松江に住む友と、一夜懐旧談に弾んだ。
別れ際に頂戴したのが地元の銘菓『柚衣』。創業141年の彩雲堂謹製。
天然の小振りの柚子をくり抜き、蜜漬けした皮の中に「朝汐餡(皮むき小豆餡)」と「鹿の子」を入れた和菓子。
出雲地方では昔から、柚子の皮を小さく刻み砂糖などで煮詰めた「柚香(ゆこう)」を、お茶受けやお酒の口取りなど季節の珍味としてきた。
その伝統の風味をそのまま生かしているという。
で、スイーツというにはあまりに酸っぱい。柚子そのもの。
松江は、現在全仏オープンで快進撃中の錦織選手の出身地。彼の健闘を祈って発売しているのが無二と名付けた和菓子。
頬がほころんでくる。
彩雲堂。
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