![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/4b/6415d31d7b49f4627dd901fc4ee31ce0.jpg)
小沢党首と民主党によって政局の具にされ翻弄される国際貢献は、民主党の具体的な代案の提示もないまま時間が浪費され、補給艦「ときわ」は日本時間で11月2日午前0時に、第6護衛隊尾島司令の「国際社会で我が国の評価を高める事ができた。我々に付与された任務は日本への帰投だ。祖国日本へ向けて進路をとる」との指示でインド洋での各国との共同活動から離脱しました。
国際貢献に憧れて海自入りした若者も多いのだそうで、気温33度の炎天下の激務ですが、「海外でのあこがれの仕事を続けたい」「命令があれば戻ってくる」と若い隊員が語り、尾島1佐は艦内の雰囲気について次のように述べておられるそうです。
「我々は帰国しますが、(他国の)男たちがなを一生懸命、活動しているということです」 (11/2 読売朝刊)
前線の現場で国際貢献の重要さを肌身で感じ、辛苦に打ち勝ち意気に燃えて活躍している若者たちに比べ、自分たちが政権の座に着くことだけを考え、国際的信用や信頼を崩壊させ、亡国の道へ国民を導いている民主党などの政治家達は日本国民ではない人たちとしか考えられません。
その政治家達ににだまされて投票してしまった人たちが、速く目を醒まして世論で亡国の道から離脱する様声をあげるしかありません。
「大連立」という大技の秘密会談が失敗し、ますます政局が混迷するかの様ですが、既に参院選後の今国会で 1本の法案も成立していないと言う、文明国家の体をなしていない超後進国に没落した混乱状況に陥ってしまっています。勿論、こんな状況を生み出しているのは、民主党の責任です。民主党が広い視野での国益や世界平和への構想も政権担当能力もないということが、顕在化してきているのです。
福田首相にすれば、安倍さんの様な強行突破での反感を産まないようにと、協力や話し合いの姿勢を粘り強く示しているのですが、それも事と次第によっては程度の問題があります。
特措法の期限切れは、バカな野党が国民をない金をばらまくとだまして選挙で勝ったのでしかたないとの国際世論のやさしい見方にすがるとしても、やる気なら衆議院の2/3で法案が成立できる事も衆知の事です。
いつまでも野党の顔色をうかがっているのは、福田首相も国益より保身を優先させていると受け取られても仕方ないのでは...。マスコミの情報では、世界の各方面からの早期復活の声が積もっています。
海自が参加した「不朽の自由作戦」の海上阻止活動(MIO)では、不審船の無線照会が約14万回、乗船検査が 1万件以上実施されたのだそうですが、海賊やテロに襲われる船は増えている様で、ソマリア沖で北朝鮮の砂糖を積んだ船や、日本の会社が運航するケミカルタンカー「ゴールデン・ノリ」(六、二五三トン)が海賊に乗っ取られる事件が発生しています。また、3年前には、ペルシャ湾で日本郵船の大型タンカー「TAKASUZU」(高鈴・28万トン)がテロ攻撃を受け損傷を負い、米軍艦船により救出されています。この時の自爆テロで、米海軍兵士ら3人が犠牲となっていることも決して忘れてはいけない事です。
繰り返しますが、ペルシャ湾の米軍艦船が犠牲者を出して日本のタンカーを撃沈寸前で助けてくれたのです。
事件後、多国籍海軍は、同湾内の石油積み出し港周辺で厳戒態勢を敷いていますが、海自は憲法の制約で湾内での警戒活動が出来ずインド洋での補給活動という形で国際協力に参加し、各国の理解と評価を得てきたのです。
民社党は、国際協力の政策は述べず、給油量やその船の行方追求に勢力を傾けています。
日本のタンカー、海賊がソマリア沖で乗っ取る : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
「【やばいぞ日本】第3部 心棒を欠いている(1)」自爆テロに攻撃された日本船 「命綱」の守りは多国籍軍任せ:イザ!
協力支援活動に従事して || 海上自衛隊
海上補給艦は、海軍の海上任務では極めて重要な艦船なのだそうで、補給艦を潤沢に保有する主要国は少なく、今回の海自の離脱は他国による代替えは困難な状況で、戦略的に損失は過小評価出来ず、日本の「命綱」のシーレーンでの危機にも繋がる危惧があり、しかも他国の海軍に護ってもらうしかない状況が発生してしまっています。
言い尽くされている事なのですが、日本人も犠牲者を出した9.11のテロへの対抗の国際協力と同時に、日本のエネルギー資源のシーレーンを護るという、日本国民の生活の安定のの為の活動でもあるのです。
国際協力や、政権の如何に関わらず共通の国益に関する重要事項を、自分の政権奪取欲のために質にする政治家や政党にこの国を任せる訳にはいかないのです。国民の支持がある事になっていて、それが6年も続いてしまう選択をした国民の自業自得とは言えますが、化けの皮がすこしづつはがれてきていて、多くのひとびとがだまされていることに気づくのを願っています。
情けない日本の政治家と違って、中国ではこの生じた穴埋めを、アジアを始め世界の国々の信用を集め国際的な更なる地位の向上と、自国の安全保障と覇権拡大の絶好の機会ととらえ、日本に取って代わって補給艦を派遣する準備をしているのだそうです。
空恐ろしく、実現して欲しくない話ですが、日本の現状からは十分あり得るはなしですので、以下に全文を転載させていただきます。
国際貢献に憧れて海自入りした若者も多いのだそうで、気温33度の炎天下の激務ですが、「海外でのあこがれの仕事を続けたい」「命令があれば戻ってくる」と若い隊員が語り、尾島1佐は艦内の雰囲気について次のように述べておられるそうです。
「我々は帰国しますが、(他国の)男たちがなを一生懸命、活動しているということです」 (11/2 読売朝刊)
前線の現場で国際貢献の重要さを肌身で感じ、辛苦に打ち勝ち意気に燃えて活躍している若者たちに比べ、自分たちが政権の座に着くことだけを考え、国際的信用や信頼を崩壊させ、亡国の道へ国民を導いている民主党などの政治家達は日本国民ではない人たちとしか考えられません。
その政治家達ににだまされて投票してしまった人たちが、速く目を醒まして世論で亡国の道から離脱する様声をあげるしかありません。
「大連立」という大技の秘密会談が失敗し、ますます政局が混迷するかの様ですが、既に参院選後の今国会で 1本の法案も成立していないと言う、文明国家の体をなしていない超後進国に没落した混乱状況に陥ってしまっています。勿論、こんな状況を生み出しているのは、民主党の責任です。民主党が広い視野での国益や世界平和への構想も政権担当能力もないということが、顕在化してきているのです。
福田首相にすれば、安倍さんの様な強行突破での反感を産まないようにと、協力や話し合いの姿勢を粘り強く示しているのですが、それも事と次第によっては程度の問題があります。
特措法の期限切れは、バカな野党が国民をない金をばらまくとだまして選挙で勝ったのでしかたないとの国際世論のやさしい見方にすがるとしても、やる気なら衆議院の2/3で法案が成立できる事も衆知の事です。
いつまでも野党の顔色をうかがっているのは、福田首相も国益より保身を優先させていると受け取られても仕方ないのでは...。マスコミの情報では、世界の各方面からの早期復活の声が積もっています。
海自が参加した「不朽の自由作戦」の海上阻止活動(MIO)では、不審船の無線照会が約14万回、乗船検査が 1万件以上実施されたのだそうですが、海賊やテロに襲われる船は増えている様で、ソマリア沖で北朝鮮の砂糖を積んだ船や、日本の会社が運航するケミカルタンカー「ゴールデン・ノリ」(六、二五三トン)が海賊に乗っ取られる事件が発生しています。また、3年前には、ペルシャ湾で日本郵船の大型タンカー「TAKASUZU」(高鈴・28万トン)がテロ攻撃を受け損傷を負い、米軍艦船により救出されています。この時の自爆テロで、米海軍兵士ら3人が犠牲となっていることも決して忘れてはいけない事です。
繰り返しますが、ペルシャ湾の米軍艦船が犠牲者を出して日本のタンカーを撃沈寸前で助けてくれたのです。
事件後、多国籍海軍は、同湾内の石油積み出し港周辺で厳戒態勢を敷いていますが、海自は憲法の制約で湾内での警戒活動が出来ずインド洋での補給活動という形で国際協力に参加し、各国の理解と評価を得てきたのです。
民社党は、国際協力の政策は述べず、給油量やその船の行方追求に勢力を傾けています。
日本のタンカー、海賊がソマリア沖で乗っ取る : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
「【やばいぞ日本】第3部 心棒を欠いている(1)」自爆テロに攻撃された日本船 「命綱」の守りは多国籍軍任せ:イザ!
協力支援活動に従事して || 海上自衛隊
海上補給艦は、海軍の海上任務では極めて重要な艦船なのだそうで、補給艦を潤沢に保有する主要国は少なく、今回の海自の離脱は他国による代替えは困難な状況で、戦略的に損失は過小評価出来ず、日本の「命綱」のシーレーンでの危機にも繋がる危惧があり、しかも他国の海軍に護ってもらうしかない状況が発生してしまっています。
海自給油中断 他国による代替え困難 主要国補給艦保有数に限り (11/2 読売朝刊)
補給艦は、見方の艦に対し、任務に必要な物資を海上で補給する艦船で、主要国海軍では、「補給のない活動はあり得ない」と言われるほど、作戦の大半に組み込まれる。
<中略>
現在の海上阻止活動の補給艦数は、日米英の4隻態勢とされる。それだけに、「ときわ」幹部は 1日、撤収後の補給態勢について、「他国に負担が行く」と言明、MIOへの影響に懸念を示した。事実、10月29日に「ときわ」から最後の給油を受けたパキスタン海軍幹部は、日本側に補給継続を打診しながらも、同時に、バーレーンにあるMIOの司令部に他国からの補給を依頼したとの情報もある。
だが、主要国の保有数は十分とは言えず、海自筋によると、国防に必要最低艦数とされる 4隻以上を保有するのは、日米英など主要 7か国に限られ、どの国も積極的に国外に派遣出来ないのが実情という。
<中略>
海上阻止活動の海域は、インド洋北部を中心に少なくとも400万平方キロと広大。「ときわ」が離脱する意味は大きく、英王立統合軍事研究所(RUSI)のアレックス・ニール主任研究員は「ときわの活動能力は非情に高いため、今後は米国に補給コストの増加を強いることになる」と指摘する。MIOの司令部では現在、「ときわ」撤収後の補充を検討している模様だが、その計画は容易ではなさそうだ。
補給艦は、見方の艦に対し、任務に必要な物資を海上で補給する艦船で、主要国海軍では、「補給のない活動はあり得ない」と言われるほど、作戦の大半に組み込まれる。
<中略>
現在の海上阻止活動の補給艦数は、日米英の4隻態勢とされる。それだけに、「ときわ」幹部は 1日、撤収後の補給態勢について、「他国に負担が行く」と言明、MIOへの影響に懸念を示した。事実、10月29日に「ときわ」から最後の給油を受けたパキスタン海軍幹部は、日本側に補給継続を打診しながらも、同時に、バーレーンにあるMIOの司令部に他国からの補給を依頼したとの情報もある。
だが、主要国の保有数は十分とは言えず、海自筋によると、国防に必要最低艦数とされる 4隻以上を保有するのは、日米英など主要 7か国に限られ、どの国も積極的に国外に派遣出来ないのが実情という。
<中略>
海上阻止活動の海域は、インド洋北部を中心に少なくとも400万平方キロと広大。「ときわ」が離脱する意味は大きく、英王立統合軍事研究所(RUSI)のアレックス・ニール主任研究員は「ときわの活動能力は非情に高いため、今後は米国に補給コストの増加を強いることになる」と指摘する。MIOの司令部では現在、「ときわ」撤収後の補充を検討している模様だが、その計画は容易ではなさそうだ。
言い尽くされている事なのですが、日本人も犠牲者を出した9.11のテロへの対抗の国際協力と同時に、日本のエネルギー資源のシーレーンを護るという、日本国民の生活の安定のの為の活動でもあるのです。
国際協力や、政権の如何に関わらず共通の国益に関する重要事項を、自分の政権奪取欲のために質にする政治家や政党にこの国を任せる訳にはいかないのです。国民の支持がある事になっていて、それが6年も続いてしまう選択をした国民の自業自得とは言えますが、化けの皮がすこしづつはがれてきていて、多くのひとびとがだまされていることに気づくのを願っています。
情けない日本の政治家と違って、中国ではこの生じた穴埋めを、アジアを始め世界の国々の信用を集め国際的な更なる地位の向上と、自国の安全保障と覇権拡大の絶好の機会ととらえ、日本に取って代わって補給艦を派遣する準備をしているのだそうです。
空恐ろしく、実現して欲しくない話ですが、日本の現状からは十分あり得るはなしですので、以下に全文を転載させていただきます。
【湯浅博の世界読解】中国は海自の穴を埋めるか (10/31 産経朝刊)
防衛戦略を描くはずの防衛省といえども、生身の高級官僚がやることはみみっちい。だが、国会がこの前防衛事務次官のゴルフ接待をたたいているスキに、周辺には着々と駒を進めている国がある。海の向こうから漏れてくる情報は、中国の深謀遠慮である。
「中国海軍が急遽(きゅうきょ)、夜間給油訓練を敢行し、それに成功したと聞く」(海上自衛隊OB)
「日本に代わり中国が給油艦をインド洋に派遣すれば、軍事政権のミャンマーとスーダンの港を堂々と使える」(米海軍関係者)
11月1日に日本のテロ対策特別措置法が期限切れになると、海上自衛隊の補給艦が撤収しなければならない。その穴を中国艦が埋める可能性が現実味を帯びてきたというのだ。
日本は法的な制約からペルシャ湾の「戦闘海域」に海自艦を出せない。そこで海自はより安全なインド洋上に補給艦を派遣し、多国籍軍に給油をして間接的に関与してきた。野党はそれすらも反対する。
海自艦が去れば、どこかの国が肩代わりをしなければならない。インド洋上に補給部隊を長期に派遣できるのは米英仏の3カ国しかない。ところが、米英両国はペルシャ湾内に補給艦を常駐させて余力がないし、フランスのそれは空母に随伴しているから小回りがきかない。
このままだと、インド洋上のパトロール能力が半減し、洋上のテロ攻撃や海賊の脅威が増大する危険がある。原油の9割を中東に依存する日本にとっては、死活的な問題である。
実際に2004年4月にペルシャ湾内で日本郵船の大型タンカー「TAKASUZU」(28万トン)がテロ攻撃を受け、寸前で撃沈を免れている。このとき、攻撃を阻止した米軍兵士3人が死亡したことを忘れるべきではない。
ところが、わが国会は高級官僚のゴルフ、マージャン、焼き肉の接待にばかり気にとられ、国家戦略を縦横に語らない。
米海軍技術顧問の北村淳氏は、「多国籍軍の苦境を助ける」名目で中国が補給部隊を派遣する可能性が高まっているとして、ふたつの理由をあげる。
「動機その1」は、原油輸入量の50%を中東原油に依存しており、シーレーンを海上テロから守ることは中国の国益につながる。
「動機その2」は、スーダンの石油利権を手に入れるため、中国が虐殺を黙認しているとの悪評を避けるチャンスだ。スーダンに平和維持部隊を派遣する際、海軍が「インド洋展開」を口実にミャンマーやスーダンの港を増強できる。
中国にとっては米国に恩を売りながら、シーレーン防衛を確保するための海軍補給基地を完成する絶好の好機到来なのだ。
筆者が中国海軍の参謀なら、準備を怠らずにタイミングをはかって即決するだろう。逆に、米国海軍の参謀なら、戦略思考の欠如した日本との同盟強化にはリスクが伴うと判断する。
米国にとっては、日本があっさりと戦線離脱をすれば、安倍前政権が進めてきた日米印豪の“海洋同盟”からも再び抜けてしまう懸念が強くなる。信頼関係の著しい失墜である。
海自の中には、中国海軍の給油技術に疑問を投げかける向きもある。しかしこの数年、中国海軍は米欧主要国との海上合同演習を積み重ねてきた。
気になるのは04年の中仏海軍による大規模演習以降の動きにある。英国海軍、米国海軍、この10月の豪州軍、ニュージーランド軍とも演習を重ねている。いずれの場合も、中国は駆逐艦のほかに補給艦を参加させている。
国会が浮世離れした議論をする間に、日米同盟が綻(ほころ)び、米中接近が加速していく。(東京特派員)
防衛戦略を描くはずの防衛省といえども、生身の高級官僚がやることはみみっちい。だが、国会がこの前防衛事務次官のゴルフ接待をたたいているスキに、周辺には着々と駒を進めている国がある。海の向こうから漏れてくる情報は、中国の深謀遠慮である。
「中国海軍が急遽(きゅうきょ)、夜間給油訓練を敢行し、それに成功したと聞く」(海上自衛隊OB)
「日本に代わり中国が給油艦をインド洋に派遣すれば、軍事政権のミャンマーとスーダンの港を堂々と使える」(米海軍関係者)
11月1日に日本のテロ対策特別措置法が期限切れになると、海上自衛隊の補給艦が撤収しなければならない。その穴を中国艦が埋める可能性が現実味を帯びてきたというのだ。
日本は法的な制約からペルシャ湾の「戦闘海域」に海自艦を出せない。そこで海自はより安全なインド洋上に補給艦を派遣し、多国籍軍に給油をして間接的に関与してきた。野党はそれすらも反対する。
海自艦が去れば、どこかの国が肩代わりをしなければならない。インド洋上に補給部隊を長期に派遣できるのは米英仏の3カ国しかない。ところが、米英両国はペルシャ湾内に補給艦を常駐させて余力がないし、フランスのそれは空母に随伴しているから小回りがきかない。
このままだと、インド洋上のパトロール能力が半減し、洋上のテロ攻撃や海賊の脅威が増大する危険がある。原油の9割を中東に依存する日本にとっては、死活的な問題である。
実際に2004年4月にペルシャ湾内で日本郵船の大型タンカー「TAKASUZU」(28万トン)がテロ攻撃を受け、寸前で撃沈を免れている。このとき、攻撃を阻止した米軍兵士3人が死亡したことを忘れるべきではない。
ところが、わが国会は高級官僚のゴルフ、マージャン、焼き肉の接待にばかり気にとられ、国家戦略を縦横に語らない。
米海軍技術顧問の北村淳氏は、「多国籍軍の苦境を助ける」名目で中国が補給部隊を派遣する可能性が高まっているとして、ふたつの理由をあげる。
「動機その1」は、原油輸入量の50%を中東原油に依存しており、シーレーンを海上テロから守ることは中国の国益につながる。
「動機その2」は、スーダンの石油利権を手に入れるため、中国が虐殺を黙認しているとの悪評を避けるチャンスだ。スーダンに平和維持部隊を派遣する際、海軍が「インド洋展開」を口実にミャンマーやスーダンの港を増強できる。
中国にとっては米国に恩を売りながら、シーレーン防衛を確保するための海軍補給基地を完成する絶好の好機到来なのだ。
筆者が中国海軍の参謀なら、準備を怠らずにタイミングをはかって即決するだろう。逆に、米国海軍の参謀なら、戦略思考の欠如した日本との同盟強化にはリスクが伴うと判断する。
米国にとっては、日本があっさりと戦線離脱をすれば、安倍前政権が進めてきた日米印豪の“海洋同盟”からも再び抜けてしまう懸念が強くなる。信頼関係の著しい失墜である。
海自の中には、中国海軍の給油技術に疑問を投げかける向きもある。しかしこの数年、中国海軍は米欧主要国との海上合同演習を積み重ねてきた。
気になるのは04年の中仏海軍による大規模演習以降の動きにある。英国海軍、米国海軍、この10月の豪州軍、ニュージーランド軍とも演習を重ねている。いずれの場合も、中国は駆逐艦のほかに補給艦を参加させている。
国会が浮世離れした議論をする間に、日米同盟が綻(ほころ)び、米中接近が加速していく。(東京特派員)
「大連立」ではなく、国民が一刻も速く目覚めて、世論の声で日本を滅亡に導こうとしている政党の正体を見抜いて、政策を変えさせるしかありません。
国民が動かなければ、ただでさえ少子高齢化で国力が落ちていくこの国は、滅んでしまいます。
変えようと動いて民社党に投票してのは、騙されたのですから変えようとした努力は評価出来ますが、間違ったと気がついたら、間違いを修正すべきです。
自民党も、選挙で負けたことで近年の改革の流れ(そのおかげで衆議院で2/3の議席を得たことを忘れている)を否定し、ぶちこわしたはずの旧体質の抵抗勢力族が主流に復権してきています。新法を成立させる動きを止めているのは、中国に隙をつくチャンスを与え、国際世論からは野党ばかりか与党も国際貢献への認識が薄いとの評価を増大させ、国益を損なう動きです。
中曽根や渡辺会長が言う「大連合」や、小沢が夢見る政界再編ではなく、国民世論の声(=天の声)での政界改革編成が望まれます。それが実現すれば、ねじれ現象を、6年継続することも無くなります。
↓ よろしかったら、お願いします。
小沢さんが、代表を辞任しました。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/97130/
民主党の公約を実現させ、世評の民主党の政権能力不審を払拭するため、民主党の力量不足を補うべく「大連立」を考えたとの小沢さんの考えは、民主党の実情の危うさを認識したもので間違ってはいません。
福田総理が、連立が成立するなら法案の成立を先送りしても良いと譲歩したというのは、本当だとしたら、国際貢献に対する世界の期待に失望を与えるもので、聞き捨てならない話です。
詳しい情報を待ちたいところですし、急展開の成り行きには、日本国の命運もかかることで眼が離せません。
「小沢さんは、辞意を表明しただけで、未だやめてはいない。」
そうでした、辞任は辞意表明に訂正します。会見声明の最後は以下の表現です。
「辞職願を提出し、執行部をはじめとして同僚議員の皆様に私の進退を委ねた。」
理由として「私が選任した役員の皆様から不信任を受けた」としている点とも照らし合わせると、辞意表明は慰留と小沢氏への服従への勝負をしかけているとも見えなくはないような...。
明日の役員会の慰留への調整結果が注目されます。
# 番組では桜井さんが、いつもに増してビシビシと鋭い指摘と主張をされていました。
私の貴方さまの主張に賛成です。日本の自衛隊員がひた向きに頑張って貢献していたのに・・・日本の政治家特に野党側の政治家の国際感覚の無さに怒りを感じます。
ここに私のブログ仲間からのコメントで特に私がいまの野党と行動とここに取り上げた第1次世界大戦の折日本政府・軍部の視野の狭さから、日本の実際行動が無かったために同盟国の信頼を失い・・結果日本の敗戦に繋がった事と似ているようで、国内の問題のみにとらわれている事を悲しく思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[日露戦争に勝てたのは日英同盟あればこそ。それが1次大戦で日本は英国にあまり協力せずときの英外相エドワード・グレイ卿は「日本のような恩知らずの国は知らない」と言ったそうです。その後、日英同盟は破棄されます。]
以上が友人のコメントで心に残った点です。
> 日本の政治家特に野党側の政治家の国際感覚の無さに怒りを感じます。
ほんとうにそうですよね。
民主党の中では、大連合でねじれによる停滞の打開を実行しようとした(良い意味に解釈して)小沢さんは、比較的ましとも言え、菅、鳩山、その他の人たちの鈍さにはあきれます。
そこへ詫びをいれて、恥をかなぐり捨ててまで復帰した小沢も、らしくないです。
衆議院選後(自民党が勝ってもねじれは解消しませんし、2/3は行かないでしょうから、いまの混乱より更にひどい無政府状態になります。)の大連合または再編を期しているのでしょうね。
日英同盟の締結は、ロシアの南下圧力に対する日本の防衛に、ロシアと英国の同盟先を選択するとき、伊藤博文、井上馨、小村寿太郎らが約束を守る国と言うことで、英国を選んだという話ですね。
中国大陸(英国はインドなども含む)の利権を獲得あるいは守る共通の国益がありました。
1902年に締結され、いまの日米同盟同様の蜜月が続き、第一次大戦が終了した約20年後に日本・アメリカ合衆国・フランス・イギリスの四か国条約が締結されたことと、国際連盟規約への抵触と言われていますが、台頭する米国重視に両国の意向が変わったということとも言われていますね。破棄の理由は、この表向きの理由から、あまり深く考えたことはありませんでした。
第一次大戦で連合国軍が劣勢になったとき、同盟にもとづき欧州大陸への日本軍の派遣要請がありましたが、陸軍の派遣は兵站確保の難しさから断りました。しかし、国内世論の反対にもかかわらず海軍は派遣してドイツのUボートと激戦を繰り広げています。
内容は全く違いますが、日米同盟との比較、インド洋での国際貢献、陸上部隊の派遣是非など、歴史は繰り返している感はありますね。
どの国と同盟を継続するか、同盟を破棄するかは、歴史をも変えていくことに繋がっていますね。
記事に直接関係ない話で恐縮ですが、明日、18日午後一時中国大使館にデモをすることにしました。
理由はご存知、「軍艦を出す発言」です。いつかは言ってくると思っていましたが、日本はこういうことを許すべきではありません。よろしければ、ご協力いただくと共に、同志を募ってください!
コメントを拝見するのが今日(休日ROM専門なもので)になってしまいました。でも、アップ頂いた時間はアクセスしていたのですが...?
アジアの真実(http://ameblo.jp/lancer1/entry-10056170157.html)さんの「・ガス田問題で中国が軍艦を出すと日本を脅す ~脅された日本はどう対応すべきか~」で、普通の国民さんが書かれているデモと同じかと思ったら、あちらは「外国人参政権反対集会」でした。
> 狭いテレ朝通りに面した大使館前は警察官が多く、立ち止まって待ち合わせが出来るような場所ではありませんでした。
そんなに物々しかったのですね。
大使館側は自国の発言の重みと影響力を理解して警備の強化をしているのに、日本国民は期待に反した(?)反応だったのですね。
杉並の純一郎さんに駆けつけて頂けたことで、国を護ろうとする日本人が居ることを伝えていただけたのではないでしょうか?