絵入り随筆 エッセィ・つぶやき

自作の油絵・水彩画、デジタル写真等を入れて、季節の移ろい、雑感などを書いていきます。

久伊豆神社の藤

2005-05-02 21:35:37 | Weblog
越谷市にある久伊豆神社の藤は、かなりの老齢のようで、案内板には樹齢200年位と書いてあります。県の天然記念物になっています。
うねって絡まった藤の根元を見ても、数百年の歴史を感じます。
春日部市にある牛島の藤も古いようです。
牛島の藤は、20年ほど前に見たときには、花房が2メートルにもなっていて驚きましたが、
最近は1メートル程度になってしまい、がっかりしています。
久伊豆神社の藤も花房は1メートルくらいです。
久伊豆神社なら駐車も無料、入場料も要りません。
牛島だと民家の庭なのですが、肥料代にとかいわれていくばくかの入場料が必要です。
駐車も日曜日の競馬場みたいに臨時駐車場の呼び込みが賑やかですが、、、
久伊豆神社はクイズとは読まないで下さい。ヒサイズですからね。
                 2th. MAY. 2005.

ドクダミ(斑入り)

2005-05-02 11:05:31 | Weblog
この斑入りのドクダミはフランス生まれです。
私が最初に知り合ったフランス人の友人マダム・コリーンから土産に貰ったものです。
3回目か4回目に彼女のお宅を訪問した折りに、おみやげに持たせてくれました。
ドクダミの匂いは日本では余り歓迎されていないようで、花も好んで観賞するという扱いは受けていません。
我が国でのドクダの地位はもっぱら薬草としての位置に留まっています。
マダム・コリーンは、良い匂いでしょう?と言って、観賞用としドクダミを扱って居ました。
私もドクダミの匂いは嫌いでなかったし、可憐な花も何回か水彩で描いています。
それに、斑入りの葉は始めてお目に掛かったし、ピンクがかった装いも好ましいものでした。
成田の植物検疫のチェックが心配でしたが、根に付いた泥は払い落として、そうっと持ち帰りました。
薬草としてのドクダミには斑入りとかピンクとかのお化粧は要らないわけで、日本にあるものは自然に育ったものだけなのでしょう。
フランスでは香りを楽しみ、葉柄を慈しんで育てたから、斑入りなどの突然変異種は園芸用として大切に栽培され、増殖したんだと思いました。
フランス産と純国産のドクダミが我が家の庭では仲良く隣り合って暮らしています。
                       2th. MAY. 2005.