上の写真はメトロのオペラ駅の出入り口があり､いつもなら人の波で見通しがきかないのですが
ごらんの通り閑散としています。
この辺りは空港とのシャトルバスをはじめ路線バスから観光バスも集まる地帯で
自分の乗るバスを探すのに苦労します。
バスターミナルがあるわけではないからバスが犇めいているのです。
このように普通の道路に標識もなくバス停になっているのですから
道路の案内標識が完備しているフランスでは例外的に案内表示が不備なのです。
バスだけではなく一般の車も駐まっていますからバスの運転手さんも大変でしょうね。
オペラ座の横手にある有名デパートが並んでいる地域です。
私はラファエットがお気に入りです。
クリスマスシーズンのウインドウのディスプレイは素晴らしいのです。
食品館にはちゃんとした海苔巻きも売っていて美味しいです。
ラファエットの地下駐車場に入ります。
地下駐車場は狭くていつもなら入るのに時間が掛かるから私は使うのは初めてです。
出るときに料金の支払いでやり方が良く分からずに苦労しました。
何とか外に出られました。
フォーションを横目に見て再びオペラ方向へ進みました。
オペラ座の屋根飾りが見えてきました。
ここを右に曲がればオペラです。
この辺りの雪は大分融け始めています。
マドレーヌには舌の肥えた方ならご存じのフォーションがあります。
チョット高級な食品を扱っていますからここでお土産を買う人も多いとお思います。
私はここの喫茶室でお茶をするのが好きです。
ここでお茶といえばコーヒーではなく紅茶が似合います。
ヨーロッパを旅していると､国々で国旗をよく見かけます。
公共施設では必ず掲げていますし､スイスでは民間施設でも赤に白抜きの十字のスイス国旗が
個口に掲げてあるのが目につきます。
フランスでも道路にゴミをポイ捨てする人は滅多に見かけませんが､お犬様の落とし物を
そのままにする人は大勢居ます、と言うより殆どの人がそのまま放置しています。
そのため道路清掃をする人を頻繁に見かけます。
その人たちの殆どがアフリカ系とみられる人たちです。
移民排斥と労働力の確保は悩ましい問題のようです。
凱旋門からシャンゼリゼ大通りをコンコルドに下っていくと
真っ正面に観覧車が回っています。
それほど大きな物ではありませんが､以前乗ってみたところ結構な高さまで上り、
セーヌ川、凱旋門、エッフェル塔、モンマルトルの丘に建つサクレクール寺院などが展望できました。
パリの旧市街には6～7階の建物しかありませんからこの高さで十分展望がきくのです。
コンコルド広場を反時計回りに一周してマドレーヌ寺院方向に向かいます。
観覧車の向こうにルーブルがあります。
今、下ってきたシャンゼリゼ、その先にかすかに凱旋門が見えます。
この辺りの人出もちらほらという感じです。
この辺りは超高級ホテルが並びます。ゼロ階には高級店が並んでいます。
私には通るだけの縁のない場所です。
正面がマドレーヌ寺院です。
大分前にお化粧直しをしていたときには寺院を覆う工事用のシートに
寺院そっくりの写真が印刷してありました。
横に入る道はぐっと庶民的な店が並びます。
ラーメン屋があったり､眼鏡のパリ・ミキ・パリ店があったりします。
コンコルドへ向かうシャンゼリゼの左右の建物や道を写しています。
終わりにはコンコルドの象徴であるエジプトから送られた石柱が
あたかも回転ゴンドラの支柱のように見える写真です。
1月に来たときのパリは上着が要らないほどの馬鹿陽気でしたが
2月になった今回のパリは冬本番でした。
緯度からいったら樺太の北くらいのパリですからシベリア並の寒さでもおかしくはないのですが
英仏海峡には暖かな海流が流れ込んでいるから東京とそう変わらない気候なのです。
東京にもたまに大雪が降りますがパリのこんな大雪は私には初めての経験です。
凱旋門を一周して又コンコルド方面へシャンゼリゼ大通りを戻りました。
凱旋門を中心にして巨大なラウンドアバウトになっています。
ここから放射状に道路が10方向 ? に伸びています。
? を付けたのは数えたわけではないからです。
凱旋門のコンコルド寄りがシャンゼリゼ大通りでパリの一等地でしょう。
凱旋門の向こう側もシャンゼリゼと同じ幅の道が通っています。
でも並んでいる店の各は格段に落ちてしまいます。
たとえばシャンゼリゼにある車の店はショウルーム的機能がメインですが
反対側にある車屋さんは販売店的機能がメインです。
この通り名は大型キャバレーで有名なリドがあります。
もっと有名なムーランルージュはモンマルトルの丘の下にあります。
どちらのショウも素晴らしいのですがリドはチョットお澄まし系、ムーランは情熱系。
銀座と浅草の違いみたいなところでしょうか？
凱旋門の巨大なラウンドアバウトを一周して又コンコルド方面へ戻る行程を写しています。
凱旋門のラウンドアバウトは混んでいたりすると通過に神経を使いますが
今回はすんなり入れてすんなり出られました。
交通ストの時はここの混雑はもの凄くて入ってから出るまでに数時間かかったりするそうです。
現在散発的にSNCFとエールフランスがストを打っています。
散発的にダラダラストをするのは連続してストを打つと減給の対象になるから
それを避けるためなのだそうですが、裁判所はそれでも減給になるという判断をしているらしいです。
ストには寛容なフランス国民も今回のは我が儘が過ぎると批判的だと言うニュースを見ました。
コンコルドから凱旋門に向かって緩い上り坂になっています。
シャンゼリゼを歩くときにはメトロで凱旋門まで行って、
コンコルドに向かってゆっくり歩くのがお奨めです。
かなりの道のりがありますから緩い坂でも上るのはしんどいですからね。
いつもなら車で埋まっているこのシャンゼリゼ大通りも今日はこんな具合です。
歩道も広いから歩くのはとても楽しい道です。
まだ新雪の部分も多いです。
凱旋門が見えてきました。
信号が雪の帽子を被っています。
歩道が公園みたいです。
歩道は凄く広くなって居る場所があるのです。
コンコルドとロシヤ皇帝からから贈られたという豪華な装飾の橋周辺の景色です。
観覧車はシャンゼリゼの端にあり反対の端には凱旋門があります。
前回紹介したバンドール広場の高級店です。
ごく普通の店構えですが､前にＴＶ番組で内部を紹介しているのを見ましたが豪華な内装でした。
勿論扱っている品も別世界の事のような物ばかりです。
オードリーの映画で「ティファニーで朝食を」で、
おもちゃの指輪に名前を入れて貰うという場面がありましたが・・・
バンドール広場を抜けるとコンコルド広場です。
この辺りのお店になると普通の人でも少し気張れば買い物が出来る品も扱っています。
私は普通の人以下のお財布しか持てないから店内には入れずせいぜいウインドショッピングですが。
その先がコンコルドです。
月が変わって5月になりましたがブログの方は引き続きパリの素顔を掲載です。
道は雪の為に空いているし､景色は雪のために一塩美しいし､と言うわけで
急ぐ旅でもないのでパリ市内をうろうろしています。
この先はオペラです。
オペラ座はやはり新オペラ座より本家の方が風格があります。
名古屋城の金の鯱よりこちらの屋根飾りの方が手が込んでいます。
オペラを左へ鋭角に曲がりました。
この辺りには以前三越がありましたが撤退しています。
オペラ近くにはユニクロが開店していていつも混み合っています。
フランス人は良い物を永く使う人が多く､おばあさんが着ていたショールとかオーバーコートを
うまく着こなしています。
シャネルとかのブランド物で決めて居るのはごく限られたお金持ちで、
一部の日本人のような一点豪華主義なんていうアンバランスな格好はカッペのすることですから
センスをうたが割れようと言う物です。
パンドール広場の塔が見えてきました。
パンドール広場には各国王室御用達の宝石店が軒を並べています。
私には縁の無い商品ばかりですからウインドウショッピングする気にもなれません。
指輪一つで豪邸が買えるお値段だし､首飾りならマンションが一棟か二棟買えるでしょうから。
