特許や商標など知的財産の保護と利用促進をはかる国連の専門機関、世界知的所有権機関(WIPO、本部ジュネーブ)の次期事務局長選挙が行われ、米国などが推すシンガポール特許庁長官のダレン・タン氏が、中国出身の王彬穎WIPO事務次長を決選投票で破ったのだそうです。
選挙前は、中国出身の王彬穎WIPO事務次長が、途上国に経済支援や債務減免を持ち掛けて支持を働きかけ、大幅リードが伝えられていたのだそうですが、米国や日本などが推すシンガポール特許庁長官のダレン・タン氏が逆転勝利したのだそうです。
15ある国連の専門機関のうち、現在4つで中国出身者がトップを務めていて、他に出身者以外でも中国親派のトップもいる。
中国は、トップ人事を牛耳ることでも、世界制覇を目指しているのですね。
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プーチン大統領の任期切れ後の大統領に関する改憲案が11日下院を通過し、同日、上院でも可決され、上下両院を通過しました。
ただし内容は、1月15日の年次教書演説でプーチン氏が唱えた、退任後、新憲法に明文化される国家評議会の議長や、下院議長などとして実権を保持するものではなく、「新憲法の発効時点で、現在や過去の大統領による大統領選への出馬を妨げない」とするもの。
24年の大統領選にプーチン氏の出馬が可能となり、勝利した場合、さらに最大2期12年にわたって大統領を務められることになるというものです。 . . . 本文を読む
株価が揺れていますね。
武漢肺炎の世界中への感染拡大による経済不安への影響と思い込んでいました。勿論それもあるのですが、もうひとつ、サウジやロシアが米国シェール潰しの「賭けに出た」ことによる「原油価格戦争」に突入する投資家の懸念による行動があるのだそうです。 . . . 本文を読む
新型コロナウイルスによる武漢肺炎の世界中への感染拡大が止まりません。
日本で初期の対応は、武漢からのチャーター機による日本人救出と、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」への対応で始まりました。
チャーター機での帰国者については、初回は批判と反省点はありましたが、隔離期間後は地元の方々に見送られ帰宅されました。一方、「ダイヤモンド・プリンセス」での対応は、国内だけでなく、海外から失敗との批難が浴びせられています。
そうしたなか、米国でも感染の拡大の兆しが表れ、日本と同様に、しかも同じ船会社のクルーズ船「グランド・プリンセス」での感染が発生しています。
日本の感染症対応の組織の不備に対し、CDCという先進組織を持つ米国。日本での失敗経験を生かして、どの様な対応がなされねのか、注目されます。
また、日本の国内感染では、屋形船に始まり、今日では大阪のライブハウスから感染が広まっているクラスター感染拡大が注目されていますが、韓国ではカルト集団、「新天地イエス教・証しの幕屋聖殿」による急拡大が発生しました。
米国では、日本のクルーズ船と、韓国のカルト集団の両方が発生しています。
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武漢肺炎(新型コロナ肺炎)で、国民や市中の医師が最も不安で、最も望んでいるのは、感染しているかどうかを判定する検査の受診。
早期発見し、隔離(施設収容や自宅待機)することが感染拡大を防ぐために必要なことは言わずもがなで、市中の医師が、患者の診断をするのに、検査は不可欠で、日本医師会はウイルス検査を医師の判断で確実に実施できるよう体制を強化すること、それにアメリカのCDC=疾病対策センターのような組織の創設などを、政府・与党に求めていました。
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長年露では5月9日を対独戦勝記念日として祝い、10年前には日本が降伏文書に調印した9月2日を新たに戦勝記念日に制定しました。
今年の5月の対独戦勝記念日は75周年となるのだそうですが、安倍首相の出席話が進められています。
出席すれば、歴代首相では二人目になるのだそうです。
北方四島の返還交渉が、ロシア側の強硬姿勢への転換で、ゼロ島となり軍事基地化の強化が進められている現状で、安倍首相自らが出席では、ロシア側の強硬姿勢を容認することになりかねないと危惧されているのは、北海道大学の故木村名誉教授と対露問題の双璧の袴田新潟県立大学教授。
習近平の国賓での招聘といい、三選の任期満了を控えた安倍首相。なんだか変だと感じるのは、遊爺だけではない様です。 . . . 本文を読む
武漢肺炎とも称される新型コロナウイルスの感染が国内で広まるなか、「桜」や「IR疑惑」に明け暮れていたいた平和ボケ野党によるピント外れの国会。
ここへきてようやく野党も予算委員会での質問で取り上げる様になりましたが、内容は相変わらずの、重箱の隅つつきと、失言誘導の政局ネタばかりで、肝心の国難への対応政策提言による論争はなし。
与党も野党に過剰な配慮をして、閣僚が委員会出席に縛られる悪弊を周到。
「平和ぼけ」を国会が露呈したと、産経論説副委員長の榊原氏。
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トランプ米大統領が2月24、25日、インドを初訪問。モディ首相は、「前例のない歴史的な歓迎」をしました。
共同声明で、中国を強く牽制、「航行と上空飛行、海洋の合法的な利用の安全と自由」を支持しました。
ただ、日米印の連携強化での中国の軍事力増強への対抗姿勢を強調するトランプ大統領に対し、モディ首相は、記者会見で「日本」にあえて言及することはせず、トランプ氏との温度差を印象付けることで、国境を接する中国を過度に刺激したくない配慮も示したのだとか。 . . . 本文を読む
東北電力女川原子力発電所の2号機が、原子力規制委員会による安全審査に、6年の長きの審査期間を経て、ようやく正式合格したのだそうです。
震源に最も近い原発ですが、震災の揺れにも津波にも耐え、被災どころか逆に地元民の避難所となり約3カ月にわたって避難生活を送ったのが女川原発。産経・主張が、「女川スリーマンス」と命名する由縁です。 . . . 本文を読む
新型肺炎への対策と国民の協力依頼について、安倍首相がようやく記者会見しました。土曜の夜の時間帯を選んだのは、一人一人に協力を呼びかける狙いがあったのだそうです。
巷で指摘されているポイントについて網羅されていて、それぞれに巷の要望に沿う施策を採る内容で、野党への新法設置への協力を呼びかけたもので、評価できるものと考えます。
特に、先日の専門家会議の発表より、変更され繰り上げ実施することとした、PCR検査の保険適用での、市中の委員から直接民間検査会社への検査依頼解放は、検査に制限をしていた専門家会議とは異なるもので、検査してもらえないという国民や医師の不安を取り除く要望に応えるもので、大きな英断と評価します。 . . . 本文を読む