毎日がしあわせ日和

ほんとうの自分に戻れば戻るほど 毎日がしあわせ日和

思い込みを手放すに当たり 氣をつけるといいこと二つ

2019年10月17日 18時50分07秒 | 貴秋の視点、すなわち偏見


いのちの領域では、万事がゆっくり進みます。

種を播いても芽が出るまでには何日もかかるし、味噌や漬物を仕込んでもすぐ美味しく食べられるわけではありません。

同じく ネガティブな信念から解放される道のりも、それなりの時間が必要なようです。




貴秋は感覚フォーカスを重ねながら、このことを実感させられました。

手放したはずの負が、じきにまた戻ってきてしまう。

実のところ 植え込まれた信念を強化するプロセスも同じぐらい息長く上塗りを重ねているので、剥がすにも手間隙がかかるのは当然なのですが、植え込まれたことも強化してしまったことも自覚がないため、何十枚何百枚と重ね貼りされた薄紙を一枚ずつ剥ぐような作業をえんえん繰り返すのは、根氣と忍耐が要ります。

ここで 「自分はどんでもない間違いをしているのではないか、なんの効果もない作業に空しく時間を費やしているだけなのではないか」 という疑いにどれほど苛まれたことでしょう。

でもいまははっきり言うことができます、「言葉を切り離してただ感じる」 、時間はかかっても これ以上効果的な手立ては他にはないだろうと。




変化が起きたことに氣づくのは いつも不意打ちで、同じようなことが起きたときの反応の違いからです。

テーブルに脚をぶつけた、お皿を割った、ムッとするようなことを言われた、そんな日常的な負の出来事にふと湧き起こる反応 ・ 感情 ・ 行動が以前と違う、そのとき初めて 「あれ?私なんか変ってない?」 となります。

そう氣づかせるためにそのようなことが起こっているともとれますね。

そういうときはあっさり受け流してしまわないで、思いっきり自身の変りようを喜んでください、自身のこれまでのがんばりを褒め称えてください。

感情を伴う刷り込みの強化は、ポジ体験についても有効なのです。

喜びをもって効果を確認することが自信につながり、さらなる前向きな変化の呼び水となります。




もうひとつ、個を超えた引きの視点から見るとは 「いま ・ ここ」 に留まることでもありますが、負の信念の手放しを始めたばかりのころは ともすると意識が過去や未来に飛んでいってしまいます。

過去の苦しみがフラッシュバックし、それを未来に投影して不安に駆られる、そんなとき 「いま ・ ここ」 に留まっていられない自分、負の感情を呼び覚まさずにいられない自分を責めないでください。

これもまたチャンスなのです。

私たちは嫌なことが起こると、すぐ目を背けたり戦ってジタバタしたり自分を責めたりするようにクセづけられてしまっていますが、手放しのプロセスではどれもいらないことです。

過去の痛み、未来への不安、それもまた 「言葉を切り離してただ感じる」 絶好の機会、否定や自責の念に駆られて逃すことなく捕まえて役立ててください。

そうしてよかったとうれしく誇らしく思える日が きっとやってくることでしょう。

















「ピンチはチャンス」 という単純で奥深い真理

2019年10月17日 08時50分48秒 | 貴秋の視点、すなわち偏見


人の本質は意識体。。。この見方を推し進めていくほどに、見えるものが違ってきています。

嫌なことばかりに取り巻かれていると厭わしく感じていたころは思いもよらないことでしたが、実はその 「嫌なこと」 こそ同時に 当の嫌な出来事をこれ以上再生産させないようストップをかけるアイテムでもあったのです。

それをどう活用すればいいかさえしっかりわかれば、「嫌なこと」 を忌み嫌う代わりにもろ手を挙げて歓迎することだってできるのです。

これまでに何度も書いてきたことではありますが、体験を重ねて揺るぎない確信を得たいま、改めて書いておこうと思います。




私たちの現実は、私たちの意識が創り出しています。

何かを感情的に否定し、さらにそれが再び起こることを恐れていれば、その否定し恐れることが再び実現します。

現れる形は違っても、本質的には同じ状況が繰り返されます。

「自分はいつも大切な人から見放される」 と思い込んでいれば、恋人に去られて苦しみ、やっと立ち直って築いた家庭で 今度は配偶者やわが子に背を向けられるなどということが起こります。

じっくり検証する手間を厭わなければ、ここはどなたも得心がいかれることと思います。




なにか嫌なことが起きたときは、その底にその嫌なことを生み出すもととなるネガティブな信念が潜んでいるわけですが、厄介なのはその信念が強力であればあるほど、言葉にならない形で定着している場合が多いということ。

言葉を覚える前の幼いころに植え付けられた信念は 五感では捉えられないあいまいなイメージで入り込んでおり、そういうもやもやと形なきものを捕まえるのは容易ではありません。

そこに捕まえやすい形を与えてくれるのが、件の 「嫌なこと」 なのです。

信念に応じて恐れていた嫌な出来事が起こったとき湧き上がるネガティブな感情が、“洗脳” を解くカギです。

このときの肝は、その感情を 「言葉を切り離し ただ感じる」 というところにあります。

理屈抜きで受け止め、一度はしっかり体験し 全身で味わうことです。

具体的には 貴秋のようにからだの感覚に集中してもいいし、瞑想する、カウンセリングやセラピー ・ 催眠療法などを受ける、食べ物の質を上げたりヨガやさまざまなボディワークを行なうなどしてからだの波動を上げるほうから入るなど、洗脳を解く手立ても昨今はあれこれそろっていますので、心が動くものを探されるといいでしょう。




「ピンチはチャンス」 とはよく言われることですが、ほんとシンプルにそのとおりですね。

もっとも起こって欲しくない出来事が、その起こって欲しくない出来事を二度と起こらせないようにするカギでもあるのですから。

そのカギの使い方は長いこと謎でしたが、多くの先人たちの努力で手がかりが次々見つかり、解放される人も増えてきているようです。

さらに地球そのものの波動が上がるという追い風も吹いているようですし。

「ピンチはチャンス」 、つくづく単純で奥深い真理です。