遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

沖縄に海兵隊を置いて台北へ遊びに行け

2006-01-03 00:14:14 | my notice
 台湾の話はもうしないと決めていたのですが、新春の初夢というか、とても気になる記事があったので、スクラップ帳代わりにかきとめておきます。

 強くなった日本とアイデンティティーを持てない台湾の未来(第11回)[日下公人氏]/SAFETY JAPAN 2005 [コラム]/日経BP社

 日下東京財団会長が、台湾の要人で日本語がわかる人たちと話をしたら、そこに来た要人たちの気持ちはだいたいが「陳水扁(現総統)はだらしない」というものだったそうです。
 日本のある会社の現地の社長が「台湾はいったいどこに行く気なんだ。陳水扁政権は何をやっているのだ。民進党の人は、あんなのクビにしちまえ。民進党の党首を追い出すぐらい簡単じゃないか」という意味のことを言ったら、拍手が起こったのだそうです。
 「日下さんはどう思いますか。日本はどうするのですか」と質問され、「はい、昔の日本であれば、台湾が中国に取られる前に、自分で取ります」と応えたそうです。本音をずばり一言でいえば、こんなものだとのこと。
 みんな困った顔をして、その中の1人が「昔の日本なら、ですよね」というから「はい、はい」と答えたそうです。
 台湾の人たちが、台湾をどうするという話に、米国や中国の動向の話ばかりして、自分たちの話や日本の話をすることがない。2004年からものを言うようになった日本は変わるという考えのもとでの発言です。

 変わる日本の初夢で、海上自衛隊に海兵隊を創設して米国の海兵隊の代わりの守りをする。基地は、台北に近い石垣島の側の下地島にする。そして海兵隊の若者の休日の遊びは台北に行く。
 この話を、日下東京財団会長が李登輝元総統と対談したときに話したのだそうですが、李登輝元総統は、大喜びして、「いやいや、淡水の町があるんですよ。その前に立派な砂浜があるんです。あそこは上陸演習をするのにぴったりですから、貸してあげます」と言ってくれた(笑)のだそうです。驚いたとのことですが、ほんとに驚きますね。
 勿論、日本が他国を占領するなどということは、今後一切あり得ない話です。

 
 アイデンティティーを持てない台湾の未来を、最も憂いている李登輝元総統に反する選挙結果を連続して出した過半数の台湾国民の方々。中国に併呑されることまでは望んでいない人が多いとはいいますが、海峡両岸関係協会(海協会)の汪道涵(おう・どうかん)会長の葬儀に、海峡交流基金会(海基会)の張俊雄理事長が出席しようとしていたのに出席出来ないことになり、野党首脳は出席させて貰っているなど、ますます中国の策略がまかり通っている状況では、ほんとうにこの先が心配です。
 李登輝元総統がひとりで頑張っても、議会で法案が否決されればなにも実行できません。なにも実行できないので、「陳水扁(現総統)はだらしない」ということになり悪循環です。
 次の総統選までの時間を絶えられるのか、次の総統選で勝てるのか...?
 外国人の私がとやかく言ってもしかたのないことなので、もう台湾の話はしないことにしたのですが(言うほどたいしたことを書いている訳ではない)...。

 今月、夫婦で旅行しようと台湾、カンボジア等を検討してたのですが、台湾へは行く気がしなくなりやめにして、沖縄に行くことにしました。
 日米安保=日本やアジアの平和の元に重大な関わりをもつ基地の移転・再編で揺れる沖縄、私に支援できることのひとつは観光旅行に行って消費の一助で貢献する事かと...。
 観て、勉強できることがあれば、学んできたい希望もありますが。

 
 
 

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