の中身とは――。

 元大阪地検特捜部主任検事だった前田恒彦氏はツイッターでこうつぶやいた。
「つらい話ですが、特捜部では『自殺者が出る事件は本物だ』と言われています」

 今月2日に朝日新聞が報じた決裁文書の書き換え疑惑。当初、
安倍晋三首相(63)は「また朝日の誤報じゃないのか」とタカをくくっていたというが、雲行きは次第に怪しくなった

 内容の異なる決裁文書の存在について、財務省は「調査中」を連呼し、麻生財務相は大阪地検特捜部が関連する捜査を行っていることから「捜査にどのような影響を与えるか予見しがたいため、答弁に関して差し控えなければならない」と繰り返した。
 そんななか9日、近畿財務局の男性職員Aさんが7日に神戸市の自宅で自殺していたことが判明。Aさんは国有地の売却などを行う管財部門に所属し、財務局が森友学園と売買交渉を行っていた2016年当時も在籍していたが、約半年前から休職していたという。
 問題の書き換えをしたともいわれるAさんの自殺はこの日表に出たが、
官邸筋は前日8日に把握。Aさんの元上司だった財務省幹部が慌てた様子で官邸に出向いた
という。なぜか?

残された遺書の中身がシャレにならなかったためです。そこにはAさんの上司だったB氏の実名と『(書き換えは)Bからの指示だった』という趣旨の内容が記されていたそうです。さらに、B氏に改ざんを依頼した人物として、当時の理財局長である佐川氏の名前があった
という情報もあります」(永田町関係者)
 一部情報では現場には遺書とともに、朝日新聞が論拠としている書き換え前の決裁文書が残されていたという話もある。

 遺書に名前があったとされる佐川氏はこの日の夕方、国税庁長官を辞任することを表明。理由について「今回取りざたされている決裁文書の話が国会で大きな議論になっており、提出時の担当局長だった責任を感じ、今回辞職を決めた」としたが、書き換えの有無については明言を避けた。
 Aさんの自殺については「残念だし、ご冥福をお祈りしたい。今日のニュースで知った。どなたが亡くなられたかも承知していない。職員の自殺についてはこれ以上お答えできない」と語った。

 佐川氏の辞任を受け、麻生氏も緊急会見を開催。佐川氏から辞任の申し出があり「世の中の信頼を損ねた点は認めなくてはならない」と辞任を容認した。確定申告の時期に国税庁長官が辞職するのは前代未聞。佐川氏には減給20%、3か月の懲戒処分が科される。

 一方で麻生氏自身の責任については「反省がないと追及したいわけ?」などといら立ち「行政文書は信頼できないという疑問を(国民に)持たせたのは大きな反省点」と語った。進退については「今、そういうことを考えているわけではない」とし、決裁文書の調査内容は来週早々に開示する考えを示した。
 別の永田町関係者は「今日の時点ではそう言うしかない。
麻生さんの腹はもう決まっていて、週明けに調査内容を開示したタイミングで辞任する
のではという情報が駆け巡っている」と語る。

 Aさんの自殺、佐川氏の辞任で、安倍政権はいよいよ窮地に立たされた。
 関係者によると、このところ安倍首相は体調が芳しくなく「毎日がギリギリ。人の話が頭に入らず、何度か聞き直す場面も目立つようになってきた」という。

 
米トランプ大統領(71)と会談するために来月の訪米を予定している安倍首相だが「それまで総理大臣でいられるか」とまでささやかれている

 当時の理財局長である佐川氏の指示だったのは真実なのか。自殺した職員の上司の忖度だったのか。上司のかたの証言が問われます。
 関連文書はないと明言し、混乱を招いた佐川氏の指示だとすれば、それは佐川氏の忖度の独断だったのか、麻生大臣も承知していたことなのかが問われます。
 そして、日本の安全保障に係る重要な来月の訪米を控えた安倍首相の体調が、東スポが憂慮する通り心配されます。
 もともと財務省とは対立する安倍首相。今回の疑惑は、財務省の対立派がリークしたとのうわさが流されるほどでした。国難や政策より政局を優先して政権を失った旧民主党の輩やその他の野党。ここぞといきり立って国政を混乱させるのでしょうね。
 北朝鮮情勢は急展開が始まって、米韓中露との中で重要な役割を期待される日本。国内の忖度を巡る政局騒動で、ひとり取り残され、沈没することになるのでしょうか。。





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