講師はそうそうたる経歴を持った方々です。
リタイア後、ボランティアで科学技術の普及・啓蒙に従事されているそうです。
直径3ミリのガラス玉を使って100~200倍に拡大できる顕微鏡を作るのです。
材料はたったこれだけ、参加者が払う材料代は20円ポッキリです。
これが顕微鏡の本体です。ペットボトルの蓋に穴を開け3ミリのビーズをはめ込めば
顕微鏡の完成です。
ペットボトルの瓶の上の部分に不要なボトルの部分から切り取った透明な板(プレパラート)に
検体を貼り付け、蓋をはめ込んでネジ込み微妙なピント調節をします。
直径3ミリのビーズ玉が持つ焦点距離より中側に検体を置くことで
拡大された虚像を見ることが出来るのです。
私の作った顕微鏡でもこのような画像が見えました。
次に見たのはタマネギの細胞です。棚ネギの薄膜を剥がし染色して観察したら
本当にこんなのが見えました。
ビーズとかガラス玉と書きましたが、実際はプラスティックの真円の玉で
1kg数万円という実験用のものだそうです。
会費の20円はこの玉の値段でした。
と言うわけで今回も若い参加者から大人までが楽しい2時間を過ごしました。
講師の方々、ミラクルの職員の方々、有り難う御座いました。