毎日がしあわせ日和

ほんとうの自分に戻れば戻るほど 毎日がしあわせ日和

戦うより はるかに快☆

2015年09月20日 08時00分45秒 | 貴秋の視点、すなわち偏見


今回の仕事に行く前から、今一番大変なのは 「納得しない自分」 との折り合いをつけることだ というのはわかっていました。

ほとんど半世紀 (いや、すでにその前から何生にも渡ってでしょうが) 、生きるとは戦うことと思い込んできた身にとって、一番の喜びは 戦いに勝つこと、その思い込みをどうしても捨てられず、戦いを離れて生きることを承知しない自分がいるのを ずっと自覚してきましたから。

で さんざん悩んだあげく、今はそういう自分でいい、ということにしたのです。

いつかは 「勝つことが一番の快だなんて思い込んでた私もいたっけね~」 なんて笑い話になるのでしょうが、今の私はそうじゃない。

だったら、そんな未熟さもひっくるめて ありのままの自分でいるほかないじゃない、と。





加えて、人に優しくできないときの自分、相変わらず事あるごとにカチン、ムカッとくる自分もOKに。

今の私は神さまじゃないんだから。。。理想とのギャップはびんびん感じるけれど、それもプロセスのうち、貴重な体験だものね(^_-)

というわけで、仕事中 何かあれば 表には出さず、胸中秘かに ここには書けないようなセリフでうっぷん晴らし(笑)、ただし 押さえ込まずおおっぴらに怒りを認めたあとは、さっさと氣持ちを切り替え引っ張らないというルールでいくことに☆

まあ、できたりできなかったりでありましたが (笑)




こういうの、私には新境地だったのですよ。

かれこれ半世紀、理想どおりにいかない自分を いつも責めてきたんだもの。

自責の念も罪悪感もなしに、思いっきり出来の悪い子 ・ 態度の悪い子になっちゃっていいよ なんて (それも仕事場で!) 許可を出したの、生まれて初めて。

「腹立つ~」 「こんなヤツ大っ嫌い」 と 良心のとがめ抜きで思うさま認めてしまうと、かえって怒りが後を引かないことがよくわかりました




そして、お盆の忙しさ真っ只中の8月15日。

朝6時過ぎに目が覚めて、窓を開けたら 久々にひんやりした空氣が流れ込んできて うれしくなると同時に、不意に 「この涼しい空氣は愛だ」 という思いがひらめきました。

連日の暑さでくたびれている私たちを こんなに心地よく包んでくれて。

じゃあ、暑さは愛ではないのかといえば、それもやっぱり愛。

暑さをさんざん味わった後だからこそ、冷たい空氣をこんなにも幸せに感じられるのだもの。

不意に、この二元対立の世界の意味と、それを越えて すべてが愛であることが 腑に落ちた氣がしました。




そもそも自分の素晴らしさを体感したいがために わざわざ創った二元対立世界、二極の双方をしっかり体験しなくちゃ、この世に生まれた意味がない。

いやなものは避けたいのが人情だけれど、そうしている間は どこまでも足踏み状態、そこで氣づいて 痛みも辛さも すべてをしっかり抱き取り味わえば、良し悪し分ける意識がだんだん薄れ、二極は役目を終えて 再びひとつになり、もともとの すべてであり愛である自分に戻ってゆく・・・と、あえて言葉にすれば まあこういうようなことでしょうか。




ほんとうにね。。。。繰り返しになるけれど、いやなものは避けたいのが人情。

でも、生きていく中でのトラブルの大半は、この ついついやってしまう 「避ける」 クセのおかげで再創造されているんだと、よぉくわかりました。

二元対立の世界とは、そのことをわからせてくれる場なのですね。

さらに今回、どんな自分もすっぱり認めるって こんなに氣持ちのいいものだったんだ、と 初めて知りました。

さんざん悩んで 悩み疲れたあげく、ええい、もういいわ~! と 半ばヤケッパチのように・・・ではありましたが、こんな欠点だらけの自分でいいんだ、と ど~んと受け入れてしまうと、とたんにすぅ~っと心が軽くなり、さわやかな風が吹き抜けるような心地になります。

自分を苦しめていたのは 欠点ではなく、それを受け入れられない氣持ちのほうだったんだ、と 目からうろこが落ちる思いでした (*^-^*)ゞ

見たくないものを避けているうちは 決して氣づけなかった、大切なこと。

争って勝つことの快より こっちのほうがはるかに氣分いいや~♪ と身に沁みましたから、戦いへの執着も そのうちすっかり消えてなくなることでしょう。




今回の仕事、納得するのはあとでいいから、理不尽でもアッタマくる~ でもなんでもいいから、とにかく今は ここでしかできない体験をしまくるのだぁ~ とハラを決めてがんばった甲斐があったようです♪

その収穫、仕事を終えた今になって ふんだんにいただいております。

内も外も 実りの秋、天からごほうびもらってる氣分です (〃⌒ー⌒)