処遊楽

人生は泣き笑い。山あり谷あり海もある。愛して憎んで会って別れて我が人生。
力一杯生きよう。
衆生所遊楽。

あの日の指輪を待つきみへ

2008-08-05 22:14:37 | 映画

原題:CLOSING THE RING

      

          シャーリー・マクレーンとクリストファー・プラマー

 

リチャード・アッテンボロー監督でシャーリー・マクレーンと来たら、観なくちゃと東劇に足を運ぶ。『 チャーリーとチョコレート工場 』以来か。3年半ぶり。

さすが、松竹の総本山。場内、ロビー、席、いずれも貫禄のゆったり感。どこかのブログが、「観客の平均年齢は山田洋二監督の映画より高い」と書いていたが、ホントその通り、納得。熟年カップルがポツンポツン。

時代は1941年と1991年。舞台はアメリカのブラナガンとアイルランドのベルファスト。男女4人の50年の隔たりが、その一人の女性の生き方を通して描かれる。ヒロインのエセルをシャーリー・マクレーン、50年前の彼女をミーシャ・バートンが二人一役で演じる。アイルランドの実話をもとにした奇跡の人生ドラマ。

社会派のアッテンボローらしく、IRAのテロ活動が絡み、静かだが、後半、緊迫感ある展開になる。

    

      「アパートの鍵貸します」                                               ミーシャ・バートン

シャーリー・マクレーンといえば、ビリー・ワイルダーの『アパートの鍵貸します』が一番。人によっては、『あなただけ今晩は』『愛と追憶の日々』となるか。あの切ないラブ・コメディはアメリカ映画開眼の一つだった。

若きエセル役をミーシャ・バートンが演じ、ヌードまで挑戦したが、『アパートの鍵貸します』のシャーリーには敵わなかった。と思うが、これは人それぞれか。

 90点

オフィシャル・サイト

                    

     東劇遠望                ロビー                劇場内

 

  

 

 

 


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1 コメント

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ジブレ (Giboulee)
2008-09-01 02:04:35
映画館に行く術がないので、世界中からDVD入手を試みたのですが、ダメでした。公式サイト見ただけで、涙ボロボロ思い出つながりそうで。最後のシーンの二人の物語、是非知りたいですね。シャーリー・マクレーンのカミーノという本を持っています。
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