スイスへは明日の夕方までに着けば良いので、どこかスイスに近いフランスの町に
一泊することにしています。
何処に泊まるかはまだきめていないので、A5をのんびり東に向かって走ります。
ヨーロッパの道路標識はとても親切な表示になっています。
高速以外の一般道でも、ナビがなくても間違いなく目的地へ向かえます。
道路名のAは高速道路(フランス以外ではEを付けることがあります。)
Nは国道です。地方道にはDが付きます。
フランスではAは130km、Nは110km、Dは90kmです。
Dでも市街地は50kmになっています。
日本では数字を書いてある板の形で国道か県道か市道かを分けていますが
外国から来た方にはにはわかりにくいでしょうね。
雨が降ったり止んだりしています。
私はお天気の神様に気に入られているようで、雨が降るのはほとんどの場合移動中だけです。
目的地に着くと不思議に雨は上がってくれます。有難いことです。
フランスは原発が多いという事が日本で喧伝されていますが、風力発電の風車も多く見かけます。
ドイツが原発をやめることにしていて、それはフランスから原発で発電された電気を
輸入しているから出来ることだ、と言う事も日本では大きく報道されていますが、
現地の友人の話ではドイツから電気を買うこともあり、輸出入のバランスは
ほぼ均衡していると言うことでした。
日本のマスメディアは、東電などの言うことを鵜呑みにして、報道しているようです。
記事を書くときには裏を取るというのは、報道人の鉄則だと思うのですが・・・
原発が動かないと日本の機能は麻痺するという恐ろしい話も盛んに言われていましたが、
現在日本では原発は一基も動いていないのに、麻痺も停電も起きていないのは
どうしたことなんでしょうね?
「原発がなくても工夫すれば凌げるんだ、これで行こうではないか。」
と言う記事にはお目にかかったことはありません。マスメディアはダンマリを決め込んでいます。